エピソード

Last-modified: 2024-02-25 (日) 19:12:45

概要

エピソードでは所属している隊員個人の出来事が描かれる。クリアすると、アポカリプスアイテムである抽出物を獲得できる。
挑戦する際にセンスは消費せず、最終ステージとなるバトル02でのみ、メモリーチップというエピソード専用のスタミナを消費する。
消費するメモリーチップの数は、パープルランクの隊員が2枚、オレンジランクの隊員が3枚。
メモリーチップは毎日12枚が自動的に補給されるほか、メモリーチップパックによっても回復することができる(1パック:3メモリーチップ)。
メモリーチップパックは期間限定イベントで配布される。

ステージ

ステージはシナリオバトルに分かれており、シナリオは3~4ステージ、バトルは2ステージ用意されている。
シナリオは文章形式の短い物語を読み進めることで、バトルは戦闘をクリアすることで、初回クリア報酬の抽出物を獲得できる。

行動02

全てのステージをクリアした後も、「バトル02」では繰り返し挑戦する度に抽出物を獲得できる。
ただし、オレンジランクの隊員の「バトル02」は1日に2回までしか挑戦できない。

「バトル02」以外のステージをクリアする度(シナリオの場合はスキップでも可)、そのユニットの項目が一覧の一番左側位置へと移動する。
この仕様を利用して、隊員の並びをソートすることができる。

報酬

ステージ抽出物備考
シナリオ011初回クリア時のみ
シナリオ021
シナリオ031
シナリオ041
バトル012
バトル023初回のみ3、以降は1

あらすじ一覧

アカシア

アカシア-[非表示]

分析員とゲームの話をしたアカシアは、この時代の操作方法に疎くてコントローラーがほしいと言った。何か彼女の力になれることは……

二人で商店街を訪れ、コントローラーをプリントしようとした分析員は必要なチップが足りないことに気づいたが、最後にはアカシアからお礼を言われた。

分析員は知り合いに頼んでコントローラーのチップを入手した。大喜びしたアカシアは数日後、ヴァルキリーゲームをやろうと分析員を誘いに来た。

数十年前のコントローラーで現在最強のプレイヤーを倒し、人間自身こそ勝利にとって一番大事な要素であると証明したアカシア。そんな彼女が大量のファンにフォローされると──

アカシア-輝夜

研究開発部門はアカシアのために新装備「輝夜」を開発したが、彼女はそれを受け入れなかった。カロリンに難題を任された分析員が取る行動は──

アカシアの趣味に合わせて、分析員は彼女をフリーマーケットに誘った。常に金欠気味のアカシアは好きなものを入手するため分析員と「取引」をしたが、デリカシーがない変異者どもが現れた……

アカシアは「輝夜」を装備して変異者を撃退し、フィギュアも分析員に守られて無事だった。アカシアの信頼を得た分析員はついに、彼女が「輝夜」を着たくない理由を知った……

リフ

リフ-ウェンズデー

2057年12月30日、初降臨を経て*1まだリハビリ中のリフはユグドラシル社の病室で、キオーンを見た*2

9日の間、夢境を彷徨(さまよ)うリフは昔のことを思い出す。目が覚めれば彼女は──

2058年1月9日、水曜日。アポカリプスを経たリフはオーディンの後任になる。

リフ-ワイルドハント

ヘイムダル部隊の一員として参加した最初の実戦で重傷を負ったことをリフから聞いた分析員は、その戦闘の詳細を知るため、ファイルを探しに行こうとした。

その戦いで、小隊は補給が不十分な状態で変異者に包囲された。復讐の念に駆られたリフは特殊低温外骨格「ワイルドハント」を身につけて何度も突破を試み、力尽きても諦めなかった……

分析員はカロリンから「ワイルドハント」には低温でリフの神格神経痛を緩和する作用があることを聞いたが、τ(タウ)が手塩にかけて完成したプログラムがただの移動冷蔵庫であるはずがない……

ニタ

ニタ-四本腕

負けた方がご飯を(おご)ると勝負をしかけてきたニタ。案の定、彼女はズルをして勝利した。

分析員に食事をご馳走してもらったニタは謎の通信を受けて急いで立ち去った。無料のランチを手放すほどの理由とは一体?

