【ホイミスライム】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 05:13:46

概要

DQ2以降、本編・外伝問わずほとんどの作品に登場する青いクラゲのような【スライム】
FC版作品ではカラーパレットの関係で白目の色が触手と同じオレンジ色になっていたが、DQ5以降は公式イラスト通り白くなった。これは下記の色違いモンスターたちも同様。
上記の見出しリストの数を見ればその登場作品の多さがわかる。
他の色違いに【しびれくらげ】【ベホマスライム】【ベホイミスライム】【しびれスライム】【ベホイムスライム】【コスモスライム】が、メタル版に【メタルホイミン】が、キング版に【キングホイミスライム】がいる。
【スライムベホマズン】は使用魔法的には上位種っぽいが、系統はキングスライム系なので別物。一応作品によっては何かしらの関係性が示唆されることもある。
亜種としてモンパレには金ホイミスライム、銀ホイミスライム、銅ホイミスライムが登場し、星ドラには【キラーウェーブ】にサーフボードで波乗りするなみのりホイミが、スーパーライトには【ビアンカ】がモチーフのおさななじみスライム、【フローラ】がモチーフのれいじょうスライムが味方限定で登場し、
更にドラクエウォークではDQ3の【僧侶】の帽子を被った「僧侶スライム」が登場した。

名前に呪文名が入るモンスターのパイオニア(DQ2には同時に【ラリホーアント】も登場している)で、その名の通り、【ホイミ】で回復を行うのを得意とする。
初期の作品ではとにかく「これでもか」というほど執拗にホイミを唱える偏執家だったが、作品を追うごとにその性質は鳴りを潜め、最終的に攻撃と回復が半々くらいの位置で定着している。
 
攻撃手段としては、その無数の触手で相手を叩く、殴るというのが多いが、一部の作品(トルネコ2、少年ヤンガスなど)では頭突きを使ってくる。
 
ホイミを使う僧侶タイプということもあってか、一般的に温和で心優しい性格というイメージがあり、実際【公式ガイドブック】の説明ではそう書かれていることが多い。
DQ4ではシリーズで初めて仲間になるモンスターとして登場しており、モンスターと人間との交流のパイオニア的存在でもある。
一方、【ドラゴンクエスト4コママンガ劇場】では腹黒キャラとして描かれていたり、スラもりシリーズでは熱血漢キャラの【ミイホン】が登場したりしている。
 
また、【アイテム物語】によると【けんじゃのいし】はホイミスライムが多数封じ込められているという設定がある。
 
他のスライム族と違い、目が黄色いのも特徴の一つ。
おそらく初期のFC版において、使える色数に制限があったために、触手の色と同じ黄色で目を表現したことがその理由と思われる。
その後、モンスターズ等いくつかの作品では目が白く描かれていることもあるが、現在の公式イラストやぬいぐるみなどの公式グッズでは目が黄色で描かれるようになっている。
 
触手の数は全部で9本。公式のぬいぐるみやフィギュアなどでの立体物でもきちんと9本で作られている。
 
NPCとしてのホイミスライムも多数存在し【ホイミン】【ミイホン】【ホミロン】【ホミリン】、ホミット(チャンピオンズ)など、人物像は多岐にわたる。また【ドラゴンクエスト アイランド】では「ホミロット」が登場した。
 
【鳥山明 ドラゴンクエスト イラストレーションズ】によると、DQ2の開発段階では「フワフワスライム」という仮名が付けられていたようだ。

DQ2

初登場。
出現範囲の広さは圧巻で、冒険開始地点のローレシア大陸の一部から始まって、世界の最果て【ロンダルキアへの洞窟】まで、まさに世界中の至る所に現れる。
冒険の要所々で様々なモンスターがこいつをワンサカ引き連れて回復させまくる。
「他者を回復させる」という行動が執れるモンスターが限られているため、サポーター的存在として引っ張りだこなのだろう。
このほかだとオークキング(ベホイミ)と地獄の使い(ベホマ)しかしない。
「自分だけを回復させるモンスター」はわりといるが。
 
特にローレシア大陸内では、25という他のモンスターの倍くらいのHPを誇るため非常に厄介。ここでは他のモンスターを伴わず単独出現のみだが、それでも充分に厄介。
なにしろ本作のホイミスライムは、行動がホイミ7:攻撃1という極端なホイミ狂。
FC版等では行動順がほとんどランダムなので、運が良ければ2回連続で攻撃できることが救い。
タイマンであれば、ホイミスライムのHPの半分を超えるダメージが通るようになれば、まず安全に倒せる。
しかし攻撃ダメージがそれを下回っていると、ホイミスライムが攻撃するか会心の一撃でも出ないとダメージが全く蓄積しない。
レベルの低い【ローレシアの王子】1人のときに遭遇し、終わりの見えない泥仕合を経験したプレイヤーも多いと思われる。
逆に言えばタイマンならこちらを害することがほぼできないため、さっさと逃げを打つのも一手。ホイミスライムごときに背中を見せるのは屈辱を覚える人も多いだろうが……。
 
【マホトーン】は効かず、攻撃呪文や【ラリホー】も外れることがある。
そのため【バギ】【いかずちのつえ】を用いてもなかなか一掃がままならない。
一応【ザラキ】は高確率で有効。
単純な力量で考えたらこんなやつにザラキを使うのは「鶏を捌くのに牛刀を用いる」ようなものだが、相手次第ではそれが必要になることもある。
 
実は彼は「他のモンスターがいればそちらを回復する」という思考ルーチンを持っている。
なかなか献身的ではあるが、裏を返せば「他のモンスターがいれば自分には回復をしない」ということになる。
このことを利用して他のモンスターを残したままホイミスライムだけを叩けば余計な回復をされることなく倒せる。覚えておいて損はないだろう。
ついでに言っておくとホイミスライム同士の同一グループ内では絶対に自分しか回復しない。「自分で回復できるなら自分でやれ」ということなのだろうか。
 
