キャラクター/ダーク王子

Last-modified: 2023-07-11 (火) 17:24:34

ダーク王子 ???(ダーク王子) ダーク王子(第二形態) ダーク王子(最終形態)

エイプリルフール限定のストーリー「ダークネス」編の主人公。異界召喚士によって生み出された、王子の影なる存在。
当初は王子の抹殺とアイギス神殿の破壊、ひいては物質界の終焉のための尖兵として生み出された存在であった。
しかし物質界を訪れたダーク王子はその美しさに感動し、人と魔物を統べる世界の王になることを決め、即座に魔王軍を離反する。

その容姿は王子と瓜二つであるが、その言動はやや粗暴で本物とは似ても似つかないもの。
自らを最強の存在、王となる者と強く自負し、尊大な口調をとる。口癖は「黙れ、喚くな」。
しかしその心の内には優しが根差しており、助けを求める者を見捨てることができないお人好しな性格は、オリジナルのそれとよく似ている。
オリジナル同様のカリスマ性と指揮能力を持ち、味方の力を高める「士気高揚」の力が使えるほか、敵を弱体化させる「暗黒の波動」を行使できる。

元ネタ・モチーフと思われるものなど

言うまでもなく、元ネタは王子

関連キャラクターなど

王子
ダーク王子のオリジナルたる存在。
王子とダーク王子の関係は、好敵手であり、戦友であるが、友ではない、複雑なものである。

ダークアンナ
ダーク王子の忠実なる臣下にして恋人たる女性。アンナの影として異界召喚士に生み出された。
ダーク王子に深い忠義と愛を注ぎ、またダーク王子からも「お前は俺の女だ」、「俺の女はお前だけだ」などと非常に大切にされている。
ダーク王子に様々な助言を与えるほか、戦闘においては味方を回復する「暗黒の癒やし」によってダーク王子らを支援する。

異界召喚士
魔王軍幹部の一人、異界召喚の術を持つ魔術師。
ダーク王子とダークアンナを生み出した存在。
ダーク王子の裏切りを最初から想定しており、寿命を一日に設定し、死をもたらす魔術命令などを準備していた。
ダーク王子らからは終始見下されている。

登場ミッションなど

千年戦争アイギス ダークネス』(2019/4/1~2019/4/4)

初登場

異界召喚士は王子らとの戦いで得られた数々の情報と自分の技術を結集した最高傑作として、ダーク王子とダークアンナを生み出す。
王子抹殺の命を受けたダーク王子は、異界召喚士から配下となる兵を与えられ、まずデシウス率いる暗黒騎士団を相手にその実力を示す。

物質界への侵攻を開始したダーク王子はその美しさを気に入り、煌めく世界、自分には少し眩しすぎるとまで高く評価する。
物質界を我が物とすることを決めたダーク王子は、王子不在の王子軍と激突する。
その際キャリーが王子のもとへ伝令に向かうが、いずれオリジナルとは激突するとして、捨て置くことにする。
王子軍を倒すと、臣下から見せしめにいたぶり殺すべきと進言されるも、
今殺すのも後で殺すのも同じ、何より人質を取るなど王になる者の手段ではないとし、異界召喚士の監視があることも理解したうえで王子軍を見逃すことにする。
その際オリジナルのアンナに、自分がアイギス神殿で待っているということをオリジナルの王子に伝えるよう言い残す。

その後アイギス神殿を制圧したダーク王子は、グレーターデーモンから神殿の破壊を命じられるが、それを拒絶し、神殿を自らの城にすると宣言。
輝くもの、尊く煌めく世界、蒼き空、美しきものを破壊するのは信条に反するとし、
王子抹殺のほかに異界召喚士らの命令には従わないことを告げ、自分のやり方で人と魔物を統べる王になることを宣言する。
異界召喚士はグレーターデーモンにダーク王子の処分を命じるが、ダーク王子の配下の魔物たちは、最後までダーク王子についていくことを決める。
そんな配下達を度し難い馬鹿ばかりと語りながらも、ダーク王子は悪くない気分だとし、仲間と共にグレーターデーモンらを退ける。
しかしそこで、グレーターデーモンから自分の寿命が一日しかないことを明かされる。
その言葉を信じないダーク王子だったが、ダークアンナの言葉を聞くとそのことを信じ、どうせ死ぬというならこの世界を手中に収めてから散ろうと決める。
そこにオリジナルの王子の軍勢が現れ、ついに二人の王子が対峙することとなる。

