FF8
ゼルの特殊技。
実行すると制限時間とコマンドが表示され、コマンド入力すると技を繰り出せる。
特定のコマンドを入力すると、「フィニッシュブロー」と呼ばれるキメの技が発動して、残り時間によらずデュエルは終了する。
新たな技の習得は、あちこちで手に入る雑誌アイテム「格闘王」を読むことによって行う。
しかし実は「格闘王」はコマンドが表示されるようになるだけなので、読まなくても技の使用は可能。
- 言い換えると新規の技は隠しコマンド状態になっているだけなので、コマンドとルートを暗記していればゼルがパーティに加入した直後からドルフィンブロウやディファレントビート、俺式ファイナルヘヴンなど全ての技を使うことができる。
なお、制服姿で特殊技を繰り出すゼルの姿を見られるのはSeeD選考実地試験中のみに限られる(このことはスコールとセルフィにも当てはまる)。
『デュエル』の特技リスト(太字はフィニッシュブロー)
制限時間は「4.66秒」「6.66秒」「9.33秒」「12秒」の4種類があり、ピンチ度が高いほど、長い制限時間が選ばれる確率が上がる。
- デュエル開始技は必ずラッシュパンチまたはヘッドショックのどちらか。
- 4種類の制限時間のうち、前者2種がラッシュパンチ、後者2種がヘッドショックで開始される。
ディファレントビートと俺式ファイナルへヴンの最短ルートになるのは開始技がヘッドショックの方なので、開始がラッシュパンチだった場合はヘッドショックを繰り出してルートを変更する必要がある。 - 開始地点でのみ「ラッシュパンチ⇔ヘッドショック⇔かかと落とし」のループが可能。
最強技のフィニッシュブローは、FF7のティファにインスパイヤされた(?)、地球を一周する大技『俺式ファイナルヘヴン』。
……なのだが、ゼルの場合は長いコマンド入力のフィニッシュブローに持ち込むのが面倒な上、デュエルがそこで終了してしまう点がネック。
しかも超究武神破拳の方が圧倒的に強力なため、本来の最強技はあまり使われない。
- と思われがちだが、実際には特に雑魚相手では俺式ファイナルヘヴンも非常に有用。
何せ入力さえできるのなら初加入時から高威力の全体技が使いたい放題。
アーヴァインのショットと違って消費は一切無いし他のキャラみたくランダム性も無くて確実。- と思われがちだが、実際にはほぼ同威力で全体攻撃できるバーニングレイヴの方が簡単なルートで出せるため、無理して俺式を狙う必要は皆無。単体で出現する敵には炎属性が効かない敵もいるが、その場合は上述の通り、超究武神破拳の方が圧倒的に強力。
- 一部のフィニッシュブローは特定の順番で技を出さないと次に入力するコマンドの中に表示されない。また時間制限もあるので初見プレイヤーや格ゲーが苦手なプレイヤーは焦ってしまいがち。
その分、一度慣れてしまえば非常に有用なアビリティへと変貌する。
ちなみに最速で俺式ファイナルヘヴンを出すには
ラッシュパンチ→ヘッドショック→かかと落とし→メテオストライク
の順に出せばいい(FF8アルティマニア69頁参照)。
超究武神破拳の反則さゆえに最強の特殊技の一つに挙げられるが、何にしてもコマンド入力が面倒なのが難点。
- 必殺技の発動回数がゲーム内でカウントされているらしく、超究武神破拳で256回技を出すと、残り時間がリセットされるため、永遠に続けられるらしい。
もちろん、普通の手入力で12秒そこらで256回の入力を行うのはまず無理。
入力の仕方しだいでは短時間に大ダメージを与えられるが、もうひとつ重要な特性がある。
それは、デュエル中は(仲間も含め)他のキャラクターは一切行動できないことである。
こちらが攻撃するたびに強力な反撃をしてくる敵も、デュエル中に倒してしまえば反撃の機会は一度しかない。
- って言うかデュエル自体が一回の行動なのだから、別に特性でも何でもなくて当然の話。
連続剣とかメテオなんかの演出最中に誰も行動できないのと同じ。 - 時間の経過は勿論止まらない。時間制限がある際に超級武神破拳などで技を連発していると、気付けば結構な時間を消費している。
なるべくオーバーキルにならないよう効率よく止め時を見極めるのもそれなりに重要。
相手のHPを正確に把握しておく必要があるが。 - さらに言うと技の発動中はゼルも動けない(コマンド入力できない)ので、いちいち中断の待ち時間が入る。技のモーションも長めなので、結果としてゲームの演出上は短時間であっても、リアルの実時間はむしろかなりかかる事になり、普通に全員で直接攻撃してた方が早く戦闘が終わるという事も多々ある。
ラッシュパンチとヘッドショックはコマンドが簡単なので極めればコンマ数秒でコマンド入力が出来る。
これを生かしラッシュパンチとヘッドショックだけでオメガウェポンを倒した猛者が居た。
- ちなみにこの方法がかの有名な超究武神破拳である。
FF6にてマッシュが使用するひっさつわざがこの特殊技の原形だろう。
ちなみにいずれにもコマンドは異なるもののメテオストライクが存在する。
デュエルという技名だがモンスター相手に突然カード勝負を始めたりはしない。
あまり知られていないと思うが、スコールの連続剣のようにデュエルにもオート入力機能がある。
ゼルのステータス画面で特殊技を開くと「デュエル自動機能」という項目があり、ON/OFFを切り替えられる(デフォルトはOFF)。
これをONにするとコマンドに表示されている技が一定時間ごとに自動で発動していくが、格闘王でコマンドを覚えておらず表示されていない技は発動しない。コマンドさえ表示されていればフィニッシュブローも発動することがある。
しかし技が発動する速度はかなり遅いので、手動で入力したほうが圧倒的に有利である。もちろん自動の設定にしているときは手動で入力はできないので、ほとんど利用価値はない機能である。縛りプレイには使えるかもしれない(?)
FF8(体験版)
体験版では「格闘」という名称で、使用できる技もメテオバレット一種類だった。
→アビリティ/【格闘】#FF8
DFFOO
ゼルの固有バフ。「ラッシュパンチ」「ヘッドショック」を使用することでゼル自身にかかる。
デュエルバフ付与中は攻撃力がアップし、アビリティ2つがBRV+HP攻撃の「バーニングレイヴ」「メテオバレット」に変化する。
デュエル状態でアビリティを使用した時、デュエルバフは解除され、攻撃力上昇もなくなる。
後にLDアビリティで『全身全霊デュエル』が追加された。
原作における「デュエル」の流れを再現したような効果を持っている。詳しくは該当記事を参照。
FFRK
ゼルのバースト超必殺技「ザ・デュエル」。
バーストアビリティは「無鉄砲ラッシュ」「脊髄反射コンボ」。
必殺技が付いている装備は「バーニンナックル【VIII】」。修得ボーナスは攻撃力+10。