龍江<ロンジャン>
性能諸元
基本性能
※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし
Tier | 2 | |
---|---|---|
生存性 | 継戦能力 | 6322 |
抗堪性 | ・防郭防御5% ・火災浸水耐性10% ・装甲3% ・対水雷防御3% | |
主砲射程 | 6.30km | |
機動性 | 最大速力 | 35.01ノット[kt] |
最大出力への到着時間 | 8.93秒 | |
転舵速度 | 10度/秒 | |
転舵所要時間 | 2.70秒 | |
隠蔽性 | 5.04km |
・派生艦船
派生元 | Cheng An |
---|---|
派生先 | Phra Ruang |
・兵装
主兵装 | 口径,搭載基数×門数 | 最大ダメージ(火災率)(防郭率) | 装填時間 | 砲塔旋回速度 |
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105mm L/45 Tbts LC/16, 3基×1門 | HE弾 251(2%) AP弾 382(150%) | 5秒 | 12度/秒 |
魚雷 | 口径,搭載基数×門数(片舷指向門数) | 射程 | 雷速 | 最大ダメージ | 装填時間 | 浸水率 | 魚雷管旋回速度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
500mm Zwilling, 2基×2門(4門) | 5.70km | 62.52kt | 2780 | 33秒 | 15% | 20度/秒 |
ゲーム内解説
中華民国海軍を近代的な艦艇で強化するため、1913 年にドイツに発注されたのがこの龍江 (ロンジャン) でした。本艦は建造されませんでしたが、その設計は、ドイツの V-25 型駆逐艦のベースとして活かされました。
解説
本艦はこのパンアジア駆逐ツリーの中で最初の駆逐艦である。このツリーでは本艦からティア10まで、全て「深度魚雷」という特殊な魚雷を積んでいる。簡単に説明すると、通常の魚雷より性能が高い代わりに駆逐艦に命中せずにすり抜ける。このような特殊な魚雷であるため、パン駆にはある程度他の駆逐艦ツリーで腕を磨いてからチャレンジするのがいいだろう。
・主砲
105mm砲を単装で3基、計3門搭載。特筆すべきはドイツ砲ならではのAP弾の威力で単発火力は350(同格の海風は120mm砲搭載なのに349)と優秀で、瞬発火力とDPMも同格第2位である(1位はドイツのV-25)。同格駆逐艦との砲戦なら引けを取らないだけの性能を秘めている。
HE弾ダメージは230と同格最低で瞬間火力も690と残念だが(海風の瞬間火力が676で同格最低)、装填速度の速さからDPMは8280と海風(5408)を上回りサンプソン(8490)に匹敵する。しかし、発火率は2%と他国平均でしかないので駆逐艦以外の相手には素直に魚雷を使用した方が良いだろう。それでも魚雷装填の隙間時間等にどんどん撃ち込んでいくことで総ダメージを上乗せすることができる筈だ。
・魚雷
500mm2連装魚雷を2基、計4射線搭載。単発ダメージは2550と米駆の魚雷(2616)に劣るが、4本命中で10200のダメージに浸水率15%(海風は14%)は非常に強力と言える(4本命中時の相手の耐性を考慮しない場合の浸水確率は47.8%である)。さらに雷速が62.52ノットと同格随一の速度(他は速くても59.74ノット)を誇り、射程も5.7kmとそれなりにあるので本艦の隠蔽距離5.04kmを考えると隠蔽雷撃も可能。そして装填速度も33秒とそんなに遅くは無い。
深度魚雷であるため駆逐艦に命中しないことを除けば、扱い易さや実用DPM的にティア2最強と言っても良いだろう。なにせ同格巡洋艦ですら魚雷4本命中で瀕死にできるので主砲で残りを削るだけで処理可能。格上戦であっても十分に通用する。ただし、格上艦との戦闘においては魚雷4本命中であっても削り切れないことが多く、反撃により即沈するリスクも高いので慎重に行きたい。
・装甲
無いに等しく、巡洋艦の斉射を食らうと半分近くもっていかれるので注意。駆逐艦なのでやむなし。
・機動性
見た目がなんとなく古くてボロいので速力は控えめかと思いきや、なんとティア2にして37ノットの快速(怪速?)を発揮する。無論これは同格トップクラスであり、奇襲や一撃離脱がやりやすい。転舵も優秀でクルクル回れるため、魚雷などの回避もお手の物。(ティア2でこれはヤバイだろ...)
