概要
杖系武器の一種。 漢字表記すると「理力の杖」。
イラストでは槍っぽい感じの杖。なお「理力」という言葉自体は造語で、ごく初期の「スターウォーズ」で「フォース」の邦訳として使われていた。(公式ガイドブックの武器の項の英語表記でも『Staff of Force/スタッフ オブ フォース』と書かれている)
作中での扱いは「【MP】を物理的な力に変えて攻撃」という意味合いだと思われ、実際「魔力を杖に込めることで打撃力に変換する武器」ということになっている。
物語中盤辺りで入手でき、【魔法使い】系が装備できる武器としては中々の攻撃力を持つが、この武器の最大の特徴は、攻撃するたびに毎回MPを3ポイント消費するいう効果。
MP消費はデメリットであるので登場時期や値段の割に攻撃力が高いのだが、攻撃力が高いといっても極端な数字ではなく、元々魔法使いキャラ自体が力が低く設定されており、結局のところMP消費に見あった威力は期待できない。
使いどころを挙げるならば、呪文を封じられたときや、攻撃呪文への耐性が高い敵への攻撃手段などがある。
バトルロードでも「呪文を封じられた大魔導士が使っていた杖」と説明されている。しかしこうした状況下での魔法使いは、道具でサポートに回るか、思い切って防御した方がいい場合が多く、わざわざ買ってまでこの武器を振るうことはそうそうないだろう。
面白い効果ではあるが総合的に見ると使い勝手はいいとは言えない。
DQ3から3作連続で登場したがいずれも作中での扱いは微妙で、DQ5を最後にシリーズでの採用はパタリと途絶えてしまった。(DQ7にてこの武器の上位互換的な存在である【えいゆうの杖】が現れたが、HD-2D版DQ1&2やDQ7リイマジンドでは効果が変更されている)
近年の作品では杖はむしろ「使用者の魔力を増幅して打撃と共にMPを回復してくれる武器」として定着しているため、それと正反対の効果のこの杖の復活は難しいだろう。
そうした背景もあってか、後述の通りDQ3がHD-2D版としてリメイクされた際には大幅に強化される形になった。
呪われていないのに明確なデメリットを有する、シリーズでも数少ない武具とも言える。ついでに、シリーズ初の『戦闘中に道具として使っても呪文と同じ効果の発生しない杖系武器』でもある。攻略本等で予備知識を仕入れずにこのアイテムの名前を見ると、如何にも強力な使用効果を秘めていそうに感じなくもない、実際に道具使用してみてアレっと思った人もいるだろう。
デザイン的には杖の先に特徴的な形をした刃がついており、その中心に青い宝玉のようなものがあり、前述の通り槍っぽい。
これでは杖というより槍系武器だというべきだろう。そして理力はどこいった。
実際、ロトの紋章では突き刺して使用している他、リメイク版DQ3でも槍系武器と同じ攻撃エフェクトである。
またDQ3の【ファミコン神拳 奥義大全書】では、上記の理力=フォースという解釈に則ってか「木製のライトセイバー」といった風情のイラストが与えられていた。
しかも装備モデルの女魔法使いがどっかで見たようなフード付きマントを着ているという徹底振り。
DQ2(HD-2D版)
表記は「りりょくの杖」。
【ムーンブルクの王女】と【サマルトリアの王女】が装備可能。
【ローラの門】北西の入り江の【キラキラ】(要【月のかけら】)と、【メルキド】の右上の民家の宝箱(要【さいごのかぎ】)から入手できる。
攻撃力はHD-2D版DQ3と同じ96だが、流石に猛威を振るいすぎたせいか、今作では入手時期がかなり遅くなり、活躍期間も短くなった。
それでも最速で入手できれば役に立つものの初見だとやや見つけづらいところにあり、サマル王女は【ふぶきのつるぎ】を、ムーン王女は【デーモンスピア】を入手するとお役御免になる。
ちなみにMPを3消費する効果は通常攻撃にのみ適用されるため、特技や【超絶技】の消費MPが増えることはないので安心。
DQ3
攻撃力+55で価格は2500G。
FC版では【アッサラーム】の【ぼったくり商店】と【テドン】で売られている。
【僧侶】・魔法使い・【賢者】という呪文系職業が装備可能。
