【ブラス】

Last-modified: 2021-09-17 (金) 18:09:49

ダイの大冒険

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場するキャラクター。他作品ではDQMSLで登場している。
主人公【ダイ】の育ての親で、種族は【きめんどうし】だが、通常のきめんどうしとは違い尻尾が生えていて、顔つきも目が大きく柔和になっている。
年齢は182歳。確かに高齢に見えるが、実は【ザボエラ】の子【ザムザ】と同い年である。
デルムリン島の長老のような立ち位置のはずだが、魔族から見ると意外と若いのだろうか。
漫画本編連載開始時や旧アニメ版ではゲームと同じ赤い体をしているが、コミックスの表紙絵等ではなぜか水色に変更されている。
新アニメ版ではさらに、灰色に変更された。
旧アニメでの声優は田の中勇。劇場版1作目のみ滝口順平。
新アニメ版では緒方賢一が演じ、ドラクエシリーズならCDシアターの【デスタムーア】、3DS版の【グルーノ】、11Sの【テオ】、ライバルズの【神さま】の声の人である。
 
魔王の邪気から解放された善良なモンスターが住む【デルムリン島】を長老のような存在としてまとめていた。人間社会と関わらず静かに暮らしていたある日、島に人間の赤ん坊を乗せた揺り籠が流れ着き、不憫に思ったブラスは自ら育ての親となることを決意する。削れていた名前のプレートに残る「D」の文字から「せめて頭文字だけでも両親がつけた名と同じになるように」と赤ん坊を「ダイ」と名付けた。
 
そんなダイは不思議な身の上を苦にしない元気で純真な少年に成長し、ブラスの事は「じいちゃん」と呼び慕っている。義父でなく「じいちゃん」という立場なのは「自分はあくまでも親代わりであり、本当の両親の立場を奪わないように」というブラスの配慮から。
優しさや良心をしっかり育む良き養育者ではあったものの、教育者としては、【勇者】に憧れるダイの興味と、自身の種族ゆえかダイを勇者を助ける【魔法使い】にしたがっていたブラスの押し付け気味な教育方針が見事にすれ違っており、ダイは適性こそあるはずの呪文を使えないことがコンプレックスになっていたほか、ブラスの指導自体をまともに受けようとしなくなっていたのか、文字の読み書きすらもほとんど覚えていなかった。
 
魔法使いとしては【メラミ】【キアリー】【メダパニ】が使える。ダイの発言から、【ベホイミ】も使えるようだが使用シーンはない。旧アニメ版では【イオラ】も使用している。新アニメ版ではデルムリン島近海の船上に変更されたニセ勇者一行との戦いに参加するなど、老いてなお元気。その際には【メラ】【バギ】も使用している。
また、今でこそ島の長老という立場に収まっているが、かつての魔王【ハドラー】から託されたとされる【魔法の筒】、中でも魔界のモンスターを収めた金の筒を持っている。また誌面インタビューで【バルトス】はブラスと並ぶ旧魔王軍の一角と表現されたこともあり、ブラスも幹部級モンスターだったようだ。
実際にデルムリン島で復活したハドラーを見た際には、自分の知る時より顔つきや身体つきが若々しくなっていると気付くなど、ハドラーの身近に居たことを伺わせる。
ただ、ハドラー側からは何の反応もなく、【メラ】を使える事を知らず、かつて魔王城に攻め込んだ【アバン】とも面識がなく名前だけ知っているなど、魔王と勇者の戦いにあまり関与していなかったようでもある。実際にどのような状況や立場だったのかも含めて、この辺りの設定は「ダイの大冒険」の劇中ではハッキリしていない。
当時を描く作品として「勇者アバンと獄炎の魔王」がスタートしたので、詳細はそちらの項で。
 
魔王が復活し再び世界を邪気が覆ったことで理性を失いかけたが、島がアバンの【マホカトール】で守られ難を逃れている。その代わり島から一歩も外に出られなくなってしまったため、師と別れたダイと【ポップ】が子供のみで旅立つときも見送るしかなかった。
後にダイが魔王軍に目を付けられると、策略の道具として【ザボエラ】に捕らえられ、島の外に連れ出されて一度は邪悪なモンスターに戻ってしまう。
ダイは育ての親だからと攻撃を躊躇い、仲間たちの足も引っ張ってしまうが、ポップが決死の覚悟で放った小規模の【マホカトール】に包まれたことでブラスは我を取り戻し、戦いも無事に切り抜けた。
その後はロモス王の命令により【ロモス】の騎士たちが護衛につき、共にデルムリン島でダイの帰りを待っている。原作ではどうやって正気のまま島に帰ったかは描写が無かったが、旧アニメ版ではブラスを魔法の筒に入れ、島の結界の中で解放するという帰還シーンが追加されている。(新アニメ版では帰還シーンが再び無くなっただけでなく、護衛も登場しなくなった)
ロモスの騎士たちはブラスの護衛を「勇者の育て親を守る誇り高い任務」と語り、ダイの命名のエピソードを聞いて感動するなどブラスの人柄に感服し、共にチェスを嗜むなど楽しんで暮らしている様子。覇者の冠を取りにダイ達が島に戻った際は、まさにチェスの長考中であった。
マホカトールの結界によって守られたデルムリン島に入れるのはハドラーやザボエラといった強敵ぐらいなので、いざという時の護衛としてはいささか戦力不足な感もあるが、友好の証やダイを安心させるためという側面が強いのだろう。
エピローグでは新たにデルムリン島の住人となった【チウ】【クロコダイン】【ヒム】達と共に生活している。
 
