BGM/英雄の証

Last-modified: 2024-01-07 (日) 01:43:07

目次

英雄の証

収録
モンスターハンター サウンドトラックブック
モンスターハンター 狩猟音楽集
MONSTER HUNTER 2004-2012[LIFE]
  • 初代MHのメインテーマであり、初代MHのスタッフロールにて流れるエンディング曲でもある。
    現在では、シリーズ全体のテーマ曲として扱われており、ハンターなら知らぬ者はいない名曲の一つ。
    しかし曲名の元となった肝心の逸話も今時のハンター達に周知されているのかというと…
    • また、以降のシリーズでもスタッフロールで英雄の証の一部が流れる事が多い。
      初めてスタッフロールで英雄の証を聴く時、それはそれは感動してやりきった感が芽生えるものである。
      ただ、このムービーが流れるタイミングはゲームを制覇したと言えるタイミングではなく、
      これからもまだまだハンターの狩猟生活は続いて行く。
      むしろこれを見てやっとスタートラインに立ったと言っても過言ではない。
    • ゲーム開始時のオープニングムービー、プロモーション映像などでも英雄の証の一部がよく使われる。
      その場合、新モンスターが散々暴れまくる前半部分が終了した後、
      後半戦としてハンター側が新武器や新モーションで反撃を開始し、
      それと同時にこの曲が流れるというのが定番の流れである(3Gのようにその逆のパターンもあった)。
    • ラオシャンロン戦にて流れるBGM「最終決戦」は「英雄の証」の一部をループさせた短縮版である。
      • テーマ曲及び英雄の証を超大型モンスター戦で流すという演出は後のシリーズでも踏襲されており、
        強大なモンスターの脅威を表すBGMからハンターの反撃という形で流れる事が多い。
        戦場が最終段階に移行する、モンスターの体力を一定値以下に減らす、
        撃龍槍を撃つ(当てる)等、流し方は様々だが、
        いずれもハンターの戦意を大きく高揚させる。
  • また、多くの作品にはそれぞれメインテーマが存在しており、
    EDのBGMの一つであったり、いくつかのBGMに一部フレーズが差し込まれたりと、
    まさしくその作品を象徴するような曲となっている。
    どれも英雄の証に負けず劣らずの名曲である。
    詳細は各ページを参照。
    • MH:「英雄の証
    • MHST:「風の絆
    基本的に各シリーズではそれぞれのメインテーマがピックアップされる。
    英雄の証はモンスターハンターの象徴たるBGMとしてPVで流れることは多かれど、
    オープニングムービーやゲーム開始時、ゲーム中にアレンジとして流れるのはメインテーマが基本である。
  • MHFはMH2の要素を色濃く受け継いだため、当初は大敵への挑戦の方が多用されていた。
    PVなどでアレンジBGM(後述)が使われるケースはあるものの、
    どちらかと言えば「ハンター側の(新)アクション」を紹介するシーンで流れることが多い。
  • なお、英雄の証といえば最終決戦にも使われる壮大なサビ部分の方が有名だが、
    実はその間に挟まる穏やかな旋律の間奏部分の方が先に作られている
    そのためなのか、無印系列にはゲストハウスや勇者のためのマーチなど、そちらをアレンジした曲も多い。

アレンジ

  • 初代から一貫して使用され続けている曲であるが、これまでに幾度となくアレンジがなされている。
    これまでにメインシリーズではMH3、MH4、MHXX、MHWorld、MHRise、MHR:S、
    そして外伝作品ではMHF、MHXR、MHST、そして海外版のMHOにてアレンジ版が制作された。
    また、英雄の証の一節が盛り込まれている楽曲や、英雄の証をアレンジした楽曲も多数存在する。