公式ガイドブックでは【オーク】がコイツをワンサカ引き連れてくるのがモンスター要注意パーティとして挙がっている。
ただこの頃になるとパーティの力量がそれなりに固まってきているのでそれほど怖くはない。
むしろ、もっと手前で現れる【マンドリル】とコイツの集団の方がよほど恐ろしい。
時期的に満足な力量・装備がないなか、ホイミスライムを狩りつくすまで延々マンドリルの豪腕打撃に耐え続けなければならないのだから。
また終盤ではコイツを大量に引き連れた【はぐれメタル】という構成も厄介。そいつ1匹とこいつ7匹というパーティーになることも。7匹という数字は【メタルスライム】の8匹に次ぐ多さである。
言うまでもなく先にコイツを片付けないとはぐれメタルが倒せない。
件のザラキはここで光る。躊躇なくぶっ放そう。
 
なお序盤に限れば経験値も13と、周辺モンスターの倍くらい持ってはいるが、倒す労力を考えたら他を狙って数を稼いだ方がいい。ただ、上の大所帯の場合はぐれメタルが逃げてしまっても150を超える経験値を得ることができる。
 
落とすアイテムは【ふくびきけん】
序盤では優秀な換金アイテムとなるが落とす確率は1/32と低め。
少し先に進めば1/8とより高い確率で落とす【ラリホーアント】【リザードフライ】が現れるので、やはりここでもコイツを狙う意義は薄い。
 
FC版の攻略本では「マジックスライム族」という同種族の仲間がいない単一種族となっており、他のスライム族とは別系統扱い。ちなみにしびれくらげも海スライム族という単一種族である。
また、徳間書店発行の攻略本には「くらげ族」に分類されている。

リメイク版

後発の作品に倣ってかあるいは単純なバランス調整か、行動比率がホイミ5:攻撃3になり通常攻撃の頻度が上がった。
マホトーンは相変わらず効かないままではあるが、攻撃呪文に対する耐性は大きく下がったのでバギなどでも一掃しやすい。
思考ルーチンにも変化があり「他のモンスターがいればそちらを優先する」のは相変わらずだが、それに加えて「何があっても自分自身を回復しない」という仕様が加わった。そのため、ホイミスライム同士のグループ内でも絶対に自分は回復せず、必ず他人の回復をするという、徹底的な献身系にシフトしている。
例え他のモンスターを引き連れず1体出現の場合でもこれは適用されるので、その場合は何があってもホイミを唱えない。
これによりローレシアの王子1人旅の際に出くわした場合でも泥仕合にならなくなった。
そもそもMPが有限に変わっているので仮に自分を回復するとしても未来永劫のイタチごっこにはならないが。
 
総じてかなり弱体化しているうえ、経験値は15に微増した。
これはリメイクの本作全般に言える特徴で、モンスターの弱体化と報酬増がセットになっていることが多い。

ゲームブック(双葉社)

下巻で登場するしびれくらげが、途中でホイミスライムに入れ替わっている。

DQ3

【アリアハン】東部、【アッサラーム】【ポルトガ】【ノルド】周辺、【ラダトーム】西部、【ガルナの塔】2F~3Fに登場。
エンカウント域の広さではトップクラスと言えるだろう。因みに【くさったしたい】も遭遇範囲は広いのだが、これは主に【マミー】【シャーマン】系モンスターに呼ばれるため、それらのエンカウント範囲も遭遇範囲に含まれるため広いのであって、直接エンカウントで出現する範囲はそれほど広くはない。
また、他の仲間に呼ばれる慣習ができたのはここからで、【さまようよろい】【スライムつむり】に呼ばれる。
FC版DQ2ほどではないが、これまた行動パターンの3/4がホイミというホイミ狂。リメイク版でも変わっていない。
 
序盤の敵のクセに、大半の攻撃呪文に強耐性を持っているのが鬱陶しい。バギ系とデイン系以外はほとんど通じない。
しかもHPが30もあり、アリアハン大陸では断トツ、【ロマリア】周辺と比べてもさまようよろい、【アニマルゾンビ】【キャタピラー】たちHP自慢の連中についで高い。
勇者や戦士でも一撃では仕留めそこねることが多く、かなり厄介。
特に【一人旅】では戦闘が終わらないということもザラ。
せめて少しでもニフラムが効いてくれれば一発退場も狙えたのだが、あいにく完全耐性を持っており、全く効かない。さすがは生命力の塊ということか。
ただ、アリアハン大陸では東部の砂漠地帯にしか出現せず、そこでは必ず一匹のみで登場するので、厄介ではあっても脅威ではない。
 
アッサラームやポルトガ周辺では、さまようよろい2匹にコイツが5匹というグループと遭遇することが有る。
この場合は、弱耐性の【バギ】と打撃を併用して攻めるとよい。
 
落とすアイテムは何故かこいつのイメージと全く一致しない【ちからのたね】(1/128)。もっとも見ての通りの確率なので、入手できる見込みはかなり低い。
とはいえリメイク版では【ガルナの塔】などでドーピングアイテムの盗みを狙っていると盗賊が盗んでくれることは良くあることだが。
 
なお、どういうわけかFC版の格闘場には絶対に登場しない。
 
ガルナの塔では出てくるとガッカリな気分にさせられる。
なぜならば4~6Fではメタルスライムが出現する枠を2・3Fで引き当てると、そのメタルスライムがホイミスライムにまるまる置き換えられているのだ。一例として【スカイドラゴン】が4F以上ではメタルスライムを7匹連れてくるのが、2・3Fではキレイにこいつ7匹に置き換わって出てくるのを見れば一目瞭然だろう。他【しびれあげは】とのコンビもわかりやすい。
まあ気にしないと言えばそれまでだが同じ抽選結果を4F以上で引いていたなら、それがメタルスライムだったという事実を考えれば損した気分になる。特に【メタル狩り】目的でこの塔に来たならなおさらである。

リメイク版

見た目が細長くなり、艶やかで綺麗になった。
ホイミを唱えると、キラーンという効果音とともにキラキラを発生させ、更に綺麗に見えるため、癒される・・・といいたいとこだが、やはり敵を回復されると厄介で鬱陶しいので、±0寧ろマイと言ったところ。
DQ3のFC版とリメイク版でモンスターの能力に変更がある場合、その際は能力が強化されるパターンの方が圧倒的に多いわけだが、そんな中、ホイミスライムは素早さが5も低くなってしまった。
他にも、弱体化したモンスターで【かえんムカデ】がいるが、かえんムカデの場合、守備力が1下がっただけ。

