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瑞鳳型航空母艦　瑞鳳

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・派生艦船

・兵装

・艦載機

ゲーム内説明

航行速度に優れた小型の航空母艦。元々は潜水母艦として計画されていたが、後に航空母艦へと計画を変更された。艦載機を多く積めない小ささではあるが、魚雷耐性と同種に対する戦闘能力を十分に持ち合わせていた。

解説

日本Tier5空母瑞鳳である。「軽空母ですが、練度があがれば正規空母並みの活躍をお見せできます」と言っても、中隊数と艦載機の性能的に難しいところである。ちなみに当時の日本海軍には軽空母という概念はなかったり

・雷撃機 B4Y 九六式艦上攻撃機
鳳翔の同艦載機がミッドウェーで炎上、漂流中の飛龍を発見した事でも有名な機。3機1中隊であり単発が高いとは言い難いため打撃力にかけるが、幸い整備時間は長くはないのでじゃんじゃん回してどんどん魚雷を撃ち込もう。
雷撃は完全手動なので、どれだけ命中するかは個人の技量に委ねられる。幸い機数はあるためチャンスはあるし、余程のことがない限り対空砲火による全滅はしないだろう。(このTier帯の対空砲火なんて一部を除きたかが知れている)
駆逐艦に当てられるようになれたらエリートを名乗れる。これからの日本空母(アメリカ空母もだが)には必須とも言えるスキルなので駆逐艦処理はできるようになりたい。

・爆撃機 D1A2 九六式艦上爆撃機
支那事変にて複葉機の高い機動性を活かして活躍した機体。3機2中隊あるため間を空けずに最大6発(100%当たるとは言ってない)の爆弾を瞬時に叩き込む事ができ、脅威度としては高いかと思われる。さらに、意外ではあるが、最大火力は高めであり、ボーグに並ぶ。
開幕は2中隊ある事を活かし、広い範囲を偵察することをお勧めする。
ただ、Tier5・6の戦艦は他の艦船と比べて対空火力は高いため、無闇矢鱈に飛ばすと残機0(箱)になってしまうこともある。
消耗を抑えるには2中隊まとめて攻撃したい。
2中隊でいっぺんに攻撃したら意外と燃える。

・主砲 40口径89式12.7cm連装高角砲×2
史実では高い性能を示した対空、対艦の両用砲…だが、実際この火力で迫り来る敵艦を相手にするのは力不足も甚だしく、弾道がかなり山なりで精度も悪いため、あまり使えない(ボーグ、ハーミーズよりかは遥かにマシだが)。
もっとも、そんな近くにまで敵の接近を許したらお終いであるものの、他2空母よりはマシである。

・対空
副砲で前述した両用高角砲もある為、遠距離から敵機へ対空砲火を浴びせられる。しかし門数も少なく、近接用の対空機銃も物足りない数であるが大口径対空がそこそこあるため、ボーグ、ハーミーズよりかはマシな値である。
空母絶殺マンに遭遇したら敵航空機が味方艦隊の上を通る様に母艦を動かし、空母に到着する時に少しでも多く削いでもらう他、比較的優秀な機動力を活かして回避したい。

・機動性
28ノットちょいと速いが、駆逐艦や巡洋艦を振り切れる程の速力はない。(ボーグ、ハーミーズよりかは遥かにマシ)
空母絶殺マンに狙われても上手く操艦したら回避も容易であるため、優秀である。

・隠蔽性
空母なだけあって隠蔽性はそれなりに高い。これ見つかっただろ と思っても案外見つかってなかったりする。(だからって調子乗って前出過ぎてフルボッコにならない様に。それと絶対に芋らないこと。戦艦のちょい後ろくらいの適度な前線に出よう)

・生存性
こちらも空母なだけあってティア平均で見ると決して高くはないが、空母というカテゴリーの中では優秀である。
脆いからといってずっと後方にいると、敵の駆逐艦に狩られることがあるほか、火力も落ちるので適宜前進しよう。上記でも触れた通り、機動性は悪くない。
対空母絶殺マンの時は対空の高い味方に付いて行くことを心がけよう。それだけで何とかなる。

・消耗品
航空燃料と補給パックは積もう。あとは高品質石炭、予防整備パック、ディーゼルエンジンからお好みで選択。

・装備
　・兵装　空母内格納庫改良Ⅱ　爆撃機はおまけなので爆撃機を減らしてでも雷撃機を増やすのが良いだろう。
　・防御　操舵装置改良Ⅰ or 推力改良Ⅰ
　・適正　推力改良Ⅱ　駆逐艦に追いかけられても時間稼ぎができるように速力を上げるのが良いだろう。

・エリート特性
　・空母近代化改修　最高速度+3%、魚雷防御+5%、小口径対空兵装ダメージ+5%
　・エリート整備士　急降下爆撃機準備時間-5%、雷撃機準備時間-5%、戦闘機準備時間-5%
　・功績　EXPアップ+10%

・総論
全体的に戦闘機がないのも相まって空母としては扱いやすいのではないだろうか。
なにより、中隊数と機数が多い所と母艦性能が優秀なところであろう。
アップグレードは旋回に振ると敵空母からの攻撃を回避しやすくなるかもしれない。
次の龍驤から戦闘機が入るため、中隊の扱いをここでマスターしよう。

戦闘名誉章

史実

瑞鳳型航空母艦は大日本帝国海軍の改装空母。祥鳳型とも呼ばれることもあるが、帝国海軍の分類では「瑞鳳型」だった模様。
この瑞鳳型、空母龍鳳や千歳型航空母艦までもが含まれたりとなかなかにややこしくまた錯綜しているが、建造経緯から見ての同型艦は瑞鳳と祥鳳の2隻。
瑞鳳と祥鳳はロンドン海軍軍縮条約での航空母艦所有制限から逃れるため、戦時には航空母艦として改装することを前提に作られた高崎型高速給油艦を改装したもの。共に横須賀海軍工廠製。

• 1番艦瑞鳳
  1936年進水(特務艦/高速給油艦、高崎として)
  1940年就役(進水後に艦種及び艦名変更、空母瑞鳳として)
  1944年10月25日、エンガノ岬沖海戦で戦没
• 2番艦祥鳳
  1935年進水(特務艦/高速給油艦、剣埼として)
  1939年竣工(潜水母艦に変更、艦名はそのまま剣埼として)
  1942年5月7日、珊瑚海海戦で戦没。
  祥鳳は太平洋戦争における帝国海軍最初の喪失空母である。

瑞鳳型航空母艦(wikipedia)

小ネタ

帝国海軍は空母の航空甲板上に各艦識別用に艦名の頭文字を入れていた。
当然本艦は「ズイホウ」であるので「ズ」となる・・・はずだったのだが、同じ頭文字を持つ「瑞鶴（ズイカク）*1」との混乱を避けるために「づほ」となっていた。「づほ」と呼ぶ艦長がいたら本艦のことを指している。
またこれは珊瑚海海戦、つまりは祥鳳が戦没した海戦での、空母翔鶴艦載機が敵空母に誤着艦しかけた戦訓（？）に基づくものなので、祥鳳の甲板に書き込まれたことはない。

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