FF8
- 魔女(1)
- 魔女(2)
- 魔女(3)
はじまりの部屋のセーブポイントを出た後に戦うことになる歴代の魔女。
正式名称は『魔女』だが、以降の記述は解説の都合により、アルティマニアの表記に従う。
魔女(1)・魔女(2)・魔女(3)の3種類が存在しており、それぞれ6体・4体・1体が登場する。
外見は、魔女(1)はやや道化っぽい風体ながらも魔女らしく、魔女(2)は如何にもという感じだが、
魔女(3)は下半身が芋虫っぽい上にグロテスクなデザインであるため、化け物にしか見えない。
- 芋虫、というよりも蛇女ではないだろうか。余談だが、蛇女といえば我々の世界では人類の母と伝承される蛇女の悪魔(リリス)がいる。また、蛇といえば脱皮(抜け殻)や二枚舌、そしてステータスの猛烈な魔力の値。魔女(3)の正体はもしかして…。
戦闘中は魔女が出現するたびに『時間圧縮』の影響で、背景が次々と変わっていく。
背景が変わっても背景にあわせた特殊攻撃は使用してこない。
特殊攻撃は
- 魔女(1):『ファイア』『ファイラ』『ブリザラ』『サンダー』『サンダラ』『エアロ』『エスナ』『デスペル』『リフレク』
- 魔女(2):『フレア』『サンダガ』『エスナ』『クエイク』『ダブル』『メルトン』『メテオ』
- 魔女(3):『アルテマ』『カウンター(通常攻撃)』
で、たまに通常攻撃も行う。
魔女はいずれもLV45で固定されており、魔力が高い。HPは魔女(3)のみ5桁(32500)で抜きんでている。
連戦になるが、個々の実力は大したことないので、育成と回復手段の確保を怠らなければ負けない。
魔女(3)に弱点はないが(ただし割合ダメージは効く)、魔女(1)と魔女(2)は『デス』を『ST攻撃J』にジャンクションすれば瞬殺可能。
ドローすると、
をストックできるが、精製の方が効率が良く、ドローする価値は低い。
倒したり盗んだりすると、『ホーリーストーン』『フレアストーン』『メテオストーン』『アルテマストーン』が手に入る。
『メテオストーン』と『アルテマストーン』は貴重なので、そこそこおいしい。
全部で10体登場する『魔女(1)』と『魔女(2)』には個体ごとに違いがあり、外見では区別できないが、使用魔法の違いで区別できる。
それぞれの特徴は以下の通り。
識別記号 | 背景 | 使用魔法 |
---|---|---|
『魔女(1)』 | ||
A | デリングシティ・大統領官邸 | ファイア、リフレク |
B | ティンバー市街 | サンダー |
C | 海岸(ワールドマップ) | ファイラ |
D | エスタ市街 | ブリザラ、リフレク |
E | バラムガーデン・訓練施設 | サンダラ、エスナ、デスペル |
F | トラビア雪原の森林(ワールドマップ) | エアロ、デスペル |
『魔女(2)』 | ||
A | バラムガーデン・正門 | サンダガ、ダブル |
B | ガルバディアD地区収容所 | クエイク、メルトン |
C | 炎の洞窟 | メテオ |
D | ウィンヒル市街 | フレア、ダブル |
【備考】
- 各個体は識別記号のアルファベット順に対応する背景を伴って登場する。同時に登場するのは2体まで。
- すべての個体は通常攻撃も使用する。必中であるため暗闇の効果は適用されない。
- 『(1)A』と『(1)D』はパーティ全体がリフレク状態になると、モンスター側の誰かにリフレクを使用してデルタアタックを仕掛けてくる。
- 『(1)E』のエスナはモンスター側の誰かが沈黙状態になると使用する。自身の沈黙状態も治療しようとするが当然できない。
- 『(1)E』と『(1)F』のデスペルはパーティ全体がリフレク状態になると使用する。
- 『(2)』は『(1)』を5体以上倒すと登場する。
- ダブル戦法の使い手は『(2)A』と『(2)D』の2体のみ。
