【遊び人】

Last-modified: 2020-10-11 (日) 17:53:23

概要

DQ3、DQ6、DQ10、キャラバンハートに登場する【職業】
その名の通り遊んでばかりいるうえにステータスも低く、当然ながら戦闘には全く向いていない。
職業システムのあるDQ7では【笑わせ師】に出番を取られて登場していない。
が、笑わせ師を極めた先にあるのは究極の魔法職である【天地雷鳴士】なのでDQ3の遊び人と同じ血筋にはあるのかもしれない。

海外版表記は"Gadabout"/"goof off"(怠ける)/【JESTER】

DQ3

データ

職特性

 
成長率
(F:0 E:1 D:2 C:3 B:4 A:5~6 S:7~)小数点が付く場合+が付く。
成長率0もしくは成長限界値を超えていた場合、乱数判定で0か1上昇する。

レベル帯ちからすばやさたいりょくかしこさうんのよさ
1~10F(~5)DD(~6)C(~6)S
11~20E(6~)EC(7~)E(7~)A
21~30EEB(~25)ES
31~40EE(~80)E(26~)ES
41~50D(50~75)D(81~90)EE(~80)S
51~99F(76~)B(91~)EA(81~)S

 
成長限界値(赤字 オーバーフロー発生後)

レベル帯ちからすばやさたいりょくかしこさうんのよさ
1~1011~2512~3512~3513~4520~115
11~2026~4037~6037~6048~80125~251(~23)
21~3041~5562~8562~8583~1156~69(24~30)
31~4056~7087~11087~110118~15079~174
41~5071~85112~135112~135153~185184~247(41~47)
51~9986~157137~255137~255188~255(~70)2~254(48~72)
オーバーフロー帯---2~97(71~99)8~250(73~96)4~15(97~99)

解説

男はピエロ(クラウン)、女はバニーガールという外見。
この外見から判断するのならば男は道化師、女はコンパニオンという、遊びに来た人を楽しませる側の職業であり、後述の実態とは印象が異なる。
 
ステータスは総じて低く、高いのは【うんのよさ】だけ。
装備は【ターバン】【けいこぎ】など、他の職業の専用品と思われる装備品をつまみ食いのように装備でき、また専用装備の【はでなふく】も割と早い段階で手に入るため序盤の防御面は充実している。絶妙なバランスだ。
 
しかし最初こそまともに戦ってくれるものの、ある程度育てると、戦闘中1/4程度の確率でコマンド入力を無視して勝手に遊びだすようになってしまう。
レベルが上がるにつれいろいろな遊びをするようになるが、いずれもまったくの【無駄行動】であり、ただメッセージが変化するだけで戦闘には影響を及ぼさない。要は呪い装備による硬直と同じである。
充実の装備も中盤以降は打ち止めとなり、最終装備は【てつのオノ】(女性は【ゆうわくのけん】)、はでなふく(女性は【まほうのビキニ】)か【みかわしのふく】【かわのたて】、ターバンと、【商人】にも劣る貧弱さ。
つまり、遊び人を連れているだけで冒険の難易度は跳ね上がるのだ。
【ルイーダの酒場】でも、
「遊び人は本当に役立たず。連れて行きたいなら十分に強くなってからシャレのつもりで仲間にしろ」
と忠告を受けるほどである。
 
【取扱説明書】にも以下のように明記されており、初心者が気軽に仲間にするような存在では断じてない。

『この職業は、「まったくの役立たず」と言ってよいでしょう。
 レベルが上るほど、ますます役に立たなくなります。
 仲間にしてプラスになることは、いっさいありません。』

しかし実はプラス要素が隠されており、レベル20になると悟りの書なしで賢者に転職できるという大きな特徴がある。
ただし、これは【堀井雄二】の意図ではなく、スタッフに押し切られて実装に至ったが、最後まで抵抗した由。
説明書通りに一切プラスにならないのが、堀井雄二の本来の構想であった。
 
FC版当時は事前情報が無かったことで、遊び人に悟りの書を持たせて賢者に転職させるケースも普通にあった。
当時はまだ運の良さの効果も未解明で、とりあえず呪文使いには有利だろうと思われがちだった。
その場合は当然ながら悟りの書は消費されないので、悟りの書なしで転職できることに気付いたかもしれない。
しかし初見では状況的に悟りの書が使い捨てでは無かったと誤解する可能性のほうが高いであろう。
そのため他の職業も賢者を経由させようとして無計画に悟りの書を消費してしまうという事故も招いた。
 