ニタはずっと世話をしてきた仲介業者の女の子のためにエリアゼロに突入したが、結局間に合わなかった。もっとも、最初から手遅れだったのかもしれない……

フリティア

フリティア-おひさまちゃん

スタミナ不足に悩まされてきたフリティアは分析員の提案を受け入れ、体力を強化するために夜のランニングを始めた。

ミッション中にスタミナ不足が露呈したフリティア。分析員は一度戻ることを提案したが、フリティアは訓練の成果を検証するため諦めたくなかった。

体力強化に励んできたフリティアだが、その結果はイマイチだった。彼女の神格──プロメテウスと関係があるのかもしれない。

フリティア-ベラドンナ

フリティアは個人用熱線兵器プロジェクトを申請したが、内部開発委員会によって却下された。分析員のおかげで新しいアイデアを思いついた彼女は、必ず最高の企画案を完成させられると信じた。

フリティアは徹夜して新しい外骨格の開発を完了した。テストした結果、分析員はこの外骨格に致命的な欠陥があることに気づいたが、フリティアはとっくにそれを承知していた……

実戦テストでは凄まじい威力を見せたこの外骨格だが、重量問題で委員会から疑問視された。フリティアの理念を知った分析員は、彼女の力になろうとした──

マリアン

マリアン-ミス・バンテージ

マリアンは分析員にお茶を()れ、τとの付き合い方について訊ねてみたが、時間も場所も悪いことに気づいた。そして二人は次の休日にレストランで勉強を兼ねたお茶会を開くことを約束した。

手際のいいマリアンの優雅さに感心した分析員は彼女に淹れてもらったお茶に癒されながらτとの付き合い方を伝授したが、話の途中で臨時ミッションが入った。

マリアンは戦闘中にあちこち怪我を負ったはずだが、治療を受けていなかった。分析員は、マリアンがわざと自分を傷つけているのだと気づいた……

マリアン-アマツバメ

新型外骨格「アマツバメ」を着用したマリアンの新作の初披露中に、タイタン汚染が発生した。慌ただしい言葉に恥ずかしさを帯びた顔はいつものマリアンらしくない、彼女はさっき何を経験した?

マリアンが必死に自分の作品をアピールする理由が分からないフリティアはもちろん、分析員も彼女の真意を知りたいが、マリアンはただ強制的に「アマツバメ」を着用させられた気分が素晴らしいの一点張りで、自分の表現については何も言わなかった。

マリアンは危険を(かえり)みず、タイタンを崩れそうな観覧車に誘い出してからアマツバメのように飛び降りた……分析員がマリアンの見舞いに行った時、彼女はついに本心を打ち明けた──

往日の切り札

晴にバイオ義肢の整備やデータ分析の任務を与えられた分析員は、自分のいない3年間で晴に起こったことを知った。

分析員は調整済みのバイオ義肢をテストするため実戦を用意し、強化された義肢を装備した晴は止まらない勢いを見せた。

実戦テストの成功を祝うため、分析員と一緒に商店街に向かった晴は見慣れていない化粧品を前に気まずさを隠しきれなかった。そして二人が互いに渡そうとしたプレゼントは──

蔵鋒

晴は「蔵峰」を身につけ適応訓練を行っている最中、データベースに突如現れたウィルによって神格侵蝕に遭った。分析員は注射弾を使用し神格侵蝕は緩和したが、晴は四肢の幻痛に苦しむことに。

第5研究所で負った傷を癒すため、分析員は晴にじっくり時間をかけて休んでほしいと申し出た。τはそれを認めず、選択は晴本人に委ねるべきだと言った。晴は命を落としてもミッションに参加したいと主張した。

案の定、晴はミッション中に神経侵蝕に遭った。彼女の意識の中、父は彼女に誇りとはなんだと問いかける。晴は自分が分析員や隊員達と過ごしてきた時間を思い出すと、少しずつ自力で正気を取り戻した。その後、彼女は分析員の前で暴走を認め、休暇を取ることにした。

分析員はドックタグを晴に返した。晴は分析員に感謝を伝え、分析員とともに戦うことこそが誇りだと告げた。晴は、変わったのだ。

チェルノ

チェルノ-ダブルフェイス

分析員とチェルノはミッション中に降臨団の聖女に遭遇し、ムルソーに電話して助けを求めるまでチェルノは怯えていた。

会社はムルソーを観察するためにわざとチェルノに作戦任務を与えていたが、彼女は──

チェルノはムルソーに電話した時に分析員のことをフォローし、分析員もムルソーとの対面を望んだ。そこで「ムルソー」に関する真実が明らかになった。

ファニー

ファニー-ライオンハート

分析員は高級アパレルショップでドレスを選んでいるファニーに偶然出会ってダンスのパートナーに誘われたが、それを務めるには特訓が必要となる。

1週間の練習を経て、ファニーの前で目覚ましいダンステクを披露した分析員だが、いきなりのミッションにより予定が狂った。果たして、パーティーに間に合うか──

凄まじい勢いで戦いを終わらせたファニーは足の怪我を我慢してパーティーに赴き、分析員とともにパーティーで最も輝かしい存在になった。

ファニー-ユーフォルビアミリー

ファニーは新型戦術装備のデザインがとても好きで、その小さな王冠が特に気に入った彼女は、ヴァルキリーゲームの形で新しい装備を披露しようとしている。心配する分析員は彼女と一緒にテストに出ようと考えた。

