ARP Musashi

ARP ムサシ

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・兵装

・艦艇スキル

ゲーム内説明

解説

武蔵のアルペジオバージョン。ステータスの変更点は対空値の微増のみ。武蔵では使えなかった艦艇スキルだが超重力砲という強力スキルと共に実装されている。

・主砲
九四式45口径460mm3連装砲3基:計9門搭載。
鬼の貫通力と攻撃性能を持った大和砲と同様のものである。
同格・格下とマッチングすれば猛威を振るうだろう。
しかし、大和と比較して装填1.5秒増、射程が1キロ減っている。しかも、精密照準がないので大和レベルの精密射撃は出来ない。データベースによると、素の精度は最大横散布が396mと下から数えた方が早く、副砲特化でも12門でも精密照準持ちでも無い船では最低となる。
そのため弾はバラけやすく、一斉射で2～3発しか当たらないこともザラにあり、装備などで散布界を緩和させないと運用が厳しめの砲である。遠距離では相手に命中弾をあまり出せず、巡洋艦に一方的に蒸し焼きにされてしまうことも多い。そのため、状況によっては距離を詰めることも有効である。
また、本艦は専用迷彩の効果に、射程+4%、最大散布界-4%の効果が含まれている。大和から射程が縮められているうえ、精度も落とされている本艦ではどちらも有り難い。
さらに、本艦は艦艇スキル「超重力砲」により、主砲の貫通力、射程及び砲塔旋回速度を向上させることが可能である。ドイツ艦や超戦艦などの重装甲艦の相手をする時だけでなく、接近した駆逐艦にも有効である。
(あと、金色に輝く砲身がかっこいい)

・副砲
60口径155mm3連装砲4基、40口径127mm連装砲6基:計12門搭載。
大和と同じものなのに何故か射程・単発火力が微減している。だが、手動で動かすことができる副砲は大和より2基増加し、片側9門の15.5cm砲をお見舞いできるようになった。
手動副砲に関しては、砲塔の旋回は遅いが、射程・DPS・DPMが対空を捨てたことで同格トップレベルであるだけでなく、精度も良好であり、対駆逐や接近戦ではそれなりに頼りになる。使える時は使っていこう。
一方、自動副砲に関しては射程・DPS・DPMの全てが同格最下位のため、完全にオマケである。

・対空
通常の武蔵よりも多少強化されているとはいえ、絶望的な性能であることには変わりない。
空母マッチでの油断・孤立は禁物である。

・装甲
ほとんど大和と変わらず、重厚な装甲に覆われている。しかし、大和と同じく安直に真横を向けたり半端に傾けて大和坂の辺りを狙われると通常貫通や防郭貫通を貰い、手痛いダメージを喰らうことは避けられない。基本に忠実な運用を心がけよう。

・機動性
大和とどっこいどっこいであり、ティア9としては非常に鈍重である。
特に加速や旋回の動き出しが鈍いので、あらかじめの回避運動は必須である。
超重力砲の使用時には、最大速度が低下することにも留意しておこう。

・隠蔽性
そもそも、戦艦とは前に出て戦う艦である。

・生存性
HPは大和より5000くらい減らされているが、装甲は大和と同じであるため、同格の中では生存性は高めとなっている。
しかし、魚雷防御が大和より下げられており、対空火力が絶望的に低い。そして大和より多少良いとは言え、機動性は同格で見るとそこまで良くはない。そのため、当然だが防御力が他より高いからと言って決して一人で突っ込んだり甘い動きをしてはいけない…それは自ら敵に沈めてほしいと言っているのと同じである。
一応、専用迷彩の効果にHP+4%、魚雷防御+6%が含まれている。これにより、魚雷防御は大和とほぼ同値となる。
また、専用迷彩は黒色であるため、暗いマップでは照準合わせに多少手間取らせることができるかもしれない。

・消耗品
基本的に高級船員食糧、予備整備パック、改良ディーゼルエンジンの3点セットが一番良い。

・装備
　・兵装　やはり散布界を抑える装備が良いだろう。旋回を補う装備はそもそも、ティア9プレミアム艦に乗る艦長はティア10までの経験ありということを想定すると必要がない。装填は主砲が壊れやすくなるのであまりオススメはしない。もし付けるなら、防御で主砲の生存性を上げる装備を付けよう。
　・適性　旋回かダメコンにするか…ここは対空以外なら何でも良いと思われる。
　・防御　旋回か水雷防御あたりが妥当。
意見の分かれるところであるが、個人的には適性と防御の両方で旋回を取ると、砲旋回以外が優秀な副砲をより活かせるようになるため、駆逐艦対策にオススメである。

・艦艇スキル、艦長スキル
艦艇スキルを使用できなかった武蔵とは異なり、こちらでは強力な「超重力砲」を使用可能である。主砲の項目でも述べた通り、様々な場面で有用なスキルであり、ベースとなった武蔵との最大の差別点であると言える。
艦長スキルは、既存の日本戦艦の艦長では精密照準を強化するスキルを取得していることがほとんどだろう。しかし、精密照準を持たない本艦にその艦長を流用してしまうと当該スキルが腐ってしまうだけでなく、生存に有用なスキルである準備万端*1を取得できないことになる。可能であれば、専用の艦長を育成したい。イベントで同時に配布された艦長「ムサシ」は、生存系のスキルの多くが強化されているだけでなく、日本艦長では珍しく接近戦専門家+を所持している。副砲がそこそこ強力な本艦との相性が良く、オススメである。

・エリート特性
　・水雷防御装置　魚雷防御+10%
　・エリート砲術員　主砲装填速度-3%、主砲旋回速度+7%
　・功績　EXPアップ+10%

・総論
もともとティア内で優秀であった武蔵を、艦艇スキルの超重力砲により攻撃力を更に強化したものが本艦である。
遠距離では主砲精度が足を引っ張るが、主砲がきちんと当たる中距離では同格・格下戦艦や巡洋艦にとっては大きな脅威であると言えよう。そして、副砲もそれなりに優秀であった武蔵のものをそのまま引き継いでいる。
また、艦艇スキルの超重力砲は、ベースとなった武蔵の優れた貫通力をより強化するだけでなく、弱点であった近距離での対応力も補うものであり、適切に使用することで多くの状況下で相手に対して優位に立ち回れるだろう。
さらに、専用迷彩の効果により、武蔵が大和から落とされてしまった性能の一部(HP、主砲射程、主砲最大散布界、魚雷防御)をある程度補ている点も嬉しい。
対空こそ致命的であるが…それ以外については優秀なフネであると言える。機動力こそ悪いものの、中距離での同格・格下への圧倒的な打撃力を持つ本艦は1隻で戦況をひっくり返すことも状況よっては可能だろう。
コラボ艦ということで入手の機会は少ないが、チャンスが訪れた際にはぜひ手に入れてみてほしい。

史実

小ネタ

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