晴れて【格闘場】に登場するようになった。
まず、こいつ2匹に挟まれた【メタルスライム】×2という組み合わせがある。
この組み合わせ、はっきり言って引き分けはほぼ確定であり勝負がつくことはまずない。
ただし凄く稀にこのホイミスライムが勝ってしまうことがあるがどちらかが勝つため当てるのが非常に難しい。
 
また、【ひとくいが】【あばれザル】との組み合わせがあるが、こちらの攻撃は1か0ダメージしか与えることができない上に相手の攻撃を一発でも喰らうと瀕死状態になる。ホイミで回復を繰り返している間に、他の2匹が潰し合って、生き残った方の残りHPが偶然1か2って状態になれば勝てるかもしれないが、そんな奇跡はまず起きないだろう。
こいつが勝つ勝負を見たことがある者はいるのだろうか・・・?
勝つ確率としては、上記のメタルスライム2匹とホイミスライム2匹の勝負の方が断然高い。

DQ4

1章では【イムルへの洞窟】【古井戸の底】B1~B3、【湖の塔】1F~4F、2章では【エンドール】周辺、
3章では【ボンモール】・エンドール周辺、5章では【コナンベリー】周辺、【大灯台】1F~2Fに登場。
これ以外に【ひとくいそう】、さまようよろい、【コンジャラー】に呼び出される。
これまでと比べると、周囲より抜けていたHPと素早さは同程度まで落とされ倒しやすくなっており、
呪文耐性もメラ系に強耐性、デイン系無耐性以外は弱耐性どまりとなり弱体化。
とはいえ、1章だと高確率で先制される。また、イムルへの洞窟で出会うとたいてい一撃では倒せず、長期戦になりやすい。
1章・3章で出現するモンスターは全て同一グループ内で2匹までしか出ない上、【はじゃのつるぎ】入手後に戦うモンスターはギラ1発に耐えられるHPがあるので道具効果【ギラ】はほとんど役立たずだが、こいつはHPが16しかないのでこいつ2匹に対してなら一応使う価値はある。
落とすアイテムは【やくそう】だが、1/128なのでやはり確率は低い。
 
1章で仲間になるホイミスライムに関しては【ホイミン】参照。
記念すべき第1弾の仲間モンスターとなった。
 
小説版ではホイミン以外にも登場する。
本来は人間の子供を愛する善良な存在だが、仲間や家族を人質に取られ、【ピサロのてさき】に泣く泣く協力させられていた。
湖の塔での最終決戦では【ライアン】やホイミンの戦いに勇気づけられ、同じく囚われていたスライム達と共にライアンを援護した。

PS版

移民の1人に【ホイックス】という名前のホイミスライムが登場する。
自分の可愛さを武器にして、世界を魔物の天下にするつもりだとか。

DQ5

幼年時代には【サンタローズ】周辺、【ラインハット】南部・東部、【妖精の世界】南部、【古代の遺跡】1F、
青年時代は【神の塔】1F~4F、【ボブルの塔】東部に出現。
呼び出す魔物は【つちわらし】【わらいぶくろ】、さまようよろい。
前作までは判断力が低く、仲間のHPに関わらずホイミを連発するような思考だったが、本作と次作では判断力が最高に設定されており、無駄打ちはせずにHPが半分以下になっているモンスターを対象に1/2の確率で後出しホイミをするようになった。
ただしリメイク版では完全ローテーション行動になったことで、絶対にホイミを唱えないターンもある。
スマホ版では判断力が低下したのか、HPが減っていない自分や味方にホイミを唱える無駄打ちがよく見られる。
 
SFC版では、オープニングで【ビスタ港】からサンタローズに向かう道中に【グリーンワーム】×2、【くびながイタチ】と一緒に出現する固定戦闘が1回ある。
ちなみに、グリーンワームとホイミスライムが同時出現するエリアは本来は存在しない。
わらいぶくろとは仲が良いのか、古代の遺跡と神の塔では、わらいぶくろ×2、ホイミスライム×3、【がいこつへい】×1の固定パーティで登場する。
 
前作で落とされたHPは再び増え、特に幼年時代では仲間に呼ばれても即退場しない程度の耐久力を得て打たれ強くなった。
その代償として呪文耐性がかなり下がり、イオ系とマホトーン、【マホトラ】に強耐性、ギラ・炎系に弱耐性を持つ以外はスカスカに。本作以降、呪文に全体的に弱くなっていく傾向にある。
落とすアイテムは前作に続いてやくそうだが、確率1/128だった前作と違い1/8までドロップ率が上がった。
SFC版では基本的に他のモンスターと一緒に出るためドロップ判定自体が行われず実感することはないが、リメイク版だとこれでもかというくらい落とすようになった。
 
仲間にすることができるが、確率は一匹目が1/32と微妙な低さであり、ある意味序盤の壁と言えるかもしれない。
妖精の世界などにひっきりなしに登場した幼年時代とは違い、青年時代は出現場所が限られ、その出現率も高くないので、誰かが呼ぶのを待つのも手。
最も高い確率で遭遇できる場所が神の塔で、ここならさまようよろいも高い確率で出現するため、こいつに呼ばせるのが最も出会いやすい方法だと思われる。
詳細はこちらを参照。

DQ6

【モンストル】周辺に登場。仲間に呼ばれずに出てくるのはここだけ。
その他、【デビルアーマー】【じごくのもんばん(DQ6)】、スライムつむり、【グレートペリカン】に呼び出される。
今までで最も遅い登場というだけあってパラメータが相応に強化されている。SFC版ではHPが48、攻撃力も45あり、ちょっとした攻撃では倒れなくなっている。
特に素早さ65という数値は、レベルと職業次第では【ミレーユ】ですら先攻が難しいほど高い。前作に引き続き判断力は最高。
一方で敵モンスターのHPがインフレしていることもあり、時期的にはホイミ程度では全快されない。
これまでの「最初にホイミを唱える敵」というポジションは【スライムナイト】に譲り、すでにベホイミの使い手が出始めている時期に登場するので、過去作ほど厄介に感じることは少ないだろう。
 
