鳳翔型航空母艦 鳳翔
Ver.1.0.0で最大爆弾着弾範囲を10%縮小。
Ver.1.2で雷撃機準備時間が3.1秒から2.9秒に減少。
ver.6.5で名称が凰翔から鳳翔に修正。
性能諸元
基本性能
※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし
Tier | 4 | |
---|---|---|
生存性 | 継戦能力 | 15200 |
抗堪性 | ・防郭防御5% ・火災浸水耐性10% ・装甲4.50% ・対水雷防御6% | |
主砲射程 | 6.30km | |
機動性 | 最大速力 | 24.45ノット[kt] |
最大出力への到着時間 | 18.18秒 | |
転舵速度 | 4.60度/秒 | |
転舵所要時間 | 8.40秒 | |
隠蔽性 | 7.20km |
・派生艦船
・兵装
主兵装 | 口径,搭載基数×門数 | 装填時間 | 最大ダメージ(火災率,防郭率) | 砲塔旋回速度 |
---|---|---|---|---|
140mm L/50 3-year, 4基×1門 | 7.50秒 | HE弾 410(5%,150%) | 10度/秒 |
対空砲 | 種類 | 平均ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|
small | 36 | 1.50km |
・艦載機
爆撃機 | 名称 | 搭載容量 | 整備時間 | 爆撃機HP | 最大ダメージ(火災率) | 一機当たりの搭載弾数 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3機1中隊 | D1A1 | 9機 | 3秒 | 1322 | 1120(25%) | 1 | ||
雷撃機 | 名称 | 搭載容量 | 整備時間 | 雷撃機HP | 最大ダメージ(浸水率) | 雷速 | 魚雷射程 | |
3機1中隊 | B1M | 12機 | 2.90秒 | 1322 | 1904(14%) | 59.74ノット | 3.90km |
ゲーム内説明
世界で初めて航空母艦として設計され、完成した空母。サイズはそこまで大きくなく、搭載可能な艦載機も多くはなかったが、充実した対空兵装を装備していたうえ、標準的な航行速度と機動性を有していた。
解説
派生元の戦艦とはうって変わって打たれ弱いが偵察、雷撃、爆撃と非常に重要な仕事を持つ空母。ここからはその母ともいえる艦が出迎える。同格米空母と異なり雷撃機を運用できる半面、整備時間が長く雷撃機自体も扱うにはコツが必要だったりと玄人向けな性能になっている。
しかし、これから先の日本空母は雷撃機を上手く扱えれば扱えるほど強くなり、腕前次第では最強のツリーにもなりうる。
是非とも本艦や次の瑞鳳で空母の知識と経験、基礎を学んで欲しい。
なお、空母初手狙いは、ダメ、ゼッタイ。この辺りのtiaでは
空母を始めとして真っ先に狙う(空母絶殺マン)がいるがそのようなことは絶対にしてはいけない。攻撃出来る時間が短くなるだけではなく、対空の餌食となって攻撃出来なくなってしまうことがあるためだ。
ちなみに日本語設定にすると凰翔となっているが、正しくは鳳翔である。というかこれでは「おうしょう」である
・戦闘機
PC版では搭載されていた九六式艦上戦闘機(A5M4)や零式艦上戦闘機21型(A6M2)は残念ながら使用できない。Tier6の龍驤から使用可能。
・雷撃機
一三式艦上攻撃機
3機編成であり、敵へのダメージ源となる。扱いが爆撃機より難しく、最初は外しまくるかもしれない。ただし扱いに慣れれば爆撃機よりも確実にダメージを与えられる。素早い駆逐艦には当てるのが難しいものの、3本命中させると半分以上HPを削ることができる。
・爆撃機
九四式艦上爆撃機
発火率が米空母より低く、数も少ないため、雷撃機のオマケと言っていいだろう。出来るだけタイムロスなく飛ばしてダメージを稼ごう。また、終盤などには偵察機として飛ばし、隠れている敵を発見するのも立派な仕事である。うまく味方と連携して発見した艦を沈めてもらおう。
