R級駆逐艦 プラ・ルアン(旧レディアント)
性能諸元
基本性能
※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし
Tier | 3 | |
---|---|---|
生存性 | 継戦能力 | 8502 |
抗堪性 | ・防郭防御5% ・火災浸水耐性10% ・装甲3% ・対水雷防御3% | |
主砲射程 | 6.60km | |
機動性 | 最大速力 | 35.01ノット[kt] |
最大出力への到着時間 | 9.28秒 | |
転舵速度 | 9.80度/秒 | |
転舵所要時間 | 2.70秒 | |
隠蔽性 | 5.16km |
・派生艦船
派生元 | Long Jiang |
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派生先 | Shen Yang |
・兵装
主兵装 | 口径,搭載基数×門数 | 最大ダメージ(火災率)(防郭率) | 装填時間 | 砲塔旋回速度 |
---|---|---|---|---|
102mm L/40 PIX, 3基×1門 | HE弾 283(2%) AP弾 305(1500%) | 6秒 | 12度/秒 |
魚雷 | 口径,搭載基数×門数(片舷指向門数) | 射程 | 雷速 | 最大ダメージ | 装填時間 | 浸水率 | 魚雷管旋回速度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
533mm MK Ⅱ, 2基×2門(4門) | 6.30km | 62.52kt | 2998 | 33秒 | 15% | 20度/秒 |
対空砲 | 種類 | 平均ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|
大口径 小口径 | 0 38 | 0km 1.50km |
・艦艇スキル
種類 | 効果 | 持続時間 | クールタイム | 使用可能回数 |
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エンジンブーストⅠ | 最大航行速度+8% | 25秒間 | 75秒 | 2回 |
ゲーム内説明
元々はHMSレディアントの名でイギリス海軍に所属する駆逐艦でしたが、1920年にタイ海軍に売却され、改名されました。極めて高い速力と良好な兵装を備えており、その就役期間中の大半において、タイ海軍における最強の雷装艦でした。
解説
パンアジアTier3駆逐艦、シャム王国(現タイ王国)のプラ・ルアンである。
・主砲
102mm砲を単装で3基、計3門搭載。砲塔旋回速度は12度と前級から変わっていないが、2番砲塔の射角があまり良くないため使い勝手に癖がある。AP弾ダメージは280と同格最低の威力で、前級よりも単発・瞬間火力・DPMの全てが悪化している。HE弾ダメージも260と同格内で低い方であり、前級より単発火力は微増しているものの瞬間火力・DPMは悪化している。前級のつもりで砲戦に入ると痛い目を見ることになるだろう。
・魚雷
533mm深度魚雷を連装で2基、計4射線発射することが可能。魚雷ダメージは2750と前級より順調に強化され、瞬間火力も11000に向上している。DPMも20000と日駆(若竹は20438)とそう変わらない上に、射程も日駆と同じ6.3km、装填時間も日駆とほぼ変わらぬ33秒(若竹は32秒)、浸水性能も15%と優秀である。隠蔽は日駆よりも本艦の方が高く、隠蔽雷撃の難易度はこちらの方が低い。ただし、雷速は前級と変わらず62.52ノットとなっている(それでも同格内では最速)。駆逐艦への攻撃能力が無い事を除けば文句の付けようのない性能である。
・対空
素の対空値38はこのティア帯の駆逐としては(数値の上では)破格である。ただし、小口径対空砲しか装備していないので自艦の周囲1.5kmと狭い範囲しか影響を及ぼせず、頭上を通過する敵航空機を撃墜するのは難しい。敵の攻撃の成功確率が下がるお守り程度に考えたい。
・装甲
このティア帯の駆逐艦は他国と横並びである。特に明確な相違は存在しない。
・機動性
