【シナナ】

Last-modified: 2021-01-20 (水) 02:35:13

ダイの大冒険

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場するキャラクター。アニメでの声優は旧:あずさ欣平、新:塾一久。
【ロモス王国】の国王。【ダイ】にとって初めての良き理解者となった人物。
彼が怪物島と呼ばれて恐れられていた【デルムリン島】の事実を【パプニカ王国】の国王へ伝え、ダイを紹介したことで、【レオナ】がデルムリン島に来るきっかけを作っている。
 
気さくで温厚な人物であり、国民からも慕われている。
その一方で、クロコダイン襲撃の際には無力を承知で戦場に留まり、兵士たちを鼓舞するなど王としての気概と覚悟も持ち合わせている。
小太りで短身、穏やかな顔の下半分を豊かなあごひげが覆っており、その姿は本編ゲーム上のドット絵の【国王】を連想しやすい姿であり、且つどこかサンタクロースを思わせる。
【クロコダイン】を倒した後にダイ一行へ装備をプレゼントして、【ブラス】に護衛を付けて帰還させてくれた。(但し、新アニメでは護衛が付けられたシーンは無い。)
【パプニカ】へ向かう一行に聖水船も貸してくれている。
また、ダイに渡した【覇者の冠】【ダイの剣】の材料にすることも快諾している。
 
孫もいる年齢だが幼いところもあり、ダイが【鬼岩城】を両断した時にはしゃぎ【エイミ】達に驚かれていた。
 
ちなみに、作中ではあまりつっこまれないがトータルで見るとなかなかの暗君である。
まず、偽勇者一行の偽りの業績を鵜呑みにしたり、魔王軍のスパイである【ザムザ】をあっさりと重用したり、人を見抜く目がとにかく甘い。
あげくには【ゴールデンメタルスライム】を献上されただけで国宝である覇者の冠を下賜しようとするなど行動も安易。
覇者の冠は【覇者の剣】と同じく「神が人に与えた金属」と言われる非常に貴重な【オリハルコン】製であり、事実として他の武器では神々が作った【真魔剛竜剣】しか登場していないし、オリハルコン自体も地上には上記の3つしか登場しない。
つまり、ロモス王国の国宝であるとともに人間界の至宝とも言える伝説級のアイテムであり、どう考えても行きずりの旅人からの献上品の見返り程度の名目で譲渡していいような代物ではない。
勿論ゴメちゃんはオリハルコンをも上回る唯一無二の天界の至宝であったわけだが、その時は誰一人知る由もなかったし、何よりゴメちゃんが檻の中で泣き崩れていることに気付く素振りもなく嬉々と受け取っているのは流石に如何なものか…。
結果的には覇者の冠は【でろりん】一行の手には渡らなかったが、紆余曲折の末に魔物の住む島の謎の少年に譲渡している。
こちらは後に世界を救う名剣の地金という形で大いに貢献する訳だがあくまでも結果オーライであって、彼に人を見る目があったとか先見の明があったとかいう話にはならない。
 
次に、ダイ達一行に命と国を救われダイを「世界を救う勇者」として讃えておきながら、覇者の剣を出し惜しみして【はがねのつるぎ】などのありふれた武具を与えた一方で、どんな人格の人間が優勝するかもわからない武術大会の景品にするなど、支離滅裂な行動をとっている。でろりんらへの褒美、覇者の冠との落差もひどい。
覇者の剣もまた冠と並ぶ伝説の至宝なのだが、大会には剣の売却を目論む者正体不明の白頭巾、挙げ句に魔物ですら当たり前に参加しており、人間界の至宝であるはずの剣がどうなるかを明らかに省みておらず、単に大会を楽しみたいという欲求が勝ったのではないかと疑われる。
結果として覇者の剣は偽物とすり替えられた挙げ句に魔王軍の手に渡るという最悪の事態を招いている。
但し、あくまでも当人に悪気は無い。…悪気が無い、純粋な想いからの行動だからこそ余計に性質が悪いともとれるが。
多少強引に好意的解釈をするならば「柔軟で決断力と行動力に優れる」、素直に解釈すれば「責任ある立場でありながら深慮に欠ける」人物と言える。よくも悪くも典型的なRPGの王様としてイメージしやすいキャラクター。