FF6
概要
その昔に、王位継承問題に巻き込まれることを嫌ってフィガロを出てから、モンク僧としての修業をつんだエドガーの弟。
兄とは違い、筋肉でひきしまった体をしているが、その心は優しく、まじめな熱血漢。
また、兄のような女性好きではなく奥手のタイプ。修行で自らの技を磨くことを生きがいにしている。
年齢:27歳
職業:モンク僧
身長:190cm
体重:106kg
生年月日:8月16日 獅子座
血液型:O型
出身地:フィガロ王国
宝物:表裏一体のコイン
好きな物:くるみ
嫌いな物:ナッツイーター
趣味:修行
FF6のパーティキャラ。
フィガロ王国の王家に生まれる。フィガロ現国王のエドガーの双子の弟で、修行好きのモンク。27歳。
王族の地位を捨て、自由を手にするため城を飛び出した。地位は捨てても兄への尊敬の意までは捨てていない。
熊に見間違えられる程の巨漢だが、純粋で繊細な一面も持ち合わせている。
ただ、細かい事には拘らない、大らかで正義感溢れるいい男である。
機械王国フィガロの王族だったが、父王崩御を機に惹起した家臣の争いに嫌気がさし、エドガーと逐電しようと持ちかける。
しかし、王国の後継者が誰もいなくなる事を懸念したエドガーに、
「コイン投げの賭けをして、負けたほうが王位を継ぐ」と勝負を持ちかけられる。
- 実は、この表裏一体のコインであり、勝負はマッシュが絶対勝つように仕組まれていた。
この兄エドガーの「粋な計らい」で晴れて自由を手にし、城を後にしたマッシュは、フィガロ随一の格闘家ダンカンに弟子入りし、修行で生まれつき弱かった体を鍛えていった。
ダンカンとの修行で心身共に鍛えられたのか「国を出よう!」と言っていた弱気な面はどこへやら「国を支える兄を支えるのが自分の役目」という頼もしい形へ変化していった。
オリジナルコマンドは「ひっさつわざ」。
SFC版発売当時隆盛を誇った格闘ゲームよろしくコマンドを入力して強力な技を繰り出す。
兄の機械と同じくゲームの序盤から終盤まで幅広く活用できる頼もしい性能で、フィガロ兄弟を仲間に加えておけば攻略に困る事はないだろう。
戦闘
レベル1時点での能力値
- 実際の初登場時のレベルは「ティナ・ロック・エドガーのレベル平均+2」で、最低で6。その場合必殺技は爆烈拳とオーラキャノンのみ使える事になる。
力は2位(ウーマロが1位)、魔力は11位と素では低め、素早さは4位と高め。
装備が固定のウーマロと武器を装備できないガウを除けば、HP・力・体力・攻撃力・防御力は最高。
- HPは9999を目指そうとすると魔石の装備回数は他のメンツと変わらず、物理攻撃はレベル数の補正が大きいのであまり意味は無く、体力はほぼ死に数値、防御力は強い鎧を装備できず…と、魔石ボーナスを活用する上では色々と歯痒い設定である。
MPは魔法を使えないウーマロを除けば最低。SFC版では、MPを999にする為にはレベルの低いうちに仕込む必要があった。
高い戦闘能力を誇ることに加えて、崩壊前の早い時点で加入しなおかつ崩壊後も早い時期に復帰可と長きにわたって頼りにできるキャラクター。
ストーリーを進行する上では魔力依存の必殺技の使い勝手が非常に良いので、魔石ボーナスでは魔力を伸ばしていく。
魔力で威力が決定される技は
となる。これらはイヤリングでダメージの底上げが可能。特に夢幻闘舞はてきめんに効果がある。
一方で力の関わる技は爆裂拳とメテオストライクしかなく、このうちメテオストライクは威力こそ高いものの効かない相手が多く機会を選ぶ。
爆裂拳もコマンドの簡単さを除けば夢幻闘舞の下位技に近いので、少なくともストーリー攻略中には魔力を優先的に上げた方が良い。
必殺技はレベルアップによって修得していく。最強奥義の「夢幻闘舞」も、崩壊後のダンカンに習わなくてもレベル70になれば自然に覚える。
マッシュを常に起用し、出会う雑魚を全て倒していけば、ゾゾの町前後あたりで全体攻撃の鳳凰の舞を修得し、
崩壊後もダリルの墓から仲間を一人か二人集めたあたりでさらに強力な真空波を覚えるだろう。
