【村上ゆみ子】

Last-modified: 2024-03-27 (水) 09:00:27

概要

【ドラゴンクエスト4コママンガ劇場】後期から末期まで執筆した漫画家。
同シリーズにはペンネームを使用する作家が多い中、ひらがなの部分を含め本名である。
キャッチコピーは「不敵なシュプリンガー」。
 
最大の特徴は、【鳥山明】に非常に似ているその画風。
その鳥山フォローの腕はオフィシャルでも認められ、デビュー後間もない時期にDQ6の【公式ガイドブック】の表紙イラストに抜擢されたのを皮切りに、DQ7やGBC版DQ3、PS版DQ4、PS2版DQ5の公式ガイドブックでもイラストを担当している。特に後者2作品のイラストはDS版にて、鳥山明のイラストの存在しない【NPC戦闘員】【ピピン】などの顔アイコンにも採用されている。
この他、DQ6のゲームブックのカバー絵と挿絵も担当した。
 
鳥山絵フォロワーの4コマ漫画家は他にも多いが、彼らとの違いは4コマ漫画家としてのネタの腕も非常に高いこと。
本編の雰囲気を壊すことのない王道のネタで、「ゆみ子さんが執筆陣にいないと安心できない」というファンも多い。
 
ギャグ王にてトルネコの大冒険を題材とした【トルネコ一家の冒険記】も手掛けた。
その腕を買われてか、トルネコ2の公式ガイドブックのイラストおよび、漫画版【トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン】を任されている。
冒険記の3巻によると、トルネコのような「死んで覚える」タイプのゲームはやってられずに投げだす短気な性格だったようだ。
しかし、これはローグのルールがよく分からなかったからのようであり、ルールに馴染んだ後はトルネコ2,3の4コマの楽屋裏にて楽しく遊んでいる姿を見ることができる。
 
DQM2の2巻とキャラバンハートの1巻の4コマの楽屋裏によると、蜘蛛が苦手とのこと。
 
他にも、1999年6月には『1Pコミック ドラゴンクエストモンスターズ』が発行されている。
これも元々はギャグ王リニューアルに合わせて始まった連載だったが、雑誌の休刊によりガンガンに移籍。
いつものアンソロジー形式ではなく完全に村上オンリーの執筆と、ここでも4コマ作家としては破格の扱いを受けている。
 
【村上サトム】は実妹。