FFT
算術士のリアクションアビリティ。
自分のHPが回復したとき、最大HPを越えた分を仲間と分け合う(もともとHPが満タンでも発動する)。
何故か空気なアビリティ。
自己回復系の瀕死HP回復や、そもそも攻撃を食らわない回避系とは相性が悪いが
カウンター・ダメージ分配・Speedセーブ・防御力UPなどと相性がいい。
このアビリティの最大のメリットは射程無限+仲間のみに発動するという点と
回復役と振り分け役の星座相性が最良なら、全員にそれが適用されること。
更に回復がチャクラなら高低差に弱いという点も補える。
逆に欠点は、回復役+あまり振り分けをつけたユニットが必要になることと
HPの減った人数分で割るために回復量が減ること。
- 回復であれば何にでも発動する。属性吸収も対象になるので、戦略的に有効活用できるかは難しいが状況によってはケアル系で回復するよりも数字が大きくなる。
上にあるように、マップ内の味方ならどこにいても対象になるため
銃などを装備した後衛に付けてやれば、ヒーラーが激戦区に行く必要がなくなる。
常に最良の星座相性で回復できるのもナイス。
リアクションアビリティだからか、自分で自分を回復しても発動しない。
回復役と振り分け役で最低2人は必要。
忍者などの速い物理ジョブに、拳術・格闘をつけて(セッティエムソンやエクスカリバーでもOK)
あまり振り分けをつけた吟遊詩人or踊り子と隅っこに並べる。
あとは適当に詩わせつつチャクラしてやれば、全キャラを同時に回復できる。
振り分け役を二人にしてその間でチャクラすれば回復量は倍加。
前衛にダメージ分配・HP回復移動をつけて敵をドンアクやドンムブにしつつ、後衛がウイズナイブスなどで削ればそれだけで勝てる。
ゴーレム併用もアリ。
まぁ、決まれば気持ちいいというだけで例のアレの前には児戯に等しいが……
空気なのはコレを使える=算術士がいるということでMP消費なしにマップ上の味方ほぼ全員に回復をかけられるということと同じ意味なせいじゃないだろうか。
- 一応、必ず味方だけを回復できるという算術にはない利点はある。
どちらかというと、やはり射程無限の全体回復技である命の詩の方がライバルかも知れない。 - アンデッドやイノセン状態の味方も問題なく回復できる。これは上記の命の詩も同様。
労働八号愛好家にはありがたい。
おまじないと組み合わせる場合、回復→HP消費→あまり振り分けによる回復の順番で処理される。
おまじないでHPを消費したユニットにも回復が振り分けられるため、ラムザのHP消費をいくらか踏み倒すことが可能。
FFT(TIC版)
オリジナル版から名称が変更され、「回復おすそわけ」となった。
性能面についてはそのままで仕様的にも変更はない。「あまり振り分け」よりもわかりやすい名前になったと言える。変更前の方が算術士のアビリティらしい名前だったと思う人もいると思うが。
JP200なのですぐ覚えられる。高難易度だと回復役を前線に出しずらいので活用機会は作れる。
- エフェクトが回復対象全員に出るようになり、誰が回復したのか分かりやすくなった。