また、【商人】に次いでレベルアップが早いため、転職できるようになるのも早い。
ただし、【MP】が全く成長しないため、転職時の初期MPは当然0で、呪文職から転職する場合に比べると、最大MPが30~40ほど低くなってしまう点は留意しておこう。
その代わり、他の職業から転職した場合に比べて運の良さは40~50ほど高くなる。状態変化に強い魔法職というのは悪くはない。
 
Lv20の【戦士】【武闘家】から賢者に転職しても、【ちから】【HP】などが極端に高くなったりはしないため、なんだかんだで非呪文職の中では、最も平均ステータスの高い賢者になれる。
繰り返すが、遊び人はレベルを上げれば上げるほど本当に役立たずになるため、レベル20以降も連れ歩くというのは、完全な趣味の世界になる。
 
レベル90以降、一気に【かしこさ】が上昇する。
内部的にはレベル70の段階で成長上限値が256を超えてオーバーフローを起こし、一桁に戻る。
その後、レベル86以上で上限値が下限値を兼ねるようになり、下限値未満の場合賢さが爆発的に上昇する。
賢さのパラメータを高くすること自体は実質的に無意味で、MPの伸びはレベルアップ時に上昇した値に依存する。
転職前にあまり賢さが高いと各レベルアップ時の賢さ上限値に引っ掛かり、MPがまるで伸びなくなってしまう。
さらに、遊び人でいる間はMPが一切伸びないため、高い賢さは無意味どころか転職後のMPの成長に悪影響を及ぼす。
一応、賢さを爆発的に上昇させて255近くまで到達させれば、あとは【かしこさのたね】をいくつか投与することで賢さの値を0に戻せるため、転職後のMP育成を考える上で完全に無駄とは言えない。
しかし、レベル98時の賢さ下限値は98のため、それより1低い97に合わせても255に到達させるためには158もの賢さ上昇値が求められる。
100以上の上昇量は滅多に見られないため、結局あまり現実的ではない。
 
【公式ガイドブック】のパーティ例に「金儲け重視型」というのがあり、勇者・武闘家・商人・遊び人で組まれている。
実際これはなかなか有用で、序盤はかなり強力な装備ができる商人と遊び人、装備なしでも強い武闘家で資金を節約でき、ダーマにたどり着いたら商人と遊び人を賢者にして一気にパーティーを強化できる。
ただ、序盤の魔法役が勇者以外に皆無になるため、少々キツイ面もある。
また、やはり賢者にするなら魔法職から転職させた方がMPは高くなるので、商人と遊び人から転職させるのは「転職時期が早くなる」というメリットのみになりがち。
ガチ攻略パーティーというよりは、手慣れたプレイヤーによるお遊びパーティーと言ったところだろう。
 
なお、他の職業から唯一遊び人への転職はできないので、遊び人が必要な時は最初から登録する必要がある。
このため、前作の【ローレシアの王子】に続く2人目の「絶対に呪文を使えるようにはならないキャラクター」とも言える。
後述の通り他の職業の呪文習得フラグのアドレスを遊びの習得フラグとして流用しているため、仮に何らかの手段で呪文職から無理矢理遊び人に変更しても呪文は一切使えない。

遊びの習得

覚える遊びは全部で8種類で上述の通りすべてが無駄行動。また、前期ロムと後期ロムで一部の遊びの内容が異なっているという報告があるが詳細は不明。
呪文のようにレベルアップ時に習得していく形式(ただし、習得メッセージは出ない)で、他の職業の呪文習得フラグと同じアドレスを使用している。
理論上はほぼありえないような確率でLv20になるまで全く遊びを習得しないことも起こりうるが、だいたいはLv10になるまでには最初の遊びを覚えて遊び始める。

習得Lv内容対応する呪文フラグ
7にっこり微笑むメラミ(魔)
ライデイン(勇)
15足がもつれて転ぶベギラマ(魔)
イオラ(勇)
19天に祈るボミオス(魔)
ラリホー(勇)
27仲間(※女性)のお尻を触るアバカム(魔)
ベホマズン(勇・移動中)
29不思議な踊りを踊るヒャダルコ(魔)
ベギラマ(勇)
30仲間を呼ぶドラゴラム(魔)
31イオナズンを唱えてみるメラゾーマ(魔)
45啖呵をきるメダパニ(魔)