落とすアイテムは【いのりのゆびわ】と序盤のモンスターにしては豪華だが、その確率は1/4096と本作最低値である。
 
DQ5と同じく仲間にすることも可能。貴重な【ベホマズン】使いである。【ホイミン】を参照。
一部の仲間モンスターが削除され【スライムスカウト】が導入されたリメイク版でも続投した、数少ない仲間である。

DQ7

過去では【オルフィー地方】【フォロッド地方】【グリンフレーク地方】【ルーメン地方】、現代では【クレージュ地方】、過去現代問わず【魔封じの洞窟】1F~2Fに出現。
【グリーンドラゴン】【おどるほうせき】【ボーンライダー】【アンドレアル】に呼び出される他、呼ばれるだけに飽き足らなくなったのか自ら同種を呼び寄せるようになった。
本作以降は判断力が1になった。
呪文耐性はとうとうほぼゼロになり、本作以降はマホトーン以外ほぼ何でも効くように。
といってもやっぱり序盤の敵なので必要ないが。
 
落とすアイテムは【ふしぎなきのみ】。前作のいのりのゆびわに続いてまたも1/4096という超低確率。
落とすアイテムはまず1/16の【ホイミスライムの心】になるだろう。
ちなみに、【モンスターパーク】にいるやつに話しかけて「ホイミ!」と出ると本当に先頭キャラのHPが回復する。
職業としてのホイミスライムも登場。
能力値こそ低いが初級職ながら最後に【ベホマラー】を覚え、しかもバグ以外では絶対に忘れないのでボス戦などで重要だ。
【モンスターの心】を入手可能になったら生息地でホイミスライムを狩りまくるなりして是非とも心を頂戴したいところ。

リメイク版

モンスターパークに送ったホイミスライムに【すれちがい石版】(モンスター石版)を探しに行かせるとき、以下の名前が当てられる。

一匹目二匹目三匹目
名前ホイミンホイスラホイッチ

DQ8

【アスカンタ国領】(東部の平地、西部、南部)、【トロデーン国領】(西部全域)、【リーザス像の塔】(1F以外)、【願いの丘】(内部)、【翼を持つ者の場所(風鳴りの山)】に出現。
アスカンタ国領の西部では平地の夜間に僅かに出現する程度だったが、終盤は出現率が上がり森にも昼夜共に少し出るように。
同南部では昼間平地にそこそこ出たが、終盤は姿を消す。同東部の平地では終盤は夜間の出現率の比率が高くなる。
トロデーン国領西部は出現率はそこそこだったのが、終盤は大幅に出やすくなった。
 
わらいぶくろ、さまようよろいに呼び出されるが、同種呼びは無くなった。また、身軽そうな外見からか、そこそこの【回避率】があるので注意。
MPは12と有限なので、ホイミの使用回数は6回まで。
落とすアイテムは通常枠でやくそう(1/16)、レア枠で【アモールの水】(1/32)。
実はスライムと全く同じ内訳だが、ドロップ率はそれぞれワンランクずつアップしている。
攻撃能力が脆弱で厄介な呪文も持たないのでダメージの心配は皆無、MPは12とそこそこ豊富で【マホトラ】には弱耐性。
ということで【ククール】のMP回復役としてはうってつけ。見かけたらついでに頂いていこう。
 
スカモンとして【ホイミン】が登場する。
他にも【ビンゴ】でのディーラー役にもなっており、
【パルミド】のカジノのビンゴのディーラーと【メダル王女の城】にいるホイミスライムは兄弟である。

DQ9

【ルディアノ城】【ウォルロ村】近くの高台などに出現する。
今回はさまようよろいのみに呼び出される。
落とすアイテムはやくそう、もしくは【スライムゼリー】

DQ10オフライン

【レーナム緑野】【けがれの谷】【久遠の森】【スイの塔】に生息。
【スライムナイト】、つちわらし、さまようよろいに呼ばれる。
通常ドロップは【まほうの小ビン】、レアドロップはスライムゼリー。
転生モンスターに【メタルホイミン】が登場。

Ver.2

【清き水の洞くつ】【ポルネア山】【スレア海岸】にも生息。
また、ホイミスライムから人間になったキャラクターも登場する。

DQ10オンライン

仲間になり、回復呪文やバトルロードシリーズばりの格闘技を覚える。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

【デルカコスタ地方】に出現。他にも【デルカダール神殿】【バンデルフォン地方・東の島】と出現エリアは広い。2Dモードでは【名もなき地】【デルカダール地方】東)にも出現する。
さまようよろいに呼ばれて【サマディー地方】にも出張する。また、スライムナイトや【冒険の書の世界】【わらいぶくろ】にも呼ばれる。
過ぎ去りし時を求めた後【デルカダールの丘】に出現する。
魔王の影響も、邪神の影響も受けずに正気を保っていられる何気にすごい奴。
ドロップアイテムはDQ10と同じ。
 
【NPC】としても登場。【メダル女学園】の生徒【シェリー】【購買部】を担当している。
 
DQ11Sでは追加シナリオの【カミュと不思議な相棒】で頼れる相棒【ホミリン】戦闘にも加わるNPCとして同行する。

DQM

牧場がつまらないために逃げ出したホイミスライムのホイミンを連れ戻すのが、【テリー】の最初の仕事となる。
その後、【たびだちのとびら】の最深部で対戦すると同時に歴代モンスターズ記念すべき最初のボスでもある。
ここでのイベントはDQ4のホイミン加入イベントがモデル。しかし音楽はGB版では【果てしなき旅】。PS版ではきちんと【勇者の故郷】が流れるようになった。
GB版ではDQ4が元ネタである扉はどれも中身がチグハグでわかりづらいので、場所とシチュエーション的に一番しっくり来そうなだけに、最初の扉とはいえBGMを変えても違和感はなかったのではないだろうか?
戦闘後仲間にすることができる。ホイミンから名前を変えても【タイジュ王】の反応は変わらない。
さすがに仲間にしなかった場合は台詞が異なるが、王様も納得はしてくれる。
序盤では貴重な回復役なので、配合できるようになるまでは重宝する。流石にないことと思うが、仲間にしないというのはあまりにももったいない。配合が解禁されると【ユニコーン】【マッドロン】など、回復のエキスパートとなるモンスターができるが、それでもホイミと【ベホマラー】を同時に覚えるのは大きい。
覚える特技はホイミ、【スカラ】、ベホマラー。
スライム系×【マッドプラント】などの配合でも作れる。
おそらく、多くのプレイヤーは配合が解禁されてから最初にこいつと【ドラキー】を配合させて【はねスライム】を作ったと思われる。この時点では回復・補助に優れたモンスターになる。ちなみに攻略本でも序盤のオススメの配合として記されている。
 
