【グレイトソード】

Last-modified: 2022-05-03 (火) 12:57:10

概要

実在する剣の種類。
と言っても明確な定義があるわけではなく、大雑把に「大きな剣」を指す通称である。
一般的には両手持ちの大剣であり、また「斬る」のではなく刀身の長さと重さにより「叩き潰す」ための武器とされる。

トルネコ3

買値5500G、売値2000G。攻撃力20、空き印数1。
赤黒い刀身に白い杭状の突起を無数に備えた強力な剣で、【異世界の迷宮】でのみ拾うことができる。
PS2版では振った時の効果音が「キュンッ!」と、名前や見た目とは裏腹に可愛らしい感じの音である。
 
攻撃で敵を倒せなかった場合、所持するアイテムを敵の10マス後方に弾き飛ばすことがある「弾」の印を持つ。
【しりょうのきし】【かげのきし】【アイテムはじき】と似ている。
印の重ね掛けで発動確率を上げることができるが、元々アイテムを所持していない敵には効果が無いので、実用性を見い出すことは難しい。
本来得られる筈だったドロップアイテムを弾き飛ばしてロストすることがあるので、むしろマイナス効果の印と言えよう。
特に壺を敵が持っていたり、敵が【水路】の前にいたりすると確実にロストする。
もっとも、【さきぼそりの剣】ほど酷いマイナス効果ではないので、通常はあまり気にしなくてもよいだろう。
ただし出店確率が高いフロア(異世界の迷宮60Fなど)では、【ガーゴイル】に当てないように注意されたい。
印数が少なく合成のベースには不向きだが、無印でも異世界の迷宮の中盤までは持ち前の攻撃力で大活躍するだろう。
印の重要性が上がる【悪ゾーン】あたりから火力不足が顕著になってくるが、それでも【無属性】相手には強い。

余談

少年ヤンガスでは、同じく攻撃したモンスターがアイテムを落とす武器【はがねのはりせん】が登場する。
 
【風来のシレン】シリーズでも、同じような効果を持つ「ケンゴウの刀」「セルアーマーの剣」という武器が存在する。
ケンゴウの刀は攻撃した相手から武器を弾くという効果があり、元々アイテムを所持していない敵からも武器を得ることができたが、武器以外のアイテムは弾けない上に、弾いた時の攻撃ではダメージを与えられないという大きなデメリットがあり、グレイトソードより使い勝手は悪かった。
セルアーマーの剣は武器以外のアイテムも弾けるものの、やはり実用性はあまり高くなかった。