SFP9

Last-modified: 2023-09-03 (日) 13:16:28

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SFP9 (※)

仕様(加筆修正求む)

口径     9mm
使用弾薬   9x19mmパラベラム弾
全長     186.5mm
銃身長    103.9mm
重量     710g
装弾数    10/15/17発
作動方式   ティルトバレル式ショートリコイル
ライフリング 6条右回り
銃口初速   360m/s
有効射程   50m

概要

 SFP9は、ドイツのH&K社が開発した自動拳銃。
 日本でも2020年に陸上自衛隊で採用された。それまで自衛隊で用いられてきた9mm拳銃の後継として1万丁以上の調達が計画されているほか、水陸機動団をはじめとする南西方面の部隊には耐水性および排水性に優れた「SFP9 M(Maritimeの意)」の配備が開始されている。本州でも富士教導団への配備が確認されている。また日本警察も2020年東京オリンピックを控えて約2,000丁を調達した、とドイツの新聞が報じている。その後実際に警視庁の銃器対策部隊が装備している様子が確認されているため、この報道は事実だったのだろう。
 性能は評価されており、スライド部分やマガジンを交換するレバーは左右どちらでも操作できるため利き腕を選ばず、射撃時の反動もコントロールが容易、トリガーの動きも滑らかで狙いをつけやすいとのこと。
 
 まだ調達が始まったばかりだが、自衛隊の一部駐屯地や大規模な警察施設を探せば入手できるかもしれない。ただし当然ながら軍用警察用の銃なので、民間人が入手するのは元から困難であることを留意されたし。
 
 
※出典:ウィキメディア・コモンズ パブリックドメイン (https://ja.wikipedia.org/wiki/ファイル:Heckler_%26_Koch_SFP9_handgun_on_neutral_background.jpg