キャラクター/【メイチェン】

Last-modified: 2024-04-04 (木) 22:14:36

FF10

ミヘン街道などに現れる謎の老人。
話好きで、「語ってもよろしいですかな?」という問いに了承すると延々と話が続く。
誰も聞いてないよ、早く終わらせてよと飽きつつも、その語りっぷりに思わず感心してしまう。
彼の口癖「語ってもよろしいですかな?」は、FF迷言の一つでもあり、代名詞でもある。

  • 話が一通り終わった後に再度話しかけると言う「もう一度 語ってもよいのですかな?」がちょっと嬉しそうに聞こえる。

最終的にガガゼト山に辿り着き、
いくつかのパートに分けて話をする。

  • エンディングの1シーンではビサイド寺院の前で空を見上げている。
    ガガゼトからビサイド島まで彼の足で移動するのはかなり時間がかかったのではないだろうか。

冗長な話を詳しく聞き取っていれば、序盤から彼がエボンの教えに囚われていないことに気付ける。


毎回語りの長い彼だが、その語りによってこの作品の世界観や背景を掘り下げる役割を持っている。
世界観に興味を抱きつつも彼の語りに飽き飽きとしてしまうのは、内容よりも彼のゆったりとした語り口調によるものではないだろうか。

  • 最初の方の話は聞き流しても構わない程度の割とどうでもいい内容だが、終盤のガガゼト山で聞ける話は、FF10の世界観の根本に関わるとても重要な内容になっている。これを無視してしまうのは非常に勿体ないと言える。

FF10-2

実は1000年前に亡くなっており、成仏できずに現世を彷徨っている
このことは、ユウナと握手することによって思い出す。

  • 異界へ逝く時、彼の記憶がこぼれて、ブラスカ達がザナルカンド遺跡で語り合ってる場面が出てきたから、メイチェンはブラスカ達にも話をしていたかも知れない。

ユウナが拾ったスフィアに映っていたことがあった。

  • 憧れの人に会い、握手できると興奮している青年のことである。メイチェンの印象は欠片も感じられない(当然意図的なものだろう)が中の人は同じである。

さりげなくティーダ復活エンディングへのカギを握る人物。
2年前もティーダと話をした時はスピラの人間とはどこか違う雰囲気を持っていたと語っている。

  • 初回プレイでは分かりにくいが、メイチェン登場時にはシーンスキップや
    語り・握手拒否はくれぐれも厳禁である。

なお、FF10-2終了後に某ゲーム誌が行ったメインキャスト総出演のクイズ企画でも
彼に関する問題が出題された「この人物の名前と旅の目的は何でしょう?」と言うもの。
正解はもちろん「名前はメイチェンで旅の目的はスピラの歴史と真実を知るため(10時代の初対面時に本人が語る)」であるが
ユウナは上記の握手シーンが余程印象に残っていたのか
「目的は握手」と回答してしまい、司会役のハイペロからそのことを突っ込まれてしまうシーンも。


2年後も長い語りは健在。青年同盟本部にてスピラの2年間の変化を語るのだが、恐ろしく長い。
飛ばして見ることも出来るがそれでも長い。とにかく長い。長いったら長い。
リュックも集中力を切らし、腰を下ろしてしまうほど。
ストーリーLv.4の雷平原ライブのあともレンとシューインについて語ってくれる。
こちらはユウナが「語ってください!」というため、断れない。
もっとも、こちらは長くはなく、ユウナ達が途中でリアクションを入れるため単調にならないが。

  • コンプリート率に影響するので今作では会話を断ったり飛ばすわけにもいかない
    その点も非常に厄介である。
  • この本部で話しかけると話しかけた位置によってはそのままの体勢でユウナの方に座ったまま回転するという離れ業を披露してくれる。

自分が死人であったことを語った後、最終的には成仏して消えてしまう。
前作でもなんだかんだでお世話になった好々爺だったため、少しさびしい結末である。

FF LOST STRANGER

ゴールドソーサー編にて登場。
フルネームはアズリエル・メイチェン。通称アズリー。
ただし、FF10の様な老人ではなくラヴィエ族の少女であり、
ミシディア王立アカデミーで歴史学を修める人物。

  • ちなみに丸メガネをしているという点だけはFF10と同じ。

また、話が長いという点もある意味FF10の方と似通っているが、
こちらはいわゆる”オタク特有の好きな事をべらべら早口で話す”方のおしゃべりである。
その所為で話し相手を目が死んだ様に呆然とさせる事で周囲から畏怖されているらしく、
付いた仇名は”生気殺しのアズリー”との事。

当初はその事で悩んでいたが、正吾に「要所要所で相手が聞く気があるか気遣いを見せろ」という助言を受け、
事前に「語ってもよろしいでしょうか!?」と言うスキルを身に着けた事で克服した模様。


ちなみに幼少時に誘拐され、奴隷として売られかけていた事が彼女の言及で示唆されている。
その時、隣で捕まっていたとある少年が励ます為に語った、様々なおとぎ話や神話に感銘を受け、
救助された後で彼女が歴史学の道を歩む切っ掛けとなった。