【レオナ】

Last-modified: 2021-07-24 (土) 21:18:56

アバンの使徒
【ダイ】【ポップ】【マァム】【ヒュンケル】―【レオナ】(―【フローラ】

ダイの大冒険

概要

マンガ【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場するメインヒロイン。
旧アニメでの声優は久川綾。新アニメの声優は早見沙織(DQ10などで【勇者姫アンルシア】の声を担当)。
【パプニカ】王国の王女で年齢は14歳。カール王国の女王【フローラ】をとても尊敬している。
その魂には正義の力を秘め、職業は【賢者】。一人前ではないということで「賢者の卵」と表現されることもあった。
また、ステータス画面での職業欄は「ひめ」である。
単行本の表紙などでは茶髪、旧アニメでは金髪になっている。なお新アニメでは茶髪。
 
連載前の読み切りも含めれば、【ダイ】との出会いは【ポップ】より早い。初対面の印象は良くなかったが、モンスター達と共に育った【ダイ】にとっては最初の人間の友達となり、後の想い人でもある。
レオナ本人もダイには特別な感情を抱いており、それを【バーン】に指摘されて頬を染めることもあった。最終決戦後、地上を守るために姿を消したダイのことを、いつの日か自分たちの元へ帰ってくると信じて待ち続けている。
 
スリーサイズはB83・W53・H85。

性格

少女ながらも凛とした意志の強さを持つ。王国が【ヒュンケル】率いる不死騎団に滅ぼされ、父王が行方不明(後に死亡が確定)となったため若干14歳の若さで実質的な指導者となり国を支えている。
レオナ自身の指導力やカリスマ性も高い。他国の人々にも勇猛果敢な姫として知られていて、手柄を狙う敵将【フレイザード】も、他のパプニカの要人を差し置いて真っ先に抹殺しようとした程である。
魔王侵攻の中で父を失い、若くして国の指導者となり戦いに身を投じる境遇は、図らずも憧れの女性フローラの少女時代と重なっている。
 
パプニカ侵攻の実行部隊の長であり、実質的な父と国の仇であるヒュンケルとは後に対面することになるが、死をもっての償いを望む彼に対して父王を失った自身の私怨で処断することはせず、「生涯をかけ命を賭して【アバン】の使徒として戦う使命を果たせ」と諭し、その上で赦しを与えた。
複雑な生い立ち故に魔王軍となったヒュンケルの助命を願うダイたちと裁きを望むヒュンケル、家族や財産を傷つけられた国民の気持ちすべてを汲み、国家に害を為した者への王族として取るべき態度など各方面に配慮した上で、彼の望む懲罰に「罪は生きて償え」という形で応えたことにより、罪の意識で自暴自棄に陥っていたヒュンケルの葛藤も含めて話を収めている。
14歳という若さながら指導者として視野の広さと聡明さ・寛大さを現すこの裁定には、かつてパプニカ王国を捨てた【マトリフ】にも「彼女がいればパプニカは持ち直すかもしれない」という期待を抱かせた。
 
此処まで書くとどこか近寄りがたい高貴な人物かと思われるかもしれないが、素の彼女は行動力に溢れ、誰に対しても物怖じせずに自分の意見をずけずけと言う、非常に活発でお転婆な人物。ダイは「かわいいけどお淑やかってタイプじゃない」「マァムより性格がキツいかも」と評している。
フレイザード戦後に実力不足の悩みを打ち明けたマァムに対しては「そんな中途半端な実力じゃ足手まといになるかもね」と、年上の彼女に対して歯に衣着せぬ物言いをぶつけている。
言い方こそきついものの、当のダイやマァムはそんな彼女の「思ったことは隠さず言う方がいい」という性格を好意的に捉え、距離を縮める切っ掛けにもなっている。
旅支度の買い物では動きやすいからと【踊り娘の服】を着てみたり、フレイザード撃破後には酒宴を催し自分もその輪に入って泥酔していたりと、身分や家柄、しきたりなどへの拘りもあまりない様子。
旧アニメ版ではショッピングのシーンが加筆されており、【あぶないみずぎ】を着てポーズを取り、【はでなふく】を着て投げキッスをし、【ぬいぐるみ】を着て喜ぶといったはしゃぎっぷりでポップを呆れさせ、ダイを笑わせた。新アニメでは、SFC版仕様の【てんしのレオタード】【きぬのエプロン】、DQ3の女【商人】、同作の男や10では男女共通となった【遊び人】の格好と、DQ11の【ネコのきぐるみ】を着ている。
一国の姫様にしてはかなり通俗的な所もあり、大破邪呪文【ミナカトール】を習得するため破邪の洞窟に潜入した際には、【チェーンクロス】【スライム】達を撃退するフローラ女王の姿を見たマァムの「さすが女王様」という称賛に、どこで仕入れた知識か別の方面の「女王サマ」を想像していた。
ダンジョン内で宝箱を見つけると「もったいないから」とついつい開けてしまい、たまに手に入る【ひのきのぼう】や少額のゴールドと引き換えに【ひとくいばこ】と遭遇しまくって怒られたりもしている。
真の姿を現したバーンと対峙した最終決戦では、自分の語り部として軍門に下るよう迫る彼に臆することなくナイフで斬りかかり傷を負わせるという、お転婆どころではない行動で大魔王を袖にして見せた。
 