- アルティマニアによると『(2)』はエスナを使用するとあるが未確認。
(待機)→「5」→「4」→「3」→「2」→「1」→「アルテマ」→(待機)→「5」→(繰り返し)
『魔女(3)』はこのようなカウントダウン(5秒)の後にアルテマを放つ。
が、直前のアデルがアルテマを使ってくるので使い回し感がある上、
上記の通り、名前も『魔女』としかなくぞんざいな扱いになってしまっているため戦いの重要性を見い出せない。
又、「ここで詰まる」など目にするが、アデルを倒せたのならここで詰まることはないと思われる。
『(3)』の攻撃について補足すると、通常攻撃は待機時のカウンターのみで行い、必ずクリティカルヒットする。待機時はこちらが『(3)』に対して使うポーションなどにも反撃するが、アルテマのカウントダウン中には一切反撃をしない。
ちなみに、体力0状態におけるアルテマのダメージ量はおよそ3300~3700。
システムを把握し切れないまま運悪くここまで進めてしまったプレイヤーの中には、ここで詰まってしまう人もいる。
最悪の場合、はじまりの部屋でセーブデータを上書きしたために嵌まってしまったなんてこともある。
- レベル固定のため、低レベルで進めて魔法集めもいい加減だと詰まる。アデルよりはるかに強い。
他の魔女も基本的に魔力が高いが、魔女(3)の魔力は何と267。
256以上のパラメータを持つキャラクターは非常に珍しい。ていうか他に居たっけ?
- 調査した人によれば、アルティマニアの誤植とのこと。実際は255。
- いちおう、ラルドの体力もLv100で268と記載されている。
当然誤植だと思われるが。
FF8において魔女は重要な設定であるはずなのだが、歴代の魔女の扱いは何故かぞんざいである。
11体も登場するのに、デザインは3種類だけで、名前も単に『魔女』と手抜き臭が否めない。
それでもまだ強ければ救いようはあるが、そうではないので目も当てられない。
サイファーの件以上に不遇かもしれない。
- 過去に存在した魔女本人ではなく、魔女が持っていた力のみが具現化したものでは?
魔女(3)なんて人外だし、第一現れると同時にスコール達に襲い掛かってくる理由が無い。- ライブラをかけた時の解説文
時間圧縮の効果で、時空のかなたから現れた代々の魔女
- ライブラをかけた時の解説文
- 時代によっては魔女に制服のような決まった装束があったのかもしれない。
こう言っちゃ何だが、ローマの法王様だってみんな似たような正装だよ。
- しかし、固定パラメータのうえ、アルテマの威力が段違いの為要注意。
- 魔女(3)のみ、連続剣の固有モーションが存在する。一見の価値あり。
魔女の(1)と(2)は登場する時と退場する時に、笑い声のようなSEを発する。
速攻で片付けられる攻撃力がある場合、ひたすら笑い声だけを発する存在に。
(1)はかなり大笑いしてる感じで、(2)は不気味な感じ。
魔女との戦いでは背景のオブジェクトが溶けるように変化していき、ちょっと気持ち悪い。
- 今後はこの戦いの背景に登場した大半の場所に入れなくなってしまうことを考えると、気持ち悪いを通り越して、ちょっとしたホラーである。
- 抽象的な表現になるが3Dゲーで残像バグ(オブジェクトの一挙一動が残像としてずっと残る)に陥った時の状況に似ている。時間圧縮で「いま」に普通の人間・世界が固定化されるというのはこういうことなのかもしれない。
ライブラ
ライブラの解説文
時間圧縮の効果で、時空のかなたから現れた代々の魔女
魔法を中心とした攻撃をしかけてくるが、個々の能力は、そう高いものではない
上記にも載ってるけど、一応全文版も。
- 魔女の使う魔法は『そう高いものではない』なんてレベルではない筈なのだが、ライブラの人(?)からの評価はすこぶる悪いようだ
- HPは11体全て「?????」表示で、解説文も全て同じものが使われている。