魔法使いにとっては、数値上はこれが最強武器である。
本作が初登場ということで、効果について下記のように説明をしてくれるNPCが【バハラタ】にいる。
*「りりょくのつえは MPのちからを
こうげきりょくに かえて
てきを こうげきする ぶきだ。*「たたかうたび MPをつかうが
まほうを ふうじられたとき
これで たたくとよいだろう。
MPはMagic Power(マジックパワー)の略、魔法力の事だから「MPのちからを攻撃力に変える」では重複表現だろう。
デメリットがある分、同程度の攻撃力の武器の中では断トツで安い(攻撃力が15低い【てつのオノ】と同じ価格)。
僧侶や賢者に装備させれば20~30程度のダメージが見込めるので、安定して効く【ヒャド】と考えられなくもない。
しかし、アッサラームで買おうとすると5000Gと高く(一応それでも攻撃力が同じ【おおかなづち】よりは安い)、まともな価格で買えるテドンでは同じ武器屋に格上の【ゾンビキラー】が売っているので影が薄い。
しかも、陸路で行けるムオルではほぼ同じ価格でデメリット無しの【さばきのつえ】が購入できたり、船を手に入れた直後からノーコストでベギラマを撃てる【いかずちのつえ】を取りに行けてしまう。
魔法使いにとっては最強の攻撃力を持つ武器ではあるが、それにしたって装備者の【ちから】が低すぎるため、【戦士】や【勇者】といった前衛の攻撃力には及ばない。というか魔法使いは素直に【呪文】で攻撃しよう。
逆を言えば魔法使いが呪文を使わないときは基本的に【ぼうぎょ】させ、物理攻撃をさせないスタンスであれば、メリットは無くとも値段以外にデメリットも無く、終盤は資金に余裕もできるので、万一のための気休めとしてこれを最終装備にするのもありだろうか。
逆に物理攻撃中心の初心者であれば魔法使いのMPを持て余し気味だし、あるいはMPは【マホトラ】で回復できることをアテにして、攻撃力だけを見てこれを最終装備にしていたというパターンもあるだろう。そのようなスタイルの非効率さを認識できれば初心者卒業と言ったところか。
攻撃呪文の通りが悪いボス相手にどうしても打撃戦力を増やしたい場合は貴重な戦力となりえるが、極端な後衛偏重パーティでもない限りはそういう需要もそうそう無く、やはりピンポイントすぎる。
実は本作ではMP0でも威力は変わらないため、最後の悪あがきとして運用することも一応可能である。
しかし、魔法使いのMPが0になっている時点でパーティは相当消耗しているはずだし、そうなる前に【リレミト】や【ルーラ】を使うプレイヤーがほとんどではなかろうか。
【転職】で力の強い魔法使いを作るのであればこれくらい攻撃力のある武器が欲しいところだが、そもそもそれ自体がほぼ道楽である。MP消費のデメリットを考えてもゾンビキラーを装備した僧侶や賢者のような感覚で道中のザコを気軽に叩くわけにもいかず、やはり使いどころは限られる。
一応この時代においてはマホトーンを受けてしまうとその戦闘中回復する手段がなく、耐性を付ける手段もうんのよさによる耐性程度しかないので出番がないわけではない。
上記NPCのコメント通り、呪文を封じられた時の予備の武器として余裕があれば仕込んでおくのもいいだろうが、それでもやっぱり事前情報があるならばほかの道具として使える杖を取りに行った方が良い。
砂漠地帯近辺では呪文の使えない【ピラミッド】地下という環境や、マホトーンを駆使するキャットフライの出現など、呪文を制限される環境が多いため、この時期に手に入っていれば活躍は見込めただろう。
一応、その時期でも購入は可能だが5000Gも貯めているようなら充分それに耐えうるレベルになっていると思われる。
ちなみに、【パーティアタック】で味方を攻撃したときはMPが減らないという特殊仕様がある。
リメイク版
価格は据え置きで攻撃力が65に増加し、【ゾンビキラー】や【くさなぎのけん】と同等になった。
アッサラームで買えなくなったので、入手可能時期はやや遅くなったが、船入手前の【バハラタ】でまともな価格で買えるようになった。
とは言え、ライバル武器も増加し、特にグループ攻撃武器の追加に押されてさらに利用価値は低下した。