- 全体必殺技を覚えたマッシュにイヤリングを2個装備させておけば、崩壊後中盤くらいまでの雑魚ならほぼ一撃か半壊にまで追い込める。
特に鳳凰の舞は魔石獲得より前に手に入るオートボウガン以外の全体攻撃なので、戦闘の快適性という面で非常に重宝する。 - イヤリング+エルメスの靴で先手を取るよりも、イヤリング2個にした方が1ターンで終わって結果的に快速となる。状態異常攻撃が激しい特定のダンジョン以外の雑魚敵はこれで十分だろう。
必殺技は防御無視の技が多く威力も高いが、コマンド入力式なため、格闘ゲームが下手な人は入力ミスを連発で泣いていた人もいたかもしれない。
ただ、FF6の必殺技はいわゆる格ゲーの入力とは違うので、そこに気を付ければ格闘ゲームが下手な人でも大丈夫。
斜めキーは隣り合った十字キーでも代用可能なことは有名。
- オーラキャノンなら↓↓←or↓←←と、焦らずゆっくり入力すれば100%成功する。
十字キーをぐるっと一周させる「夢幻闘舞」も「左左、上上、右右、下下、左」で問題ない。
むしろ、格闘ゲームに慣れた人はバックアタック時にコマンドを裏返してしまう罠。バックアタック時もコマンドをそのまま入力すればよい。
- スマホ版ではキー代用が不可能になり、ちゃんと斜め入力しないと失敗となるので要注意。
火力のインフレが進んでいるFF6の中でもかなり高い火力の持ち主。
特に基本の必殺技の「爆裂拳」が優秀でコマンド入力が簡単、防御力無視の大ダメージを与える。
「力」に依存しているので、「力」を上げればレベル70~80ぐらいでカンストする。
究極奥義である「夢幻闘舞」は魔力40以上かつレベル35~でイヤリングx2装備ならカンストする。これは崩壊後の平均的なレベル進行である。
- 「オーラキャノン」は崩壊前に幅広く使えるメインダメージソース。魔力を育てておけば回復呪文の効果も大きくなるので育てない手はない。
「鳳凰の舞」も魔石による魔法習得前に使える貴重な全体攻撃であり、崩壊後の平均的なレベルの30でより強力な「真空波」が使えるようになる。 - 夢幻闘舞は崩壊後の飛空艇入手後すぐにイベント修得できるのも非常に強い。
最終的には体用防具で苦労することになる。
最も堅いのはレッドジャケットだが、ゴゴを除く他キャラの最終候補と比べると1ランク下の性能と言わざるを得ない。
- この最強防具の件はゲーム最終盤においては非常に重要になってくる。マッシュ自体のポテンシャルは非常に高いだけに、本当に残念。
他のキャラが「最終防具の性能」によりマッシュを追い抜いてしまうのは、見ていてもつらい…。 - 最強防具の性能が控えめなことを逆手に取って、ミラージュベストを最終装備にするのも手。
他のキャラよりも防具が手薄な分、鎧をミラージュベストに換えてもそれほど防御力の低下が気にならない。
通常プレイの範囲内では序盤からクリア時まで主力として大活躍するが、最強育成を行った場合やGBA版の追加ダンジョンでは必殺技のアドバンテージが
ほぼなくなり、上記の装備が手薄という面が非常に大きくのしかかってくるので、最終的な実力は全ての仲間の中でも下の方になってしまう。
それでもSFC版クリアまでなら十分すぎる性能である。
成人儀式のアントリオン狩りの為に、剣術か何かしかの武術を少しは学んでいそうだが、ゲーム中では爪しか装備できない。
基礎程度しか訓練していないのか、もしくは成人儀式ではエドガーのアシスト役だったのかもしれないが、モンク僧が剣を装備できないのは仕方ない。
沙悟浄の槍だけは装備可能。
防具とは逆に、武器に関しては恵まれている。武器自体の性能もそうなのだが、
それ以上に、他のキャラよりかなり早い段階で強力な武器が簡単・無料で手に入るのが強み。
- 崩壊前は早い時期に拾えるバーニンナックルが猛威を振るい、そのまま崩壊後まで通せる。
- 崩壊後は飛空艇入手後に即最強武器のタイガーファングを拾い、ついでに夢幻闘舞もあわせて修得すれば
この時点で攻撃面は既に上がりである。
多少リスクはあるが、マッシュの最強武器は飛空艇入手の段階で二刀流までできる。早期に手軽な強化ができるというのがマッシュの長所であろう。
