《全壊》イーリス

概要

《全壊》イーリス

攻略報酬

ボス攻略

使用スキル

ブレイク効果詳細

• ブレイク(味方用)の効果
  • ブレイク時にTP0
  • 4ターン持続(自然解除のみ)
  • DEF/MDEF-100％
  • 軽減最大値-50％化
  • 属性耐性最大値0％化
  • TPリジェネ-10
  • TP回復率-100％
  • 即死/状態異常耐性最大値-25％化
  • 物理・魔法回避-100％
  • 自然解除以外で解除不能/[戦闘不能]でも持続
     
• ブレイク(敵用)の効果
  • 4ターン持続
  • DEF/MDEF-100％(盾の防御アップも無効)
  • 受けるダメージ+300％(4倍化)
  • 物理・魔法回避-100％(剣の回避最低保障は機能する)
     
     

武器毎の常時効果

HP減少時の複数武器状態はそれぞれの効果が発動する。(例：槍+剣ならどちらも常時効果が発動する)
約3ターン毎に武器の切り替え判定がある。

• 剣装備
  • 物理回避+20％
  • 回避最低値10％
  • 回避成功時、自身のTP+10
  • 物理属性耐性無効
• 斧装備
  • 属性耐性無効
  • [防御]状態無視
  • 全攻撃絶対命中化
  • 斧スキルは全て[ブレイク]状態特攻＆[防御]状態特攻に加えて、[反撃不能]効果を持つ
• 槍装備
  • TPリジェネ+10
  • AGI+5000
• 弓装備
  • クリティカル率+30％
  • 弓スキルは全て[即死]付与率1％効果(《スナイピング》など一部は耐性無視?)
• 砲装備
  • 命中率+50％([暗闇]の命中低下相殺)
  • 砲にチェンジしたターン終了時、一度だけATK強化+2[5T]を付与(解除可能)
  • 砲スキルは全て確率で[炎熱]付与(炎熱：HPリジェネ-7％/状態異常扱い)
• 杖装備
  • 杖を装備している間、常時最大AP-1を付与
  • 杖にチェンジしたターン終了時、一度だけMATK強化+2[5T]を付与(解除可能)
• 盾装備
  • DEF＆MDEF+500
  • 盾にチェンジしたターン終了時、一度だけ《ブロック/ハードブロック》[全属性耐性+50＆HPリジェネ5000]状態を付与
    この強化ステートは永続ターン/3回攻撃で強制解除/HP減少(瀕死?)の場合5回攻撃で解除になる
     
     

攻略雑感

膨大なHPとランチャー並にスキルだらけの★5ボス。設定を間違えたのかと思うほどHPが高いが、条件を満たすとダメージが跳ね上がる。
戦闘中、TPが100(ネイリは200)で攻撃を受けると[ブレイク]と呼ばれる防御能力を失う状態を付与される。これは敵味方で効果は違うが条件は共通。
味方の場合、要約すると「殴られたら死ぬ」状態になって自然解除されるまで戦闘不能でも持続する危険な弱体効果が付与される。
代わりに敵のTPが100のターンにダメージを与えると、同様に[ブレイク]状態となって全ダメージが+300％(4倍)になる。つまり実際のHPは大体1/4。
この[ブレイク]を上手く活用して崩していくことが肝要。
ちなみに、このダメージ増加分は元々のダメージ減衰には引っかからない。

まず、味方の[ブレイク]はTPを消費してさえしていれば基本的に回避できる。
TPの消費タイミングは「TPコストのある技をコマンド選択した瞬間」なので、覚えておくと後々役に立つ。
味方が[ブレイク]する攻撃は決まっていて、[最速行動]で使ってくるスキルのみ対象。剣モードなら《スラッシュ》、弓モードなら《スコール》など。
この最速攻撃は『味方の即時行動でコマンド中にも敵が行動して発動してくる』仕様があるため要注意。
どういうことかというと、例えばTP100の味方がいる状態で他の味方が《二回行動》で即時行動を行うと、コマンド選択中でも割り込んで最速攻撃が飛んでくる。
割り込んできた最速攻撃は先行してるだけで2回発動することはないのだが、即時行動で[ブレイク]する危険がある。
これは《全壊》の戦闘に限らずこのゲームの仕様なのだが、これが明確に問題となるシーンがなかっただけで《全壊》の場合は即時行動の起動には注意したい。