FC版にはなかった【性格】システムを利用して、力重視の性格で育てた僧侶ならそれなりに使いこなすことも一応は不可能ではないが、そうすると逆にMPの方が心もとなくなるので……。
GBC版
【ルビスのけん】が追加されて、魔法使いの最強武器ではなくなった。
HD-2D版
表記は「りりょくの杖」。
攻撃力が96と大幅に強化され、実用的……というかかなり強力になった。これは【いなずまの剣】すら上回る数値で、入手時期を考えれば破格としか言いようがない。
HD-2D版ではダメージの計算式が変更されていることもあり、実際のダメージの向上率はSFC版よりもさらに大きい。
攻撃力96クラスの他の武器が登場し始めるのは物語中盤から終盤に差し掛かるあたりでの話、といえばどれだけ凄まじい強化を貰えたかわかるだろう。これが船に乗る前という物語序盤~中盤の境くらいのタイミングで手に入ってしまうのである。
【くろいきり】や【マホトーン】を食らっても、これを持った魔法使いや僧侶、賢者なら戦力として十分頼りにできる。
相手にもよるが、魔法を使うより殴った方が火力が出るということもザラ。ちなみに【バハラタ】の町の住人もこんなことを言っている。
ヒャドや メラミを 唱えるよりも
りりょくの杖を そうびして 敵を
叩いたほうが 効率が良いって 聞いたの。
最速で【ピラミッド】攻略前に入手できるので、魔法が使えなくなる地下エリアの探索でも非常に役に立つ。
【ぶんまわし】や【らせん打ち】を習得しようものなら、中盤の間は凡百の物理アタッカー以上の活躍ができてしまう。
少なくとも【バラモス】撃破までは現役で使えるし、他に有力な装備の乏しい魔法使いなら【ゾーマ】戦まで持たせていても問題ない。
本作ではリメイク前より最大MPが上がりやすく、MP回復アイテムが入手しやすくなった他、レベルアップで全回復する仕様もあるので、MPの消費もあってないようなもの。というか、消費MP3という数字は【ヒャド】と同じであり、圧倒的な攻撃力のお陰でヒャドを超えるダメージを出すことも容易なため、実質デメリット無しとも言える…かもしれない。
【イシス】の【モンスター・バトルロード】ランクEの報酬の一つになっている他、【ポルトガの灯台】でタダで入手できるのも嬉しい。
バハラタ、【ダーマ神殿】、【旅人のほこら】で6600Gで売っているが、上記の入手方法があるため買う必要はないだろう。
小説版
【ポルトガ】で【商人】のサバロが、【船】とセットでくれる。
魔法の威力を増幅するという設定で、魔法使いのリザが愛用するようになる。
使うと魔力が削られるゲーム版とはある意味正反対の設定である。
DQ4
前作と同じく攻撃力+55で価格も2500Gで据え置き。
第五章の【サラン】の隠し武器屋と【スタンシアラ】の昼間営業している方の武器屋で販売。
【クリフト】、【ブライ】、【マーニャ】、【ミネア】が装備可能。
ブライとマーニャの最強装備が一品ものの【マグマのつえ】で競合するため、当たらなかった方にとっては、攻撃力だけなら最強武器となる。
いくらマグマの杖が一品物とはいえ、こちらはMPを3消費するという代償を払っているのに、その肝心の攻撃力まで劣っていては立つ瀬がない。しかも入手時期までほとんど変わらないのでは尚更。
尤もこれを装備したところで2人とも素の力が低すぎて大したダメージにならないので、強力な特殊能力のある【どくがのナイフ】か【どくばり】、あるいは逆にMP吸収能力を持つ【まふうじのつえ】あたりを装備させた方がいいだろう。後者なら攻撃力も5しか違わない。
一応、【バルザック+】討伐前まではミネアの最強武器なので、力が魔法職の中では比較的高い彼女に持たせればそこそこのダメージを期待できるが、それでも【会心の一撃】以外は高くて【ヒャダルコ】や【バギマ】程度のダメージしか与えられないので、単体相手でも【てんばつのつえ】によるMP無消費のバギマで戦ってもらったほうがいいぐらい。
更にバルザック+は守備力が100と高いので尚更(バルザック+はバギ系に無耐性)。
いずれにせよMP3を消費するリスクに見合うとは言い難い。