習得レベルは目安で、このレベル以降のレベルアップ時にそれなりに高確率で習得する(いずれも100%ではなく上限レベルもない)。
女性のお尻を触る遊びについては遊ぶ本人以外に女性の仲間がいない場合は習得済でも発動しない。
また、内部処理としては遊び人がレベルアップすることでオンになっていく習得フラグは魔法使い用(一部勇者と兼用)の32bitと僧侶用の2bit(ルカニとホイミ)の合計34個あるが、上記の表の8個以外は対応する遊びが設定されていないため機能していない。

フラグ詳細

太字が機能しているフラグ

習得Lv対応する呪文フラグ
魔法使い僧侶
2イオラ
4ヒャダイン
5ルーラ・戦
7メラミ
10ギラ
11リレミト
12レムオル
14マヒャド
15ベギラマ
16スクルト
18ルカニ
19ボミオス
20スカラ
21パルプンテ
25イオ
26イオナズン
27アバカム
28メラ
29ヒャダルコ
30ドラゴラム
31メラゾーマ
32バイキルト
33ラナルータ
34マホトラ
35ホイミ
37ベギラゴン
39モシャス
40ヒャド
45メダパニ
50ルーラ・移
60シャナク
70インパス
85トラマナ
95マホカンタ

Lv95以降に魔法使いのマホカンタ、勇者ならベホマズン(戦闘中)に対応するフラグがオンになるが、やはり対応する遊びはない。これが後述のインタビューにおける「Lv96以上で覚える、最高レベルでも覚えるかどうかわからない究極の遊び」と捉えることもできる。だとすると容量不足により没になったのかもしれない。
なお、容量に余裕ができた北米NES版ではこれらの習得フラグすべてに遊びが設定されているので、興味のある人は確認してみるとよいだろう。
様子を見る、歌う、ダジャレを言う、悪口を言うなど、リメイク版でも採用されている遊びが主だが、「キザな台詞を言う」などの他では見られないオリジナルの遊びも存在する。
ちなみに最大レベル間近で最後に覚える遊びは下記のようなものになっている。

"Character Name" catches a whiff of the socks.
The strong smell is drifting everywhere.

要約すると「靴下を脱いで、あたり一面に悪臭が漂う」というような内容である。
これがオリジナル版にも搭載される予定だったかどうかは不明だが、確かに「とんでもないこと」かもしれない。
 
遊ぶ内容に男女の違いはないため、女遊び人が女性キャラのお尻をさわることもあり、【ドラゴンクエスト4コママンガ劇場】などで散々ネタにされた。他にも、女遊び人が金目の物(特におうごんのツメ)が好きなネタもあった。
また「知られざる伝説」の巻末に掲載された漫画に上述のお尻を触るイタズラのネタもある。この漫画では「おんなせんしのおしりをさわった」になっているが、その漫画の中でお尻をさわられているのは女賢者である。
どっちが間違いなのかは定かではないが、女戦士は本書の扉絵の裏ページのイラストでビキニアーマーなだけでなく、後ろがお尻丸出しのTバック姿で描かれていただけに、この漫画でもちゃんと女戦士を描いて欲しかったと残念がった少年もいただろう。

ゲームブック版

男遊び人が「ラルフ」という名前で登場。
ルイーダの酒場で4人目の仲間として戦士ハルク・武闘家チェン・商人トランとの4人の中から選んで連れて行ける。
容姿はわからないが、マニィ曰く「ニヤけた男」らしい。
お調子者であり、マニィに対しては盛んにセクハラ的発言・行動をしては平手打ちを食らう。
当然ながら戦闘では毎回のように足を引っ張り(助けるための戦闘を強いられる)、ピラミッドに至っては【星降る腕輪】が無いと彼に気を取られているうちに主人公がやられてゲームオーバー。
 
