ブルックリン級軽巡洋艦 ボイシ

[添付]
効果:HP+4%、主砲射程+4%、対空射程+4%、魚雷防御+6%、EXPアップ+35%、シルバーアップ+35%

[添付]
効果:HP+4%、主砲射程+4%、最大主砲弾散布界-4%、最高速度+4%、EXPアップ+35%、シルバーアップ+35%
性能諸元
基本性能
※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし
| 国 | アメリカ | |
|---|---|---|
| 艦種 | 巡洋艦 | |
| Tier | 7 | |
| 生存性 | 継戦能力 | 27600 |
| 抗堪性 | ・防郭防御10% ・火災浸水耐性12.50% ・装甲9% ・対水雷防御9% | |
| 主砲射程 | 10.32km | |
| 副砲射程 | 5.74km | |
| 機動性 | 最大速力 | 31.82ノット[kt] |
| 最大出力への到着時間 | 13.67秒 | |
| 転舵速度 | 7度/秒 | |
| 転舵所要時間 | 7.50秒 | |
| 隠蔽性 | 7.98km | |
・兵装
| 主兵装 | 口径,搭載基数×門数 | 装填時間 | 最大ダメージ(火災率)(防郭率) | 砲塔旋回速度 |
|---|---|---|---|---|
| 152mm L/53 MK16, 5基×3門 | 8.0秒 | HE弾 460(4%) AP弾 552(150%) | 12度/秒 |
| 副兵装 | 口径,搭載基数×門数 | 装填時間 | 最大ダメージ(火災率) | 砲塔旋回速度 |
|---|---|---|---|---|
| 127mm L/25 Mk19, 8基×1門 | 6秒 | HE弾 368(3%) | 16度/秒 |
| 対空砲 | 種類 | 平均ダメージ | 射程 |
|---|---|---|---|
| 大口径 小口径 | 153 235 | 3.60km 1.80km |
・艦艇スキル
| 種類 | 効果 | 持続時間 | クールタイム | 使用可能回数 |
|---|---|---|---|---|
| 発煙装置Ⅰ | 24秒間持続する煙幕を張る | 9秒間 | 105秒 | 2回 |
| ソナーⅠ | 3.75㎞以内の敵艦や魚雷を全て発見する | 25秒間 | 90秒 | 2回 |
ゲーム内説明
ブルックリン級軽巡洋艦の1隻。真珠湾攻撃の際には哨戒任務に、第2次世界大戦では偵察と護衛任務に従事した。サボ島沖海戦にも参加したが、交戦中に損傷。修理後、地中海に向かいシチリア島とタラントへの連合軍の上陸作戦を援護した。その後は太平洋に戻り、レイテ沖海戦とスリガオ海峡海戦に参加した。第2次世界大戦を通して11個の従軍星章を受章したが、1951年にアルゼンチンに売却された。
解説
2025年7月のブリッツパスで実装されたブルックリン級の6番艦である。なお本艦が実装された7月1日は、史実では本艦の退役日に当たる。
・主砲
152mm砲を3連装砲塔に収めて5基15門搭載。
元となった「ブルックリン」は同格内で最多の砲数を有する艦であり、砲数の暴力による瞬間火力と順次射撃を行った際の火力の高さが魅力の艦であった。ところが本艦は素の装填速度が「ブルックリン」よりも速くなっており、瞬間火力こそ変わらないものの試合中に斉射可能な回数が増えている。また順次射撃を行った際の継続火力はティア帯を考慮すると破格と言える水準。このようにカタログスペックは優秀なものの、元々この砲は弾速が遅めで弾道も高目なので取り扱いが難しく、更に射程が短いので使い手を選ぶ傾向がある。このため本艦の砲も火力は十分だが、誰もが高火力を享受できる砲という訳では無い。高火力を発揮するためには周囲の島や味方艦、敵の配置といった細かな状況を把握しつつ自分は狙われずに火力を吐きだせる位置取りをキープし続ける必要があり、それなりの巡洋艦乗りとしての技量と経験を必要とする砲となっている。
・副砲
127mm砲を単装で片舷辺り4基、両舷合わせて8基8門搭載。この砲は単発火力や装填時間、射程等も含めて元となった「ブルックリン」と全く変わらない。射程が短く6km未満なので出番は少ない。というかこの砲に頼らねばならない状況は既に詰んでいるに等しい。
・対空
巡洋艦としてはそこそこの対空能力を持っている。しかし元となった「ブルックリン」が保持して居る「対空警戒Ⅰ」を失っている事から、本艦の対空能力はツリーの米巡以下と言える。米巡という事で優先的に狙われる事は少ない筈だが、くれぐれも油断しない様にしたい。