オリジナルに己の身の上を話すダーク王子は、己の寿命が一日であっても、この世界を愛することを、魔物も人類も関係なく我が物とすることを決めたと語る。
自分の原型たる存在である王子を、それゆえにこの世界で最強の者だと認めるダーク王子は、
これから先も王子が最強であり続けるなら、自分が王子を倒すことで、自分という存在を証明し続けようと決意する。
その言葉に王子も応え、偽物の王子軍と本物の王子軍の決戦が行われる。

戦いに勝利したダーク王子は、オリジナルからトドメを刺せと言われるも、オリジナルが死ねば誰が己の強さを証明してくれるのか、とそれを拒否する。
王子が勝つ限りそれは自分にとっての勝利にもなる、世界をオリジナルに譲ることを決めたダーク王子は、自分に負けた記憶を忘れぬよう王子に告げる。
もはや剣も握れぬダーク王子は、死ぬ前に臣下と共にこの世界を歩んでみることを提案する。
自分達が手にするはずだった、眩く輝く、蒼空と、緑に満ちた世界を、戦友と共に歩むことを決め、ダーク王子らは神殿から去っていく。

その後、アイギス神殿の前に一つの剣が届けられる。
それはオリジナルに預けられたダーク王子の剣であり、微かにダーク王子の意志が宿っているようなその剣は、後に重要な役割を果たすことになる。

英雄王を継ぐ者』「この世界、全ての願い」(2019/11/28~2019/12/5)

ダーク王子本人は登場しないが、王子らと魔王の最終決戦においてある重要な役割を果たす。
詳しくはダークアンナのページを参照。

千年戦争アイギス ダークネスリターン』(2021/4/1~2021/4/8)

まさかの再登場

ダーク王子の墓に現れた謎の男、その正体は冥界の王たる亜神ハイドースであった。
ハイドースはその力によってダーク王子を蘇らせ、自分の配下となるように言うが、ダーク王子は即座にその言葉を拒絶する。
そこでダーク王子は、ハイドースの配下であるリンクスの軍勢と戦うことになる。
自分に構わず世界を歩めと命じたはずの臣下たちも集まり、ダーク王子は彼らを実に度し難いと語りながら、悪くない気分だとして共に戦うことを決める。
ダーク王子は剣をオリジナルに預け失っていたが、そこでダークアンナからある剣を渡される。
それはオリジナルの王子から送られた「戦友へ」とだけ刻まれた剣、王国一の魔剣鍛冶師の手によるものであった。
こうしてダーク王子たちの物語が再び始まる。

戦いの最中、リンクスを追う獣人の魔術師リエーフが現れると、
助ける者を見捨てるなど、己の矜持が、魂が許さないとして、ダーク王子は彼女に手を貸すことを決める。
戦いを制したダーク王子は、改めてハイドースから、共にこの世界への恨みを晴らさないかと提案されるが、
そもそもこの世界を恨んでおらず、輝きに満ちたこの世界を愛しているダーク王子は改めてその提案を拒絶する。
そこでハイドースは、自分が蘇らせた死者を意のままに操る権能によってダーク王子を縛ろうとするが、失敗してしまう。
実はダーク王子は死んでおらず、ほんの少しの生を残したまま自らを封じていた、つまりハイドースの力は最初から効いていなかったのだ。
ダーク王子を王子に対する切り札にしようと考えていたハイドースは、目論見が外れリンクスと共に撤退する。
ハイドースを放置すればこの世界が穢されるとして、残された寿命が僅かな中、ダーク王子はその後を追うことを決め、またリエーフの同行を許す。

ダーク王子は仲間と共に冥界に最も近い場所として、配下のリッチが墓守を務めている墓所を訪れる。
そこは千年戦争後の戦乱の地であり、ダーク王子は冥府の扉が開いて以来、蘇り暴れ始めたその地の亡者の相手をすることになる。
さらにその地の亡者に死をもたらした元凶、殺人機械ルインが再起動し、ダーク王子はそれも撃破する。
戦いの後、ルインに力を振るう理由を訊ねたダーク王子は、
彼女が人類を守るため戦った「万機の祖」のレプリカとして作られ、またオリジナルの「万機の祖」とは独立に人類を守るため戦おうとしたことを知る。
その姿に己と重なるものを感じたのか、ダーク王子はルインを励ますような言葉をかける。
リッチの開いた冥界の門へダーク王子らが向かう中、ルインもその後を付いてくるが、
ダーク王子は彼女が心を宿し始めていることに気付き、彼女の思うようにさせることを決める。

