Yumihari

弓張型戦艦 弓張 (天城型巡洋戦艦設計案B62)

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・派生艦船

・兵装

・艦艇スキル

ゲーム内説明

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解説

・主砲
Tier8では日本艦のみが装備している410mm砲を、控えめながらも4基8門搭載している。門数は少ないが、AP弾の単発ダメージは同格戦艦の中で2位と高く、装填時間も比較的速いため、AP DPM（1分間のダメージ量）は6位とそれなりに高めになっている。一方、HE弾の単発火力、DPM、分間発火回数はそれほど高くない。射程は14.19kmと同格戦艦の中で3位と長めである。主砲の旋回速度は他艦と大差ない。
散布界は標準的だが、天城と異なり集弾性がちゃんと1σある。弾速に関しては、初速はやや速いものの、砲弾が他艦よりもやや減速しやすい傾向がある。しかし、最大射程での貫通力は平均を上回る。
そして、日本巡洋戦艦ツリー初となる高精度着弾観測機スキルを使用可能。効果は25秒間、主砲射程が10%延長され、最大散布界が10%縮小する。これにより射程は15.61kmに達し、同格艦の最長射程を1km近く上回る。また、Tier 10の最長射程を誇る大和（15.78km）に迫る射程となる。なお、散布界は同格3位の精度を誇るが、精密照準スキルによりさらに狭まることはない点に注意が必要である。
　
・副砲
単発ダメージ、装填時間、片舷門数、射程、DPMのすべてが平凡で、特筆すべき強みはない。無いよりはマシといった程度の性能である。さらに、本艦は接近戦が苦手なため、できる限りそのような状況に持ち込みたくない。
恐らくバグだが、右舷側の後部副砲二門が前を向いてくれないため、右舷側は貧弱となっている。右舷側の2門のうち、片方は全く旋回せずもう片方は左舷側にめり込んで旋回してしまっている。 左舷側の砲を使うとわかると思うが何故か7門指向可能でそのうち一門が射撃できないオレンジ色になっている。戦闘待機中に左側に副砲がめり込んでいく様はある意味シュール
　
・対空
日本艦としては対空性能が高めで、同国同Tierの摩耶より優れており、四万十よりやや劣る。対空警戒中の総合対空指数は同格戦艦の中で5位に位置している。日本艦だからと侮ると多少痛い目に遭うこともあるが、とはいえ自衛用としてはやや心もとない。対空射程も戦艦クラスに限られるため、艦隊防空の役割を担うには期待できない。また、対空警戒の回数はデフォルトで2回しかないため、使用タイミングには注意が必要である。
　
・装甲
本艦の弱点。 まず、艦首と艦尾の装甲は25mmと薄く（他の部分は大体32mm）、これ自体はそれほど気になる問題ではない。しかし、深刻なのは舷側装甲で、厚さが229mmしかなく、同格戦艦の平均である316mmと比べると明らかに薄い。また、防郭防御や装甲防御も最下位クラスで、ダメージ軽減性能においても期待できない。ただし、甲板装甲に限ってはなぜか平均以上の防御力を誇っている。
　
・機動性
速力は30ノットを超え、順位は11位（聞こえは低いが一応高めである）。加速性能は3位と非常に優れており、転舵速度もやや良好な部類に入る。しかし、転舵所要時間は残念ながら平均を下回っている。総じて、巡洋戦艦としてはやや物足りない機動性となっている。
　
・隠蔽性
隠蔽12kmと天城よりは多少は良いようだが、同ツリーTier10の豊後より悪い。隠蔽を使った立ち回りはあまり期待できない。
　
・生存性
やはり本艦の最大の弱点。HPはワースト4位、防郭防御や装甲防御も低く、火災や浸水耐性は最下位レベル。さらに、魚雷防御も最下位よりわずか0.5%上回る程度で、全体的に非常に脆弱である。加えて、装甲は薄く、機動性も平凡。対空性能は数値上高めだが、実際には信頼に足るものではない。また、イタリア戦艦の排気煙幕やフランス戦艦のエンジンブーストといった特別な防御手段もないため、生存性はほぼ捨てていると言える。
ただし、唯一の救いはその長射程である。素の状態でも同格戦艦で3位の射程を誇り、スキルを使用すれば一気にトップに躍り出る。この長射程を活かし、慎重かつ遠距離からの立ち回りが求められます。
　
・消耗品
高級船員食料、改良ディゼールエンジン、予備整備パックを推奨する。
　
・艦艇スキル/艦長スキル
対空警戒Ⅰを2回、高精度着弾観測機を3回使える。前級までとは艦艇スキルが異なるので、本艦からは新しい艦長を育ててみよう。
同一の艦長を豊後まで乗り継がせていくつもりならば、豊後では対空性能が覚醒してマイノータークラスになるため、レベル2で対空警戒の回数を増やして、レベル4では持続時間上昇、クールタイム減少はとっておきたい。
レベル4に対空防御専門家+、レベル7に準備万端+を持った極寒の貴婦人は、本ツリーに非常にマッチしているので採用を検討しても良いだろう。
　
・装備
　・兵装
　・防御
　・適正
　
・エリート特性
　・
　・
　・功績　EXPアップ+10%
　
・総論
優れた火力と対空性能を備える一方で、生存性と防御力に致命的な弱点を持つ。410mm砲8門によるAP弾の威力は高いが、HE弾と副砲は控えめであり、対空性能も艦隊防空には不十分。特に舷側装甲と防郭防御が薄く、HPも低いため生存性が低い。機動性は平均的だが、巡洋艦戦艦としてはやや不足。スキルや長射程を活かした後方からの戦術が有効であり、攻撃力を活かすためには慎重な運用が求められる。
　

戦闘名誉章

史実

B62は八八艦隊計画の巡洋戦艦として検討されていた天城型巡洋戦艦の前身となるデザインのもの。
WoWsの弓張は架空の近代化改修の他、主砲を50口径砲にするなどの変更が加えられている。

小ネタ

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