Musashi

大和型戦艦2番艦　武蔵

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・兵装

ゲーム内説明

大和型戦艦である武蔵は、唯一就役した大和の姉妹艦となりました。大和と同様、武蔵も第二次世界大戦期における最大級の戦艦でした。後に近代化が行われた姉妹艦とは対照的に武蔵はより強力な副砲を備えていましたが、対空能力では劣りました。

解説

誰もが知る戦艦大和の2番艦。史実では完成がミッドウェー海戦の後となってしまったこともあり活躍の機会に恵まれなかったが魔境のティア9を強力な18インチ砲で暴れよう。なお、以前は同tier唯一の18インチ砲搭載艦であったが、現在はARPコラボの本艦ほか、ジョージア、剣、安達太良、孫文とライバルが増えている。(それでも門数は最多だ)

・主砲
九四式45口径460mm3連装砲3基:計9門搭載。
鬼の貫通力と攻撃性能を持った大和砲と同様のものである。
同格・格下とマッチングすれば猛威を振るうだろう。
しかし、大和と比較して装填1.5秒増、射程が1キロ減っている。しかも、精密照準がないので大和レベルの精密射撃は出来ず、素の精度も大和より落ちてしまっている。
よって弾はバラけやすく、一斉射で2～3発しか当たらないこともザラにある。装備などで散布界を緩和させないと運用が厳しめの砲である。

・副砲
60口径155mm3連装砲4基、40口径127mm連装砲6基:計12門搭載。
大和と同じものなのに何故か射程・単発火力が微減している。だが、手動で動かすことができる副砲は大和より2基増加し、片側9門の15.5cm砲をお見舞いできるようになった。
手動副砲に関しては、砲塔の旋回は遅いが、射程・DPS・DPMが対空を捨てたことで同格トップレベルであるため、対駆逐や接近戦ではそれなりに頼りになる。使える時は使っていこう。
一方、自動副砲に関しては射程・DPS・DPMの全てが同格最下位のため、完全にオマケである。

・対空
改装前の姿なので対空砲の威力は非常に弱い。
これは、対空が弱い日本艦でもさらに弱い。対空値はなんと扶桑より少し良く長門には及ばないレベルであり、かなりお粗末である(大口径は武蔵が上である)。
よって、マッチする全ての空母に確実にボコボコにされる。雷撃機には大和型戦艦ということもあり水雷防御は高いので多少は耐えられるものの、史実のように集中攻撃されれば空母のみに倒されることもある。おとなしく味方の対空を借りよう。くれぐれも孤立しないように。

・装甲
ほとんど大和と変わらず、重厚な装甲に覆われている。しかし、大和と同じく安直に真横を向けたり半端に傾けて大和坂の辺りを狙われると通常貫通や防郭貫通を貰い、手痛いダメージを喰らうことは避けられない。基本に忠実な運用を心がけよう。

・機動性
大和より多少良くなっている。(本当に多少である)
だが、元の大和がティア10ということもあり、鈍重であることに変わりはない。特に加速や旋回の動き出しが鈍いので、あらかじめの回避運動は必須である。

・隠蔽性
そもそも、戦艦とは前に出て戦う艦である。

・生存性
HPは大和より5000くらい減らされているが、装甲は大和と同じであるため、同格の中では生存性は高めとなっている。
しかし、水雷防御が大和より下げられており、対空火力が絶望的に低く、そして大和より多少良いとは言え、機動性は同格で見るとそこまで良くはない。なので、当然だが生存性が他より高い武蔵だからと言って決して一人で突っ込んだり甘い動きをしてはいけない…それは自ら敵に沈めてほしいと言っているのと同じである。

・消耗品
基本的に高級船員食糧、予備整備パック、改良ディーゼルエンジンの3点セットが一番良い。

・装備
　・兵装　やはり散布界を抑える装備が良いだろう。旋回を補う装備はそもそも、ティア9プレミアム艦に乗る艦長はティア10までの経験ありということを想定すると必要がない。装填は主砲が壊れやすくなるのであまりオススメはしない。もし付けるなら、防御で主砲の生存性を上げる装備を付けよう。
　・適性　旋回かダメコンにするか…ここは対空以外なら何でも良いと思われる。
　・防御　旋回か水雷防御あたりが妥当。

・エリート特性
　・水雷防御装置　魚雷防御+10%
　・エリート砲術員　主砲装填速度-3%、主砲旋回速度+7%
　・功績　EXPアップ+10%

・総論
同型の大和から対空・主砲や副砲の諸性能・HP・水雷防御を下げ、精密照準を取り外す代わりにティアが1つ下の9となった本艦は、ティア10と当たってしまうとどうしても劣化版大和感が否めない。格上戦艦との撃ち合いでは、大和のようにはいかないことが多い。それに加え、周りの対空能力が高いこのティア帯において、対空がずば抜けて低い本艦は空母がいたらほぼ毎回狙われてしまう。また、大和と同様機動性が低く、魚雷回避には早めの対処が要求される。ティア9はどうしても10と当たることが多いため、「大和で良くね？」と思われてしまうことも多い。とはいえ、格上相手でもそれなりに戦える性能であり、他のティア9戦艦よりはかなりマシなはずである。
と、ここまでネガティブな内容ばかりを書いてきたが、相手が同格及び格下であるのならば話は全く別である。空母とのマッチングさえなければ大和と脅威度は変わらず、腹を晒した相手には自慢の46cm砲で手痛い一撃をおみまいすることができ、その厚い装甲と豊満なHPを活かせば、弾受けは勿論のこと、他の戦艦では沈められてしまうような場面でも耐えることが出来る。だからといって開幕敵に突撃していいわけではない
高い攻撃力と防御力を兼ね備えた本艦は敵にとって非常に厄介な存在であり、適切な立ち回りが出来れば、戦況を覆すことも不可能ではない。是非とも、ティア8戦艦を46cm砲で叩きのめす爽快感を味わってみてほしい。

史実

大和型戦艦の2番艦であり、大和の同型艦としては唯一戦艦として竣工され、大日本帝国が最後に建造・完成させた戦艦となる。
建造は三菱重工長崎造船所で行われ、1937年9月8日に呉の艦政本部から「A140-F6(仮称：第二号艦)」として正式に発注された。

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