しかし、中巻では賢者に転職。
性格は相変わらずであるものの、下巻では戦闘能力が上昇し、足を引っ張ることも少なくなる。
メチャクチャに攻撃呪文を唱えまくって敵を倒したり、【はぐれメタル】に会心の一撃を食らわせたりと大活躍。
そのはぐれメタルを倒して【幸せの靴】を手に入れられるのは彼のみなので、エンディングで上の世界に帰るための必須キャラでもある。

小説版

男の遊び人が登場する。名前は「ダリル・ドン・ロザン」で、通称「遊び人のロザン」。
【商人】サバロの悪友で、【アッサラーム】出身。おネエ口調。
ゲームとは違いピエロ衣装ではなく、プレイボーイで山師でギャンブラーという、現実世界で言う意味での「遊び人」である。
 
パーティには加わらないサブキャラクターで、【ロマリア】で初登場するが、サバロを唆し、二人で勇者一行の金を根こそぎ盗み逃亡する。
その金はロザンが持ってきた儲け話に投資して成功、【ポルトガ】【船】や新しい装備として返しているが、博打でイカサマしたことがバレてポルトガに居られなくなり逃亡。最後はサバロともどもサバロバーグの牢屋に入れられる。
 
性格的な理由でサバロ以外の仲間たちからは疎まれている。
しかしサバロにとっては、彼はいつもどこかから儲け話を持ってくるから離れられないのだそうだ。ただし、それを最後にぶち壊すのも彼なのだが。
そこから付き合いを見直そうとは思わず、目先の利益に飛び付くサバロとは性根の部分で似た者同士なのだろう。

CDシアター

何と【ガライ】の職業がこれである。
しかし、彼こそが遊び人と確認出来るのは魔法使いマリスの「何さ、ただの遊び人の癖して……」という台詞のみ。
本人は【吟遊詩人】を自称しており、見た目もゲーム本編のピエロとは全く異なる正統派の吟遊詩人である。
詳しくはガライの項目を参照。

余談

遊び人をゲームに登場させるにはスタッフ内で相当の紆余曲折があったらしく、【堀井雄二】は『ドラゴンクエストマスターズクラブ』上で次のように語っている。

遊び人が登場するまでは、なかなか大変だったんです。
ボクは始め(原文ママ)っから遊び人を入れるつもりだったんだけどね。
そーゆー役に立たないキャラクターを入れたら、プレイヤーは何か役に立つと思って一生懸命育てるんじゃないか、とか、おこっちゃうんじゃないかと、スタッフの人達から猛反対にあったんですね。
それを説きふせるのに、丸1日かかったのを覚えてますよ。
ボクとしては、オモシロイじゃないか、とゆーことでとにかく入れたかったんですよね。
イロイロな職業があるんだけど、そのキャラクターすべてがすべてクリアのために役立つってゆーのもね、なんかあまりにもさびしいような気がして。
なかには役立たずなキャラがいてもいいんじゃないかと…。
結果的には、受けたみたいですね。
レベルを上げれば上げるほど変なコトをするっていうのがオモシロイんでしょうね。
(中略)
よく覚えてないんだけど、レベル99なんていったら、とんでもないことをするんじゃなかったかな。
ゼヒとも1度は、みんなに遊び人を加えて楽しんでもらいたいなあ。

堀井雄二の豊かな遊び心の賜物と言えよう。
ある種では、この「単にクリアを目標とした以外での横道」という思考が後のカジノやベストドレッサーコンテストに繋がったともいえるか。
 
また、【知られざる伝説】では、ゲームデザイナーの【遠藤雅伸】

遊び人なんかはタイヘン楽しませてもらっていますね。レベル96以上になると本気でとんでもない遊びをしてくれますからね。
(中略)
中村君(ドラクエのプログラマー)に聞いた話では、最高レベルでも覚えるかどうか分からない究極の「遊び」もあるということですからね。

とインタビューで回答している。
近年の解析の結果、上述の通りそのような高レベルで覚える遊びは実装されておらず、これらは先述の賢さ上昇のことを指しているか、もしくは容量不足による没設定を記憶違いした誤情報と推定される。

DQ3(リメイク版)

データ

習得呪文

習得Lv習得呪文
13【くちぶえ】

 
成長率
(F:0 E:1 D:2 C:3 B:4 A:5~6 S:7~)小数点が付く場合+が付く。
成長率0もしくは成長限界値を超えていた場合、乱数判定で0か1上昇する。