- そういうこともあって、攻め主体のキャラクターなのだろう。モグあたりとは好対照。
- 格闘タイプのキャラクターは守りより攻撃が中心になるだろうから、武器の充実も防具のあと一歩感も、共に「らしい」と思わせるバランス。
必殺技の威力には武器攻撃力は影響しない=せっかく強い武器を装備させてもあまり意味がない。
「高性能な武器が早期に手に入る」というメリットを活かすなら、必殺技よりも通常攻撃を多用するのも充分効果的である。
快適進行なら基本は魔石で魔力を伸ばしイヤリング装備→全体攻撃で雑魚一掃だが、せっかく強い武器も持てるので、殴りをしても楽しいプレイとなるだろう。
ねじり鉢巻orタイガーマスク+忍びの衣or力だすきにハイパーリスト+巨人の小手を装備すれば凄まじい攻撃力と力を得ることが出来る。
低レベル・低人数プレイではツェンの町に入るとイベントが発生するためスーパーボールの入手が難しくなる。
ストーリー
城を跳び出してから10年後、リターナーの拠点に行くためにコルツ山越えをしていた途中のエドガー達が、ダンカンの息子バルガスと戦っている所に登場し、偶然にもエドガーと再会。
マッシュはダンカンを殺したと吹聴していたバルガスと一対一の決闘を行い、バルガスに爆裂拳をたたき込み打ち倒す。
- バルガスが父ダンカンを殺したのは、ダンカンが奥義を実子のバルガスを差し置いて、拾い児のマッシュに継がせると言ったことが原因であったらしい。
マッシュはダンカンを殺したバルガスを追っていた時に、エドガー達と偶然にも再会したわけである。
その後はリターナーの一員となり、バナンと共にナルシェとの同盟交渉に向かうが、イカダに乗ってバナンを守りながらレテ川を下っていた途中、オルトロスに遭遇。
トドメを刺そうと川に飛び込みオルトロスを追ったものの取り逃がして、ドマ王国付近のガウの親父の家まで1人飛ばされる。
ここから分岐シナリオのマッシュ編となり、カイエンやシャドウ、ガウとともにドマ城、魔列車や獣ヶ原を旅する。
旅の間、ドマのサムライ達の大量虐殺、そして魔列車においてサムライ・カイエンの毒殺された家族との別れ等を目の当たりにしながらナルシェへ向かう事になる。
それからは上記の王の死~逐電の思い出話がある程度で、世界崩壊まで主だった出番はなし。
世界崩壊後、普通にプレイしていれば一番最初に再会する仲間がマッシュである。
ツェンで倒壊しそうな家を支えているという劇的な再登場をする。
- 崩れかかった家では制限時間以内にクリアできないとマッシュが潰されてしまいゲームオーバーとなる。セリスが子供を助けず家の外でタイムアップを迎えても同様。
セリスは魔導研究所のイベントで抜けてしまい、若干他のキャラに差をつけられてしまうため頼りなくてちょっと…という人も多かっただろう。
そんなプレイヤーにとっては、マッシュはかなり頼もしく見えたのではないかと思う。
- 崩れかかった家のイベントは無視して先に進むことも可能。
崩壊後の世界では実は生きていたダンカンと再会し、究極技「夢幻闘舞」を伝授され、「ゆけ!! ケフカをぶちのめしてやるのじゃ!!」と師からの激励を胸に旅立つ。
人物像
性格は一見豪快に見えるが、山小屋は彼の好きな花が飾られていたり好きなお茶があったりと、意外と繊細なところもある。
- 「あいつの好きだった紅茶…」
- 紅茶好きな一面は、子供の頃は育ちの良いおとなしい子であったことを想像させる。
食器にもこだわりがあるらしく、愛用の食器が山小屋の食器棚に収められている。
王子様育ちなのでマナーも意外としっかりしており、ガウには厳しく食事のマナーを指導。
少し天然系も入っているのか、オペライベントで話し掛けると「お、なんでみんな歌ってるんだ?」とプレイヤー(ロック)に問い掛けてきたりする。
- 17まで王族として城で育ったわりにはちょっと教養がないような…。
が、決して空気が読めないというわけでもない。
普段の豪快な性格は、尊敬する師匠ダンカンと暮らしていたため。