・隠蔽性
マップが狭いのであまり気にしなくてもいいが、同格のなかでは平均的である。海風とほぼ同じ。隠蔽雷撃も十分可能。
・生存性
快速と強力な雷装の代償か、同格より若干HPが低くなっている。このティア帯では旧式とはいえ手数の多い巡洋艦がたくさんいるので、甘い動きをするとすぐにやられてしまう。
・消耗品
装填、転舵、速力を推奨。駆逐艦の定番である。
・装備
兵装は魚雷管旋回速度を上げるなら「射撃システム改良1」しか選択肢がない。防御は「ダメージコントロールシステム1」が無難、適正は「推力改良2」が良いだろう。ティアが低いのでどれを選択しても上がり幅が低く、正直好みで選んでも構わないだろう。
・エリート特性
船体強化 HP+4%
新型操舵装置 転舵速度+5%、転舵加速度+10%
功績 EXPアップ+10%
・総論
素晴らしい機動性と巡洋艦にとって恐怖の深度魚雷を合わせ持つ、非常に強力な艦と言える。いちばんヤバイのがこれだけの性能をもちながらティア2あることだ。ティア1ともマッチングし、始めたての初心者が多いのが相まって、駆逐艦の扱いに慣れた艦長なら次々と敵巡洋艦を海底送りにできるだろう。一応弱点を言っておくと、深度魚雷なので駆逐艦に命中しないこと、同格より若干低いHPが挙げられる。この2つさえ理解していれば、戦場で巡洋艦キラーとして大暴れすることができるはずだ。
史実
…
小ネタ
本艦の艦名の由来は中国の黒竜江省にある「龍江県」と推測される。行政区分としては清朝によって設置された黒水庁が1908(光緒34)年に竜江府に昇格、その後中華民国成立に伴い1913(民国2)年に竜江県と改名された。
本艦からいよいよ「深度魚雷」を搭載して戦場に出ることになる。「深度魚雷」は通常の魚雷と違い、効果のある艦種が「巡洋艦」「戦艦」「航空母艦」に限られる。つまり「駆逐艦」に対しては効果が無い…これはどういうことかというと、仮に敵駆逐艦が「深度魚雷」の命中コースを通ったとしても、敵駆逐艦はその上を素通りするだけでダメージは全く入らない*1。このため駆逐艦相手には威嚇にすらならないので注意して欲しい。
編集用コメント
- エリート特性を追加。 -- 2021-10-05 (火) 17:52:02
- 小ネタを追加 -- 2024-02-19 (月) 15:09:48
コメント欄
- デイリーミッションで浸水関連のものが並んでしまった場合、本艦に3~4回乗るだけで比較的楽にクリアできる。 -- 2020-02-09 (日) 13:27:19
- クッソ使いにくい。買いかぶり過ぎたわ。 -- 2020-07-09 (木) 20:23:14
- そりゃあんた、ティア2なんてほぼ駆逐だらけやし接近戦だらけ、こんな環境で深度魚雷しか持ってないパンクなんてただのカモよ -- 2020-07-09 (木) 20:41:06
- 初心者がこれに乗って、駆逐に流すやつがいました。説明見たん?チェスターに使おう。 -- 2022-10-30 (日) 11:20:26
- このティアならまだ魚雷の見分けが付かない人や本能的に魚雷が見えたらとりあえず避けようとする人もいるので、そういう相手に対しては見かけ倒しの脅しとして使えます。タイマンで駆逐に出くわした時は特に余裕があればやってみると回避させて相手の戦闘テンポを乱せる…かも?笑 -- 2022-11-04 (金) 13:36:25
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