レベル帯ちからすばやさたいりょくかしこさうんのよさ
1~10F+DE+(~6)C(~6)S
11~20F+F+C(7~)E(7~)A
21~30F+F+C(~25)E(~25)S(~25)
31~40F+F+(~80)F+(26~)F+(26~)F+(26~)
41~50D(50~75)D(81~90)F+F+F+
51~99F+(76~)A(91~)F+F+F+

 
成長限界値

レベル帯ちからすばやさたいりょくかしこさうんのよさ
1~1024~4724~5926~6525~6040~151
11~2050~7562~8670~11563~90158~229
21~3078~10289~114120~15193~118224~
31~40105~130117~141154~179121~146-
41~50133~161144~169181~206149~173-
51~99165~172~-276~-

解説

他の職業から遊び人への転職も可能になった。そのため、盗賊・商人を経由してから遊び人・賢者と転職を繰り返すことで、勇者専用呪文を除いて作中に登場する全ての呪文を習得するスーパーキャラを作ることができる。
また、システム変更で賢さが高いことの意義があるようになり、呪文扱いの口笛を覚えるためか、遊び人もMPが伸びるようになったが、残念ながら賢さの急成長がなくなっている。
運の良さは、FC版では成長限界値が3度もオーバーフローを起こしていたのに対して、こちらはオーバーフローを起こさない分、レベル20台で最大値まで上がるようになった。
 
最初期から連れ歩くのは相変わらず辛いが、女性の場合は酒場に新規登録する際、全職業中もっとも【セクシーギャル】にしやすいという利点がある。
 
なお、遊びは「習得する」形式ではなく単純に現在Lvに紐づけられるようになり、そのレベル条件さえ満たせば発動できる。そしてFC版とは違ってLv1から自重せずに遊ぶようになった。
遊びの種類が増え、男女それぞれの性別限定の遊びも登場した。
またDQ4の【トルネコ】から逆輸入したのか、敵にダメージを与えたり、【1ターン休み】の効果があったりと戦闘に影響を与える遊びも登場した。
FC版から引き継いだ遊びについても、テキスト量が増えたりなんらかの効果が付与されるなどの修正が加えられている他、全体的に発動するレベルが前倒しになっている。
ただし、遊びの発動タイミングや、遊びの内容は完全にランダムである。
遊び人自身はおろか他の仲間にとっても不都合な【状態変化】を引き起こす遊びもあるため、注意が必要である。
レベル20で発動するようになる遊び「考え事」は、「私は遊んでいて良いのか、何か他にすべき事があるような気がする」と考え込むというもの。
レベル20で賢者に転職できる設定から来たメタ台詞であろう。
 
GBC版では、LV90くらいになれば【すばやさ】の上昇率が高くなる。
 
以下は、リメイク版で追加された何らかの効果のある遊びの一覧である。

Lv行動効果
1命令を無視して身を守る【ぼうぎょ】する
足がもつれて転ぶ稀に武器が飛んで行って通常攻撃。
3その場に倒れこむ眠ってしまう
Lv17以上だとときどき悪夢で金縛りにあって【麻痺】してしまう。
5石を拾ってお手玉敵か自分に10程度のダメージ。メタル系にも有効
11タップダンス身かわし率アップ
13指をぐるぐる回す敵か自分に【マヌーサ】
21ダジャレを言う敵全員1ターン休み。ただし失敗もある
23大声で歌う敵全員1ターン休みか逃げ出す
27くしゃみをする敵味方全員が1ターン休み
29流し目成功すると敵1体が1ターン休み
31怪談を始める仲間1人を1ターン休みにする
33王様/女王様ごっこ敵1体に攻撃
37みんなを励ます味方に【ピオリム】か敵に【ボミオス】
39悪口を言う敵に【ルカニ】【バイキルト】
酒(GBC版では【ビバ・グレイプ】)を飲む酔って仲間に絡み、行動を封じることがある
41石を投げつける敵全体に20程度のダメージ。こちらもメタル系に有効
43ぱふぱふする男性はダメージ、女性は1ターン休み
45思いついた技を使用する種類はいろいろあるが効果は通常攻撃と同じ
49紙に火をつけて投げつける敵に【メラミ】程度のダメージ
50やさしい気持ち味方に【ベホマラー】の効果