- 最近こういうキャラクターはとにかく記号的な豪傑として描かれることが常で、父親が亡くなった時の回想などに見られる繊細な一面は、彼の個性付けという意味では特筆すべき設定だと思う。
- ダンカンと再会したときは静かに泣いていた。そんなマッシュをからかうダンカン。
ガウが父親と再会するイベントでは、かなり感情的になる場面も。
父王を失った過去もあり、「家族」というものに思うところがあるのだろう。
- フィガロの母のインタビューでは、マッシュ、ガウ、カイエンは擬似家族なのだそうだ。
歳の離れた弟とじゃれあう兄ちゃん…といった感じなのだと思われる。
初登場の際、ティナにクマ呼ばわりされたため、マッシュは熊みたいな奴という印象を持った人も多い。
嵯峨空哉氏によると、
マッシュの姿が熊のようだというわけではなく、彼の純粋さやナチュラルさを感知したティナが、
彼を「敵意のない熊」だと思ったのだそうだ(Vジャンプ'94年12月号)。
また、マッシュとエドガーの顔立ちは全く同じものであり、
エドガーも筋トレすればマッシュみたいになったらしい(Vジャンプ'94年12月号)。
エドガー曰く、10年前はチビだったらしい。
ダンカンの下での修行生活によって兄を大きく上回る巨漢へと立派に成長を遂げたようだ。
- 男子の一番背が伸びる時期が17歳前後で、伸びる子は一夏で10cm伸びたりするし、伸びる人は30歳辺りまで伸び続ける。
好物のクルミも栄養豊富でタンパク質も多めに含んでいるので修行中も好んで食べていたのならグングン背が伸びたと思われる。 - 容量上仕方がないが、回想シーン(修行生活前)の時点で本編と変わらないグラフィック。
上記にもあるように城を出た後、ダンカンに弟子入りして見違えるように強く、また逞しくなっている。
これは師事する師匠を誤らなかったということであり、また和平イベントの際帝国に残ることになりベクタにいる彼に話しかけると「本当に帝国を信用しても大丈夫だろうか…俺は何か嫌な予感がする」とバナンを始め他のメンバーが(一応表面上は)帝国を信用していたのに対して明らかに懸念を示し、帝国の裏切りをある程度予見している。
マッシュの人物眼が優れている事を示すエピソードだろう。
FF6は成人後に再プレイすると各キャラの人物評価・人気が大きく変わる傾向にあるが(ロックなどは特に)、マッシュに関しては人柄も良く、イベントでもかなり優遇されているため、仁義に厚い頼れる男・強くてカッコイイマッスルガイという評価が不動である。
セリスが昏睡している間にケフカ打倒を目指して旅をしていたのはマッシュだけであり、登場時からエンディングまで迷いがないからかもしれない。
熊に間違われても笑い飛ばしている一方、人の話を全く聞かないガウに大人げなく怒ったことも。
野生児ガウを弟のように可愛がっており、ガウの実の父の所在がはっきりした時にはおめかしをさせて再会させるというニクい配慮をするが、それが裏目に出て、ガウはノイローゼになった父に罵られるだけに終わってしまう、というエピソードがあった。
- 精神を病んだガウ父の無神経な発言に感情的になる。その後、ガウの前で取り乱してしまったことを謝罪する。しかし、ガウは父親が生きているだけで幸せだという…ガウ健気すぎる。
- ガウほど壮絶な人生ではないが、王宮を飛び出して10年間山に篭って修行というのもなかなか激しい生き方ではある。気は合うのだろう。
本名はアルティマニアには「マッシュ(マシアス)・レネ・フィガロ」とある。
ミドルネームの綴りはRENE。英語読みなら「レネ(レネイ)」、フランス語読みなら画家のマグリットと同じでルネと読む。
海外版だとSNES・PS・GBA共に名はSABIN(セイビン)に変更されている。
- アメリカには「クリス・セイビン」というプロレスラーがおり、そのリングネームの由来になっている。
日本語版のエンディングではMASH RENE FIGARO表記。
- MASHだと「(マッシュポテトなどの)すり潰す」という意味になってしまい、イメージが悪いからだろうか?
