・回復呪文
概要 
DQ9以降に登場する回復系呪文。
【ベホイミ】と【ベホマ】の中間に位置する。
後に発売されたDQMJ2ではこれの代わりに【ベホイマ】が登場しており、以降の同シリーズではそちらがずっと続投している。
DQ9 
回復魔力 | 200 | 400 | 600 | 800 | 999 |
回復量 | 165~205 | 269~309 | 373~403 | 477~517 | 580~620 |
仲間一人のHPを160~200程度まで回復する。
さらに【かいふく魔力】によって上記の数値よりも回復量が上昇し、最大580~620まで上がる。
【僧侶】がLv31、【賢者】がLv33、【レンジャー】がLv34で習得する。消費MPは8。
ベホイミに比べて覚える職業が半分に減り、より信仰深そうな職業のみ覚える。
ちなみに【パラディン】はなぜかこれを覚えない。が、パラディン自体素早さと回復魔力が低いので、使えたとしても活かしにくいだろう。
逆になぜかレンジャーが覚えるため、平均的なステータスでありながら攻撃と回復の両方を器用にこなせる職業としてレンジャーの価値を高める要因となっている。
DQ9ではベホマの使い勝手が悪くなったため、おそらくこちらの呪文の方が多用されているものと思われる。
回復魔力による上昇値が非常に高く、賢者やレンジャーの素の回復魔力は約200。これでは成長しないためパッシブスキルの強化は必須。
【ホイミスライム】一族は回復呪文の増加にいち早く対応し、ベホイムを唱える【ベホイムスライム】を輩出。
その他には【ナイトキング】と【シドー】(Lv10~40)が使用する。
DQ10オフライン 
習得条件は以下。
ラグアスは【ゲストキャラクター】の時にも使う。
消費MPは8。
味方1人のHPを164~184回復。【かいふく魔力】が高くなると470~490まで回復量が上がる。
DQ10オンライン 
僧侶と賢者がLv63、レンジャーとスーパースターがLv68、旅芸人がLv69、デスマスターがLv73、ガーディアンがLv114、仲間モンスターは「かいふく」SP25などで習得する。
消費MPは8。
詳しくはこちらを参照。
DQ11 
消費MPは12。
使用者は主人公(Lv30)、【セーニャ】(Lv27)、【ロウ】(Lv24)、【グレイグ】(Lv37)。
回復量は最初が164~184で、回復魔力が119以上になると回復量が増える。回復量の上限は回復魔力900の時の350~370。
本作のホイミとベホイミは頭打ちとなる回復魔力の上限値が低く、ステータスが上がっても回復量の増加は雀の涙ほどだが、この呪文は目に見えて回復量が上昇していく。
またセーニャとグレイグは習得時のレベルで素の回復魔力が120越え、ロウもLv24の時点で素の回復魔力が100前後なのでツメ装備でもない限りは楽々と119を超えるため、この3人は習得直後から冒険を進める度に増えていくだろう。もっともロウとセーニャには離脱期間があるが…。
主人公は習得直後だと装備を【プリンスコート】or【まほうのよろい】に加えて【まほうの盾】を揃えてようやくギリギリ120に達するかどうか、素のステータスではLv38まで待つ必要があるが、パーティと離れ離れになった時から仲間と再会するまで、いざという時の回復手段としては十分に機能する。
どちらせにせよ作戦を【バッチリがんばれ】等にしておくと重傷者が出たそばから的確に使用してくれるため、見る機会も多くなるだろう。
ただ本編クリア後ともなると、回復魔力を盛るだけ盛ったセーニャやロウのベホイムでも回復量が足りないため単体回復手段がベホマに変わるのだが、この時期になるとベホマを覚えられないグレイグがAI戦闘で焼け石に水程度のベホイムを連発してしまう事があるので注意。
DQH 
回復量は約180ポイント。
【闇竜シャムダ】2戦目に、【ホミロン】の援護がベホイミから強化される。
つまり本編では、最終決戦でしかお目にかかれない。
また、配信ボスの【ゾーマ】戦に限り、攻撃として利用される。
発動こそランダムだが、固定で1000ダメージを与え確実に怯ませてくれるため、建て直しを図るのに便利。
また、教会に800ゴールド寄付することで、全員がベホイムの効果を得られる【ホイミストーン】ができる。
こちらは使い切りで、一度使ってしまうと力を失うため、再度教会でチャージを行う必要がある。
DQH2 
回復量は約180ポイント。
シナリオで【双子の王】討伐後にホミロンの援護がベホイムに強化される。
また、クエストをこなすことで全員がベホイムの効果を得られる【ホイミストーン】ができる。
ちなみに今作ではチャージに料金は不要。
DQタクト 
Bランクとくぎとして登場。射程1~2・消費MP42
「なかま1体のHPを大回復する」
最大強化で回復力+50%まで強化可能。
【フローラ】【ベホイムスライム】が使用可能。
さらに亜種として、
【ホイミスライム】の才能開花とくぎ、【ビアンカ】の才能開花特性で使用できる「たたかいのベホイム」が登場。
「たたかいのベホイム」は後にDQ10のタクトコラボにてDQ10側でも実装された。
ドラけし! 
【スライムエンペラー】【ミイホン】のスキルとして登場。
スキル使用可能回数・3回
「癒しの呪文でHPを大回復する」
蒼天のソウラ 
9巻で登場。使い手はルビビ。
格上のゴオウと戦うフーゴ
を回復するが、ルビビ曰く
「回復呪文で外傷はふさげるけど…体の奥に伝わったダメージは簡単には抜けない…」
との事なので、蒼天のソウラの世界観では回復呪文は疲労の回復ではなく表面的な怪我の治癒に重きをおいた効果があるという扱いのようだ。