テストのルールはフィールド両側の装置を時間内に操作することだが、分析員が電磁波の壁に閉じ込められた。そしてファニーは──

ファニーは怪我したままテストを終了したが、カメラの前で最も輝かしい一面を見せた。たとえトゲがあっても、ファニーは気にしない。

肴-セルフケアラー

ミッション中にも時間ギリギリに到着し、残業も断固拒否する肴は、晴から見れば責任感に欠けている。今回はいきなり現れたタイタンのせいで、肴は希望通りに退社することができなかった……

タイタンの出現によって地面が崩れ、変異者が(あふ)れる地下に落ちた分析員と肴は逃走を余儀なくされた。ともに戦い、逃げ延びる過程で二人はより親密になり、分析員も肴がヘイムダル部隊に参加した理由を知ることになった。

放置された地下鉄駅に入った分析員と肴は地上への出口を見つけたものの、その途中に変異者が溢れかえっていることに気づいた……

分析員と肴はついに地上に戻り、肴はすぐに仕事モードから切り替えた。地下鉄駅から持ち帰ったハードディスクには昔の監視カメラの映像が記録されており、その生活はまさに肴の憧れだった……

肴-冬至

芽が出ていない植木を分析員に託した肴はミッション中に行方不明になった。命令を受けた分析員とフリティアは肴を探しに行った。

肴が消息を絶つ前に残した通信映像と軍の情報を頼りに、フリティアは肴が行方不明になった場所を探した。そして分析員とフリティアは降臨団に支配された工場に潜入した……

肴を見つけた分析員は、この工場が降臨団がタイタン葬を行う場所で、肴の古い知り合いがここで「最後の時」を迎えようとしていることが分かった。分析員に励まされた肴は「冬至」を着て、全てを片付けようと決意した。

肴は知り合いがデミ・アニムスになるのを見届けた。それから、彼女は花畑を丸ごと破壊した。1週間後、屋上で再会した分析員と肴が見たのは、若葉がいっぱいに生えている植木鉢だった……

エンヤ

エンヤ-お姉さま

一部の人が家族を置き去りして降臨団に加入したことを聞いたエンヤは自ら任務を引き受け、「死傷者ゼロ」を前提に彼らを連れ戻そうとしている。分析員はそんな彼女が戦場で決断を躊躇(ためら)わないか心配せずにはいられなかった……

作戦を十分に練った分析員とエンヤは汚染エリアに入り、降臨団の儀式を妨害して会場を爆破することで間違った道を選んだ人たちを目覚めさせようとしている。

エンヤは強硬手段で降臨団のメンバーになった人々を確保し、根気よく彼らを説得していた。この一連の行動は偽善ではなく、全て彼女自身の夢に基づいた行動であることが証明された。

マーシル

マーシル-ネコちゃん

分析員はマーシルが1枚の汚れたカードをいじっていることに気づき、それは「愛」をテーマにした展覧記念カードだと分かった。二人は一緒にこの情報展覧館を探すことに決めた。

展覧館で手書きのラブレターを発見したマーシルは伝統的な感情の伝え方に驚嘆するうちに、もう一つの都市ラブストーリーを見つけた……

この恋愛物語は低俗であざといと分析員は思ったが、マーシルが不可解だと考えたのは──

マーシルは戦いで自分の結論を検証した。分析員が戦闘中に自分をかばうために負傷したことは物語の主人公と何ら変わらないし、つまり自分と分析員の間も──

マーシル-トレーサビリティ

マーシルが任務中に勝手な行動を取るといった大量のクレームが殺到したため、分析員はマーシルにはもっと人と接触して信頼関係を築いた方がいいと提案したが、人が分かり合うのは無理だと一蹴された。

ユグドラシル社とラムセスグループが新しい契約を締結する会議でテロ事件に遭遇した。分析員とマーシルは人質の救出を兼ねて新しい戦術装備トレーサビリティのテストを行うため、島のリゾートセンター方面に到着すると*3、まもなく分析員は気づいた。そばにいる「マーシル」はなんと──