序盤はHPや攻撃力が伸びないので、最初に仲間にできるホイミスライムは早々に配合に回されがちである。
しかし習得レベルやステータスの関係で、自慢のベホマラーを子の世代に託すのは難しい。
一方こいつ自身はレベル35あたりから全能力がグングン伸びだし、前衛もこなせる万能タイプに成長する。
耐性の貧弱さを配合でカバーしつつ、中盤以降にもう一度頼れるホイミンを育成してみるのも面白いかもしれない。
 
彼を始めとして、序盤の旅の扉のボスはほとんどが起き上がってくれる。彼らは特技が優秀だったり、あるいは配合で貴重なモンスターにステップアップできたりする。「初心者の救済として、序盤から上級モンスターが手に入るようにする」「過去のドラクエシリーズの名シーンをボスキャラで再現する」要素が上手く噛み合ったシステムだといえるだろう。ボス敵として仲間になるものはクリア後も含め、原則旅の扉では捕まえられない(配合で作るか、他国マスターから勧誘するのは可)のでぜひ仲間にしよう。

DQM2

【水の世界】のフィールドや西の岬の洞窟(イル編のみ)に出現。やっぱり貴重な回復役である。ただし野生の数値が高いため、命令を無視しやすいのが難点。
ただしルカ偏ではなぜか初期MPが低いため踊りも使える【たこつぼこぞう】に立場を奪われがち。
前作のと同じくとくに穴となる能力値がないため、配合・アクセサリーを駆使すれば全能力999も容易にできる。

キャラバンハート

スライム系Cランクで【ローレシア地方】【スライムランド】などに出現。
能力値は賢さの伸びがずば抜けている反面、素早さがなかなか伸びない。
他はまずまずの成長。覚える特技はDQM1、DQM2と同じ。
転身はスライム系+スライム系の心×2。普通にランク転身することもできる。
また、ボスモンスターとして【ベホイミムーン】というそっくりさんも登場している。
 
説明によると「魔力で宙に浮いているため、魔力が無くなると地面に落ちてしまう」らしい。
もっともゲームシステム上は大半の作品でMPは無限と設定されているので、実際にはプレイヤーが疲れきるまで戦っても落下することはないと思われる。
というか、ホイミスライムのMPが有限の作品で魔力を使い切っても地面に落ちることは無いため、この説明は今作独自の設定だと思われる。

ジョーカー1

スライム系Fランク。【サンドロ島】の外周に昼間に登場。野生個体はDQ2を彷彿とさせるホイミ狂であり、こちらの火力が低い内は中々戦闘が終わらない。おまけに攻撃力も見た目の割に妙に高い。
守備力は低めなので、ある程度力を付ければ簡単にスカウトできるだろう。
能力値はMP、素早さ、賢さの伸びに優れる。また魔封じ系を無効化する。
スキルが【HPかいふく】で、【かいふくとくい】の特性持ちなので素直に回復役をやらせてあげよう。
【もりもりベス】との配合でベホマスライムになるが、もったいないのでやめておこう。

ジョーカー2

スライム系Fランク。平原に登場。
比較的簡単にスカウトできる。ベホマスライムへの配合に使うのも同じ。
MP、素早さ、賢さが上がりやすい。
引き続きHP回復のスキルと【回復のコツ】の特性を持つので冒険の序盤の回復役を任せよう。【マホトラブレイク】も持つ。
【スカウトQ】の第1問のお題にもなっているので、スカウトはほぼ必須。

ジョーカー2プロ

スカウトQの仕様変更により、お題からは外されたが、HP回復のスキルを序盤から入手できるので、大抵のプレイヤーは仲間にしたことだろう。
特性は前作の2つに加え、強化で【マホトラ攻撃】、最強化するとなぜか【ギロギロ】を得る。
相手を睨んで竦ませるような魔物には思えないが……?

テリワン3D

たびだちの扉のホイミンのイベントはオリジナル版と同じ。撃破後はGB版同様仲間になる。今回はしっかりと【勇者の故郷】が流れるようになった。
因みに、ボスの個体はホイミ1回分のMPしか持っていない。
特性は【スモールボディ】【みかわしアップ】、回復のコツ、+25でマホトラ攻撃、+50で【てんしのきまぐれ】を習得。
 
配合可能になるくらいまでは貴重な回復要員として重宝するだろう。それ以降は戦力としては心許なくなるのでスカウトQクリアがてら、スライムと配合して【はねスライム】にでもしてやろう。

イルルカ

【新生配合】で新たに【大賢者】【メガボディ】化で【AI1~3回行動】【ギガボディ】化で【ラッキー】を習得。
水の世界では優雅に海の上を遊覧しているが、時折【キャットフライ】に攫われる
また、ホイミスライム同士が出会うと触手でじゃれあう姿が見られる。かわいい。
極稀に、誰もいない所でひたすらじゃれ合いのモーションを繰り返している個体が出るバグが発生することがある。

