【イムルへの洞窟】

Last-modified: 2022-08-07 (日) 10:21:29

DQ4

DQ4に登場する地名。【バトランド】地方と【イムル】の村がある地方を繋ぐトンネル
後述の通り【馬車】のまま乗り込める洞窟であり、出入口が前作までの洞窟と比べて横に2倍長い。
但し、第1章の時点では馬車がなく、前作までの普通の洞窟と変わることはない。

DQ4で最初に挑むことになる【ダンジョン】だが、作りは非常に単純。道なりに北上すれば普通に出口に辿り着ける。前半は短い行き止まりが2つだけあり、後半は分岐ルートのどちらを選んでも出口へ行ける造りとなっている。
出口(もう一つの入口)が川を挟んだ北側にあることからも、北へと進んでいくことが想像しやすい。
FC版だとエンカウント率が高いため意外と長く感じるのだが、【ライアン】は最初からステータス・初期装備ともに強いので、バトランド城のタンスにある薬草を1個持ってLv1でいきなり乗り込んでも普通に通過できるだろう。
薬草は洞窟内でも1個補充できる他、運悪くエンカウントがかさんだ場合は敵からのドロップで手に入る確率も高い。
どうしても不安なら1~2個買っていっても先々を考えれば無駄にはならない。
 
道中には、こんな単純な洞窟でさえ道に迷っている恐るべき方向オンチ野郎が1名存在。ここを抜けるとイムルの村がある事を教えてくれる。
なお、彼は話しかけて洞窟を出るという行為を繰り返すたびに計2回台詞が変わるという非常に珍しいNPCである。シナリオに関係ないところでフラグを無駄使いしている…。容量に余裕ができたことによるお遊びだろう。
第1章ではキメラのつばさを道具屋で購入できず、シナリオ上は(【デスルーラ】をしない限りは)最低3回は洞窟を抜ける必要があるため、その都度話しかければすべての台詞を聞くことができる。普通は一度話しかけた通行人NPCに何度も話しかけることはあまりいないだろうが…。
それにしても、迷っているというよりも寧ろ最早出る気がないとしか思えない。(このようなNPCはシリーズによくいるが、台詞が変わることもあって印象に残りやすい。)
 
第5章では、外海から船でイムルとバトランド双方に行けるので必ずしも入る必要の無い洞窟だが、イムルの北側の海岸に船を停めてイムルから徒歩でバトランドに向かう場合は通ることになり、【馬車】のまま乗り込める。
例の方向音痴がいた場所に同じグラフィックの戦士がうろついていているが、ライアンを見ても特にリアクションはしないのでどうやらさすがに別人のようである。

リメイク版

エンカウント率が低くなったため余計に狭く感じられ、通過もさらに容易になっている。ただし、ときどき出現する【ホイミスライム】とエンカウントしてしまうと厄介。注意しよう。
 
第五章で洞窟の戦士に話しかけた後に仲間会話をするとライアンの心底呆れたセリフが聞ける。どうやら少なくともリメイク版では同一人物ということらしい。
こいつの方向オンチぶりは【ヌルスケ】といい勝負だろう。
というより、ライアンに全く気付かないのでむしろ健忘症か何かを疑うべきである。

小説版

橋が作れないから洞窟がある、という設定。
バトランドとイムルを隔てる川が毎春増水し、上流にある「アイシャラ湖」から流氷が来るのだが……数年に一度の割合で発生する大流氷に耐える橋を建造できないのだ。
またドリンという地霊がいる。