英雄の証/3(tri-)Version

収録
モンスターハンター3(tri-) オリジナル・サウンドトラック
モンスターハンター 狩猟音楽集III
  • MH3~MH3Gまでのシリーズで使われた英雄の証には2つのパターンがある。
    1つは軽快なファンファーレから演奏の始まるパターン、
    もう1つは荘厳なバイオリンの前奏(初代から使われている英雄の証に近い)から始まるパターンである。
    (曲の終わり方も異なり、後者のほうが簡素に終わる)
    前者はMH3のオリジナルサウンドトラックに「英雄の証/3(tri-)Version」として、
    後者は狩猟音楽集IIIに「英雄の証/3(tri-)ver.」として収録されている。
    ゲーム中やPV等では後者が流れることが多いが、
    サウンドトラックに収録されているものや狩猟音楽祭で演奏されるのは前者である。
    恐らく、前者がフルバージョンということなのだろう。
  • ジエン・モーランの決戦エリアにて、特定の条件を満たすとこのバージョンの短縮版が流れる。
    ラオシャンロン戦で流れる「最終決戦」に近い編集である為、便宜上「最終決戦」と呼ばれる事がある。
    • たった一つの船を頼りに、巨大龍に挑むハンター。
      こんな熱いシチュエーションの中、会心の一撃を与えこのBGMが流れた時には、
      ハンター達のテンションは最高潮であろう。
    • ちなみに短縮バージョンには狩猟音楽集IIIに収録されているもの以外にも、
      終わり方が微妙に違うバージョンとしてMH3やMH3Gのスタッフロールで使われているものと、
      MHP3のキャラクターメイク画面で使われる短いタイプのループ版がある。
  • 3シリーズのメインテーマである「生命あるものへ」に引っ張られてか、
    この「英雄の証」も「壮大さ」を全面に出したアレンジとなっている。
    任天堂のインタビュー企画「社長が訊く」にて、
    全てを包み込むような「母寄り」の「生命ある者へ」に対し、
    「英雄の証」は攻めるような力強さを持った「父寄り」であると表現されている。
  • 実は途中に「生命ある者へ」のフレーズが使用されいる。

英雄の証 ~ 4Version

収録
モンスターハンター4 オリジナル・サウンドトラック
  • 音の高さやメロディラインなどが初代~MHP2Gまでのものに近い雰囲気に戻されている。
    ただし、音源自体は新録したものである。
    • このアレンジは東京フィルハーモニー交響楽団が演奏している。
  • ダレン・モーラン戦の決戦ステージにて特定の条件を満たすと流れるBGMは、このバージョンの短縮ループ版。
    4Gではゴグマジオス戦でも条件を満たすと同様のものが流れる。
    • こちらも「最終決戦」に近い編集である為、便宜上「最終決戦」と呼ばれる事がある。
  • ゲーム中で使用されているものとは別に、MH4のPV1でのみ使用されたバージョンがある。
    恐らく、開発途中で制作された「デモバージョン*2」を使用した物と思われる。
    ニンテンドーeショップで公開されているムービーで聴くことが出来るので、
    ゲーム中で使われている「オーケストラバージョン」と聴き比べてみるのも良いかもしれない。
  • カプコンの業務用音楽ゲームcrossbeats REV.にて
    2015/9/18に行われた大型アップデートにより、この楽曲が収録された。
    ゲーム上のタイトル、アーティストは「英雄の証 ~ 4Version / カプコンサウンドチーム」。
    元々1:39と短めのためフルサイズでの収録となっており、
    ゲーム中背景として初代からMHXまでのPVのダイジェストが表示される。
  • かつてあったカプコンのオンラインゲーム『ドラゴンズドグマオンライン』にて奏狩で登場。
    ループ処理を施している。

英雄の証 ~ MHXXver.

収録
モンスターハンター 狩猟音楽集XX
  • 前作MHXでは、英雄の証そのものが流れる場面はあまりにも少なかった(キャラクターメイク・選択時程度)。
    その反動か、本作では生のオーケストラによる新アレンジが用意された。
    MHXX体験版のモード選択画面でいち早く聴くことが出来たため、大胆なアレンジに驚いたプレイヤーも多いことだろう。
  • 原曲と比べると、音の高さやリズム感が大幅にアレンジされており、
    龍識船バルファルクを思わせる疾走感溢れるアレンジとなっている
    また、「英雄の証」の名を冠する曲としては、初の混声コーラスが使用されている。
    こちらも参照のこと。
  • 今作でラオシャンロンが再登場したのだが、
    最終防衛ラインで流れる「最終決戦」はなんと原曲準拠になっている
    曲が流れる条件こそ変わったが、MHP2G以前のユーザーは懐かしさを覚えた事だろう。
  • さらに「ミラクル☆ミルクティ」によるボーカルアレンジも存在する。
    要するにアレコレと同じ類のものである。
    HR解放後に集会酒場のBGMとして聴く事が可能。
    なお、こちらはMHXXverではなく、原曲のフルアレンジとなっている。
    こちらは「モンスターハンターダブルクロス ミラクル☆ミルクティ」に収録されている。
    「モンスターハンター 狩猟音楽集XX」には収録されていないので、この曲が目当ての人は注意。

