Odin

オーディン級戦艦 オーディン (シャルンホルスト級戦艦原案)

基本性能

性能諸元

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・兵装

・艦艇スキル

ゲーム内説明

シャルンホルスト級の建造に先立つ、比較的小型の高速戦艦の設計案の1つ。305mmの強力な主砲を特徴とした。

解説

・主砲
同格戦艦内に於いて最小口径である305mm砲を3連装3基・計9門を搭載。 主砲装填時間は同格戦艦内最短の18秒と手数は多く、AP弾の貫徹力は口径の割に優秀である。しかし、305mmと小口径なので最大ダメージも低く、遠距離だと戦艦の装甲を貫徹するのは難しく、305mmと言う口径にしては18秒の装填時間はやや長めである。また、素の精度はドイツ戦艦の宿命か、高くないので遠距離での戦艦との殴り合いはほとんどが単発火力の無さ、口径の割に装填時間が早くない事と精度の悪さから不利になるケースが多い。
しかし、腹を向けた船がいた際など、ここぞという時は艦艇スキルの精密照準Lv2 を使用し、精度を上げることが可能であり、副砲圏内に接近してしまえば格上の出雲やアイオワのバイタルも抜け、巡洋艦に対しては、過貫通せず巡洋艦に刺さりやすい中口径な305mmAP弾・精密照準Lv2と相まって圧倒的に有利である。
得意なレンジが中距離以内であり、その範囲にどうやって近づくかが鍵となる。総じて、巡洋艦に対して役割を果たしやすく、接近すれば手数の多さを活かし、戦艦にも有利を取りやすい砲となっている。

・副砲
手動副砲は独軽巡お馴染みの150mm3連装砲を艦上構造物を挟むように前後にそれぞれ1基ずつ搭載(なんとなくだが砲塔配置のおかげか、大和みたいな感じに見えるのは気のせいだろうか)。
扱いやすい独軽巡150mmというところかAP弾の貫通力は高く、精度・弾道は良好。射程もとても長いので、中・近距離に於いてしっかり当てれば軽装甲艦を十分に削る火力を叩き込むことが出来る。戦艦などの重装甲艦には艦首や艦尾、上部構造物を狙う事で有効打を狙いやすい。 欠点として後部砲塔は艦上構造物の付近に配置されているので微妙に射角が良くない。
自動副砲はティア10のグローサーの自動副砲を搭載しており、スペック上はグローサーに次いで優秀である。本艦をティア比で接近戦最強と言わしめる非常に強力な武器の1つであり近距離の殴り合いではとてもとても頼りになる。
片舷に射撃可能な門数が6門と少な目ではあるものの優秀な射程と発射速度は同格戦艦にはないアドバンテージとなる。
纏めると、手動・自動副砲共に、火力・射程・精度は同格戦艦内で最高峰であり、門数が少なめであることを除けば一部のティア10をも凌駕する。副砲性能が非常に高く、主砲が控えめである都合上、装備1スロット目で戦艦は主砲性能を向上させるのがテンプレだが、本艦の副砲郡は副砲特化がオススメ出来るほど優秀である。さらに本艦はティア8にして「副砲オーバーロードⅡ」を搭載しており、使用すると一時的とはいえ副砲射程と装填を25%増しする事が可能であり、一時的にどの船とも比類しない凄まじい弾幕を張ることが可能となる。

・魚雷
独艦お馴染みの533mm魚雷4連装発射管を片舷1基ずつ計2基搭載している。射角は前後共に優秀で、特に後方に対しては片舷の魚雷を撃った後にちょっと艦尾を振っただけですぐにもう片舷の魚雷を撃つことが出来る。この優秀な射角を活かして反航戦での戦艦とのタイマン時のすれ違いの際に、片舷発射からの敵戦艦が自艦の後方に回った際にもう片舷の魚雷を当てられればかなり有効なダメージソースとなりうる。
魚雷を上手く扱えれば一気に形勢不利からの大逆転を狙うことが可能となり、前述の副砲と合わさり近距離においては無類の強さを誇る。