• この仕様を逆手にとって「即時行動で最速攻撃をわざと振らせて、ターゲットを確定させてから回復するかどうか判断する」といった小技も可能。
  あと一撃で落ちてしまう味方がもし最速攻撃で落ちるなら、回復より蘇生に切り替えることで被害を軽減できる。
  TP100の味方がいればコマンド選択でTP消費させておけば最後尾以外は[ブレイク]をかわせる。

大前提として、敵を[ブレイク]させるにはTP100になったターンに(後述する砲は除いて)必ず攻撃を1回はヒットさせる必要がある。
たとえ先に敵の奥義が発動しても、《全壊》の奥義は発動ターン終了時にTP0になる特別仕様なので速度は関係なく奥義ターン中に当てさえすればブレイク条件を満たす。
[ブレイク]するとDEF/MDEFが最低値に下がって全ダメージが跳ね上がる。キャロの連撃などで火力が出やすい。
膨大なHPを削りきるには[ブレイク]中に畳みかけるしかない。素のTPリジェネが10で大体10ターン毎にチャンスがやってくることから長期戦は避けられない。

攻略面については、7つの武器モードが3ターン毎?に切り替わりそれぞれ対処法がある…とは言い難い。
武器チェンジは完全ランダムで、HPが減ると2種同時装備で組み合わせ毎の対応が膨大になる。
厳密に適切な対処をしてもいいが、ある程度アドリブで事故があるものだと割り切る心も必要。そういうところもランチャーと似てる。
それぞれ危険度とある程度の対処法をメモしておく。パーティによって変わるため参考程度に。

1.剣モード
危険度は低め。物理回避が高く、回避時にTP+10の常時効果を持つ。
剣そのものの危険度は低く、TP+10は《全壊》においてはブレイクのチャンスを早めるメリットもある。
単体への攻撃回数が多く後衛が狙われるとあっさり落ちるなど安全とまではいかないが、他よりはよっぽどマシ。

2.斧モード
最も危険なモード。特に《ロックオン》は魔改造されてTPに関係なく一列に強制[ブレイク]を付与する。気がくるってる。
斧モードになったら《ロックオン》を撃たれた列に置き蘇生を投げるくらいしか対処法はない。代わりにCTはかなり長く2回目は20Tくらい先。
しかし終盤に《ロックオン》が飛んでくるとどれだけ順調でもそのまま全滅コースがありえる。事故要因の塊。気がくるってる。
[ブレイク]特攻と防御コマンドへの特攻があるため防御は厳禁。《ロックオン》さえなければ単体攻撃メインなので乗り切れば危険度は下がる。

3.槍モード
剣モードよりは危険だがチャンスでもある。AGI+5000のせいでまず先制できなくなる。最速攻撃と通常行動が連続で飛んでくることになるためHPに注意。
剣モードと同じく基本的に致命的な攻撃は少ない。TPリジェネ+10で奥義が早めに飛んでくるため[ブレイク]を見逃さないように。
ちなみに奥義は全体と単体の2種類あって、単体の威力が高い。でも斧奥義の《デストロイヤー》よりマシ。

4.弓モード
執拗に最速攻撃で後列を落とそうとしてくる斧に次いで危険なモード。全体2回攻撃がメインで後ろへの列回復やDEF強化があると安定する。
厄介な特殊行動制限や[暗闇]などで攻撃に転じにくい。さらに奥義が発動すると《スコール》と自動攻撃で後列が危険。
発動されるターンに即解除するには10回攻撃が必要なのでキャロや複数回攻撃持ちがいると対処がしやすい。
威力自体は低いことを利用してテュイの《フィールドバリア》で耐える方法もなくはないが、テュイ自体がやわらかいため過信は禁物。

5.砲モード
対処法が分かれば中程度の危険度。最速攻撃が全体攻撃で威力もあるため[炎熱]からの追撃でピンチになりやすい。HPは高く保っておきたい。
ATK強化は《ディスペル》などの強化解除が有効。というか解除しないと火力に押しつぶされる。
奥義は予告がある通り一定ダメージを与えないと最大15倍の即死ダメージが飛んでくる。詳しく計測する余裕はないが5000ダメージ以上出せれば多分問題ないかも。
奥義後は確定で[ブレイク]する。攻撃しなくても問題はないのでレクサールの奥義で防いでもOK。ちなみにLPダメージまでは防げない。

