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【5つの紋章】

Last-modified: 2019-03-10 (日) 00:14:26

DQ2 Edit

本作において集めることになる重要アイテムのシリーズ。
太陽、月、星、水、命の5つがあり、世界各地に散らばっている。
紋章についての情報は船入手後、【竜王の城】にいる【竜王のひ孫】から聞くことになり、この5つの紋章を集めることが中盤の目標となる。
ゲーム上は【アイテム】ではなくステータスとして扱われており、ステータス画面にそれぞれの紋章の記号が表示される。
 
なお、FC版の【公式ガイドブック】では【道具】として紹介され、5つの記号が描かれた1枚の横長のプレートがそれぞれの記号ごとに引き裂かれたような形をしている。
一方、リメイク版では大灯台にいる【兵士】が「物ではなく心のしるし。おのれの強さの中にそのしるしが刻まれる」と言っており、実体のある道具ではない設定となった。
心に刻むものを褒美として渡してくる【デルコンダル王】っていったい何なんだろう?あとガラケー版以降における【武器屋の隠居】も。
もっとも深い意味はなく【どうぐ】ではなく【つよさ】画面に表示されるというヒントに過ぎないのだろうか。
 
紋章は以下のように城・町・洞窟・塔・ほこらにそれぞれ1つずつ隠されている。

これらの場所で【やまびこのふえ】を吹けば反応があり、山彦が返ってくる。

なお、笛無しでも各地のヒントを見ていくと難しいものの見つけられるようにはなっている。

  • 太陽→「炎のほこらに太陽の紋章がある」(ベラヌールの兵士、なお「炎の祠」の場所はノーヒントだが近くの祠と旅の扉でつながっている上、祠の中で炎があるのはここのみ。)
  • 月→「デルコンダルの王様が月の紋章を持っている」(ベラヌールの兵士、なお同じ町内に「デルコンダルはローレシアのずっと南の海」という人もいる。)
  • 星→「五つの紋章を集めよ」「かつてメルキドと呼ばれた町の南の海に小さな島があるはず。まずそこに行け!」(竜王の城の竜王のひ孫)
  • 水→「ムーンペタの町に水の紋章がある」(ロンダルキア南東の祠の悪魔*)
    *…ただし見つけにくい位置にいる。ムーンペタは必ず訪れるので「街中の金の鍵のドア」や「牢屋内の悪魔」など露骨に怪しいものの方がヒントと言えなくもない。牢屋の中の悪魔で動こうとしない奴が1匹いるので、注意力があれば、そこが怪しいことに気付くだろう。
  • 命→「ロンダルキアに通じる洞窟に命の紋章がある」(ローレシアの囚人、要:銀・牢屋の鍵)

 
紋章を全て集めて【精霊のほこら】を訪れると【精霊ルビス】から【ルビスのまもり】が貰える。
このお守りがないと、たとえ【ハーゴンの神殿】までたどり着けたとしても先に進むことはできない。
しかし、命の紋章はハーゴンの神殿への唯一の道である【ロンダルキアへの洞窟】の中なので、一度紋章を取ってからルビスの守りを取りに戻るという作業をしなければならず、紋章やルビスの守りを取り忘れたプレイヤーが謎解きで詰まるという事態が起きうる。
 
移植時にアプリが前後編に分けられたガラケー版では、ルビスの守りを入手してからでないと、後編アプリのロンダルキアへの洞窟には入れないように仕様変更された。これに合わせて命の紋章の在処も【ラダトーム】に変更されている。
この仕様はガラケー版をベースとしたスマホ版以降も引き継いでいる。
 
「船を手に入れた後に集める事になる目的物」「入手順は決まっていない」という意味では、DQ3の【オーブ】の先輩的存在とも言える。

考察 Edit

これがアイテムでない理由は主に2つ考えられる。
一つはアイテム欄の圧迫。DQ2は装備を含めて8つ×3人でわずか24個しかアイテムを持てない。
なのに重要アイテムを同時に5つも持ち歩くのは、さすがに無茶というものであろう。
ちなみに、同じような「揃える重要アイテム」であるDQ3の【オーブ】の場合は、全部揃えずとも一つずつ祭壇に捧げられるという形でアイテム欄の圧迫を避けている。
 
もう一つは容量の圧迫。DQ2のアイテムは全部で60種類。ビット数で言えば0-63の6ビットで管理できる。
ここに5つの紋章を追加したとしたら65種類になって、7ビット必要になってしまう。
たかが1ビットと思うかもしれないが、アイテムに関するデータが全て1ビット分増えるのだ。
【モンスター】がどのアイテムを落とすか、各地の【宝箱】にどのアイテムが眠っているか、等といったものが全て1ビットずつ膨れ上がると想像すれば、決してバカにできないことがわかるだろう。
 
分かりやすいところで具体的に考えると、やたら長い【復活の呪文】がある。
現状のDQ2で復活の呪文に使う文字は全64種類、これはすなわち1文字が6ビットに相当することになる。
言い替えれば、1文字使ってアイテム1個分しか情報を保存できないことになる。
そして最大52文字になる呪文の半分以上は、先ほどの「わずか24個」の所持アイテムの情報が占める(24文字+「どのアイテムを装備しているか」「何個アイテムを持っているか」の情報で6文字必要)。
もしここで5つの紋章をアイテムに追加して7ビットになったら、さらに24ビット+α必要になるので、文字数を増やすか、それとも文字の種類を増やすかしなければならず、プレイヤーが書き取る負担も増える。
しかし、アイテムではなく一種の【フラグ】として扱ってしまえば、必要な容量は5ビット・1文字で済む。
プレイヤーが少しでも楽になるというのは大きい。そしてこのような節約術は開発者も楽ができて万々歳である。
他のアイテムを削ってギリギリ6ビットにするか、それともフラグにするかを考えた結果が現在の形なのだろう。

ゲームブック(双葉社) Edit

「3つの紋章」に改変されており、太陽・月・水の3つしか登場しない。
同書ではペンダントという設定である。
入手場所自体はどれも原作ゲームと同じ。

小説版 Edit

紋章のマークが刻まれた石であり、立体パズルのように5つを組み合わせると球形になる。
月の紋章だけは原作ゲーム同様デルコンダル王から貰うのだが、残りの4つは【ルプガナ】【船】をくれた【老人】からセットで貰え、いきなり揃ってしまう。