バルザック+を討伐直後にはマグマの杖が手に入るので、なおのこと不要。
クリフトはメダルさえあれば船入手直後に手に入る攻撃力100の【きせきのつるぎ】を装備できるので、まず不要。
一応、この4人にとって市販品では最強の攻撃力を持っているため【公式ガイドブック】下巻に載っている「キャラクター別装備ランクアップ表」では最終装備になっているが、実際には一時的に使わせた人すら限りなくゼロに近いだろう。
ただし、例えばミネアの力の数値をレベルアップで吟味したり【ちからのたね】を投与してある程度(標準+20程度)強化していた場合は中盤の武器として合理的な選択肢になりうる。
というのも、まず中盤以降のミネアはどちらかというと鈍足で、他の仲間が削った相手にとどめの一撃を担当する場面が多く、通常攻撃の重要性が低くはない。
天罰の杖のダメージレンジは幅が大きく、単体への同程度のダメージ期待値なら通常攻撃の方がダメージが安定するし、バギ系は耐性持ちが少ないとはいえ強耐性以上の敵もしばしばおり、時期的には【サブナック】や【ベレス】などAIのターゲットが向きやすい厄介な敵が該当する。
こういった相手にもAIは杖を使おうとしてしまうため、結果としてダメージを与えられなかったり倒しきれないことが多いためである。【あくまのす】あたりにもこれを振りかざしてターンを浪費するので、わりとストレス要因になる。
天罰の杖はまだしも、マグマの杖にいたってはダメージも小さいのにむやみに使用したがるきらいがあり、攻撃力で8ポイント劣るものの理力の杖で殴ってくれた方が安定する場面は少なくない。
これらの杖を持たせているとラリホーの使用頻度が下がる傾向もあり、結果的に非合理な行動が増えることもしばしば。
殴るたびにMPを消費すると言っても、わずか3ポイントであればよほど長丁場のダンジョンで運悪くエンカウントしまくるとかでなければMPが枯渇するような事態はほとんどない。
FC版の本作では、MPが2以下のときは与ダメージが半減する仕様がある。【バイキルト】の逆である。
前作よりも仕様が厳しくなったが、それでもそこそこのダメージを与えることが可能。
敵では【ベレス】が落としていくことも。
時期的に役には立たないが、ちょっとした金策にはなる。
NPCとして戦う【ルーシア】はこれを装備しているため通常攻撃を含めたすべての行動でMPを消費する。
それでいて、加入時期にしては力も高くないので大したダメージを与えられずほとんどMPのムダ使いつまりデメリットにしかなっていない。
リメイク版
表記は「りりょくの杖」。
攻撃力・価格ともにオリジナル版と同じ。
本作のみ公式イラストが他と異なり、いかにも魔法の杖っぽいデザインになっている。
プレミアムバザーでも買えるようになったが、最速入手時期は同じ。性能や立ち位置も変わらず。
マーニャがより強いデメリットなしの武器を装備できるので、まず最終装備の候補に残ることはない。
なお【ドラゴンクエスト4のあるきかた】では【ふしぎなボレロ】・【しあわせのぼうし】・【めがみのゆびわ】と共に装備させてこの武器のMP消費を帳消しにする組み合わせが紹介されていたが、これらの防具を入手する頃に理力の杖を現役で使い続けているプレイヤーが果たしているのかどうか……。
また同じページに「クリフトの高い【かしこさ】を攻撃力に変換できる」と書かれているが、真っ赤な嘘なので鵜呑みにしてはいけない。
装備者の頭の良し悪しはこの武器の威力に全く影響しない。
DQ5
攻撃力+55で価格は2500G。
【テルパドール】と【エルヘブン】で販売されており、【ビアンカ】、【フローラ】、【女の子】と、【装備グループ】Gのモンスターが装備可能。
敵では【ひくいどり】が落としていくこともある。
今作では魔法使い系キャラにはグループ攻撃できるムチがあり、そちらの方が明らかに有用なので、この杖の存在価値は皆無。
これを装備できるキャラ全員がグループ攻撃武器の【モーニングスター】を装備可能で、価格も500Gしか違わない。
一応攻撃力だけならテルパドール時点でのビアンカ・フローラ・【まほうつかい】の最強武器ではあるが……この面々に単体攻撃の威力を期待するプレイヤーがどれだけいるというのか。