姫らしかぬ行動で周囲を呆れさせることもあるが、王族や指導者として振る舞うべき時はしっかり弁えており、決して王族としての自覚が薄いわけではない。
公の場では「私」、ダイ達の前では「あたし」と一人称も使い分け、公私をきっぱりと分断している。親しい人物や心を許した人物(特にダイたち)の前でのみ年相応の少女らしさを見せている。
ダイ達には「一国の姫ではなく一人の仲間として接して欲しい」との思いから「レオナ」と呼び捨てにするように頼んでいる。
さすがに呼び捨てにするのは気が引けるのか、ポップは砕けた感じで「姫さん」と呼び、ヒュンケルやクロコダインら年長者組は敬意をこめて「姫」呼びにしている。
 
また、ポップとマァムの複雑な関係など恋愛話に心を躍らせる耳年増な一面もある。レオナとは事実上の相思相愛だったダイが色恋沙汰を苦手にしていることもあってか、互いに面と向かって想いを打ち明けることはなく、作品通して自身の恋愛関係に進展はなかった。
 
バーンパレスの戦いではゴメちゃんを服の胸元に入れて匿っていたのだが、それが原因でバーンに隠し場所の衣服を引き千切られ、マァムとはまた違った次元のダイレクトなお色気シーンを読者に見せる羽目になっている。
なお、服を剥ぎ取られただけで乳房が露出していたことから、ブラはしていない様子。メルル、マァムも着けていないようで、ダイ大世界にはブラ自体が存在しないのだろうか…。
ちなみに衣服を千切られた後、途中までは片手で胸を隠していたのだが、戦いの決意を固めてからは恥ずかしがっている場合でないと思ったのか堂々と胸を晒すようになった。読者大歓喜である。
しかしポップが彼女の露出を目の当たりにしてそれを指摘すると、ビンタをかました後に残った衣服を縛り直して胸を隠してしまった。ポップめ、余計なことを……。
 
中盤から終盤にかけて読者の考えた王家の服を着用していたが、最終決戦にて破損し続け、戦いの後に若干【セクハラ装備】チックの新デザインのドレスに新調しているが、最終回の最後のコマでの後日譚は再び読者デザインの王家の服を着用している。

略歴

物語開始前のエピソードはあまり語られていない。
父王についてはほとんど、母親については全く語られることもない。母親は幼少期に亡くなったのだろうか?そもそも王妃の位に就いたのかも含め、一度も触れられることはなかった。
 
ダイと出会う前に、【バロン】から氷の呪文の伝授を受けている。
【でろりん】率いる偽勇者一行による【デルムリン島】侵略事件を切掛けに、魔物の巣窟だと思われていた島が実は安全だと判り、この一件でダイと知り合った【ロモス】国王【シナナ】から紹介を受けた父を通じて、一人前の賢者となる儀式を目的に島を訪れている。
島の案内役に推されたダイのことを出会い頭に「チビ」「カッコ悪い」呼ばわりしてバカにした為、ダイも「あいつ性格悪そうだから案内したくない」と互いに第一印象はかなり悪かった。
新アニメでは時代に合わせて「ちっちゃい」「頼りなさそう」とマイルドな表現になったが、やはり無礼な態度にダイは気を悪くしている。
後にレオナ本人に向かって「思ったことずけずけ言う」と素直な感想も返したが、さらに「思ったことは隠さず言う方が良い」と返され、かえって2人の距離は縮んでいる。
お互いに笑い合い、ダイが生まれて初めて人間と心を通わせた瞬間であった。
 
