概要
カーバンクル公が被っている頭装備。鋼鉄製。被っている本人によればミスリル製らしい。*1
カーバンクル公がサー=ヴァル暗黒卿と出会う前から身に付けていた物のうち、これだけは何故か経年劣化している事から、カーバンクル公や一部の魔導生物はこのアイテムを『鉄クズ』呼ばわりしている。フェ=ヌェックに至ってはズィャガー殿下に追跡対象の向かった先を尋ねる際に「こんな梅毒みたいなのを被った呪われし仔を追いかけてて」とあまりにも辛辣すぎる言い草で形容している。
チョコボの羽らしきシルバーアクセが一本付随しているが、色違いのものをウァ=ラーイン騎士団長が所持しており、彼女が追っている追跡対象との因果関係は不明。邪王真眼を持つ狂王もこのアイテムに反応を示す場面があり、色々と謎が多い。
ゲイラキャットサンドストーム曰く、預言書には【ネコミミ】であると記されているらしい。しかしカーバンクル公より「これはヘッドギアとシルバーアクセである」と聞くや否や態度が豹変し「私は人のおぞましい部分は見てきた」「人は滅びるべき」と述懐しており、サー=ヴァル暗黒卿はそれに対し「もう繰り返される運命に厭きている……!」と意味深なコメントを残した。
メタ的な解説
言わずと知れた原作最重要アイテム。本作でも重要な役割のあるアイテムと示唆されている…だが、その割に『鉄クズ』扱いである。今後の展開に期待。
FFシリーズでは赤魔道士の象徴でもある他、【羽根付き帽子】という頭装備も存在する。多くのシリーズで軽装の頭装備として登場し、概ね序盤から中盤に登場する繋ぎの防具である。FF3、4、5ではチョコボの羽毛で作られているという設定。