英雄の証 ~ Monster Hunter: World version

収録
モンスターハンター:ワールド オリジナル・サウンドトラック
  • システムやグラフィック等が一新された本作でも、合わせてアレンジされている。
  • いつものメインテーマをイントロ、サビ前、サビと3段階にアレンジしているのだが、イントロとサビ前の間には、
    弦楽器が奏でる独特のリズムが特徴的な新たな間奏が挿入されている。
    大胆なアレンジでこそあるが、サビの部分は音階はともかくリズムはオリジナルのものに割と忠実。
    新大陸を冒険するハンターに向けた壮大なアレンジであると共に、新しいスタンダードとしての英雄の証だろう。
  • MHWorldの第一報となったPV第1弾ではリオレウス登場までの諸要素でモンハンであると判明し、
    看板モンスターでもあるリオレウスと新モンスターのアンジャナフの邂逅、
    そしてアギトを背負ったハンターの救難信号ののちにサビが流れ、タイトルが発表された。
    大幅に刷新されたMHWorldをモンハンとして決定づけた演出であったと言える。
  • ゾラ・マグダラオス戦で流れるものは、
    「英雄の証 ~ Monster Hunter: World version(Extended edition)」である。
    こちらは新規の間奏部分がオミットされた代わりにメインのサビが長くなりかつループ仕様になっている。
    後にFF14にコラボで登場したリオレウスとの戦闘でも使用された。

英雄の証 - Rise ver.

収録
モンスターハンターライズ オリジナル・サウンドトラック
  • 近年の作品の傾向通り、本作にも新規のアレンジが用意されている。
  • XX verに匹敵するほどアレンジが強く、イントロがかなり長くなっている。
    このアレンジが初めて使用されたPV1が公開された際は、メインフレーズに入るまで
    モンスターハンターの新作PVだと分からなかったと言う人もいるほど*3
  • 特筆すべき点としては、RiseのBGMの法則通り、コーラスが使用されていることであろう。
    基本的な『英雄の証』としてのメロディの部分ではバックに入り、
    Rise固有のフレーズの部分ではかなりコーラスの主張が強い。
    をモチーフとした本作らしく、尺八などの和楽器が使用されている他、
    より力強さを意識したリズムにアレンジした事が語られている。
    また、中盤部分には今作のメインテーマであるカムラ祓え歌のフレーズが挿入されている。
  • 本作のエンディング後半では、ピアノアレンジ版となる「英雄の証:Rise ver. Piano Arr.」が流れる。
    こちらもオリジナル・サウンドトラックに収録されている。
  • 本アレンジは百竜夜行のラスボス真のラスボスとの終盤局面で流れ、
    戦闘後は里や集会所等のBGMに変更することができる。
    なお、ピアノアレンジ版はエンディングでしか聴くことができない。

英雄の証 - Sunbreak ver.

収録
モンスターハンターライズ:サンブレイク オリジナル・サウンドトラック
  • 無印とは別に拡張版にも新規アレンジが用意されており、これは初めての例である*4
    本作の舞台モチーフが和から洋に移ったことで、その世界観に調和した壮大なオーケストラ編成による再編曲がなされた。
  • イントロは英雄の証のフレーズを含みつつも静かに始まり、
    前半は勇ましさよりもどちらかというとモンスターの恐ろしさを表現したような不気味な進行が続く。
    サビに入ると盛り上がりいつもの勇ましさを取り戻す。
    まさに曇天は晴れる。夜は明ける。永遠に続く闇など存在しない。と言わんばかりの構成である。
  • 間奏で流れるパイプオルガンや厳かなコーラスは教会音楽を彷彿とさせる。
    吸血鬼や悪魔らを退ける為のBGMとしては非常にマッチしている。
  • 体験版にて本アレンジのループバージョンがいち早く収録され、
    このバージョンは本編にてラスボスとの終盤局面で流れる。
    以前のシリーズと同様に、フルバージョンはサウンドトラックでのみ聴くことができる。
  • 追加BGMセット「英雄の証&モンスターBGM:各種アレンジ」に含まれる
    「英雄の証:リコーダー ver.」はこちらのアレンジである。
    恐ろしくも勇ましかった当曲が、なんとも気の抜けた雰囲気に変化している。

英雄の証 ~ Stories Ver.

