【転び石】

不思議のダンジョンシリーズ

ダンジョンに仕掛けられた罠の一つ。踏むと転んでアイテムをぶちまける。
「石ころ（トルネコ1の【公式ガイドブック】より）」という名前の時もある。
　
落としたアイテムを拾い直すだけの被害で済めばいいのだが、状況次第では一気に厄介な罠に早変わりする。
【聖域の巻物】などの張り付くタイプの巻物だと、床にはりついてしまい回収不能になってしまう。
【ひろえずの巻物】を読んだ後に踏んでアイテムをぶちまけた場合も、やはり回収不能となる。
また、ぶちまけた壺が割れることがあり、【火薬壺】をぶちまけてアイテム消失という可能性もありうる。
【保存の壺】等が割れた場合もアイテムが持ちきれなくなる弊害が生じるし、【分裂の壺】等の貴重な壺が割れれば目も当てられない。
それ以外にも他の罠(特に【地雷】や【落とし穴】)やモンスターとの組み合わせで被害が拡大することもある。
　
【転ばぬ先の杖】を所持していると転ばなくなる。
壺の中に入れていると効果が発揮されないためアイテム欄を1つ埋めてしまうのがネックだが、上述の通りこの罠の潜在的な危険度の高さはかなりのものなので、ケアするならぜひ持っておきたい。

トルネコ3

特に今作より凶悪度が増し、アイテムを水路や谷にぶちまけたり、落としたアイテムで【地雷】や【モンスター化のワナ】等が発動したりして、一気にアイテムが回収不能になってしまうこともある。
うっかりでは済まなくなる程の危険性を秘めたワナなので、トルネコ3の4コママンガの2巻の「智」という作者のネタのように「今作初登場の【石】系のアイテムと間違えてうっかり乗ってしまった……」なんてことがないように気を付けたい。
今作から、マホトーン状態では【転ばぬ先の杖】が効果を発揮しなくなった点にも注意が必要。
ちなみにモンスターが転ぶと、所持しているアイテムを落とす。
アイテムを持ったモンスターは絶対仲間にならないので、少しでも仲間にするチャンスを損したくないときは覚えておくといいかもしれない。
【へた投げの指輪】などを利用すると確実に転ばせることができる。
　
トルネコ3のGBA版では、落としたアイテムが小刻みに跳ねる演出が追加された。
大量の壺をバラまいた時は、割れないかどうか冷や汗ものである。