Mashには他に「恋愛遊戯」「浮気者」という意味もある。mash+erのmasherだと「強引に女性に言い寄る人」という意味があり、それはどちらかと言うとこの人に当てはまる。 - カイエン&ガウにミドルネームを教えたという裏話があるらしい(ソース求む)。
エドガーを兄貴と呼ぶが、ケフカの一人称のごとくコロコロ変わって漢字だったりカタカナだったり平仮名だったりする。
- 名前入力時のイベントやバルガス撃破後からしばらくの間「兄貴」
- ナルシェ幻獣防衛でエドガーと合流時「あにき」
- 崩壊後エドガーと再開時、ケフカに見つけた答えを言う時「アニキ」
漢字表記はどちらかと言うと少しシリアス気な場面(フィガロ城で天国の両親に乾杯するシーン等)で使われている。
カタカナ表記はストーリー進展と共に堅苦しさが薄れてきた崩壊後に使われているようだ。
- バルガスに対しても「貴方」・「あなた」と表記ゆれが見られる。
ガウとの会話を見るに、ロックを「光り物が好きな奴」と認識している模様。
彼とはコルツ山の後半からリターナー本部まで一緒だっただけなのにそう思わせるとは、よっぽどロックはがめつい印象を与えるのだろう。
- コルツ山で仲間に加わる時に「やっと帝国の犬から脱却して動くのか!」的なセリフがあるところを見るとリターナーの活動の重要なポジションにいるメンバーの話は聞いてそう。
その上で実際に肌で感じたロックの人物像なんだろう。
何よりロックは一介のどろ…トレジャーハンターなのに王様にタメ口で接せるくらいのポジションなんだから。
190cm/106kgという、FF6のPTの中では(人間としては)屈指のイイ肉体を誇る「漢」。
NTT出版の攻略本、完全攻略編の裏表紙のイラストは彼の立ち絵であるが、よく見るとヒゲ面で、後頭部で髪を短く束ねていたりする。おまけに腰に剣らしきモノを佩いている。
- 戦闘用ではなく、鉈や包丁など作業用刃物の代用品として所持しているだけかも知れない。
- メニュー画面の顔グラフィックの元になったと思われるイラストなんかだと、口まわり、あご、頬までヒゲボーボー状態。顔グラのあごが妙に角ばっているのは、皮膚とひげの描き分けが出来なかったからかも。
- 天野イラストではゲーム中で使われている衣装の他、上半身裸の格闘家スタイルのデザインも多く存在する。
- 人間としてはというか仲間で彼以上のフィジカルモンスターがウーマロくらいなので実質人間ではトップ。
飛空艇で待機中にマッシュとウーマロで力比べとかやってそう。
裏設定
今の彼からは全く想像できないが、幼い頃は病弱で、すぐ熱を出したり発作が起きたりしていた。
彼の母親のクリステール王妃が彼と兄エドガーを生んですぐに衰弱のために亡くなっており(享年16)、少年時代は王妃似だといわれていたことだろうが、成人儀式や山での修行でかなり鍛えられて現在の体格となり、その「王妃似」のレッテルを見事覆すことになる。
- ちなみに母親については、ゲーム中ではエドガーやマッシュのセリフに「昔母上は言っていた。昔は人と幻獣がこの世界に住んでいたと。」というセリフもあり、二人が物心つく頃にはまだ母親は生きていたようである。裏設定が必ずしもゲーム本編で用いられているわけではないようだ。
Vジャンプ'94年2月号にて、公式設定の髪色はハニーブロンド、目の色はブルーとの記載があった。ちなみにエドガーと同じ。
また、隠れた趣味として、「クラシックギターでソンを弾く」ともあった。
GBA版のキャラ設定によると「女性はちょっと苦手」らしい。
修行による禁欲性活が長かったせいか、パブのねーちゃんの色仕掛けにも動じない。
マッシュ「カイエンさんメンエキなさそうだからね。」 カイエン「お おぬしは平気なのか?」 マッシュ「禁欲生活が長かったからねえ。これも修行のたまものって事。」
別にマッシュが色恋沙汰自体に疎いというわけではなさそうだ。受け流すことはできても受け止めるのは苦手ってことかな?