・主砲
鳳翔の副砲は日米全空母唯一の140mmを装備している。
威力は同Tierの軽巡洋艦に匹敵する。副砲が役に立つ時はいよいよ追い込まれた負け戦の最後の抵抗だけなので使う機会は余りない。
・対空
味方の対空があれば一機落とすことはできる程度。殆どあてにならない。
・母艦
(ティア7の某OP空母2隻を除く)全ての空母に言えることだが、空母の船体自体は打たれ弱いため、見つからないことが1番の基本である。ただしこのティア帯では、しつこく空母を狙う空母(いわゆる空母絶殺マン)がかなりいる。実際ラングレーの爆撃はかなり発火する上、なかなか撃墜できないため、やられてイライラするかもしれない。ただしこの戦法が通用するのは戦闘機のないティア5までである。しかも敵空母まで飛行機を飛ばすのは時間的にも無駄が多く、効率的なものとは言えない。初めて空母に乗る方に覚えておいて欲しいのは、序盤にやるべきことは艦載機による敵の発見、及び攻撃による味方の支援である。もし自分が敵艦載機にしつこく狙われて沈んでしまっても、その間に味方は有利に戦いを進められるからだ。自分は沈んでも、チーム全体として勝てればいいのである。
・機動性
24ノット少しとやや速い。しかし駆逐艦や巡洋艦を振り切れるような速度は出ないので注意。ただ振り切れなくとも、魚雷を回避したり逃げて時間を稼ぐことはできるので、肉薄されたら足掻こう。ライバルのラングレーと比べると約10ノットも差をつけている。
・隠蔽性
割と良好。駆逐に接近されても、実は見つかってなかったりする。
・生存性
駆逐以上巡洋艦以下(球磨くらい)しか耐久性がない上に、機動性もそれほどよろしくない。そのため一度見つかるとしつこく攻撃される。敵の射程内に入らないよう気をつけよう。艦載機の操作に夢中になり、前に出すぎて撃沈されるなどということはくれぐれもないように。
・消耗品
空母用の2つは必須で、あと1つは隠蔽、速度のどちらかだろう。対空強化はこのティア帯だと気休め程度であり、ほとんど上昇もしないのでおすすめしない。
・装備
・兵装 空母内格納庫改良Ⅱ 爆撃機はおまけなので爆撃機を減らしてでも雷撃機を増やすのが良いだろう。
・防御 操舵装置改良Ⅰ or 推力改良Ⅰ
・適正 推力改良Ⅱ 駆逐艦に追いかけられても時間稼ぎができるように速力を上げるのが良いだろう。
・エリート特性
船体強化 HP+4%
エリート整備士 急降下爆撃機準備時間-5%、雷撃機準備時間-5%、戦闘機準備時間-5%
功績 EXPアップ+10%
・総論
活躍できないと勝てないものの、活躍は味方次第…といった性能故に非常に玄人向きの性能である。
特に空母がCo-op戦以外では1隻しかマッチしない為、ヘイトも分散しづらく、マップも狭いため駆逐艦等による突撃なんてものを喰らえばスポットされたちまち魚雷の餌食となる。
しかし、後方ばかりにいても発着艦に時間がかかり貢献も期待しづらい。
マップ全体を見て、優先攻撃目標を考え、如何に手早く、如何にいい位置を取るかが鍵となるだろう。
まずは他艦種で戦況分析や戦力分配などを学んでから比較的初心者向けであるアメリカをへてからこの空母に乗り込みたい。
Co-op戦や分隊を組むのも一つの手である。
まずはスポットをして自艦に近づけない味方火力を与えることが重要だ。間違っても最初に空母を叩くなんてことはしてはいけない。自艦の生存時間をすり減らすだけである。
空母乗りたての頃は雷撃が当てられずダメージが出せないが飛龍から後の空母を使った後にもう一度乗ると面白いほどダメージを出せる良艦である。
ちなみに狙う順番は
開幕直後は駆逐もしくは巡洋艦を狙い、中盤辺りからは、体力が減っている艦艇をねらうといいだろう。
戦闘名誉章
レベル | 1 | 2 |
---|---|---|
報酬 | 艦艇exp1500 シルバー25k | 艦艇exp1500 シルバー25k |
ミッション内容 | 5戦 | 5勝 |
史実
鳳翔は1922年に竣工した日本初の航空母艦である。