・装甲
数値の上では優秀な装甲と耐性を備えているが、所詮は巡洋艦の装甲。戦艦砲の貫通力の前では、例え艦を立てていても貫通される事があるので油断は禁物。とはいえ本艦級は船体が細身なので距離によっては砲弾が運よく命中しないという事もあり得るので被弾面積を小さくするという意味での艦立ては有効なので是非活用したい。耐性に関しては米軍が本気を出す前の艦なので過信しない様に。
・機動性
素の最高速度は31.82ノットと元となった「ブルックリン」よりも誤差レベルで速い。しかし基本的に米巡速度なので遅いと感じる場合、装備等での強化を検討して欲しい*1。加速力も同様に誤差レベルで上だが、体感できる程ではない。また舵の効きは元となった「ブルックリン」同様に重巡並みの重さを感じさせられるので、こちらも強化してあげたいところ。また、減速の低さから煙幕から飛び出しやすく注意が必要な点を追記する。
・隠蔽性
素の被発見距離は7.98kmは同格の「ミュンヘン」と同値であり、普通の巡洋艦と競り合っている事を考えると十分に優秀と言える。とはいえ流石に同格上位を占める小型軽巡には敵わない。
・生存性
素のHPは27600と一部の重巡に肩を並べる程の体力を誇っている。また米巡という事で敵航空機からは狙われにくく、他国の何らかの弱点を内包する艦よりは優秀な生存性を備えていると言える。とはいえマッチするティア帯的に不要に孤立したり、自分より火力の高い艦と真っ向勝負を挑んだりすればアッという間に体力を削られてしまうだろう。巡洋艦の基本に忠実な運用を心がければそれなりに生存できる筈だが、そうでない運用や立ち回りを試みた場合は生存性は高いとは言えなくなってしまうだろう。
・消耗品
「高級船員食糧」「改良型ディーゼルエンジン」の搭載を推奨。残る1枠は「予備整備パック」「高品質石炭」からお好みで。
・艦艇スキル/艦長スキル
艦艇スキルは元となった「ブルックリン」と同じく「ソナーⅠ」を2回使えるほか、「対空警戒Ⅰ」の替わりに「発煙装置Ⅰ」を2回使用可能となっている。
・装備
・兵装 「主砲改良Ⅰ」「主砲改良Ⅱ」
・防御 「操舵装置改良Ⅰ」「推力改良Ⅰ」
・適正 「操舵装置改良Ⅱ」「推力改良Ⅱ」
※「主砲改良Ⅱ」を選択すると更に火力は増すが、砲が壊れ易くなるのでリスクとリターンを考えて選んで欲しい。
・エリート特性
・護衛特化 主砲旋回速度+7%、最高速度+3%、対空火力+5%
・対空特化 対空火力+7%、小口径対空兵装ダメージ+7%
・功績 EXPアップ+10%
※消去法で「護衛特化」を推奨。「対空警戒Ⅰ」を持つブルックリン級であっても「対空特化」はお勧めしにくかったが、本艦では更に有用性が下がっている。
・総論
簡単に言うとツリー艦の「ブルックリン」の装填速度を向上させ、艦艇スキルの「対空警戒Ⅰ」の替わりに「発煙装置Ⅰ」を搭載した艦である。なお発煙装置は攻撃と防御の補助に使えるだけでなく、逃走にも使えるという大変便利な切り札である。このため発煙装置を何時どのタイミングで使用するかという判断は本艦の与ダメージだけでなく生存性と試合の勝敗にも深く関わって来るだろう。とはいえ元が舵の重さや全体的な鈍くささが目立つ艦であり、発煙装置のみではそれを包み隠す事は不可能。最終的には位置取りや操船技術で何とかしてもらう必要がある。また元の艦は火力重視ながらも対空戦闘にも気を配った艦隊護衛型とでも言える構成であったが、本艦は艦隊の火力補助に特化させた様な構成となっており、元の艦よりも更に汎用性が無くなっている。とはいえ火力重視の艦長には大変魅力的な艦に仕上がっており、米国軽巡ツリーに興味がある艦長は勿論の事、射程が短めの高火力艦に興味がある艦長にはもってこいの艦なので興味があれば是非手に取ってみて欲しい。
戦闘名誉章
| レベル | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
|---|---|---|---|---|---|
| 報酬 | |||||
| ミッション内容 |
史実
本艦は「ブルックリン」級の6番艦として計画され1935年4月に起工、1936年12月に進水し、1938年8月に竣工・就役した。太平洋戦争の開戦時(1941年12月8日から)にはアジア太平洋艦隊の一員としてフィリピンに派遣されており、日本海軍の展開する南方作戦を迎え撃つ形となった。しかし初の負傷は戦闘によるものではなく、何と座礁によるもの(1942年1月)であった。