ゲーム中のバルガス曰くマッシュは拾い子。
フィガロ家の裏設定によると、ダンカンはマッシュが幼い時からの師匠。彼の身分も立場もわかったうえで受け入れている。
息子のバルガスには余計なことは言わなかった可能性が高い。
- 仮に知っていたにしても、バルガスの場合、後から来た奴程度にしか思ってなかったとか、王族とか関係ないって思っていたのではないか。
崩壊後は必須キャラではない事もあって「兄とそっくりな」ジェフに会っても特にセリフは無い。
彼が正体を現した後に「みずくせぇな」「また派手にやらかそうぜ、アニキ」という台詞が追加されるのみ。
- 事情を察して黙っていたのではないかと。こうした肉体系のキャラとしては冷静さも持っているため、ここで「アニキじゃねぇのか」とか言うとエドガーの作戦(盗賊たちを利用してフィガロ城に忍び込む)をぶち壊しにしてしまう。
- こっそり教えてくれたらすぐさま手ぇ貸すのに。というマッシュの気持ちがよく判る。まあ、こっそり言えなかったから黙って尾行して助けに入ったんだろうけど。そして当然の如く尾行に気付いていたエドガーもエドガーである。このへん素晴らしきかな以心伝心。
セリフ一覧
- 【あーれー!】
- 【お?何でみんな歌ってるんだ?】
- 【俺の事をかわいがってくれるアニキだ!】
- 【ガウじゃなくてハイでしょ!?】
- 【国を押し付けたわけじゃないぜ!】
- 【熊ァ!?】
- 【ご、500ギル入ったおれの財布が!】
- 【ござるはあっちだ!】
- 【世話がヤケるでござるな…】
- 【必殺技、キー入力ミス!】
- 【必殺技を選んで 左 右 左 Aだ!】
- 【引っ張っちゃったもんね~。】
- 【メシだ、メシだ!山ほどもってこ~い!】
- 【もうここには親父もおふくろもいない…もう誰も…あの日から…。】
DDFF
インストール画面で□ボタンを連打すると、エドガーとともに上から落ちてくる。
ミュージアムのヘルプマニュアルを担当する。
本人は禁欲生活を続けていたため、キャラクターのそっち方向の回転には興味がないようだ。
DFFOO
イベント「修行好きの王弟」にて登場。
CV:藤真秀。本作で初めて声がついた。
武器種カテゴリは拳武器で、クリスタル覚醒では黒色に対応する。
習得するアビリティは「オーラキャノン」と「真空波」、EXアビリティ「夢幻闘舞」、LDアビリティ「タイガーブレイク」、FRアビリティ「W夢幻闘舞」、フィニッシュバースト「師から受け継ぎし「ひっさつわざ」」。
筋骨隆々な体つきとは裏腹に、覚えるアビリティはどちらも魔法攻撃。
「オーラキャノン」は聖属性魔法BRV+HP攻撃というかなり貴重かつ使いやすいアビリティ。
さらにゴースト種には特攻ダメージという特性まである。
元よりゴーストは聖属性に対して弱点を持つことが多いが、そこから更にダメージを上乗せする。
「真空波」は風属性全体魔法BRV攻撃。
耐性を持たれにくい魔法攻撃での全体ダメージはかなりブレイブを稼ぎやすく、使用者が少ない風属性なのでフロートアイ系にも火力を出せる。
また、こちらにもゴースト種に特攻ダメージの特性が備わっている。
同じモンク僧であるヤンに続き、敵に操られた状態で登場するマッシュ。
もしかすると格闘家は操られやすいのでは?と考えるティナとパンネロ。
じゃあ次に操られるのは……と、二人はその人を見る。
「なんでアタシを見るのよ!?」
ヤンやプリッシュ、イダなどの拳法家を集めて修行をしている様子が描かれている。
皆ノリノリで修行に励んでおり、マッシュも「オーラが足りないぞ!」と叱咤している。
マッシュ加入イベントが開催されていた頃にはエドガーはまだ登場しておらず、エドガーが9章で参戦した時にはマッシュは(ストーリー的には)まだ加入していないという扱いであり、すれ違いが続いていたが断章でようやく再会を果たす。
兄を信じ、兄の進む道を切り開くというスタンスは別の世界に来ても変わらない。
ガウに肉をあげてなだめたり、レオ将軍を説得したり、レオの存在を知って複雑な思いをしているカイエンを励ますなど、6関連のイベントで出番が多い。
また、ノクトと二人で話して連携の訓練をすることもあった。その縁があってか、ちゃっかり第2部7章のキービジュアルにも登場。その7章のイベントには登場してないのに。
PFF
熊ァ!?