・対空
大口径対空砲のダメージは低目だが、射程が独艦宿命の3.3キロではなく他国標準の3.6キロあるので、同格ドイツ戦艦と比べたら敵航空機の補足範囲はほんの少しだけ広い。小口径対空砲のダメージもそこまで高くは無いが、射程が2.4キロ(これはティア10のグローサーと同じ)と少し長いのでこちらも少しだけ遠くの敵にも射撃してくれる。とはいえどちらもダメージそのものは低く、そこまで頼りになるものでは無い。その上でマッチするティア帯の空母艦載機の火力は破壊的であり、孤立して波状攻撃など食らったらひとたまりもない。

・装甲
ドイツ戦艦なだけあって近距離であれば非常に強固。接近戦ではバイタル貫通は非常に貰いにくいため、本艦の特性とマッチしている。しかし、ドイツ戦艦なので水平装甲は薄めであり、遠距離では思った程の耐久性を感じにくい場面も出てくる。ツリー艦同様、砲弾を舷側装甲に当てるような工夫が遠距離においては必要で、ツリー艦であるビスマルクや姉妹艦のティルピッツより機動性が高いのでやりやすくなっている。

・機動性
シャルンホルストの案なだけあって戦艦の範疇であれば非常に優れている。総合的にフランス戦艦には及ばぬものの、同格の中でも優れた旋回性能、速度を持っており、肉薄や陣地転換、後退など幅広い戦術を可能とする。しかし、ドイツ戦艦の宿命か、加速度は平均的である。

・隠蔽性
素の被発見距離は10.8kmとかなり優秀。

・生存性
強固な舷側装甲を持つが素のHPがコロラドやシノプなどの1部のティア7戦艦に劣るほど非常に低く(大体キングジョージ5世やネルソン、長門と同程度)、思ったより硬くないように感じてしまう。HPの低さが災いし、対砲弾hp、対魚雷hpが同格ワースト2位となってしまっている(ちなみに最下位は脆いことで有名なシャンパーニュ)。ドイツ戦艦だからって集中放火を受けるのはあまり喜ばしくはない(とはいえ他国より装甲が硬いので受ける時は受けなければいけないが)。また、ドイツ戦艦の宿命で火災浸水耐性も低いため、元々とても低い体力と合わさり、榴弾や魚雷には細心の注意が必要。
総じて、優秀な装甲を持つものの、肝心なHPがとてつもなく低いため、同格の中でも非常に低いと言わざるを得ない。
他の武装が接近戦特化なので低体力のミスマッチが痛い。

・消耗品
戦艦基本セットの「高級船員食糧」「改良型ディーゼルエンジン」「予備整備パック」で問題ないだろう。

・装備
1つめは遠距離戦や対巡洋艦を想定して主砲精度を上げるか、機動しやすくするために主砲旋回をあげるか長所の副砲性能をあげるかの3つに別れる。
残りの2種類は機動力を上げるか水雷防御や火災浸水耐性、火災発生率をあげるかはプレイングによって変えよう。

・エリート艦艇特性
・改修済主装甲帯　装甲防御+5%、防郭防御+10%
・副砲特化　副砲装填時間-10%、自動副砲装填時間-10%
・功績　EXPアップ+10%

・総論
小口径、やや高い手数、艦艇スキルの精密照準Lv2を所持していること、そして快速を持っていることから、戦場に早く到達して、試合の前半は腹見せしている敵や巡洋艦に対してプレッシャーをかけ、味方駆逐艦、巡洋艦が動きやすくするように支援することが得意である。更に、優秀な装甲を活かしてタンクも可能な事から、味方のポジショニングの支援やタンク、敵巡洋艦の迎撃といった前半に求められる仕事をこなしやすい。
そしてHPを削られすぎないように的確に精密照準Lv2で狙撃しつつ、戦局がこちらに優位になったら快速と強力なサブウェポンを活かし、敵を掃討し、殲滅する。と言った使い方がメジャーである。
欠点の｢小口径のため、遠距離の対戦艦の難しさ｣｢低いHP｣｢平均的な火災浸水耐性｣を長所の｢優秀なサブウェポン｣｢小口径と精密照準Lv2を生かした対巡洋艦のやりやすさ｣｢硬い舷側装甲｣｢優秀な機動力｣で補おう。要は短所を如何に隠し、長所を押し付けるかが大切である。
シャルンホルストの原案なだけあって運用もシャルンホルストとほとんど同じである。なのでシャルンホルストを持っていればそれと近い感じで運用できるはずだ。

戦闘名誉章

史実

小ネタ

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