島を案内する中で、契約はできたのに呪文が使えないというダイのコンプレックスにも向き合い、パプニカ王家に伝わる三振りのナイフのうち「太陽のナイフ」を贈って「できないものはできないんだからいつまでもクヨクヨしないで剣の腕でも磨きなさい」と励ましたことで、より親しくなっていった。
王国の権力を我が物にせんと企む司教【テムジン】と賢者【バロン】によって【魔のさそり】の猛毒で暗殺されかけるも、【竜の騎士】の力に目覚めたダイに救われ、毒は【ブラス】【キアリー】で解毒されて一命を取り留める。
(新アニメではテムジンを糾弾するシーンや儀式の詳細が追加された。)
この事件がきっかけでダイに対して信頼と好意を抱くようになり、立派な勇者になった彼との再会を約束をし、島を離れた。
 
その後、バーンが魔王軍を結成し本格的に地上へ侵攻してきた際、魔王軍の一角「不死騎団」によって王国が壊滅し、父王を亡くす。
自身は辛くも重臣と少数の兵と共に脱出し、【バルジ島】のバルジの塔に身をひそめて、かつてのように自分に危機が迫ったときはダイが何時か必ず助けに来ると信じ、待ち続けていた。
【フレイザード】の襲撃に遭い再び命の危険に曝されたが、ダイによって救出され、程なくしてパプニカ王国の復興に乗り出す。
父や国の仇であるヒュンケルと対面し、生涯かけての使命を与え許したのもこの時。
 
臣下の三賢者にはダイ達への同行を戒めておきながら、自分は密かにダイ達と冒険に出ることを決意しており、ダイとポップが新しい装備品を買いに行きたいと申し出たのを口実にして、ちゃっかりと二人についていくことに成功する。(むしろポップを出し抜き、ダイと二人きりで出掛けようとさえした。) 
回復呪文を使えることもあり、【武闘家】修行のためパーティーを離れるマァムに代わるサポート役となったが、竜騎将バランとの決戦後にマトリフが届けた「アバンの書」、『空の章』192ページの内容に感銘を受け、世界平和のため自分なりに出来ることを精いっぱいやり遂げたいと考えるようになる。
その後にパーティーを離れてからは、世界各国の王を招集して人間側の協力体制を図るサミットを主催する等、戦線で戦うダイたちとは異なる形で魔王軍への対抗と世界平和のための行動を開始した。
 
最終決戦前には、最も尊敬している人物である女王フローラの導きでレジスタンスに入隊。フローラの指名で第5の「アバンの使徒」となり、念願の「仲間」として再びダイたちのパーティーに正式参戦している。
更に勇者【アバン】からは、パーティーを導く者としての教えと共に、サポートアイテム【ゴールドフェザー】【シルバーフェザー】を受け取る。アバンからの追認を受け、ダイを抜き史上最短記録で【アバンのしるし】を授けられたアバンの使徒となった。但し、コミックス冒頭のキャラクター紹介ページでは、その後に出た巻も含め、終始、ダイが『アバンの最後の弟子』と紹介されている。
 
バーンとの最終決戦では、前回の戦いで完膚なきまで打ちのめされ、敗北のトラウマで萎縮するダイに「ぶん殴っちゃえ」と活を入れたり、シルバーフェザーによる回復でドルオーラを連発する作戦を阿吽の呼吸で実施したり、真・大魔王バーンに切りかかって初めて深手を追わせダイを奮い立たせたりするなど、特にダイにとっての精神的な支えとなる描写が多かった。

戦闘能力

ゲームの賢者の設定に倣ってか、ちからはポップより上。9巻時点では倍以上あり、その頃はほとんどのパラメータで彼を上回っていた。
リーダーの素質やミナカトールの習得等、パーティーに無くてはならない能力を持っているが、直接的な戦闘ではもともと他のメンバーが秀でており、彼らがさらに大きな成長を遂げた中盤以降は基本的に回復や補助に回っている。
万能職の賢者がパーティーに足りない仕事をこなすのは、ゲームシリーズにおける賢者職の役割に通じるものがある。
特に【ベホマ】は最終盤までパーティー唯一の使い手だっため、終始劣勢だったバラン戦を始め何度も使用し、作中を通じて重宝されることとなった。
 