イギリス海軍の助力のもと、先に就役していた改装空母の各種データを元に建造され、初の国産空母であるにもかかわらず当時としては先進的な設計となった。就役後に判明した問題も改装を重ねて解決していき、のちの空母開発への貴重な情報を生むことになる。
第二次世界大戦にも旧式化しつつ参加したがミッドウェー海戦後は練習艦として兵を育てた。
戦後は復員船として従事し、その後は大阪の日立造船桜島工場で解体された。
ライト兄弟による飛行実験の成功から間もない第一次大戦で実戦投入された航空機は、海軍でもすぐに採用された。航続距離が大きな飛行機は敵艦隊などを発見する偵察機に最適であり、既存の軍艦に仮設した飛行台などから発艦させて洋上偵察するという運用もはじまった。
日本海軍は空母に並々ならぬ関心を示し、第一次大戦直後に、イギリス海軍の協力を得ながら空母の開発に着手した。ただし当初は空母という概念が存在せず、特務船「竜飛」として計画された。そして計画がかなり具体化した1920年になって航空母艦という艦種が新設されたために、竜飛は「鳳翔」に改められた。計画時から空母として建造された軍艦としては、鳳翔は世界初の船であった。その名は瑞鳥として名高い鳳(おおとり)が羽ばたく姿を意味していて、航空機が飛び立つ空母にふさわしい。鳳翔以降、日本空母の命名には瑞鳥動物が使われるようになった。
1922年暮れに竣工した鳳翔を通じて、日本海軍は空母と艦載機の運用に関する有益なノウハウを獲得した。この船がなければ日本機動部隊はなかったとしても言い過ぎにはならない。しかし基準排水量が7470トン程度と小型であり、速度も不十分であるため、航空機の大型化と高性能化には対応できなかった。太平洋戦争がはじまっても戦力としては計算されず、1942年6月のミッドウェー海戦を最後に瀬戸内海に置かれ、空母艦載機搭乗員の育成にあたった。1945年夏には母港の呉軍港がたび重なる空襲で壊滅したが、鳳翔は無傷で切り抜けることができた。結果として日本海軍最古の空母は戦争を生き延び、復員事業に活躍したのち解体処分とされたのであった。
小ネタ
「最初から空母として設計・建造された艦」として日本で最初に起工・竣工し、かつ「最初から空母として設計・建造された艦」の中で世界で最初に竣工した艦である。
それゆえエピソードには「日本初」のものが多く、「世界初の航空母艦」として名前が挙がることもある。
大正11(1922)年に竣工した純粋な航空母艦であり、従って本来はこんなに小さくても正規空母であり、太平洋戦争を生き抜いた筋金入りの大ベテランである。
・1945年3月と7月の呉軍港空襲の際は、ほぼ無傷で燃料さえあれば実戦投入も可能であった為にマークされていた大淀や、比較的大型の利根、龍鳳が近所にいたこともあってか、ほとんど被害を受けることはなかった。
終戦直前には特別警備艦(浮き対空砲台)への艦種変更を受け、大破着底した利根らご近所さんからかき集めた25mm機銃と機銃員を艤装の周囲に配置して、防空要塞と化していた。
戦後は改装で無理矢理延伸した分の飛行甲板を撤去して外洋航行能力を取り戻すと、1946年8月まで復員輸送艦として約四万人の将兵と民間人を南方から日本へと連れ帰った。
復員船として訪れた先の一つシンガポールでは、艦尾を失った高雄が係留されたまま浮き事務所兼宿舎として残務整理にあたっていた。
そんな高雄へ鳳翔は入港のたびに日本酒、スルメ、沢庵、素麺など懐かしい日本の味を差し入れし、大いに喜ばれたという。
遠い異国の地で最期の時を待つ高雄にとっての、ささやかな「酒保鳳翔」であった。
流石はお艦...
全ての役割を終えてから9ヵ月後の1947年5月1日、大阪(日立造船・築港工場)にて解体完了。
娘達の生と死を見届けた「全ての空母達の母」は、一人静かに娘達の元へ旅立った。
4年間も「凰翔」と書かれ続けてきたが本来は「鳳翔」である。鳳の変換ができず鳳凰から取ったらミスったのだろうか。6.5で修正。
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