見ての通り、性別限定の遊びは必ず対になっており効果の価値も大差はない。
ところで「くしゃみ」「やさしい気持ち」などいろいろ「遊び」ではなさそうなものがあるが、ツッコんだら負けなのだろう。
 
遊びのバリエーションが増えるのはLv50までで、それ以降はレベルを上げてもそれ以上の変化はない。
なお【みちくさ冒険ガイド】には「SFC版で遊び人のレベルを99にすると究極の遊びを覚えるという都市伝説があるが、実際はデマだった」という調査記録が載っている。
堀井雄二の発言から生まれた都市伝説なのか、そもそもそんな都市伝説が本当に存在したのかは不明である。

DQ6

データ

職特性戦闘中に勝手に遊んでしまうことがある。熟練度が上がると遊びの種類が増える
マスター特典なし
転職条件なし
上級職遊び人+【踊り子】【スーパースター】

 
職補正

ステータス補正
SFC版リメイク版
ちから115/128(-10.2%)-10%
すばやさ89/128(-30.5%)-30%
みのまもり76/128(-40.6%)-40%
かしこさ102/128(-20.3%)-20%
かっこよさ134/128(+4.7%)+5%
最大HP89/128(-30.5%)-30%
最大MP76/128(-40.6%)-40%

 
習得特技と必要戦闘回数

称号習得特技戦闘回数
累積(前から)
1おぼえたて【あそび】-(-)
2あそびずき【くちぶえ】11(11)
3あさがえり【なめまわし】24(13)
4とまりあるき【ぱふぱふ】44(20)
5ゆうめいじん【ねる】66(22)
6かおパス【ひゃくれつなめ】81(15)
7あそびまくり【まねまね】117(36)
8あそびのてつじん【パルプンテ】154(37)

解説

かっこよさ以外のステータスが大きく下がり、しかも戦闘中勝手に遊んでしまう。
ある意味魔法使いよりも脆弱な職業なので、馬車の中で成長させること。
主力をこれにしてしまうと非常に辛いことになるので要注意。成長が意外と遅いのもきつい。
しかし「ひゃくれつなめ」「ねる」「くちぶえ」と、覚える特技はそこそこ便利なものがあり、侮れない。
これと踊り子とを極めるとなれるスーパースターは上級職で一番早く極められるので、主人公を勇者にするためこれに転職するプレイヤーも多い。
その間主人公は戦力として期待できないので、他の仲間は強めの職に就いてみんなでカバーするようにしよう。
堅実にプレイするのであれば、バトルマスターが向いているが、スーパースターのマスター特典もイベントで有効になる。
珍しくかっこよさの数値にプラス補正がつく職業だが、同じ基本職の踊り子の方が補正が大きいので、コンテスト目的で利用されることはない。
堅実な商人より、ちゃらんぽらんな遊び人が格好いいなんて不可解に思うかも知れないが、現実世界でも遊び人が妙にモテたりするので、それを反映したのかもしれない。
 
なお、★×2での称号は「あそびすぎ(遊び過ぎ)」ではなく「あそびずき(遊び好き)」なのだが、攻略サイト等では大抵「あそびすぎ」と書かれる。まあ実際どっちでもいいことではあるが。

DQ10

同作では監修である【堀井雄二】の提案により、Ver.4.3にて実装。
ゲームの趣旨として下級職上級職の概念がないため、賢者やスーパースターの下積みではなく、あくまで他の追加職業と同列として扱われている。
歴代作品で恒例となった遊びは、攻撃や特技の後に確率で追加発動する【きまぐれ】特性と、特技として任意発動できる「あそび」に分かれることになった。それぞれ効果も異なる。
これらの効果を超強力なものにする特技もある。
【ぱふぱふ(特技)】【ひゃくれつなめ】【パルプンテ】等過去作の特技も健在。
職業クエストのNPCである【遊びクラブ】の仲間たちはいわゆる「パリピ」風であるが、DQ3の姿をした男女の遊び人も登場しているほか、職業装備【遊び人の服セット】はDQ3の男遊び人の公式イラストに似たピエロ服である。
詳しくはこちらを参照。