仮に購入したとしても、フローラ以外の二人はそれから程なくして【メラミ】を覚えるので……。
リメイク版
PS2版ではMPが0のときに攻撃力が落ちる仕様となり、しかもなんとその際にこの杖の攻撃力は0まで下がってしまう。
したがって最大MPが0の【エンプーサ】に持たせると悲惨。
またMPが3に足りなくても、1か2でも残っていれば(一発だけ)通常通りの攻撃力を発揮できる。
ちなみにPS2版のガイドブックでは【ストロスのつえ】とイラストが取り違えて掲載されていた(DS版では修正された)。
バトルロード2
第六章から登場した魔法使い専用の杖。
ステータス上昇量はちから+35 みのまもり+14 すばやさ+7。
使える技は「フールストライク」と「とっぷう」。
前者は【マジカルメイス】の「フールブレイク」の全体攻撃版で、
相手のかしこさとの差で威力が決まる耐性無視のダメージを与える。
後者は杖から竜巻を出して相手単体に風属性のダメージを与える。
対人戦ではフールブレイクの会心発生率から【メタルキングのたて】で警戒されるので、
マジカルメイスに代わってこちらの杖が使われることも多い。
かしこさが上がらないので、賢者の場合は【マジックダブルスキャン】を利用してかしこさを上げる等の工夫をしよう。
本作にはMPの概念がないため、シリーズ本編とは異なり強力な武器として活躍する。
ただし他の杖系武器と違ってかしこさが増加しないという点で、本編と同じ「物理攻撃向きの杖」である点を再現している。
DQMSL
期間限定イベント「秘密の発掘場」などで入手可能なウェイト2の杖。装備すると賢さが64上がる。
強化することで賢さが+2ずつ増えていき、+7まで強化すると「賢さによって通常攻撃のダメージ変化」の固有効果が付く。
トレジャーズ
【お宝】の一つとして登場。
| お宝No. | 114 |
| レアリティ | トレジャー |
| カテゴリー | ヒストリー |
| コレクション | 武器 |
| 標準価格 | 500,000G |
ダイの大冒険
理力の杖そのものも存在するようだが、似た原理の【光魔の杖】の説明で事例として登場するのみで実物は未登場。
デザインは本編と同じで、力の弱い魔法使いが使用する魔法力を打撃力に変換する杖だという。
ただ、力には上限があり、威力そのものは誰が使っても大して変わらない、とのこと。
一方、理力の杖をモデルに作成したとされる光魔の杖と【ブラックロッド】は力の上限がなく、使用者の魔法力次第で際限なく攻撃力が上がる。
光魔の杖は腕に鎖が巻き付き全力で魔力を吸って光の刃を展開する仕組み。【バーン】の莫大な魔力を吸うことでオリハルコンの剣をもへし折る驚異的な強度を見せつけた。ただしその分魔力消費も異常で、バーンですら呪文の威力の低下を感じさせるほどに魔力を消耗していた。
ブラックロッドの方はもっとコンパクトに作られており、常時魔法力垂れ流しの光魔の杖と違い、使用魔法力の調整が容易にできるコスパ重視の優れモノ。
DQ本編にも似たようなMP消費による攻撃力変動システムがあっても面白かっただろう。
(ある意味、全MPをそのまま威力に転換する【マダンテ】がこれらの武器、特に光魔の杖の方に近いと言えば近いか)
ロトの紋章
神官【タルキン】が使用。テドンの村に到着してすぐに購入したもよう。上記の通りDQ3でもテドンにて購入できるので、さり気なく『原作ゲーム』の内容を忠実にマンガへ反映した設定。ともいえる。
購入のすぐ後の海王リバイアサン編では、一応所持してはいるが、あまり出番らしい出番は無かった…フバーハを唱える際に両手で横一文字に高く掲げ、呪文の媒介にしているような描写はあったりする
アリアハンの激闘でバギも使えなくなるほどMPが減った状態で使用しており、MPがなくてもそれなりの攻撃力を発揮できることを反映している。
完全版に収録された『アリアハン編の衣服を纏い、理力の杖を携えたタルキンの姿』を描いたラフスケッチ?の付随コメントには……MPを使い多大なダメージを相手に与える 理力の杖(今まで使い方を知らなかった)……と書かれている。