6.杖モード
危険度云々ではなくめんどくさい。この一言に尽きる。
スキルが多彩で魔法も物理も飛んでくる。弱体効果も強化も豊富で何やってくるかまったく読めない。
HPが減ってくるほど危険度が上昇し、瀕死時には斧＆杖モードになるとどれだけ順調でも詰むことさえある。
物理攻撃で攻めるなら[反撃不能]のEX魔装《ディフェンスキラー》推奨。
奥義《ルインストーム》は[石化]耐性を持たないなら《バッドガード》など確実に防げるスキルは必須。

7.盾モード
瀕死時のみ極まれなパターンで詰ませてくるが対処法がわかっていれば危険度は中程度。単体では攻撃スキルも種類も少なく対処しやすいのだが、チェンジ時の耐性スキルが厄介。
序盤ならほっといてもさして問題はないのだが、これが他の武器と組み合わさると一気に凶悪になる。
どの武器とでも最大5回攻撃を防ぎながらHPリジェネ5000で回復し続ける。これが[ブレイク]中だとせっかくの攻撃チャンスをつぶされてしまう。
さらに最悪なパターンで斧と組み合わさると《ロックオン》からの奥義《フィニッシュブレイク》で一人機能停止する。こうなると最悪LP切れで詰む。
これを防ぐ方法は奥義ターンに[ブレイク]した味方は自らEX魔装《ツルギセルフ》で対象にならないようにするくらいしかない。つまり祈るしかない。

8.共通スキルについて
杖モードとは別に共通魔法があり、そちらが選択されることが多々ある。
様々な状態異常を付与してくるが倍率はそこまででもないので武器スキルより危険度が低い。
問題は周期スキルの《極限》と《回復》。《回復》は5万回復と馬鹿げた回復量で、《極限》に至ってはノーコストで次のターン奥義が発動する。
そのため終盤に押し切ろうと《回復》で粘られるか、《極限》奥義でひっくり返されるパターンが何度も発生する。
10nTのこの両スキルに対処できるなら勝利は目前。[ブレイク]のタイミングと重なる場合は中途半端に攻めるより生存意識で動いた方がうまくいくこともある。

このように[ブレイク]で火力が出るボスではあるが、それで火力を絞っても何もいいことがない。
瀕死の《全壊》ほど事故率が跳ね上がるので確殺できる火力は持っていくこと。
最悪状態異常耐性を切ってでも人間特攻を積んでトドメをさせるくらいはした方がいい。一度ハマるとHP10万辺りからまったく減らなくなる。
状態異常耐性は[スタン][即死][石化][毒]辺りから選択。どのモードを重視するかによるがすべてに耐性を持つことは難しい。
《全壊》は事故との闘い。あっさり突破する運がいいパターンと、転げ落ちるくらい運が悪いパターンで落差が激しすぎることに挫けないように…。

相性のいい装備

• EX魔装《ディフェンスキラー》
  • 物理アタッカーなら持っておきたい。杖モードでの攻撃手段に。
     
• EX魔装《マイナーディスペル》
  • 砲と杖の強化解除に必要。ロアの《ディスペル》が間に合わない場合に。
     
• EX魔装《かがくのちから》
  • どうしてもTP100で消費したいがAPが足りない場合の回避策。
     
• EX魔装《スローアクション》
  • 斧モードで防御したくない時の回避策。よっぽどのことがないと使わないので優先度は低め。
    一応最遅《クリアオール》や弓奥義の《シューティングドライブ》にあわせて攻撃するといった使い方は可能。
     
     

相性のいいキャラ

• ロア
  • アーチャー
    • 《クイックレスト》は最速攻撃に対して有効な味方回復。
      また、《クイックショット》も敵TP100に溜まったターンにあらかじめ[ブレイク]できるなどのメリットがある。
      先制が難しい槍にも先制できるようになるメリットもあり、総じてサポート役として相性がいい。
  • ファイター
    • アタッカーとして申し分ない性能で、消費AP軽減で《クリアオール》や《ディスペル》が使いやすい。
      TPが溜まればしっかり火力が出せる上、杖や斧などきついモードの時は《バスターブレイク》で先延ばしにできる。
      前衛として耐久もしっかりあることから戦線維持もしやすい。
       