武器は格闘。魔法補正なし。
HPが高く、力はモンクとして見ると少し低め。その他は平均並み。
プレミアムスキルが原作準拠なのはありがたいが、コマンドを覚えて
なければ使えないので注意。落ち着いてやろう。
PFFNE
エリア10-1で手に入る。
格闘装備、専用は「ゴッドハンド」。属性なし。
アビリティはなし、スキルは「ためる」、プレミアムスキルは「ばくれつけん」。
FFRK
イベントダンジョンの「運命のコイントス」にてエドガーとともに実装された。ジョブは「モンク」。
HP・攻撃力・素早さが高い典型的なモンクキャラ。アビリティも物理攻撃とモンクだけとなかなか潔い。
実装当初は限界突破後に何故か能力が伸び悩み主要なステータスが他の前衛キャラに比べて一回り低い値だった時期があるがバランス調整にて現在は解消されている。
初期必殺技は「爆裂拳」。
カイザーナックル【VI】を装備することで専用必殺技「鳳凰の舞」
ドラゴンクロー【VI】を装備することで専用必殺技「真空波」
タイガーファング【VI】を装備することで超必殺技「夢幻闘舞」
マッシュのリストバンド【VI】を装備することで超必殺技「スパイラルソウル」
ゴッドハンド【VI】を装備することでバースト超必殺技「煉獄・鳳凰の舞」
闘魂ハチマキ【VI】を装備することで閃技「活命拳?」
拳法着【VI】を装備することで★6閃技「燃え盛る拳?」
マッシュモデル【VI】?を装備することで★6閃技「溜火の型?」
クリスタルクロー【VI】を装備することで★7閃技「連閃・マッシュ?」
シザーズファング【VI】を装備することでオーバーフロー超必殺技「灼熱メテオストライク」
アベンジャー【VI】を装備することで超絶必殺技「爆裂拳・烈火の型」
マーベリック【VI】を装備することでリミットチェイン超必殺技「修羅炎舞?」
エアガイツ【VI】を装備することでオーバーフロー奥義「タイガーブレイク」
バトルフリーク【VI】を装備することで覚醒奥義「猛火竜吼撃?」
修羅闘着【VI】を装備することで覚醒奥義「剛炎竜舞?」
マスターフィスト【VI】を装備することでシンクロ奥義「猛炎・兄弟の絆?」
力だすき【VI】を装備することでシンクロ奥義「猛火夢幻竜闘舞?」
ドラゴンファング【VI】?を装備することで真奥義「タイガーブレイク・極」
地獄の爪【VI】を装備することでデュアル覚醒奥義「覚醒爆裂拳」
クリスタルグラブ【VI】を装備することで究極神技「究極鳳凰輪廻?」
オーバーソウル【VI】を装備することでクリスタル神技「耀光ブレイジングソウル?」
サドンデス【VI】を装備することでアクセル神技「轟・鳳凰撃?」
ヘヴィナックル【VI】を装備することでマスター神技「極星灼魂鳳凰ストライク?」
黒帯道着【VI】を装備することでリミットブレイク・リミットチェイン「紡絆・マッシュ炎?」
アンタッチャブル【VI】を装備することでリミットブレイク・リミットチェイン「紡絆・マッシュ天命?」
を使用できる。
また、ヴィシュヌベスト【VI】にレジェンドマテリア「師の教え」、ソニックナックル【VI】にレジェンドマテリア「闘志溢れる格闘家」、ヒートナックル【VI】に★7レジェンドマテリア「勇晶・マッシュ炎」がついている。