修理のために一時戦線を離れるも復帰して早々に配属された部隊は第64任務部隊であり、ガダルカナル島攻略を目論む日本海軍の巡洋艦部隊と交戦。この戦いにおいて本艦は日本艦隊の「古鷹」と砲火を交え軽微な損傷を負ったほか、続いて「衣笠」と砲火を交えた際に1番砲塔が旋回不能、2番砲塔は装薬室で火災が発生した。この火災は浸水により消し止められたものの、更に別の火災が発生した事と浸水による速度低下もあって本艦は戦線を離脱する事となる。この戦いは後に「サボ島沖海戦(1942年10月11日)」と呼ばれる。
大破した本艦は修理のため1943年6月までドック入りしたが、修理完了後は主にイタリア戦線において活動。1944年になると再度太平洋艦隊の所属となり、ビアク島攻防戦(同年5月)、フィリピン攻略戦(同年10月)に参加。10月25日のスリガオ海峡夜戦においては日本海軍の西村艦隊の迎撃にも参加している。1945年にはルソン島の戦い、ミンダナオ島の戦い、ボルネオの戦い等に参加し、終戦を迎える(1945年8月)。終戦に伴う海軍艦艇の整理に伴い、本艦はアルゼンチンへ売却されかの地で「ヌエベ・デ・フリオ」と改名。その後はアルゼンチン海軍所属として1978年まで活躍。同年に退役し除籍処分。船体は日本に曳航され1983年にスクラップとして解体された。
小ネタ
本艦の艦名に由来はアメリカ合衆国のアイダホ州の州都でもある「ボイシ(Boise)」から。元々この地はコロンビア河の支流であるスネーク河の河谷に位置し、更にオレゴン街道の傍にあった事から街道の沿線都市として栄えた。1862年には金鉱の発見もあり、1925年には「ユニオン・パシフィック鉄道」が開通。降水量が少ないため農業にはあまり向かない土地であったが、20世紀初頭に灌漑事業が行われ農地が整備され食品加工業が発展。また灌漑以前から行われていた食肉の加工業も有名だった。近年では既存の産業以外にIT系の企業(Micron Technology、Hewlett-Packard)の活躍もあって目覚ましい発展を遂げている。
編集用コメント
- 基本性能にはとりあえずブルックリンのデータを入れております。異なる部分だけご修正ください。 -- 2025-07-01 (火) 20:52:47
- コメントの希望を見て、エリートだけちゃっと記入 -- 2025-07-03 (木) 20:58:19
- コメント欄より、特殊迷彩で速度を上げられる点を機動性の部分に追記。 -- 2025-07-03 (木) 22:27:54
- 小ネタを追加 -- 2025-07-09 (水) 00:02:16
- 史実を記載 -- 2025-11-01 (土) 17:16:18
コメント欄
- なんか弱そうなプレ艦来ちゃった -- 2025-07-01 (火) 21:26:28
- 煙幕持ちブルックリンの時点で強いと思いますよ -- 2025-07-01 (火) 22:11:47
- やはりT7のベルファストと比べると見劣りしてしまうが、こういう船は味付けを変えて違う乗り方を楽しむ船だからコレクションみたいな感じ -- 2025-07-02 (水) 00:48:30
- 煙幕有る無しで結構変わってくるから弱い訳が無い。 -- 2025-07-02 (水) 12:35:15
- ただでさえ微妙なのによりによってTier7かよ… -- 2025-07-03 (木) 19:53:47
- チコとローマにボコされる未来しか見えない -- 2025-07-03 (木) 19:55:00
- ニューオーリンズにボコボコにされて終わるやろ -- 2025-07-03 (木) 19:56:21
- 近距離なら門数差でボコれますよ、運悪く203㎜でバイタルを抜かれたらアレですが -- 2025-07-03 (木) 20:37:15
- 永久迷彩の全力射撃で速度上げれるのが他の同型艦と大きな違いかな? -- 2025-07-03 (木) 20:51:51
- 対空警戒スキルがなくなっているし、ヒストリカル迷彩の対空よりも、最高速度の方が有益な気がしますね。ブルックリンよりも素で速度速いみたいですし、巡航速度と煙幕用に加速上げれば、かなり乗り味の違う艦艇になりそうですね。エリート特性気になります。 -- 2025-07-03 (木) 20:55:38
- 元のブルックリンと比べて速力が優れており、そこから更に専用迷彩で速力を上げれるのはとてもユニークだと思います
-- 2025-07-03 (木) 20:55:42