賢者の適性があるため攻撃呪文も習得しているが、戦闘参加の機会が少なかったせいかレオナの設定上の最終レベルは30で、【メラミ】【ヒャダルコ】等の中級呪文止まりとなっている。設定上はキアリー(読み切り版で、自分自身に使うことはなかった)や【インパス】(前述の洞窟で使われた描写はない)など17種類の呪文を習得しているのだが、劇中で使用したのは【ミナカトール】を含めて6種類。
同時期のポップがレベル51、かつ魔法力が飛び抜けて高いこともあり、同じ攻撃呪文でも、ポップのヒャダルコが【殺しの罠】の猛火を押し留めたのに対して、レオナのそれはやすやすと弾かれていた。
なお、コミックスのパラメータでは、9巻(ベンガーナ買い物編後)の時点で、メラ、メラミ、ヒャド、ギラ、ラリホー、ホイミ、ベホイミ、ベホマ、キアリー、キアリク、ザメハ、トラマナ。2度目のパラメータ紹介がある30巻(最終決戦時)ではそれらに加えてヒャダルコ、バギ、ザオラル、インパス、ミナカトール。その間は10~29巻だが、ザオラルは12巻でメガンテ詠唱で死亡したポップに対し使用するも失敗に終わっている。その直前に「一度も成功したことないけど…」と前置きしており、つまりそれ以前に呪文の契約および、最低でも2・3回は使用・失敗をしていたことになるがソレがいつの事なのか、上記の設定をそのまま当てはめれば、ベンガーナ編~バラン戦の間という事になる
 
身体的には普通の人間であり、戦士や武闘家のような力も強い専用武器もずば抜けた魔力も持たない。ほとんどの場面で杖やナイフすら持たないまま戦場に出てきており、武器を振るったのはパプニカのナイフでバーンを斬りつけた一度きり。ナイフを抜いたこと自体も、崖に突き刺して転落を防いだのを含めても二度しかなく、名前有りの敵キャラはおろか雑魚モンスターを倒した描写すら無かったりする。
新アニメでは三賢者に【マホトーン】を食らわせた【ガスト】をギラで撃破、初めて敵を倒したシーンが描かれた。

名前の由来

名前の由来は獅子を意味する「レオ」から。
作者曰く「ダイが竜(ドラゴン)なので虎(タイガー)に引っ掛けようとしたけれど、(名前が)可愛くならないので獅子(レオ)にした」とのこと。

DQ10

「レオナに怒り」というシステムメッセージを巡って一般プレイヤーがとばっちりを受けてしまった事件がある。
詳しくはこちらを参照。

クロスブレイド

昨今の情勢に配慮してか、間隔を空けて並ぶ事と遊んだ後は手を洗おうとプレイヤーに呼びかけている。
第一弾に【レア】【スーパーレア】【ドラゴンレア】の3種類のカードが存在する。
属性は光。必殺技はレアとスーパーレアは【ホイミ】、ドラゴンレアは【ベホイミ】
数少ない回復特化のキャラで、特にドラゴンレアのレオナはスキル効果で2R目から毎ターン味方全体を中回復できるという破格の回復性能を持つ。
使用メンバーに組み込んでおけばそうそうメンバーが死ぬこともなくなるだろう。
まりょくがかなり高く、通常攻撃が魔法攻撃の為攻撃参加すると意外なほどダメージを出せるのも強み。
とはいえ必殺技が回復技の為、純粋なアタッカーたちと比べるとさすがに総ダメージ量では劣る。
 
第三弾にて、バルジ島の戦い以降の衣装を身に纏って再度登場した。
今回はノーマル、スーパーレア、ドラゴンレアの3種。やはり回復特化の能力となっている。
今回のドラゴンレアのレオナは【結界】を壊したときにちなんだ特性を2種持っており、それぞれ味方の光属性のHPを中回復する効果と味方全体のぼうぎょを小アップする効果を持っている。
第一弾のような高い汎用性こそないが、結界をガンガン壊すプレイスタイルの人にはお勧めできる。
ステータスも全体的に上方されており、必殺技も【ベホマ】にパワーアップした。
なおノーマルの必殺技はホイミ、スーパーレアはベホイミとなっている。
スーパーレアのもつ特性「パプニカの教え」は味方の光属性の魔力を小アップできるため、【ポップ】と特に相性が良い。
全体魔力アップは貴重な為、将来的にスコア稼ぎに役立つ時が来る…かもしれない。