収録
モンスターハンター ストーリーズ オリジナル・サウンドトラック
TVアニメ「モンスターハンター ストーリーズ RIDE ON」オリジナル・サウンドトラック
  • RPG作品である本作にもしっかりオリジナルの英雄の証のアレンジが存在している。
    だが本作のテーマといえば風の絆。バトル勝利後に流れるBGMがそれと英雄の証の複合アレンジなのだが…
    なんとそれを除くと全然作中で流れない。
    MHXですらオープニングでは流れてたのに本作ではそれすらも風の絆に立場を奪われてしまっている。
  • では何処で流れるのかというと、ゲームを終盤まで進めた辺りでようやく流れるのである。
    ネタバレ防止の為ここでは詳しいタイミングなどはあえて記述しないが、
    かなり感動する使われ方なので是非とも本作をプレイして確かめてほしい。
  • で、その肝心の英雄の証なのだが、
    なんと初代モンスターハンターで流れた初代英雄の証のフルアレンジである。
    とても大切な事なのでもう一度言おう。
    初代英雄の証フルアレンジである。
    勿論イントロを含め細部が違うし、全体の曲調としてはMH4版に近い。
    だが本曲は途中で一度曲調が落ち着き、ピアノのパートが静かに挟まれる。
    そのメロディは、なんと初代英雄の証の間奏フレーズ。
    MHXXに先駆けてこの間奏を採用した本作だが、あちらや初代とは違いピアノがメインのフレーズとなっている。
    そのため、本作でのオトモン達との冒険が思い出されるのではないだろうか。
  • また、本作のストーリーだが実のところ初代モンスターハンター(の裏設定)と通じるところがある。
    これもネタバレ防止の為詳しくは記述しないが、
    本作と初代をプレイした人ならその共通点に気付く人も少なくないだろう。
    そういう意味も含めての原曲準拠のアレンジとなっている…のかもしれない。
  • MHST2の公式Twitterにて2021年6月18日にWebで先行公開されたTVCM
    モンハンの世界篇』でも本アレンジが使用された。
    …がそれまで影も形もなかったイヴェルカーナの参戦があまりにも衝撃的すぎてあまり話題にならなかった。
    • ちなみに、そのMHST2作中では残念ながら流れることは無かった。

MHF

  • アップデートに伴うPV等において英雄の証が採用される場合が多く、アレンジverも非常に多い。
    現状ではゲーム内で聴くことができず、基本的に公式PVが主な出番である。
    10周年記念メモリアルグッズの特典サントラ、及び過去の収録曲を集めたサウンドトラックによると、
    「英雄の証」を直接アレンジしたものだけでも2曲、
    BGMの中に「英雄の証」が組み込まれているものが2曲存在する。
    • 一つ目のMHFアレンジ『英雄の証』は、
      MHF 内容紹介ムービー フォワード.1ver.」の後半部分(9:12~)などで使用されている。
      実際に聴いてみると、確かに「開拓」っぽい、これから何か行動を起こすかのような曲風であるため、
      ゲーム内の狩猟BGMとしては使用されていないのも納得がいく。
      この楽曲は「???(ババコンガの着ぐるみを着た杉浦一徳)」や、
      ???(ゴゴモアの着ぐるみを着た宮下輝樹)」との戦闘でも使用されている。
    • もう一つのMHFアレンジ『英雄の証 ~ MHF-G』は、
      現状では10周年記念メモリアルグッズの特典サントラでのみ聴くことができる。
      こちらも、ややゆったりとしたアレンジになっている。
    • また、正式な楽曲ではないが、PV用に制作されたものもある。
      フォワード.1では一新されたメゼポルタ広場が登場している間のみ、F.1PV専用の特別な英雄の証が流れ、
      その後、ルコディオラ登場から最後までルコディオラのメインテーマ「磁界の覇者」が流れ続ける。
      ほかにも、「Vita版 プロモーションムービー」で、
      上記とはまた異なるアレンジの「英雄の証」が流れる。
    • ベンチマーク【絆】ではガンランス使いがデュラガウアの凍結ブレスから双剣使いを守り、
      パーティーが全員集合する場面で、
      ベンチマーク【大討伐】では姿を現したラヴィエンテ狂暴期に対して
      数十人のハンターが一斉に得物を抜き、立ち向かっていく場面で、
      それぞれ専用に編曲された英雄の証が流れる。
  • MHF-Gのテーマ曲『Monster Hunter Frontier G』、
    及びMHF-Zのテーマ曲『Monster Hunter Frontier Z』では、楽曲のラストに『英雄の証』のフレーズが流れる。
    MHF-GのメインPV、及びティザーサイトではこの部分が流れないが、
    ハンター側の新アクションを軸にした『MHF-G プロモーションムービー 第3弾』、
    及びPlayStation3版/Wii U版MHF-G発表時に公開された
    モンスターハンター フロンティアG PS3版/Wii U版 公式プロモーションムービー」にて、
    このフレーズが用いられている。
    こちらは『Monster Hunter Frontier G』という楽曲の構成がまったく反対になっており、
    まず『英雄の証』のフレーズが流れ、そこからメインのメロディが流れるようになっている。
    MHF-ZのメインPV、及び「極ノ型」の紹介ムービーではこのフレーズが用いられているが、
    プレビューサイトのBGMとセットで一つの楽曲を構成しているという事実は、
    メモリアルグッズ発売後に明らかになった。
    • MHF-G10のプレビューサイトでは『Monster Hunter Frontier G - Arranged ver.』が流れる。
      ただしこちらには「英雄の証」のフレーズは用いられていない。