イルルカSP

こいつ2体とキングスライム、【スライムマデュラ】の4体で【キングホイミスライム】となる。
【超ギガボディ】化で【マホキテボディ】を習得。

ジョーカー3

今回は配合か、【時空の裂け目】でたまに出る個体をスカウトすることで仲間にできる。
配合は普通の位階配合の他に、スライムと最初に仲間になるモンスターの配合でも生まれる。
スキルはもちろん【HP回復】
特性はスモールボディ、回復のコツ、みかわしアップ。+25で【MP吸収攻撃】、+50でてんしのきまぐれ、+☆で【MPギャンブル】
メガボディ化で【AI1~3回行動】、ギガボディ化で【ラッキー】、超ギガボディ化で【聖賢】
ホイミスライム4体でベホマスライムとなる。ちなみにベホマスライム4体でスライムベホマズンとなるので、16体のホイミスライムでスライムベホマズンになる。
 
本作では色違いのしびれくらげも登場。
しかし残念ながら、べホイミスライム・ベホイムスライムは登場しなかった。流石に多すぎると思ったのだろうか。
仮に登場してもホイミスライムや他の幾多の回復特化モンスターと被るかもしれないが。
一応ベホマスライムの【ペイント配合】で再現できなくはない(ホイミスライムは頭をペイントすると目の色が変になるのでペイントは向いてない)。
この系統のモンスターは待機モーション中は瞬きをせず、物理攻撃のモーションと居合抜き等のモーションのときだけ瞬きをするのだが、目を瞑っている表情のグラフィックが頭の中に埋め込まれており、この系統のモンスターが画面手前にいるときにカメラアングルをいじる等してグラフィックを透過させると体内に目があるのが見える。

ジョーカー3プロ

今回も時空の裂け目でたまに登場する。
特性、系統、ランクなどに変化はないが合体特技【ベホマ】、合体特性超マジックガードを得た。
スキルも変わらず「HP回復」。

DQM3

スライム系ランクG。
野生では【煉獄峠の魔界】・初級、【流神殿の魔界】の中級(冬)および上級のの星空時に出現。
ドロップアイテムは【まほうのせいすい】、レアドロップは【かしこさのたね】
【はねスライム】【メーダ】の特殊配合で生み出される。
  
特性は【回復のコツ】【ときどきまもりの霧】(Lv20)、【最後の息吹】(Lv40)。
Lサイズ化で【2回行動】【みかわしアップ大】【マホキテボディ】(Lv60)を習得。
所持スキルは【HP回復】
 
【どんぐりベビー】との配合で【エンゼルスライム】、エンゼルスライムとの配合で【ベホマスライム】が生み出される。

スラもりシリーズ

【ミイホン】という熱血漢なホイミスライムの他、ミイホンの両親など何体かホイミスライムが登場。
中には赤ちゃんの姿をしているものも。

トルネコ2

HP75、攻撃25、防御20、経験値500(レベル1でのステータス)。
【不思議のダンジョン】シリーズでは今作が初登場。共通してなぜか【ドラキー】系統と同じく【気まぐれ】に行動する特性がある。
【ホイミ】を唱え、ホイミスライム自身と周囲8マスにいるトルネコ・モンスターのHPを25ポイント回復させる。
【風来のシレン】シリーズのいやしウサギと違い、敵味方関係無くHPを回復する博愛精神(?)の持ち主。
トルネコの視界外ではなぜかホイミを使わない。
 
不思議のダンジョンの23Fで初登場。シナリオクリア前、ラスボスの【邪悪な箱】が召喚して回復されると面倒。

トルネコ3

今作では自分自身のHPを回復することはできなくなった代わりに、シナリオの序盤から出現する様になった。
HP28、攻撃10、防御9、経験値11(レベル1でのステータス)。
【さんご礁の神殿 広間】【さんご礁の神殿 回廊】【バレイナのほら穴】【密林の墓場】【異世界の迷宮】等に登場する。
なお、ホイミは【ゾンビ系】には逆にダメージ変換されるので、うっかり【同士討ち】してレベルアップする可能性もある。
回復呪文を唱えるモンスターに上位種として【キングスライム】【スライムベホマズン】【スライムエンペラー】等がいる。
 
当然仲間にもできるが、前述の「気まぐれ」行動のために使いこなすのはかなり大変。
それでも【ポポロ】の貴重な生命線であり、特に異世界の迷宮では唯一の回復役なので大切に扱いたい所。
冒険のテンポが非常に悪くなるが、途中で【弟切草】【回復の壺】等の回復アイテムが底を尽きても、【満腹度】が0になっても、彼のホイミでHPを回復しながら強引に冒険を進めることも可能。
【デフォルトネーム】はおなじみの「【ホイミン】」。まさかDQ4のホイミンが訳あって再び元に戻ったのだろうか?
 
トルネコ3でもホイミのHP回復量は25ポイントである。よって【ゾンビ系】にはホイミで25ポイントのダメージを与えることができ、【おばけキノコ】系の毒により仲間モンスター【攻撃力】が最低限に達していても、【様子を見る】可能性こそあるがホイミを唱えればゾンビ系に対してのみダメージを与えられるという利点もある。
 
敵モンスターに隣接しても攻撃をしないことが多く、HPの減っている敵モンスターにホイミを唱えることもあるので育成はちょっと工夫がいる。
シナリオ進行中であればホイミでダメージを与えられるゾンビ系を狙えば良いのだが、異世界の迷宮ではゾンビ系がなかなか登場しない。
異世界の迷宮で育成する場合は、ホイミを通常の用途以外で使用させない様、彼の攻撃力でも一撃で倒せるモンスターを狙うとよい。
ただしLv1の状態だと彼でも確実に倒せるのが経験値が1の【オニオーン】のみで、他は【ももんじゃ】をダメージの乱数で一撃で倒せる位。
他にもHP4で【被ダメージ変換能力】を持つ【はりせんもぐら】を一度攻撃して、それを倒してくれるのを待つ手もあるが無理しない様に。
命令を【とくぎつかうな】にすると、移動はきまぐれだが敵と隣接したときは必ず攻撃をする様になるが、この時点ではポポロ自身がその命令を覚えていない可能性が高い(「とくぎつかうな」を覚えるレベル20に達していない場合が多い)。
 
上位2種と異なり成長タイプは【普通・早熟】なので、ちょっとレベルを上げるだけでまあまあ強くなる。
ちなみに、異世界の迷宮1F~15Fに出現する普通・早熟タイプの中では、初期能力が最も高い。
封印状態にすれば普通に攻撃してくれるので、簡単に育成することができる。
同レベルなら【ももんじゃ】を遥かに上回る耐久力を持つので、状況によっては【封印の杖】で封印状態にして戦わせるのも一考だろう。

