【主人公(ビルダーズ1)】

Last-modified: 2025-03-27 (木) 23:00:55

概要

【ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ】【主人公】
男女(タイプA・B)2人のキャラクターがいる。
いずれも、顔よりも大きな「ビルド武器」と、額にかけている大きなゴーグルがトレードマークになっている。

ビルダーズ1

本作の主人公。
【キャラクターメイキング】制が採られている本作では、プレイヤーは男女(タイプA・B)のキャラクターのいずれかを選択した上で、髪、肌、目の色を選ぶことになる。
【デフォルトネーム】は、男(タイプA)がビルド、女(タイプB)がクリエ。
キャラの声は、男(タイプA)は山下大輝、女(タイプB)は朝井彩加がそれぞれ担当。

特徴

【精霊ルビス】の呼び声によって目を覚ました若者。
目覚める前のことは何も覚えていない。
彼女から、【りゅうおう】によって光を奪われ、荒廃しきった【アレフガルド】を復活させる【ビルダー】としての使命を与えられて、冒険と町の復興に励むことになる。
特別な能力として、りゅうおうによって人々から奪われてしまって久しい「物作り」の力を持っている。
戦闘の才能は持っていないという設定で、魔物との戦いをいくら重ねても強くなることはない。
 
ドラクエシリーズの伝統である、いわば没個性的な主人公とは一線を画し、やたら人間くさい性格描写がされている。
ゲームシステム上は主人公が喋る言葉が表示されることはないが、町の住人たちと会話したときの反応から積極的にコミュニケーションしていることがわかる。また、感情が顔に出やすいタイプらしい。
住人から何かを頼まれると「そんなのアンタがやればいいじゃん」的なことを言ったり、露骨に面倒そうな顔をすることもある。
また、頭髪の薄い住人をハゲネタでいじったり、うさんくさい偉そうなキャラに対しては軽い扱いをしていて、ひょうきんな性格なようだ。
ルビスに対しても畏まるのではなく、長くなりそうな話を早く終わらせるよう催促したり、話の最中に寝たりしている。
また、使命を与えられたからそれをこなすのではなく、自分の意志に従って行動していることが強調されており、ルビスに対して「物を作るのは好きだが魔物と戦うのは嫌だ」とキッパリ言っている。
「勇者然とした勇者が世界を救う」というお決まりに従わないキャラ付けは新鮮。
勇者らしくはないものの、町の住人からは共に暮らし共に戦う仲間として厚い信頼を寄せられる。
 
ビジュアルについては、なかなかの美少年(美少女)に見えるものの、なぜか作中では住人たちから「ぼんやりした顔」、「とぼけた顔」、「いなかくさい顔」、「間のぬけた顔」…などと顔立ちを悪く言われがちである。
唯一、【スラタン】だけはかっこいいと褒めてくれる。また、りゅうおうからは「おそろしい顔」と評される。
フォローしておくと悪く言われるのは顔だけであり、【ヘイザン】は主人公が身につけているゴーグルをかっこいいと言っている。
 
上に述べたように大した戦闘能力は持ち合わせていないという設定だが、持ち前の物作りの力によって素材から優れた武器や防具、特殊な道具や兵器を作り出すことができ、それらを装備・駆使することで強大な敵とも渡り合えるようになる。
最終盤になると【ロトシリーズ】本編でお馴染みの伝説の武具すら自らの手で作り出し、しかもそれを自由に身につけて能力を底上げできるので、本作では『主人公は【勇者】ではない』とされているものの本編の勇者にも引けを取らない「選ばれし存在」に見える。
 
また、主人公は「死んだ人間と会話ができる」という特殊な能力を持っており、物語上で幽霊たちとかかわることになる。

正体

物語が佳境に差しかかったところで、主人公はルビスから自身の正体を告げられる。
実は、りゅうおうによって世界が闇に閉ざされた頃に、魔物によって命を奪われた若者である。
ルビスが彼(彼女)に物を作る力を与えてビルダーとして蘇らせたのは、アレフガルドをりゅうおうが支配する前の状態に戻し、「りゅうおうと戦う新たな勇者」が現れる下地を作るためであった。
 
このとき、主人公が【勇者ロト】の血を引いていることも明かされる。
伝説の勇者の持っていた戦いの才能は受け継がなかったものの、生前から物作りの才に恵まれていたらしい。
つまり、呪いの元凶となってしまった元勇者とも親戚であることになる。彼の過去を夢に見ることがあるのは、そのためなのかもしれない。
なお、「ロトという人物の 遠い 遠い 遠い 子孫……。」と、ルビスからは傍系子孫であることが強調されている。
 
