車両紹介
明治34年に製造され、明治40年まで当社の前身である名古屋電気鉄道において、市電車両として使用されていた26人乗りの木製電車。その後、札幌電気軌道が同車両を購入し、大正7年に札幌初の路面電車「29号」として使用を開始。昭和2年より札幌市が市電として譲り受け、昭和11年頃まで札幌市民の足として親しまれた。平成27年3月18日の明治村開村50周年を記念した事業として発足。それに際して、名古屋鉄道株式会社及び公益財団法人明治村は、札幌市交通局で静態保存されていた「旧・名古屋電気鉄道第1号形電車(略称「名電1号形」)」を同局の協力により期間限定で借り受けた。同車両の一部に修理を施した後、名鉄の創業120周年に合わせ、6月28日より平成32年3月までを予定で博物館明治村にて展示・一般公開している。なお、車号が、22号になっているのは札幌市交通局時代に29号が廃車後車庫内で保管されていたが、昭和26年の円山動物園開園にあたり、遊戯物として園内に展示された。昭和35年に円山動物園より返還され、廃車となっていた40形の部品を利用して運転可能に整備され車籍を復帰、22号に改番された為。イベント等で数回運転されたが、その後、札幌市交通資料館で静態保存されている(現在は上記の通り、期間限定で明治村に貸出中)。現状では本線上の走行は不可能であり、事実上の廃車状態だが車籍については今も有している。
車両データ
Lv.1時 | MAX(Lv.400)時 | |
表定速度 | 15 | 15 |
一般車定員 | 1 | 26 |
特別車定員 | 0 | 0 |
増結
不可能
備考
限定車輌ではあるが、車輌購入ボタンを押して出現します。また、600V軌道線用車輌なので、明治村 京都市電のみならず、岐阜市内線、美濃町・田神線、揖斐線、谷汲線にも投入可能です。
注意事項
2015年9月17日配布終了