少年ヤンガス

【ビッグハンマー】のお供として登場する他、【しゃくねつのほら穴】【盗賊王の迷宮】などに出現。
ホイミが味方のみを回復させるようになった以外は特徴はそのまま。
 
成長限界はレベル12。
能力は低い上に今作の【きまぐれ】は作戦が「いっしょにいてね」でもお構いなしにフラフラするので連れまわすのには不安。
しかし+値を上げると守り・回避・運の良さが大きく伸びるようになる。
配合はスライム×鳥系など。

剣神

【よろいのきし】【かげのきし】など、少し強い雑魚と一緒に登場してホイミで援護してくる。
なお、頭がパンパンに膨張して顔面がひしゃげ、パァンとはじけ飛ぶ.…というちょっとグロい演出で死ぬ。

ソード

【エルヘイムの森】などに出てくる。
単体では全く怖くないが、例のごとく他の強敵モンスターと一緒に出てくると厄介。
もちろんさまようよろいに呼ばれる。
また【試練の騎士】の2回目以降にも出てくる。さまようよろいの色違いだからだろうか。
真っ先に倒すべし。またまとめて斬ってもよい。
どちらが適切かは臨機応変に。

ヒーローズ1

【ラバトール】等に登場。たまに早送りした音声のような鳴き声を発する。
回復量は本編のホイミとは段違いに高い。
序盤の敵ならだいたい全回復してしまうため、早めに倒しておきたい。
もちろんさまようよろいに呼ばれて出現することもある。
 
【モンスターコイン】は2枠で、やはりというべきかアシストタイプ。
使用者に【リホイミ】を唱え、一定時間HPを自動回復する。
序盤では貴重な回復ソース。HPが減っている味方に使わせるべきだろう。
 
なお、今作のこの系統は倒されて吹っ飛ぶときに頭から地面に落ちるが、このモーションはPS4版DQ11やビルダーズ2にも流用されている。
 
味方キャラクターとして【ホミロン】も登場している。

ヒーローズ2

【クレティア】地方で登場。
初登場となる【ローザス森林地帯】では贅沢にも【バブルスライム】【キングスライム】【合体スライム】【メタルスライム】もおりこれらとの共演する事態となった。
例によってさまようよろいに呼ばれて登場することもある。
 
フリーバトルでは【オレンカ】【クレティア】で登場。特にクレティアでは【しびれくらげ】も要る関係上水路エリアでは2色クラゲが水の中を泳いでいる光景も見られる。
 
モンスターコインも前作と性能は同じ。
 
今作も味方サイドにホミロンが登場している。

バトルロード1

第1章から登場。
ステータスはHP:481 ちから:48 かしこさ:95 みのまもり:34 すばやさ:45。
特技はホイミとばくれつけん。
前者は味方のHPを200程度回復させる呪文で、後者は敵1体を無数の触手で殴りまくる特技。
バトルロード2では【僧侶】と組むことでホイミがベホイミにパワーアップし、より回復量が増えた。
 
長らく唯一の回復呪文使いだったが、今では【シールドこぞう】もホイミを使うようになり、またこいつには【スライムトレイ】でばくれつけんが防がれる、飛行系特効技で大ダメージを受ける等の弱点も多いため、扱いにくい状況となってしまった。
 
余談だがこいつとライアンの【モリーセレクション】を並べると、ホイミンがライアンの腕に抱きついているイラストになった。かわいい。

ビルダーズ2

くらげっぽい見た目だからか、【からっぽ島】および各素材島の水辺に出現するモンスターとして登場。
ヒーローズの鳴き声が流用されている。
基本的には【スライム】と同じくただウロウロしているだけであり、こちらから手を出してもひたすらホイミを使うなど、FC版DQ2のホイミ狂っぷりを彷彿とさせる非好戦的な性格。
近くの味方にホイミを使う場合もあり、2体のホイミスライムがお互いにホイミを掛け合う場合もある。
しかし、近くに【鶏】【牛】【羊】がいた場合、非好戦的な性格という設定を忘れて触手で叩いている。もしかしたら食欲があるのかもしれない。
なお、別に【しびれくらげ】の代役として出ているわけではなく、しびれくらげも【ザブザブ島】などに登場する。
 
基本的に出現するのは自然に生成される水の付近だが、【かわきのつぼ】でどこかから水や温泉を汲んできて、屋外の建物から離れたところに適当な穴を掘って流しておくとその周りに出現することがある。
同じく出現する【ぐんたいガニ】は認識範囲が狭いとは言え、攻撃してくる場合があるのに対しホイミスライムは上記の通りの性質のため、出現していても放置しておけば全く何の問題もない。
 
ドロップアイテムは【くすりの葉】
基本的にホイミスライムからしか得られない素材というものも特にはなく、あまり積極的に倒す意味もないと言えばないのだが、例外的に【ヤミヤミ島】の外周部の海にいるホイミスライムたちは、【メタルキング】と戦っているときにうっかり島の外周に逃げられ、戦闘に巻き込んでしまうとせっかく削ったメタルキングのHPを完全回復させてしまうこともあるので注意が必要である。
 
ハーゴン軍所属ではないのか、拠点防衛戦などで登場することはない。
【オッカムル島】では中立NPCとして何体か洞窟の中で暮らしており、話しかければ坑道に関する情報を提供してくれる。
 
仲間にすることが可能なモンスターの一種でもあり、パーティーに加えるとホイミで味方のHPを回復する。
とはいえ、強力な武器を装備させればそれなりの火力になってくれる上に同じく回復もしてくれる回復兵(緑色の兵士)の住人も存在することから、戦力という面では一歩劣る感が否めない。
なお、居住地にいるときは【バニー】の住人と同じように接客をしてくれるという癒やし系モンスター。
恐らくバグと思われるが、接客の際に体を一切動かさないスライド移動で客の所に向かうことがある。
 
