| 個体名 | ワークマン | 記録日 | ●年●月●日 | |
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| クラス | サラセン | |||
| 記録者 | ジールス博士 | 使用職員 | ●人 | |
| 記録 | 今回は私が記録をするぞ！こいつは興味深いDCOだからな、そこらの記録員が情報をちゃんと書けると思っとらん。 名前はワークマンと言って、私が名付けたのだ。こいつは2、30代の男のような風貌をして、あと少し筋肉質だ。こいつの異常性は、そこらの超常現象じみたDCOとは違って、エネルギー保存則を守っている所にある。律儀だな！ワハハ！ 最初に目撃情報があったのは●●国の●●市内だ。その日は雪で路面が凍結していたらしく、トラックが派手にスリップしたらしい。他の車にぶつかる一歩手前で、急にそいつが現れ、片手でトラックを止めたらしい。まるで最初からそこに静止していたかのように。それで終わればこいつは英雄として扱われたのだろうが、突如としてそいつが爆発したという。 現地警察からそいつを引き渡させ、同じような実験を行ったが、まあ概ねその情報通りのことが起こった。 どうやら物体が持つエネルギーを吸収することができるようだが、それは発散しないと駄目なようだ。随分と科学的だな！ 更に、元囚人を使って実験してみると、なんと生体のエネルギーまで吸収できるようだ。ちなみに元囚人は死んじまった。文字通り人間爆弾だから、つい楽しくて何回もやらせたが、今思うともう一回やりたいな！ハッハッハ！ 一応こいつは協力的なもんで、脱走した扱いきれんDCOを無力化する目的で収容されている。ただし銃弾のエネルギーも吸収するこいつに脱走されたらかなわんからな、絶対零度に近い室温の、耐熱衝撃吸収材で作られた壁に囲まれて、活動はできる程度の食事を与えて収容されている。まったく酷いな！話してみれば結構気が合うのにこの仕打ちとは、ワッハッハ！！ | |||
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