- エリート特性の記載ありがとうございます。やはり最高速度+3%が選択できるんですね! -- 2025-07-03 (木) 21:01:33
- 煙幕ついたとはいえ、ブルックリン自体扱い難し目の船だと感じたから、乗り手は選ぶだろうなぁ。レンタル艦で皆んな乗るだろうけど、低評価が多そうだな。 -- 2025-07-04 (金) 00:06:58
- 普通に弱くね? -- 2025-07-05 (土) 02:26:52
- どんな感じに弱く感じました?やはり弾道とかですかね…? -- 2025-07-05 (土) 06:50:09
- 米軽巡の火力に煙幕がついてる時点で弱いわけがないんだけど、弾道が悪くて慣れが必要だから人によって評価が分かれそう。 -- 2025-07-05 (土) 19:00:02
- ヘレナ「レーダー以外俺の強み無くなってて草」 -- 2025-07-05 (土) 22:50:57
- 新しい7巡が出る度にベルファストの優秀さに感心する。あれ6年前に出た艦なんやでw -- 2025-07-06 (日) 05:48:22
- 完全に逆だと考えています。あんな一隻だけ強いOP艦艇を出してしまったのは調整不足で、優秀でもなんでもないです。自分がプレミアム艦に求めているのは、「ツリー艦とほぼ同程度の強さ(若しくは少し強い程度)で、ツリー艦とは違った味付け」というもので、環境を壊すような突出した強さは不要。お金を出した人はそれで強くなるわけではなくて、違う性質の艦艇に乗って楽しみが広がるようなものが理想だと考えます。 -- 2025-07-06 (日) 06:51:15
- 初期の頃の設定というか、プレ艦についての説明は長所も大きければ弱点もあるという尖った性能ってことでしたからね。それが段々と…例えばtier8ならプレ艦はtier8.5とか、もしくはそれ以上…みたいなツリーよい明確に強い艦艇が増えてきました。初期の設定ではなくて今の環境が通常だとするなら、ベルファストが普通でボイシは弱めのプレ艦みたいな評価になるのかと。 -- 2025-07-06 (日) 09:42:28
- ツリーよいじゃなくてツリーよりでした。誤字すみません。 -- 2025-07-06 (日) 09:43:18
- お金出して買ってくれる人に強さで優越感与えるのは重要なんやぞ。ツリー艦よりちょっと強いくらいじゃお金出してくれないから。まぁボイシは最安1200円のブリパ艦だしこんなもんじゃないの。煙幕2回あればやれない事は無い。 -- 2025-07-06 (日) 15:50:34
- それはそう。実際同tierならツリー艦より強くないとわざわざ金出してまで買わないし。金で戦績や勝ちを買う、これは正しい。運営としても商売と考えたらそれが正しい。 -- 2025-07-06 (日) 19:20:17
- 商売で誰が乗っても強い船出したら、後々ユーザーが離れて少なくなる未来が見え無くもない。その辺りの調整はゲームを存続するためには必要だとは思うけど。FPSゲーで課金優位になると過疎りだすゲームは良くある。課金者はまた別ゲーに移行する。 -- 2025-07-06 (日) 19:52:13
- 課金して買った艦にpsで勝つのが1番楽しい -- 2025-07-07 (月) 07:54:02
- プレミアム艦を買う時って、強い艦を求める以外に、癖が強い船に挑戦してみたかったり、史実から知った船を買ったりすることも多いと思うんだよね。ボイシの場合、ツリー艦のマイチェン版だから独自性が薄いので前者の需要は少なそうだし、アトランタとか同型艦のヘレナやフェニックスとかより知名度は劣ると思うので後者の需要も多くはなさそう。強さの面で言うならベルファストや十勝といった強艦が他にいるし、資材やゴールドのおまけといった感は否めないかな。私はクリーブランドが大好きなので、まだ安売り版を買うか悩んでるよ。 -- 2025-07-06 (日) 20:02:55
- 完全に逆だと考えています。あんな一隻だけ強いOP艦艇を出してしまったのは調整不足で、優秀でもなんでもないです。自分がプレミアム艦に求めているのは、「ツリー艦とほぼ同程度の強さ(若しくは少し強い程度)で、ツリー艦とは違った味付け」というもので、環境を壊すような突出した強さは不要。お金を出した人はそれで強くなるわけではなくて、違う性質の艦艇に乗って楽しみが広がるようなものが理想だと考えます。 -- 2025-07-06 (日) 06:51:15
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