Marceau

マルソー級駆逐艦　マルソー

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・兵装

・艦艇スキル

ゲーム内説明

1939年から1940年にかけて開発された3,000トン級の偵察艦計画における案の1つ。第二次世界大戦後の兵装が搭載されており、主砲として両用砲を採用している。

解説

2022年7月に新実装されたフランスTier10駆逐艦。同格仏駆ツリー艦である「クレベール」とは搭載砲とスキルの構成が異なる。

・主砲
127mm砲を連装砲塔に収めて4基8門搭載。ツリー艦に搭載されている139mm砲ではなく、巡洋艦の「コルベール」と同口径の砲である。この砲は装填時間が元々3.4秒と短かったが、本艦に搭載されるにあたっては3.3秒に短縮され砲旋回もやたらと速い。ただし本艦では砲数が半分の8門に減じた上に射程距離が大分切り詰められてしまい、何と8.62kmとなっているので注意して欲しい。(迷彩を付けても9kmに及ばず、砲駆としてはかなり残念)とはいえ駆逐艦搭載砲としては十二分に強力で、どちらの砲弾を使用してもDPMはトップに躍り出る。ただしその弾道弾速はそのまま受け継いでおり、かなり当てにくい主砲となっている。アプデで劣悪だった散布こそ改善されたがコルベールのようにポンポン撃っていけるような代物ではないので注意してほしい。

・魚雷
ゲリラ戦や接近戦ではたよりになるが、、、門数が少ない上ダメージが低いため数当てないと魚雷メインではダメージが出ないため、あくまでもサブウエポンだと言うことを忘れないでほしい。ただし射角はかなり良好な上装填も爆速なので積極的に使っていきたい。

・対空
主砲は両用砲、ただし機銃がなぜかクレベールやコルベールが持つ57mm機銃ではなくボフォース40mm機銃である。値としては4下がっていてまぁ低対空は仏艦の定めではあるが、それでも小口径対空しかないクレベールからは大きな成長である。なお対空警戒を使ったところであまり落とせない。欧駆を除けば高い部類だろうか。

・装甲
いつもの柔らか仏駆といえばわかるだろうが、大きい船体に何故か戦艦砲が貫通しやすいペラい装甲である。

・機動性
全艦中最速の機動性である。装備や消耗品、エリートや迷彩など全て最高速に振った状態でエンジンブースト使用時には61.9ktと一部国家の魚雷よりも早いという異次元の速度を誇る。
なお舵の効きは劣悪であり、魚雷事故も多発しやすいので注意。

・隠蔽性
クレベのように壊滅的に悪いわけではなく、駆逐艦の基本的な仕事をこなせるくらいには確保されている。

・生存性
最速の機動力を有しており、戦場形成はこちらに分がある。不利を察知してからの離脱が容易なため、生存性は高いといえよう。
隠蔽を割ってくる艦載機の動向には注意すること。

・消耗品
速度と装填。
残る一つは体力か隠蔽のどちらかになるが、ここはプレイスタイルと相談で。

・艦艇スキル/艦長スキル
本艦は高速装填を持っていない。そのためツリー戦艦のノルマンディーやリヨン、プレ艦のリシュリューなど、高速装填無・エンブ持ちの艦に乗せている艦長を着任させると良いだろう。

・装備
　・兵装　ここはお好みで
　・防御　舵or加速
　・適正　速度or隠蔽

・エリート特性
　・新型機関　最高速度+5%、加速度+10%
　・エリート砲術員　主砲装填速度-3%、主砲旋回速度+7%
　・功績　EXPアップ+10%

・総論
クレベールと全く異なる特性の主砲だが、主砲の特性的には秋月ツリーに近い。高速装填を持っていないためクレベールのような爆発力は無いものの、駆逐最強の主砲を備えているため火力に不満は無いだろう。短い射程を補う実用的な隠蔽と、最速の機動性を用いていかに占領を早く終わらせ、敵を混沌たらしめるかが本艦を扱う鍵である。

戦闘名誉章

史実

本艦は実際には就役しておらず、マルソーという艦名は1946年の戦後に賠償艦としてフランス海軍に引き渡されたZ31に付けられたものである。そのマルソーは1958年に退役している。

小ネタ

実装初期はステータス上は155ある大口径対空が0になっているという致命的なバグを抱えていた。

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