【三界魔王ザガンギエル】

Last-modified: 2024-03-20 (水) 02:14:02

DQM3

【デスパレス】に本拠地を置く、人間界の魔族を束ねる老魔王。大剣を武器としている。
【ジンマー将軍】は彼の部下であり、立場を超えた信頼関係を持つ間柄。
【ランディオル大帝】と外見が似ているものの、あちらと違いコウモリのような耳をしており、服装も異なる。声優は楠見尚巳(ヒーローズに出演)。
英語版ではZangielと呼ばれており、元々多くの人が連想したと思われる某格ゲーキャラの名に、益々近くなった。
 
作中で見ることはないが、配下のマネマネ曰く「一度剣を振るえば数万の魔物が一瞬で死に絶えるほどに強いお方」と呼ばれるほどの剣豪らしい。
かつてはディオロスの剣の師匠だったが、彼の残虐非道ぶりや統治能力の無さに失望し、【エスターク】の服従とランディオル打倒、引いては全ての魔族の救済を目指していたものの、長引く魔界との戦いの中で自身の死期の近さを悟り、死んだはずの【ピサロ】の噂を聞いて彼に王位と使命を譲ろうと考えるようになった。
ピサロが到着した後は彼に事情を話し、王の座とデスパレスを禅譲するが、彼の即位を見届けたところで高齢と病が祟り死亡。墓はピサロによって城の地下に建てられた。
 
その際、DQ4本編のデスパレスにある「誇り高き魔族の民、ここに眠る」と刻まれた墓について、正体が彼のものであると明らかになる。
ランディオルが地上の魔物に手を出せないのは彼がいるからとも言われているくらい、人間界の魔物からは信頼が厚い。
その死の知らせと葬儀に多くの魔物達が涙し、その後もなお墓前でむせび泣く者がいる辺り、彼の影響力の高さがうかがえる。