ダイの実父である【バラン】とは、ついに顔を合わせることはなかったが、魔物でありながらダイの人間らしい心を育んだことに対して「私よりも人間らしい心の持ち主だったのだろう」と称賛の言葉を送られている。
 
コミックス冒頭のキャラクター紹介ページに、常連で登場し続けていた一人でもある。中盤以降での出番は【ダイの剣】の素材を取りにデルムリン島に帰還した際ぐらいだが、主人公ダイの生い立ちを説明するのに育ての親ブラスは外せないキャラクターだったのかもしれない。

勇者アバンと獄炎の魔王

ハドラーの四天王のような立ち位置で登場し、名前をつけたのもハドラーとされている。
この時点ではザボエラのような衣装を着ており、浮遊しながら移動している。
顔つきはダイ大で邪気にあてられた時のように、目付きが鋭く黒目が無い。
 
2話では配下に加えるモンスターを育成する為、魔王城を離れてデルムリン島へと旅立つ。その直前にヒュンケルとバルトスを感慨深げに見て「人間の子供を育てるなどワシには縁の無い話」と漏らしたが、ご存知の通りこの十数年後にダイと出会い、赤ん坊からの子育てを経験することになるのだった。
また、この際は見つめる片目に瞳が描かれており、どこか人間味ある表情になっている。
 
長年ハドラーと敵対関係にあり魔王城にも攻めこんだアバンの顔を知らなかったことについては、本作で「新参の幹部なので勇者との戦いに投入されなかった」「モンスター育成のために魔王軍本隊から離れて活動していた」という立場にする形で整合が取られた。
ダイ大での再会時にハドラーのリアクションが無かったのも、戦いに参加しないまま別行動をしていたブラスの顔を覚えていなかったせいらしい。当のブラスの顔つきや雰囲気が大きく変わっているのもあるだろう。

余談

名前の由来は妖怪「油すまし」から。
2020年版アニメのweb配信番組『アニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」1周年記念ダイ!感謝祭』(アーカイブ 3:28:10~)において、教えて!三条先生~!コーナーにおける別の質問への返答の中で

最近一番のアハ体験は CS放送で昔の妖怪映画を見ている時に突然
「そうだ!ブラスじいちゃんの『ブラス』って『油すまし』からとったんだった!」
と思い出したことです(ぼくが子どもの頃の映画では『油すまし』は日本妖怪のリーダーっぽいポジションだったんですよね)

という意外な事実が明かされた。

DQMJ3P

ダイの大冒険コラボで登場。体色は単行本の表紙準拠の水色。
【神獣の里】にやってきており、Sランク以上のモンスターを年齢にちなんで182体集めると仲間にできる。
Sランク以上のモンスターは彼も含め全部で256体いるので、7割以上が必要になることになる。根気よく集めよう。
 
悪魔系のランクSSモンスターで、ライドタイプは陸上・歩行。
特性は【みかわしアップ】(固定)、【こんらんブレイク】
プラス値が25で【呪文会心 出やすい】、50で【ぼやき】、100で【ときどき赤い霧】を習得。
メガボディで【AI1~3回行動】、ギガボディで【マジックガード】、超ギガボディで【聖賢】を習得。
合体特技は【フォースドハック】、合体特性は【デルムリン島の奇跡】
所持スキルは【ブラス(スキル)】
 
戦闘事の動作はドルイド系と同じで、予告情報では待機モーションもドルイド系のものだったが、実装後のゲーム内では独自の待機モーションを与えられている。

クロスブレイド

第一弾、第二弾ともにスーパーレアとして登場している。
一応(?)モンスターながら、属性は光という珍しいカード。
必殺技は共通してメラミ。ステータス的にはまりょくとぼうぎょに優れ、スキルはどちらのカードもダイに関連する能力を持っている。
第一弾の方は2R目の自分ターンに味方ダイの攻撃を中アップする「じいちゃん」。
第二弾の方は1R目の相手ターンに味方にダイがいると、味方全体の防御ゲージを中アップする「親心」。