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【淡路恵子】

Last-modified: 2018-10-11 (木) 08:39:24

概要 Edit

1933(昭和8)~2014(平成26)。
黒澤映画『野良犬』でデビューした大ベテラン女優。
本名は井田綾子といい、「淡路恵子」という芸名は黒澤明より命名された。
淡路が少女の頃から憧れていた女優の淡島千景(1924~2012)から「淡」の字をいただいたとのこと。
著書に『凜として、ひとり』などがある。
 
私生活では二度の結婚と離婚を経験し、実の息子を窃盗罪で警察に突き出すなどの波瀾万丈の人生を送っていた淡路が心の拠り所としていた趣味のひとつが「ドラゴンクエスト」であった。
『週刊新潮』のコラムに淡路のドラクエへの熱い思いが掲載され、若い世代にもその人気や知名度が高まっていき、ドラクエに関連したラジオ番組の出演や雑誌のインタビューといった仕事が増え、晩年にはテレビのバラエティ番組などにゲスト出演したときにもドラクエ愛を語っていた。
「ドラクエは裏切らない」という発言を残しただけでなく「ゲームをやりすぎて腱鞘炎になった大女優」という名誉なのか不名誉なのかよくわからない称号を与えられた芸能界屈指のドラクエ愛好家であった。
 
2014年1月に食道・直腸ガンで80歳の生涯を閉じるが、出棺の際にはドラクエの攻略本が入れられたとのこと。
前年の入院時にはDS本体とドラクエのソフト、そして【スライム】のクッションを病室に持ちこみ、闘病生活を送っていたそうである。
晩年の対談では「私がやれるのはDQ10が最後かな」と語っていたが、皮肉にもその言葉通りになってしまった……。
 
淡路のドラクエにまつわるエピソードは数多いため、ここでは、インタビューや出演をした雑誌・番組ごとに主なものをまとめる。
(なお、重複して語っているエピソードについては省略)

『週刊新潮』コラム Edit

  • (ドラクエを知ったとき)すでに3作目が出ていたが、3作品揃えて1作目から続けてやった
  • 【ダンビラムーチョ】のタタラを踏む仕草が可愛い。若いスタッフがよくそんなことを知っていると感心
  • 音楽は携帯電話の着信音にしているが、それを聞きたいためになかなか電話に出ずに切ってしまう
  • 私はいつまでも生きているわけではない。あと2作は楽しみたい
    (当時73歳、実際にこのインタビューから亡くなるまでのあいだにDQ9・DQ10の2作が登場した)

ラジオ番組『爆笑問題の日曜サンデー』 Edit

  • 番組のプロデューサーがドラクエ経験者にもかかわらず【堀井雄二】を知らなかったのが許せない
  • ドラクエは自分。セリフを言われると好きじゃない
  • 主人公の名前は1回目は「アポロン」、2回目は「ゼウス」
  • この先に【ラスボス】がいると分かればもう一度最初からやり直し、何十回も遊ぶ
  • DQ9は誕生日プレゼントに頂いたが、セーブデータが1個しか作れないのが不満
  • 堀井雄二に「3年ごとくらいには出してくれないと私死んじゃう。死ぬまで後3本か4本はやりたい」と直訴した
  • ドラクエは一人で楽しむもの。他人なんかに入り込まれたらむかつく(特にDQ10でのオンライン通信)
  • モンスターを描いている人たちに会いたい。じっくり何度も見てあげなきゃ
  • 昔は【復活の呪文】を大学ノートに書き留めるのに苦労したが楽しかった

雑誌「WILL」増刊号『すぎやまこういちワンダーランド』 Edit

  • 携帯電話の着信音は【序曲】(ちなみに【すぎやまこういち】【対話】
  • 新しいソフトを買ってきて封を切るまでのあのドキドキ。素晴らしい映画や舞台を見に行く時の気持ちと同じ
  • 地方公演のときにもゲーム機(携帯機だけでなく据え置きゲームハードごと)を持っていき、ホテルでブランデーを飲みながらドラクエ漬け。仕事が無い時は3日ぐらい徹夜して3キロぐらい痩せることもある
  • 麻雀が好きで、最初は魔物と麻雀で戦いながら物話を進めていく『ぎゅわんぶらあ自己中心派2 ドラポンクエスト』をプレイしていたら、息子がドラクエを勧めてくれた(※編者註:ちなみに「ドラ」「ポン」とも麻雀用語である)
  • なれるものなら魔法使いになりたい
  • 堀井雄二に「主人公を喋らせないでほしい」と直訴した
  • DQ9はセーブデータが1個しか作れなかったので嫌いだったが、累計で300時間超プレイした
  • そのうえでDQ9を買い足してサブロムもやりこんでいた
  • 好きなシリーズはDQ7。女性キャラが踊るシーンで流れる【復活の祈り】が好き
  • 音楽は他にも【おおぞらに戦う】も好き
  • ドラクエは徹底して一人でやりたい。絵も音楽も素晴らしいからこそ、誰にも介入されずに自分一人で堪能したい
  • 魔物を倒したときに「殺した」ではなく「やっつけた」と表示されるのは堀井の気遣い
  • スライムは可愛い。マグカップも持ってる。でも【じんめんガエル】は憎らしい
  • ドラクエにはそこにしっかりと物語があり、人間愛や家族愛、国を愛する気持ちが丁寧に込められている。だから主人公に感情移入できる
  • 【オルテガ】が息を引き取るシーンではゲームをやりながら泣いた
  • DQ5ではデータを結婚直前でセーブしておいて【ビアンカ】【フローラ】の両方と結婚した
  • ドラクエは現実逃避できるからいい。ドラクエに本当に救われた。ドラクエがなかったら、私はどうやって生きていただろうと思う
  • 私がやれるのはDQ10が最後かな…(これに関しては、すぎやまが「そんなこと言わないでくださいよ! 僕のほうが年上なんだから」と突っ込んでいた)