モンスターハンターオンライン

  • 音階や出だし、しめの部分はMH3シリーズのものと近いが、
    中盤以降は二胡などの中国楽器が用いられており、日本版とは全く異なったアレンジになっている。

その他

  • 森丘でエリア1に出ると、英雄の証のイントロ部分が流れる他、
    ティガレックスとの戦闘BGM「牙を剥く轟竜」やアカムトルム戦のBGM「獄炎の覇王」でも、
    中盤で英雄の証の一節が使用されているのがわかる。
    また、グークが生まれるときのBGM「はじめまして!」と、
    潮島のベースキャンプBGM「吹き抜ける潮風」「迫る夕闇」「潮島の夜風」
    にも英雄の証の一節が使用されている(ちなみに潮島のは左から順に朝⇒夕⇒夜のBGMである)。
    MHXでも一部の曲に英雄の証のフレーズが引用されている。
  • ゲーム内の効果音ギミックに英雄の証のフレーズが紛れ込んでいることもあり、
    例を挙げると一部の狩猟笛では演奏時にこの曲が流れる。
    該当する笛は後述の一覧を参照。
    • MHR(:S)では、待て搭乗などオトモ関連のアクションを行う際の指笛が口笛の英雄の証になる小ネタが発見された。
      指笛の音色も吹くたびに音程や長さが微妙に異なっているため、
      この中に超低確率で英雄の証のパターンが紛れているものと思われる。
      この投稿が広く拡散されてから再現を試みたプレイヤーも多いが、実際に聞けた者はごくわずかであり、
      また本作を1000時間以上プレイしているが初耳であるというプレイヤーも多い。
  • モンスターハンター 狩猟音楽集IIにはボーカルアレンジである「目覚めの章」という唄が収録されている。

余談

  • MH4Gではイベントクエスト「ハンター日誌 飛竜の回」の報酬で、
    MHXではイベントクエスト「カプコン・壮大なオルケスタ」の報酬でアイテムとして登場する。
    一部のハンター武具やオトモ武具の素材となっており、MHXでのその説明文がこちら。

