【保存の壺】

Last-modified: 2019-11-10 (日) 20:21:01

不思議のダンジョンシリーズ

トルネコ2から登場する壺系アイテム。
容量分アイテムを入れられるのは他の壺と同様だが、割らずとも中身を自由に取り出す&使うことができるのが特徴。
当然、中のアイテムは呪われることも腐ることも切り刻まれることもない。まさに「物を保存するための壺」である。
実質的に所持出来るアイテム数が増えるようなものであり、探索には必須とも言える壺である。
壺の中では最も出やすいのでその重要性に気付きにくいが、出ない時は本当に厳しい戦いを強いられる。
特にトルネコ3の【異世界の迷宮】ではこれが無いと【泥のワナ】による【パン】の腐食が起こったり、所持アイテムが制限される等の状況に追い込まれやすい。
武器や盾、指輪等の装備品及び食料の次に重要なアイテムと言える。
 
ただ、作品によっては敵に当たると中身ごと無くなったり、転んで中身ごと谷底に落としたり、壺自体が呪われて出せなくなったりするので万能というわけではない。
特に探しやすくするために「パンだけ」「巻物だけ」といった形で壺の中身を統一しておくと、事故で失った際のダメージが大きくなるので、敢えてばらばらに入れるのも選択肢と言える。
 
トルネコ3ではこの壺に名前を付けられるようになり、何を入れたかメモるような使い方も可能になったが、上述のリスクマネジメントの観点から言えば安易に整理するのは危険である。
余談だが、名前が至って‛‛普通’’の【ふつうの壺】の方がなぜかレア度が高い。どういう理由でこのアイテムをレアにしたのか皆目見当もつかない。入れたものは取り出せるのがむしろ普通の壺のはずなのだが…
ちなみに、ふつうの壺の性能をよくよく考えると、実は全然普通ではない。その異常な性能はリンクから確認できる。
 
これ関連のバグも多く、トルネコ2では【魔法使いで矢を放つ】、GBA版トルネコ3では足元において中の巻物を読むと、保存の壺が読んだ巻物になるというバグがある。
 
しかし、中になんでも入るような壺を十数個も持ち歩くのも妙なものである。
【ふくろ】のように、実は四次元空間になっているのかもしれない。