Tier 5 アメリカ 重戦車(プレミアム)
スペック
車体装甲厚(mm) | 51/51/51 | 本体価格(ゴールド) | 1,500 | ||
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最高速度(km/h) | 前進 | 34 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 5~6 | |
後退 | 10 | シルバーボーナス(%) | 62 | ||
隠蔽率 | 静止時 | 0.14 | 経験値ボーナス(%) | 45 | |
移動時 | 0.07 | 搭乗員経験値ボーナス(%) | 無し |
パッケージ
T14 1,500G |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
T14 | Ford GAZ | 75 mm Gun M3 L/37 | T14 | T14 | 690 | SCR 508/1 | |
720 | 20 / [18.07] | 102/101/101 | 570 | ||||
15.07 | 1.03/1.14/1.71 | 26 | 330 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
75 mm Gun M3 L/37 | AP APCR HE | 56 7G 56 | 92 127 38 | 110 110 175 | 15.75 | 1,733 | 2.06 | 0.46 ? ? | 90 | +25 -10 |
解説
- 火力
- 76 mm Gun M3 L/37
M3 Leeと同じで、発射速度に優れる。
貫通力はやや低く、装甲の薄い相手には強いが重装甲車輌を正面から抜くのは難しい。
- 76 mm Gun M3 L/37
- 装甲
- 車体
スペック上は51mmと一見薄そうだが十分な傾斜がついており実厚約95mm、また車体下部は101mm装甲になっている。
機銃口が垂直63mmと薄いので、できるだけ隠すようにしよう。 - 砲塔
ほぼ全周101mmと堅牢。
キューポラ等76mm部分も傾斜がきつく、防盾裏の開口部も狭いためハルダウンで砲塔だけを出したT14に格下戦車が正面からダメージを通すのは極めて困難。
最低150mm程度の貫通力がなければ、ラッキーヒット以外で抜かれる事は無いだろう。
- 車体
- 機動性
履帯の旋回性が劣悪で小回りは利かないが、エンジンが優秀で見た目より挙動が軽い。
車体の低さと主砲の可動範囲も優秀で、実にアメリカ戦車らしい乗り心地になっている。
然りげ無く50t近い車体重量と加速の良さで、短い助走距離でも体当たりの威力がかなり高い。
いざという時の為に覚えておこう。
- 総論
正面はKV-1よりも強固で、地形を上手く使える戦車なので得意な交戦距離に持ち込むのに苦労する事も少なく、使い勝手が良い戦車だ。
収入ボーナスを見越して、金弾を10発程常備しておくといざと言う時に心強い。
ソ連KVシリーズやイギリスATシリーズを天敵とし、過信しすぎての突出は避けたいところ。
地味に同郷のM4A3E2 Sherman Jumboが天敵で、真正面を向かれると貫通不可能になるので注意しよう。
敵側のT14との殴り合いもかなりの消耗戦となる、心して掛かろう。
T14-PS
スペック
車体装甲厚(mm) | 51/51/51 | 本体価格(ゴールド) | 1,500 | ||
---|---|---|---|---|---|
最高速度(km/h) | 前進 | 34 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 5~6 | |
後退 | 10 | シルバーボーナス(%) | 62 | ||
隠蔽率 | 静止時 | 0.16 | 経験値ボーナス(%) | 45 | |
移動時 | 0.09 | 搭乗員経験値ボーナス(%) | 無し |
解説
特殊塗装版。
塗装が迷彩を兼ねており、新たに塗装を施すことはできない。
史実
T14は突撃戦車を目指して、1941年にアメリカ・イギリス両国で共同開発する「アングロサクソン計画」をアメリカ兵器局が立案しました。
ダンケルク撤退で大損耗を受けて戦車不足となり、それを補おうとして開発の袋小路にしばしばはまり込んでいたイギリス陸軍向けにアメリカと共同開発を始めた本車は、
開発期間を短縮する為にM4中戦車とM6重戦車のパーツを流用、主砲はイギリス軍主流のQF6ポンド砲、もしくは、アメリカ軍主流の75mmM3砲のどちらでも搭載できるように設計されていました。
前面装甲厚を100mm強とM4中戦車の2倍の厚さに、避弾経始の良い傾斜装甲を持つ車体と組み合わせ、砲塔も101.6mm厚と重装甲でした。
これは、チャーチルを越える戦闘車両としての設計思想が基幹設計に取り入れられたためです。
イギリスは1942年に当初8,500両の発注をしました。
しかし、1941年~42年に仕上がるはずだった試作車は、部品調達や開発の遅れで試作車の生産に手間取りが生じたために、1944年にずれ込んでしまいます。
先行量産試作型は、重装甲に固めすぎたのが仇となり過重量となっていました。
その結果、予定していた速度より遅かった事や、輸送の際に重量がありすぎて船輸送で大量に送れない、火力と装甲が重武装・重装甲のドイツ戦車相手には不足している、生産コストが高いことなどの指摘を受けてしまいます。
その上タイミングの悪い事に、同年秋から重装甲のM4A3E2シャーマンジャンボの生産が開始されたり、
イギリスではチャーチルVIIの運用がされ出していることや、ブラックプリンスが開発中であることなどが重なったために、開発は中止されてしまいます。
2両のみ完成した試作車両が、アメリカとイギリスに1両ずつ試験に供されました。
イギリスで試験された車両は、その後、ボービントン戦車博物館で余生を送っています。
アメリカではこの経験を元に、歩兵支援用のT20中戦車を開発することになりました。