    狩りに情熱を燃やす全ての
    ハンターに贈る英雄の証
    狩りの歴史が刻まれている。

    シリーズをプレイしているハンターにとっては感慨深いものがあるかもしれない。
    • が、MHXでは肝心の音楽としての英雄の証そのものはゲーム中でほとんど流れることがない*5
      スタッフロールでも流れず、まともに聴けるのはOPくらいとなっている。
  • MHシリーズの知名度上昇に従い、この曲も単なるゲーム音楽の枠を超えて愛されるようになっている。
    • 2014年の12月ごろから、トヨタの自動車「AQUA」のCMのBGMに採用された。
      テレビを見てたらモンハンとは何の関係もないはずの自動車のCMでいきなりこのBGMが流れて
      仰天したというファンも多いのではないだろうか。
      このCM、BGM以外にもナンバープレートが「HR225」となっていたり、
      特にフィーチャーされている車体のカラーが赤と黒のツートンだったり、
      モンハンを知っていれば思わずニヤリとしてしまう演出が仕込まれている。
      • 2015年11月に、発売が間近に迫っていたMHXとのコラボとして、
        もう一つAQUAのCMが追加されたのだが、
        なんとこのCM、リオレウスがCGで登場するというものすごい演出が設けられている。
        他にも古龍観測号が登場していたりする。
    • 平成25年度自衛隊音楽まつりのオープニングにて本曲が演奏された。
      なお、音楽まつりのDVDは販売されているのだが、版権の都合か英雄の証の部分はカットされている。
      また、他の演奏団体や演奏家によるカバーもいくつか存在している。
    • 2021年7月23日に開催された東京2020オリンピックの開会式では、
      なんと旅立ちの風と並んで選手入場曲として演奏された。
      この選手入場曲には『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』など
      日本を代表する数々の名作ゲームの音楽が採用されており、
      この中にモンハンから2曲が採用され世界中に発信された事は大きな話題となった。
      • この際、英雄の証は計4回演奏されたが、うち1回はなんと日本選手団入場時に演奏された。
    • 時たまMHと全く関係ないテレビ番組などでも、BGMとして二次使用されていたりする。
      これは英雄の証だけの話ではないが、この曲を筆頭に様々な番組でお目見えすることがある。
      この曲を聞いてニヤニヤしている人は、間違いなくハンターであろう。
  • 動画サイトでは、本曲が流れ出すと「やったぜ。」などの定型文が数多く書き込まれることがある。
    この現象はモンハンと無関係の動画から端を発するものであり、風評被害の代表例としてしばしば話題に上がることもある。
    (詳細はあまりにデリケートな内容なので省略)
  • 一部のハンターたちの間では「ひでおの証」と読むネタがある。

関連項目

BGM/最終決戦 - 英雄の証の一部をループさせた楽曲。
BGM/クエストクリアBGM - 多くの作品においてイントロで英雄の証のフレーズが流れる。
BGM/アトラル・カ戦闘BGM - 「英雄の証 ~ MHXX ver.」についてはこちらも参照のこと。
BGM/大敵への挑戦 - MH2、MHFのメインテーマ
BGM/生命ある者へ - MH3シリーズのメインテーマ
BGM/旅立ちの風 - MH4シリーズのメインテーマ
BGM/トラベルナ - MHXのメインテーマ
BGM/星に駆られて - MHWorldのメインテーマ
BGM/継がれる光 - MHW:Iのメインテーマ
BGM/カムラ祓え歌 - MHRiseのメインテーマ
モンスター/モノブロス - 本来「英雄の証」とは彼を単独狩猟することで得られる称号である。

戦闘中に英雄の証が流れるモンスター

モンスター/ラオシャンロン - 最終エリアに侵攻すると上記の「最終決戦」が流れる。
モンスター/ジエン・モーラン - 決戦ステージで撃龍槍を直撃させると「3 version」が流れる。
モンスター/ダレン・モーラン - 決戦ステージで撃龍槍を直撃させると「4 version」が流れる。
モンスター/ゴグマジオス - ある程度体力を減らした状態で、巨龍砲を直撃させると「4 version」が流れる。
モンスター/アトラル・カ - 最終形態に突入すると「英雄の証 ~ MHXX ver.」が流れる。
モンスター/ゾラ・マグダラオス - 撃龍槍で一定以下まで体力を減らすと「World version」が流れる。
モンスター/ミラボレアス - MHW:Iの個体で撃龍槍を直撃させると「最終決戦」が流れる。
モンスター/イブシマキヒコ - 体力を一定まで削ると「Rise ver.」が流れる。
モンスター/百竜ノ淵源ナルハタタヒメ - 操竜大技を繰り出すと「Rise ver.」が流れる。
モンスター/ガイアデルム - 第三形態に移行すると「SUNBREAK ver.」が流れる。

演奏で英雄の証の一節が流れる狩猟笛

武器/アヴニルオルゲール
武器/ベリムグラッセ
武器/真名シストルムメナト
武器/ハンターズホルン
武器/ヘビィバグパイプ
武器/初音ミク武器 - 「ミクキー」「初音鍵盤」、初音ミクによる歌唱版


*1 サントラブックのライナーノーツでは、「大敵への挑戦」の短縮バージョンである「狩猟の大地へ」がメインテーマとして紹介されている
*2 レコーディング等を行う前にイメージを伝えるために制作される仮バージョン。
*3 PVの入りが大社跡を駆けるガルクという、モンハンだとわかりやすい今までのシリーズの要素がなかったものだと言うこともある。
*4 MHXXにも新規アレンジが用意されていたが、そちらは元であるMHXにアレンジが存在していなかった。
*5 一部に英雄の証の一節が入っている曲や、英雄の証のアレンジである闘技場BGMこそ聴けるが、超大型モンスター戦のような英雄の証そのもののループが流れる場面はない。