• リン
  • 《バッドガード》で防げる攻撃は少ないが杖奥義《ルインストーム》の[石化]を防ぐには適任。
    さらに、先行で最速攻撃を振らせるために《武器変形》を空撃ちしたり、自身のTP調整にも使える柔軟な対応力。
    耐久のあるアタッカーで爆発力のある奥義を持つなど、役割が多い。
     
• レイ
  • 耐久がない。なので国境を担いで種族特攻を盛ってやられる前にやる。鉄砲玉レイの運用が可能。
    一人くらいなら状態異常耐性がなくても全体攻撃が少な目なおかげで狙われ率調整をすればそこそこなんとかなる。
    奥義発動さえすれば[ブレイク]時の爆発力は頼りになる。というか[ブレイク]しなくてもダメージが出せる辺り色々とおかしい。
     
• 引戸
  • 対物理受けとして単体ヒーラーにもなれる。とりあえず前に立たせておくだけで安定感が違う。
    状態異常が飛び交う環境で[石化]だろうが強制解除するパッシブのおかげで場持ちのよさが活かせる。
    自己強化によって、たとえ剣モードでも絶対命中で防御無視攻撃が可能。
     
• セナ
  • [暗闇][スタン][石化]が無効のボスキラー。DEFが高い相手との相性が悪いが、[ブレイク]中は無類の強さを発揮する。
    さらにランダム攻撃に単体攻撃の奥義が多いため《ディフレクト》が機能する。ただ素撃ちするだけでも仕事してくれる。
    唯一の弱点となる命中補強の手段はそろえて置きたい。
     
• キャロ
  • [ブレイク]中はMDEF-100％のおかげで連撃魔法の威力が全キャラトップクラスに伸びる。
    攻撃回数解除の弓モードと相性がよく、《時殺し》で強引に立ち回ってTP消費するムーブも強い。
     
• 莉亜
  • 単体特化の魔法アタッカーで、レイより耐久が高くバランスがいい。
    高火力のAP3単体攻撃のおかげでAPさえあれば安定して火力が出せる。
    また、ファイナルアタックの全体回復も緊急の立て直しとして機能する。
     
• シャムス
  • 開幕奥義は即座に使えば[ブレイク]する心配はない。
    弓モードに有効な列回復、単体高威力スキルと扱いやすい。
    HPリジェネと前衛に出られる高HPで総合的な耐久が求められる《全壊》との相性がいい。
     
• テュイ
  • 物理回避25％と《フィールドバリア》でダメージを抑えることができる。
    斧や砲との相性は悪いが、剣・弓モードとの相性がいい。運次第で評価が揺れる。
     
• シーナ
  • [ブレイク]中の連撃の火力増強に《グレートアフェクト》が有効。
    長期戦になることからアイテム回復で誤魔化しが効く。HPを保てばHPリジェネで全体も落ちにくくなる。
     
• リヴィス
  • 攻撃回数が非常に多く、反撃のチャンスも相応にある。
    ただし激しすぎて回復をしっかりしていないと奥義以外で反撃を起動するのは難しい。
     
     

状態異常対策

• オススメ装飾
  • SR魔装
    • 暗闇+スタン：[SR]封魔：ナイトウルフ
    • 麻痺+凍結：[SR]封魔：クルーエルイーグル
    • 凍結+毒：[SR]封魔：レイス
    • 暗闇+毒：[SR]封魔：ハンターリンクス
    • 麻痺+石化：[SR]封魔：イルネスブロッサム
    • 即死+凍結：[SR]封魔：フロストギガース
    • スタン+ST異常：[SR]封魔：サポートシステム
    • 暗闇+麻痺：[SR]封魔：シャドウアサシン
  • SSR装飾
    • スタン+毒+石化：[SSR]鍋の蓋
    • 即死+暗闇+麻痺：[SSR]ノームの帽子(物理耐性/HP+15％)
    • 即死+凍結+スタン：[SSR]もふもふ尻尾(回避+5％)
    • 毒+石化+ST異常：[SSR]デビルズオーブ
    • 即死+スタン+重圧：[SSR]カイザーナックル