Dunedin

ダナイー軽級巡洋艦　ダニーディン

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・派生艦船

・兵装

・艦艇の特技
・単発魚雷
魚雷発射管内の魚雷を一発ずつ発射できる。

ゲーム内説明

後期C級シリーズの発展型であるダナイー級巡洋艦の1隻であり、前級に比べて大型化され砲熕兵装と雷装が共に強化されていました。本級の5番艦であるダニーデンは、1924年から1937年までイギリス海軍のニュージーランド艦隊で運用されていました。第二次世界大戦中には大西洋で積極的に運用され、複数の敵輸送船を拿捕しました。しかし1941年11月、作戦行動中にドイツ軍の潜水艦によって撃沈されています。

解説

・主砲
152mm砲を単装で5基5門搭載。前級の弱点であった真正面と真後ろを撃ちにくいという弱点を改良した砲配置により、艦を立てていても真正面と真後ろそれぞれに2基2門を指向できる。しかし単装砲をかなり無理して1列5門並べているため、元となった「ダナイー」搭載砲と同じく第3砲の前方射角が取りにくく、全ての砲を指向できる角度はかなり限定的である。とはいえ例によって砲そのものの性能は「ダナイー」搭載砲を凌駕しており、射程も普通にあるため砲そのものに着目する限りは十分に優秀と言える。

・魚雷
533mmクラスを3連装魚雷発射管艦に収めて片舷に2基搭載。片舷指向可能数は6射線と非常に優秀。更に魚雷の性能は元となった「ダナイー」搭載のものと変わらず、適切に扱えるという前提においては非常に心強い。ところが本艦は後述する機動力の問題でこの重雷装を攻撃面に活かす事は難しく、出番は殆ど防御・護身用になってしまうだろう。

・対空
申し訳程度の大口径対空砲と小口径対空砲を搭載している。

・装甲
軽巡洋艦の装甲と耐性には期待してはいけない。一応、防郭防御の値は「ダナイー」の船体よりも若干高い様だ。

・機動性
素の最高速度は元となった「ダナイー」よりも若干だが遅い。また加速力はかろうじて13秒台をキープしているのものの軽快とは言いかねる。舵の効きは「ダナイー」の8.2度/秒と比べると本艦は6.7度/秒と明らかに重く、操作感覚が全く異なる。これ以降、重巡じみた機動力になってしまう予兆が既に表れている。

・隠蔽性
素の隠蔽は6.66kmとかなり優秀。しかし魚雷の射程は6kmと短く、隠蔽の良さを活かせる機会はあまり無いだろう。

・生存性
素のHPは17000台と元となった「ダナイー」の船体よりもやや体力に優れる。しかし低体力を機動力で補える「ダナイー」と異なり、本艦は敵の攻撃をほぼそのまま受ける事になりがち。このため体力面での優位性は感じにくく、更に回頭して逃げるといった軽巡お得意の戦法も苦手なため正直生存性が高いとは言い難い。

・消耗品
「改良型ディーゼルエンジン」「高級船員食料」の搭載を推奨。残る1枠はお好みで。

・艦艇スキル/艦長スキル
本艦に艦艇スキルは搭載されていない。艦艇の特技として単射魚雷を使用可能。

・装備
　・兵装　「主砲改良Ⅰ」「主砲改良Ⅱ」
　・防御　「操舵装置改良Ⅰ」「推力改良Ⅰ」
　・適正　「操舵装置改良Ⅱ」「推力改良Ⅱ」

・エリート特性
　・船体強化　HP+4%　
　・エリート砲術員　主砲装填時間-3% 主砲塔旋回速度+7%　
　・功績　EXPアップ+10%
※基本的にはエリート砲術員を推奨したい。

・総論
英軽巡ツリー艦「ダナイー」の味変バージョンとも言える艦である。艦の火力はダナイー以上、しかし艦の速度や機動性は英重巡ツリーに連なる艦の如く扱いづらく、何も考えずに前進すると回頭できずに詰みやすい。このため英重巡ツリー艦の如く「対面する敵の駒の枚数、そして彼らの取り得る戦術」をあらかじめ予測した上で、この艦でできうる対処を組み立てて行く必要がある。正直巡洋艦初心者にはお勧めしにくい構成なのだが、逆に考えるなら程々の性能の艦で敵の出方を観つつ立ち回りを研究したいという艦長にはピッタリの練習艦となるだろう。とはいえツリー内では前級と大きく変わる部分は無いので、他国巡洋艦ツリーを履修済で先に進みたい艦長はこの艦もフリーで飛ばしてしまっても問題ない(次級で本ツリーの特色でもある「低速用発煙装置」が解禁される)。

戦闘名誉章

史実

小ネタ

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