最高速度は35.01ノットと日駆(若竹も35.01ノット)と同等で、同格内最速である。加速は9.28秒と上位グループに食い込んでいるものの、日駆や英駆程の瞬発力に優れるタイプではない。舵の効きは9.8度/秒とかなり優秀で、旋回半径も小さく転舵所要時間も2.7秒と非常に短い。
・隠蔽性
素の被発見距離は5.16kmと同格最高クラスである。
・生存性
HPは7800と同格最低クラスながら、優れた隠蔽と速度、機動性を持つため適切に扱ってやれば生存性は高いと言えるだろう。
・消耗品
「高品質石炭」「高級船員食糧」「改良型ディーゼルエンジン」の搭載を推奨
・装備
適正は戦い方によってお好みで。防御は「操舵装置改良1」「推力改良1」適正は「推力改良2」「操舵装置改良2」辺りが候補になるだろう。
・エリート特性
・駆逐艦近代化改修 HP+2%、最高速度+3%、魚雷管旋回速度+7%
・新型砲塔 主砲旋回速度+20%
・功績 EXPアップ+10%
・総論
前級ほどの速度は失われてしまったが、それでも日駆に匹敵する速度や機動性を備えた船体に、やや非力な砲(それでもAP弾のDPMは日駆と変わらない)と隠蔽雷撃が可能な強力な魚雷を装備した優秀な艦に仕上がっている。本艦は砲駆ではないため、砲の性能がイマイチなのはやむを得ないであろう。日駆よりも隠蔽が良く雷速も速い点を生かして、斥候や隠蔽雷撃を得意とする海の忍者として戦場を駈ければきっと勝利を重ねることができる筈だ。
史実
元々はイギリスで設計・建造・運用されたR級駆逐艦の一隻「Radiant(レディアント)」である。それを1920年にシャム王国へと売却したのが「Phra Ruang(プラ・ルアン)」となる。シャム王国(現タイ王国)は大きな戦禍に巻き込まれることがなかったため、終戦時に残存。1959年まで海軍籍を残しており、その後も係留練習船として利用された。2000年ごろまで艦体は残っていたようだが現在は解体されており、タイ海軍博物館にプラ・ルアンの銘板が残っている。
小ネタ
本級は「ソーニクロフトR級」だが、この艦級は基本となる「アドミラルティR級」を元に、英国の造船会社である「ジョン・アイ・ソーニクロフト・アンド・カンパニー・リミッテッド」の設計案を取り入れて改良を加えた型である。英国ではこの型を元に更なる改良を加えた「アドミラルティ改R級」も設計・製造している。
これらの艦級で得られた経験は、次級である「アドミラルティV級」に生かされることになる。なお、V級に関しては英駆ツリーのティア3である「ヴァルキリィ」として実装されているので、興味がある人は乗り比べてみると良いだろう。
実は本艦はその特性(速度は速いが煙幕を持たず、切り札はエンジンブーストのみ)より、日駆の練習艦としても向いている。日駆ルートをある程度まで進めた艦長であれば、ティア3程度なら戦艦の前でダンスを踊ってもある程度耐えられるだけの回避スキルを身に着けている筈だ。この前提において、貧弱な砲を使用して敵の駆逐と渡り合い、敵戦艦に対する襲撃と離脱を繰り返す訓練を行ってみよう。徐々に慣れてくると、訓練開始前よりも確実に襲撃や離脱が上手くなっている事を実感できる筈だ。この経験を活かせば、元の日駆ルートを進めるにあたってもより大胆かつ繊細な運用を実現できるようになるだろう。
編集用コメント
- 性能諸元とさらっとした解説を記載。皆様の換装等を元に増補予定です。 -- 2020-02-04 (火) 22:48:25
コメント欄
- 孤立してる戦艦に対してはかなり強いです。ただし、魚雷が深度魚雷なのに加え、特段主砲が強い訳でもないので、駆逐艦とのタイマンはかなり不利になります。その場合は味方に助けを求めるのが大方のセオリーです。同格マッチで同じくらいの腕の人が乗ってる巡洋艦やナザリオと出くわした場合は、逃げ切れないことが多いので生存は諦めましょう。 -- 2022-11-22 (火) 12:19:11
- ここってこんなにコメント少なかったっけ?もう少しあったはずなんだけど、、、気の所為か? -- 2022-11-22 (火) 17:10:17
- エリート特性新型砲塔ではなく、エリート魚雷オペレーターでした -- 2023-01-17 (火) 11:57:15
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