本物のマーシルが島の反対側で行動を始め、途方に暮れたテロリストは爆弾を爆発させた。爆発による崩壊に巻き込まれ大量失血したマーシルは神格侵蝕に陥り、幼い頃の瀕死の経験と理解されない孤独を思い出した。分析員の呼ぶ声を聞いたマーシルはアヌビスの誘惑から抜け出し、意識を取り戻した。

分析員はガルーアイランドでリハビリをしているマーシルを見舞いに来たが、本物の彼女がまた逃げたことに気づいた……遺跡エリアで再びマーシルを見つけた分析員は、これこそ相手の立場に立って考えたおかげで彼女を見つけられたと説得し*4た。それを聞いたマーシルはもう一度人間を理解しようと約束した。

シーリス

シーリス-グッピー

新たな汚染エリアから移動してきた避難民の対応に軍が協力し、分析員とシーリスは一人でパニックに陥ったニナという女の子を本部に連れ帰った。

両親が変異者になって軍に射殺されるのを目撃したニナは心に傷を負った。彼女に元気を取り戻させるため、シーリスはニナの家に行って幸せな思い出を見つけようとしている。

二人は危険を冒してニナの家族写真を見つけたが、シーリスは神格侵蝕に陥り、分析員があらかじめ用意していた新しい注射液のおかげで助かった。そして写真を渡されたニナはついに泣き出した……

辰星

辰星-観測者

ヘイムダル部隊の新参者である姫辰星はファニーたちの信頼を得られなかった。理事会に直接任命された彼女が今回の連合演習に参加した理由は──

同じ小隊に配属された分析員と姫辰星は、行動中にリフとファニーが覚醒者の力を失って行動不能になった知らせを受けた。確認しようとすると通信が妨害され、座標も特定できない状況に……

分析員と姫辰星は協力してリフとファニーを見つけた。演習は中止されたが、分析員は上層部から受けた*5今回の事故についての説明を信用できなかった。覚醒者が力を失った原因は?姫辰星との関係は一体?

辰星-雲篆

予想外なことに、高嶺の花のような姫辰星が分析員を家に招待した。

この邸宅は家族と共に辰星を縛りつけており、彼女は母が蔵書閣に残したものを取り戻すために家に帰った。それを手に入れるためには、母親が残した3つの試練を乗り越えねばならない……

辰星が「雲篆」を着て「天」と「地」の試練を乗り越え、最後に残された「人の試練」はなんと彼女自身だった。ついに本心を見つめ直した辰星は試練を突破した。母が彼女に残したものは一体──

カーシア

カーシア-ブルーフラッシュ

閉ざされた要塞の部屋の中で、重傷を負ったカーシアと雑談する分析員。ふたりは第5研究所事件の後に起こった出来事について話すことに。

カーシアによると、エリアゼロを脱出した後で地元に戻り、一度は平和な日々を送ろうとしたけれど、結局はイエロシャで傭兵として生きることに決めたということらしかった。

イエロシャに来たカーシアはミルウッドからのミッションを引き受けることになった。最終的に真の黒幕がω(オメガ)であることを見抜いたカーシアは復讐を誓う。カーシアの話を聞いたことで、分析員は彼女もまた自分と同じ目的を共有していることを知る。イチェル奪還のためにも、カーシアは死に急ぐ真似はしないと分析員に約束してみせた。

テス

テス-マジシャン

初めてユグドラシルの脳神経検査を受けることになったテス。しかし激しい抵抗を示したテスは、検査を中断させて医療室を飛び出してしまう。

τのオフィスに向かったテスは、「なぜ自分を覚醒者として選出したのか」と疑問を投げかける。けれど、結局彼女が求めていた答えは得られずに終わった。

通りで助けを求めている人物を見かけたテス。けれど彼女が戸惑っているうちに、リフに先を越されてしまう。リフの行動の真意を知ろうと声を掛けたテスだったが、うっかり自分の正体をばらしてしまう。

勇気を振り絞り、医療室に戻ってきたテス。検査を受けながら、(分析員)と過ごした短いが幸せだった時間を思い出した彼女は、自分の本当の願いに気づくのであった。


*1 原文では「2057年12月30日の初降臨」となっているが、降臨日は10月4日
*2 原文では「見ました」
*3 あらすじ原文では「島に登って」とあるが、エピソード本文内の描写とは異なる。
*4 原文では「い」
*5 原文では「から」