前作に引き続きヒーローズ2仕様の赤いベレー帽を被った【ホミロンの像】がかざり家具として登場しているが、前作と異なりヒーローズの初回特典コードなどは必要なくなっている。

トレジャーズ

お宝として【ホイミスライムの像】が登場。

ファドラの宝島

オリジナルキャラとして【ホイミス】が登場している。

いたストシリーズ

SPにはライアンのお供としてホイミンが登場。
その後、DSとWiiでチャンスカードのNo.91「ホイミスライムがあらわれた!」の効果で現れるNPCとして登場。
いたスト3のマークエンジェル、SPとポータブルのエーコの役割を引き継いだキャラである。
登場後、操作側から接触したプレイヤーに足りないマークをプレゼントしてくれる。
ただしホイミスライムから接触してきた場合は何も起きない。
マークがそろっている場合はどこでもカードをくれる。そして数ターンウロウロしたのちに帰っていく。
 
キャラクターとしては登場していないが、いたスト2とGKではスラリンステージの目玉エリアに「ホイミスライム」というエリアがある。
このエリアは離れ小島となっており、しかもこのエリアの「ホイホイ薬局」と「占いパルプンテ」にピンポイントで飛び込んでしまうチャンスカードがある。
ここに他プレイヤーの高額物件があったら目も当てられない惨状となる。
また、ポータブルではチャンスカード(No.14「悲惨!みんなに30Gずつあげる!!」 )の挿絵になっている。

あるくんですシリーズ

【あるくんです】【あるくんです2】【あるくんですリターンズ】と、あるくんですシリーズ皆勤賞のスライム。
変身条件も3作通して変わらず、草原のなじみ度を最大にすると変身できる。
 
初代では【シースライム】【エンゼルスライム】の変身条件であり、また【キングスライム】と、さらにその派生である【メタルキング】【はぐれキング】の変身条件でもある。
もちろん、全地形を制覇する必要がある【賢者】になるためにも避けて通れない。
しかし、あるくんです2では全地形制覇の【遊び人】以外では変身条件とならない地味な立ち位置である。
 
基本的に戦闘には弱いがケガはしにくく、あまり困ったりストレスを溜めたりしない優等生である。
しかし、シリーズ通して「あさせ」以外の海には入れない弱点もある。

ウォーズ

回復タイプ。HPは2。
攻撃ができないが、味方のHPを1回復する「ホイミ」、受けるダメージを1減らす「スクルト」、相手が唱えた呪文を封じる「マホトーン」等味方のサポートに長ける。
その為数が多いと誰のHPも減りづらくなりグダり安くなってしまう。

サバイバルでは4色に色分けされるが、触手の色が原因で【ベホマスライム】(赤)、【ベホイムスライム】(緑)、【ベホイミスライム】(黄)に見えない。

モンパレ

スライム系のFランク。初期とくぎはもちろんホイミ。
Fランクの中ではなかなか高いステータスを誇り、端的に言えば攻撃力以外のステータスは平均以上。
ランクアップさえできれば長く使い続けられることもできる上、SSピックアップや魔神化実装など強化面でも優遇されていた。
ちなみに上位種のべホイミスライム、ベホイムスライムも同ランクの中では超優秀なステータスであり、このゲームのこの系統はとても優遇されている感があった。

ライバルズ

スタンダードパックにて初期より実装。共通のノーマル。

2/1/3 スライム系
自分のターン終了時、ダメージを受けている他の味方1体のHPを2回復

生きている限りせっせと味方を回復する。
自身は回復できないのでしっかり守ってやること。
さまようよろいの効果でもやっぱり出てくる。

ライバルズエース

一人用モード「ソロバトルアドベンチャー」にて通常モンスターとして、グロッタの町などに出現。
ホイミだけでなくベホイミやベホマも使う他、【リトルライバーン】などの回復シナジーカードを多く用いてくる。
ユニットを適宜除去しないと回復シナジーでしっぺ返しに合うので、慎重に戦おう。

ウォーク

メインストーリー2章6話~2章8話などに出現する。
こころの色は緑でコストは24。グレードSでホイミを覚える。

仲間モンスターとしても登場。攻撃系とくぎは継承玉をもってしても一切習得できない、割り切ったヒーラー。
「ときどきいやしのかぜ」でターン開始時に味方全員を回復することがあるもののステータスが低く強いとは言い難い。

タクト

2020年7月16日サービス開始時から登場。ドロップモンスターでスライムフェス ベリーハード1章2話を回るのがおすすめ。
スライム系Eランク・ほじょタイプ
とくぎは【ホイミ】【スカラ】
2021年6月1日に才能開花。
才能開花とくぎ「たたかいのベホイム」
才能開花特性「まれにMP回復」等を習得できる。

モンスター物語

ロト編の【モンスター物語】では、【まほうおばば】達がスライムを秘伝のタレに漬けた結果、球根の水栽培のように触手が生えた姿という設定が描かれた。
その際、普通の【スライム】がホイミスライムになり、【スライムベス】はベホマスライムになったとされる。

スライム大作戦

本作一のボケキャラ、【ホイさく】として登場。

蒼天のソウラ

15巻に「<超駆動戦隊ドルブレイブ/アオックブレイブ>アオック」のパートナーである「アオミン」が登場。
自分を追い込む修行に勤しむアオックの回復役として活躍するも、【グリズリー】の一撃からアオックをかばうことで療養することになる。

DQシリーズ外での出演

  • 1988年にナムコから発売されたゲーム『カイの冒険』には作中にホイミスライムそっくりの敵キャラが存在し、スタッフロールの「スペシャルサンクス」に「ドラゴンクエスト ホイミスライム」とクレジットされている。
    実際にエニックスから許諾を受けていたかどうかは不明。
  • ガンホーの『パズル&ドラゴンズ』では、2023年のダイの大冒険コラボにて登場した。あくまでダイ大コラボであるため、顔はDQ本編ではなくダイ大仕様になっている。回復スキル「ホイミ」を備えている。
    ダンジョン「デルムリン島の修行」ではバトル2の敵として登場し、「みかわしダンス」「スカラ」「スピンアタック」を使う。ホイミスライムでありながら「ベホイミ」で回復することも。