DQ11S

異変後の【プチャラオ村】周辺でパレードする時、【グレイグ】【ロウ】の服装がDQ3の男遊び人のものになる。

DQMCH

RANK称号戦闘中移動中
1あそびにんたわむれるあそびにいく
2ちょうあそびにんあそぶあそびにいく
3あそびマスターごうゆうあそびにいく
究極連携てんばつ

職特性

  • ベースキャンプに【カジノ】が設置される
  • 馬車に乗せているとたまに借金取りが現れ、所持金の3~6割程度が奪われることがある
  • 馬車に乗せているとたまに【きみょうなせきぞう】を作る

解説

戦闘中の効果がランダムで安定しないが、実は通信対戦ではトップクラスの性能を誇る。
というのも超遊び人の「あそぶ」の性能が

  • 眠る・考え事をする(効果なし)
  • くしゃみをする・だじゃれを言う(敵1体を耐性を無視して1回休み)
  • ずっこける(敵の守備力を無視してガードモンスターの攻撃力とほぼ同値のダメージ)

というもので、特に「ずっこける」の性能が非常に高い。というか会心の一撃と同じ効果である。
モンスターの攻撃力上限は999、HP上限も999なので、対戦では出ればほぼ確実に1匹持って行けてしまうのだ。
クシャミやダジャレも敵の回復を撹乱する上では有効。半分くらい遊んでいるが多めに見てあげよう。
なお、遊びマスターだとここに以下の遊びが追加される。

  • 踊っている(効果なし)
  • 言葉に出来ない様な悪口を言う(敵1体の攻撃力を倍加するか、守備力を下げる)
  • 火遊び(メラゾーマと同じ効果)
  • 歌う(敵1体を耐性を無視して確実に眠らせる)

結果、ずっこける確率が下がってしまうので、遊び人は超遊び人を使うのが鉄則とされている。
 
なお、「あそびにいく」はフィールド上で使うとアイテムを拾ってくるかモンスターを連れ帰ってきて戦闘になるかのどちらかが出る特技であり、ランクが上がるほどにアイテムの確率が増える。
究極連携の「てんばつ」は敵1体に確実に「ずっこける」と同等のダメージを与える効果。
要するに武闘家の究極連携と同じである。
いずれにせよ借金取りが現れてはもとも子も無いので、普段は連れ歩かず通信対戦時のみ馬車に乗せると良い。
 
エンディング前に加入出来るのは【ルンルン】のみ。そのため、すぐにカジノで遊びたい人以外はエンディングを過ぎるまでお預けにするのも可。
ちなみに、女性(子供)はヘアバンドが猫耳で、バニースーツに猫の尾がついていてバニーガールならぬキャットガールである。
裏エンディングで表示されるイラストからは危ない雰囲気が漂っている。年端もいかない子がこの様な格好をしているとは…。

あるくんです2

【あるくんです2】でスライムがコレに変身してしまう。
全ての地形のなじみ度をMAXにすることでようやく変身できたのによりによって遊び人とは…。
前作の【賢者】と同じ立ち位置。見た目はDQ3の男遊び人。要はピエロ。
ただ、ナリはこんなでも能力的には優秀で全ての地形で素早く動ける。ストレスも溜まらない。
若干戦闘に弱いがあまり戦闘が起こらないので、さほど気にならない。

DQウォーク

2020年9月に実装された基本職。対応するこころの色は青と紫。戦闘中、一定の確率で命令を無視して遊ぶ。
また、Lv55になると賢者に転職が可能になり、賢者でのパッシブスキルも付く。

ロトの紋章

出会った頃の【ポロン】の職業。
村の人を守るために戦死した両親の姿を見て、子供心に他人のために命懸けで戦うしがらみへの忌避感と戦うことへの恐怖心を抱いたポロンは、流星に撃たれて自分が死んだと勘違いした祖父・カミーロが葬式を行った事を機に村を抜け出し、「何事にもとらわれない」遊び人として旅立つ事となる。
遊び人として過ごした彼が、戦いの中で「守るために戦う」ことの意味を知り、賢王としての道を歩む所はDQ3の遊び人の設定を取り込んだと言える。
 
続編「紋章を継ぐ者達へ」では、呪文が一切使えなくなった世界となるも、ポロンは祖父の後を継いで船大工として陽気に生きている。
呪文使いなら絶望しかねない状況でも明るさを失わないのは、遊び人として生きた経験ゆえか。