ふつうの人間でないことについては序盤から伏線が張られており、目覚めた直後は時間の流れや空腹をまったく感じず、それぞれ「外を歩けば時間が経つ」「人は活動するとお腹が減る」といったことを住人から聞かされた瞬間から認識するようになる。
幽霊と会話ができるのも死者に近い存在だからなようで、幽霊から「私たちに近い」などと言われる。
作中やたらと顔立ちをこき下ろされるのも、もしかしたらこの「死に近い」ことが原因かもしれない。
見た目は生きているのに幽霊を見ているような違和感があるとすれば、確かに「ひどい」顔立ちといえる。
また、一般の人間が読むことのできない、ずっと昔に書かれた文字をふつうに読むことができたのも、主人公が本来この時代の人間ではないことを暗示している。

功績と結末

精霊ルビスの加護と導きのもと、そして各地での仲間との出会いと協力によって、【メルキド】【リムルダール】【マイラ】を復興する。
これに際して、復興拠点を執拗に攻めてくる竜王軍を幾度となく退け、各地を支配する魔物の親玉をも打ち破っている。
さらに【ラダトーム】の再建に着手し、この地の闇と呪いの元凶を討伐。来るべき勇者を導くための【聖なるほこら】【虹のしずく】を作成する。
ルビスから与えられた使命はこれですべて果たしたことになるが、物語はこれで終わらない。主人公は重大な決断をすることになるからである。
 
すでに述べたように、ルビスがビルダーである主人公に期待したことは、あくまで「りゅうおうと戦う新たな勇者」が生まれるためのアレフガルドの復元であった。
『主人公は勇者ではない』のだから、りゅうおうを討伐してアレフガルドに真の平和をもたらすことは、彼(彼女)に与えられた使命ではなかったのである。
そのため、最後の役目が果たされたとき、ルビスは主人公に与えた物作りの力がやがて失われることを告げ、これからはふつうの人間としてひっそりと暮らしていくとよいと述べる。
ルビスの考えでは、勇者ではない主人公がりゅうおうに敵うはずがなかった。
それに、これまでの戦いで主人公の身体は限界に近づいていた。主人公は、もしりゅうおうに戦いを挑めば、残された命の力は失われて滅びてしまうだろうと彼女から警告されている。
 
しかし、竜王軍の攻撃が激しさを増すなか、主人公はいつ現れるとも知れない勇者をただ待つことができなかった。今まで心を通わせてきた友人たちの本当の笑顔が見られないのは嫌だったからである。
ついに主人公は、自らの身が滅ぶのを覚悟でりゅうおうに挑むことを決意。
これを知ったルビスは呆れて主人公を突き放すも、なんだかんだ土壇場でりゅうおう討伐の手助けをした。
 
見事りゅうおうを倒し世界に光を取り戻した主人公は、喜ぶ仲間たちのもとへ帰還する。物語はそこで終わり、その後、力を使い果たした主人公がどうなったのかは定かではない。
ルビスは言う。「あなたの身体が消えてなくなるのは、もはやどうしようもないこと……。しかし、みなが望めば、きっとまたあなたに会うことができるだろう」と。
ちなみにりゅうおう撃破直後にルビスがこの世界やりゅうおうとの因縁について語ろうとするも「昔話はどうでもいいから早く青い空を見せろ」と言い放つ。相変わらずである。
まあ前述の通り体力の限界が迫っていたので仕方のないことではあるが…。
 
【エンディング】の終わりには、主人公が親方と呼ばれ「ラダトームの城と町をくっつける」作業をしている様子が描写される(DQ1では離ればなれになっていた城と町が、DQ2では一体化している)。
なんだかんだでその後も生存し、親方といわれる程度には物作りの力も保持しているようでもある。
このエンディングに関してはさまざまに解釈できるため、プレイヤーによって結末は異なるだろう。
 
続編では、子孫と示唆される人物が登場する。
海を渡った先の新天地での物作りへの言及もあり、そこで(薄いながらも)ロトの血を引くりゅうおうを倒した者として、本来勇者がクリア後に担う役割を果たしたのかもしれない。

トレジャーズ

お宝として【ビルダーの像その1】が登場。

ドラけし!

ビルダーズイベント「アレフガルドを復活せよ」にて両方の主人公がドラけし化。
どちらもイベント限定ドラポンから入手でき、バトケシ!の【やみのせんし】に効果小、レアボスの悪の化身りゅうおうに効果大、獲得ポイントアップ大。
強敵チャレンジの闇の覇者 竜王に効果大を持つ。

「ビルド」

男主人公。星6の黄属性で、スキルは物理防御を下げつつ広い正方形範囲を物理攻撃する【さくれつハンマー】
回数は9回。

「クリエ」

女主人公。星6の黄属性で、スキルは少し広い横一閃の範囲を物理攻撃しつつ行動を遅らせる「超げきとつアタック」。
回数は9回。