| 個体名 | 癒界 | 記録日 | 2021年●月●日 | |
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| クラス | ソー | |||
| 記録者 | 針博士 | 使用職員 | 5人 | |
| 記録 | 個体名 癒界 は、2021年●月●日に●国のカルト集団*1の基地の中で発見、保護されました。癒界は床から湧き上がる緑色のオーラのような形状であり、その大きさは癒界を認識した人により異なります。オーラの形成元素は不明であり、一説には●島区という実在しているか疑わしい国の内部に漂っている元素だとも言われています。癒界はそれが存在している地面ごと運ばれ、収容室に入れられました。 カルト集団の構成員の証言によると、癒界の特性は『中に入った人間の怪我を癒してくれる』ようです。ただ、このDCOを担当することになった針博士は5人のそれぞれ違うタイプの怪我・病気を発症している職員と、ついでにその時丁度腕を骨折していたエフ博士を用意して、癒界に入れるという実験を行いました。結果としてエフ博士と3人の職員は何事も無く完治しましたが、むち打ち症の職員と、脳卒中を起こした職員の2名は、その場ではそれぞれの病気は完治したものの、実験後12時間後までに植物状態に陥りました。これに驚いた針博士は残った3名の職員とエフ博士の状態を14日間観察して、異常がないことを確認しました。 現在の結論は『頭部、またはそれに準ずる部位以外であれば、疾病・怪我が副作用なく治療される』です。癒界の危険性についてはまだ未知の部分が多いため、ソーに分類するとともに職員の無断利用が禁じられました。 | |||
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