冥界の門を通ったダーク王子らは、何故か魔王城に辿り着き、死んだはずの異界召喚士と遭遇する。
ハイドースの手で蘇った異界召喚士は、ダーク王子を抹殺するため、その地に魔王城と魔王ガリウスの影を再現したのだった。
異界召喚士はダーク王子に死を与える魔術命令を行うも、リッチとリエーフによってそれは阻止されてしまい、直接戦闘を行うことにする。
偽物ばかりの軍勢が偽物の魔王を倒す、その戦いを今生最後の戦いだと見定めたダーク王子は、
自分とダークアンナが真の力を発揮するまでの時間稼ぎを配下たちに求める。
またリエーフとルインにここまでついてきてくれたことの感謝を述べ、この戦いを、自分達の生きざまを王国の王子に伝えてほしいと頼む。
二人からまだ死なないでほしいと頼まれたダーク王子は、善処すると答え、最後の戦いに突き進む。

戦いの途中、ルインの起動を感知したトラムの救援もあり、ダーク王子は仲間と共にガリウスの影を打ち破る。
異界召喚士が死に、ハイドースらが撤退した後、ダーク王子はトラムにルインの後を任せ、きっとオリジナルと気が合うことだろうと語る。
トラム・リエーフ・ルインと別れ、いよいよ臣下とも別れを告げようとするが、その時ダーク王子の前に、倒したはずのガリウスの影が現れる。
ガリウスの影から成し遂げられなかった志を託されたダーク王子は、その魔力を受け継ぎ、物質界へと凱旋を遂げるのだった。

その後、王国を訪れたルインらによってダーク王子の戦いはオリジナルの王子に語られることになる。
その際、ルインは旅の道中でダーク王子から王子の話ばかり聞かされたと明かし、またそんな彼からの伝言として
「俺を友と呼ぶには、まだ早い。だがこの剣は受け取っておこう、我が戦友。」という言葉を王子に伝える。

最強王子決定戦』(2023/3/30~2023/4/13)

戦神コロッセウムの主催者たる亜神、戦神マレスは突如エキシビションマッチとして「最強王子決定戦」の開催を宣言する。
それはダーク王子の臣下による進言、王子との戦いを望みながら、その本心を隠したダーク王子を想う、臣下達の熱い嘆願がきっかけであった。
トーナメントに参加したダーク王子は、当初その正体を隠していたが、準決勝で王子が女王子を破ったところで、
マレスの演出によってついにその姿を現し、翌日の決勝戦で王子と激突することが明かされる。

その夜、ダーク王子の臣下らは、主の延命のため王子の命を奪おうと、主の意向を敢えて無視して暗躍するが、その目論見は失敗する。
そこにダーク王子が姿を現し、生きてほしいと願うその想いは自分も同じだと語り、臣下の行いを赦す。
全ての責任と罪は自分にあるとして、ダーク王子は王子に謝罪するが、王子はそれを不問に付すことにし、二人は闘技場で会うことを約束する。

そして決勝戦にて、ダーク王子は王子から共に歩むつもりはないのかと訊ねられるが、
王子の鏡像たるダーク王子は、根を同じくする存在が近くにあれば、きっと新たな戦いの火種になるとし、王国に戦乱を招きたくはないとしてその提案を断る。
共に世界の異なる場所で、望む未来のために戦うのがお似合いと語るダーク王子は、
それゆえに今この瞬間を特異点、奇跡だと語り、願い続けたあの日の続きを行うため、オリジナルの精鋭と激突する。

力を抑えたままのダーク王子はオリジナルに敵わず、本気を出そうとするが、その力は自らの命を代償とするものであった。
オリジナルに最期の瞬間まで付き合うように言うダーク王子だったが、その戦いはダークアンナによって止められてしまう。
命を燃やし尽くして得た勝利よりも、ただ生きてほしいとダークアンナが語る中、勝敗は決したとして、マレスは王子に戦いの勝敗を委ねる。
それに対し王子は引き分けを望み、その意を汲んだマレスは王子と王子の決着は真なる戦場で決めるべきとして、引き分けを宣言する。
ダーク王子はマレスからその戦いが見事であったと褒められるが、同時に弱さが露見した戦いでもあったと告げられ、
戦士の強さとは帰るべき場所の有無によるものであり、自分が愛するものだけでなく己を愛してくれる者のことをより深く思うといい、と言われる。

ちなみに「決勝Lv.3」ではダーク王子がその力の一端を披露することになる。

そして、王子とダーク王子の戦いは次なるステージへ……。

ダークネスキングダム 紡がれた絆?』(2023/6/15~2023/6/29)

「アイギス10周年イヤー 超タワーディフェンス祭り」の記念ミッション。

イベント期間終了後に記載予定

「ダーク王子」実装(2023/6/29)

ダークアンナと共にまさかの実装。
2023/7/6より虹水晶交換所に常設となった。