乗り物/【飛空船】

Last-modified: 2023-10-29 (日) 19:50:43

1・2では飛空艇はこのように呼ばれていた。


音楽/【飛空船】


FF1

クレセントレイクの町の南で浮遊石を使用すると出現する。
ルフェイン人が隠したものらしい。
北半球には港が存在しないので、これを入手しないと北半球に上陸できない。

  • 上陸はカヌーがあれば一応川からもできるが、それができるのは北半球では1箇所だけで、
    そこから行かれる施設は試練の城のみ。
  • ルフェイン人の町に、主人公達の飛空船について、すぐそばで見ているかのように解説してくれる人がいるが、実際その飛空船があるのははるか遠方である。

ゲーム中での呼称は「飛空船」であるが、取扱説明書及び当時の広告などでは既に「飛空艇」と表記されていた。


ドラ○エ3でラー○アが登場する前の時代、空を飛べるロープレというのは一般に認知されていなかった。
この飛空船の登場はかなりのインパクトであった。
移動スピードにもビックリさせられ、意味もなく世界中を飛び回ったプレイヤーは多いだろう。

  • スクウェアの昔からのお家芸であるビジュアル重視の演出の一環である。
    圧倒的なスピードと細かいアニメーションをこれでもかと見せつけ、更に世界の広さも見せつけている。
    マップ自体はそれ以前にもとくれせんたぼーびで見れるが、実際に飛び回った時のワクワク感は格別である。
    しかし、以降もその流れを引き継いで「一瞬で世界を回れる飛空船(飛空艇)」が定番化したおかげで、
    ド○クエで言うル○ラのような「町へ直接移動する魔法」のようなものは全然登場しなかった。
    この辺はビジュアルを重視するあまり、遊びやすさが若干犠牲になってしまっているとも言える。
    その後はFF10で初めて従来のワールドマップが廃され、飛空艇もルー○と同じような役割に変化した。

中盤に手に入り、この後の舞台となる北半球の陸地自体も結構広いので、活躍期間は意外と長い。
ただ、それを逆手に取ってか、北半球は地形的に入り組んでおり、
町やダンジョンがある所から飛空船を着陸できる平地までの距離が総じて長い。


この乗り物が隠されている場所は、「三日月の下の砂の海…」
と、エルフの町の住民が教えてくれる。

FF1(GBA版以降)

名前が「飛空艇」となった。また、製作者の名前がシドと判明。
実は1台ではなく、燃え盛る火の大穴にもう1台埋まっていたりする。

FF1(ピクセルリマスター版)

PR版では、FF1・2の飛空船&FF3のエンタープライズの見た目が、FF5の飛空艇と同じデザインに共通化されている。

FF2

シドが開発したもので、同時に彼が旅客輸送業に利用している。
同時に彼を白騎士団長から零落させた原因でもある。
太陽の炎を動力としている。
大戦艦竜巻に襲われても無傷と、意外に頑丈。
終盤ではシドの忘れ形見ともなる。


FC版ではBボタンを31回押す事により倍速切り替えモードにする事ができる。
自己主張の強い天才プログラマー、ナーシャたんがFF1の15パズルに続き、
再び仕掛けたイースターエッグ。
本来の仕様では無いため、有る意味バグ。
しかし、これがなければFF3のノーチラスは存在しなかったかも知れない。

  • この倍速モード、実際にFCのバグみたいな仕様の穴を突いていたりする。
  • 更に地味にありがたい仕様として、動き始めの一歩分のみ速度が遅くなっている(倍速モードでも同様)。
    これにより「速すぎて細かい調整ができず、移動は良いが着地で難儀する」ということが起こらない。
    設定的には、いきなり最高速を出すことはできず若干の加速区間が必要といったところか。

フィールド上を歩いていると突然プロペラ音が鳴り響き上空を飛んでいく姿が見られる。
旅客・輸送業用と言う設定を再現した非常に印象的な演出である。

  • 前作や次作以降と比べてフィールドをひたすら歩く機会が多めなので(金払えば乗れるけど片道だし)、
    たまに飛んでくる飛空船は単調な行軍を飽きにくくする効果もある。
  • ピンチの時に目の前をうろつかれると煽られているようで腹が立つ。
  • 64秒ごとにやってきて、4秒間飛行する68秒周期で一定(ちなみにフィールド曲は1ループ40秒程度)。
    ただしフィールドに出て最初に飛んでくる時は何秒後かランダム。
    また戦闘時はカウントが保存される。

本作の飛空船は搭乗時にBGMが流れることはない。
哀愁漂うフィールド曲にただプロペラ音が鳴り響くのみ。
後のFF5、FF7でも、ストーリー後半に似たような状況となる。

  • 一応没曲で飛空艇の音楽は用意されていたみたいだ。
  • FF9でも後半は飛空艇の曲は流れない。そもそもあれは飛空艇と呼べるのかはわからないが

【ひくうせん】

あたらしい ぎじゅつのさんぶつ 。
このような ぎじゅつがふえれば そのうちに
まほうは このよから きえてしまうだろう・・・・
(ミシディアの古代の書物より)

FF2(WSC版以降)

倍速にできる裏技は仕様として実装された。


倍速時の速度は、速いと評判の、あのFC版FF3のノーチラスを超えている。


フィールド上に現れる周期は若干変更され、64秒ごとにやってきて1秒間飛行する65秒周期になった(ただし飛行音が2秒ほど)。
また戦闘時のカウントが保存されず、ランダムにリセットされるようになった。
フィールド曲の長さがほぼ倍になり曲が一周するより早く飛んでくるようになったので、曲に聞き入ろうとすると邪魔に思うかもしれない。

FF2(GBA版以降)

こちらもGBA版以降は名前が「飛空艇」となった。
元々は仕様外だったはずの、Bボタンを31回押すと倍速切り替えできる裏技はそのまま引き継がれている。

FF2(ピクセルリマスター版)

上記FF1PR版の項目にある通り、見た目がFF5の飛空艇と同じデザインになった。


倍速モードは搭載されていない。
→当初は搭載されていなかったが、どうもver1.0.4以降?密かに倍速モードが追加されたようだ。Steam版でもゲーム機移植版でも可能。
ただし、オリジナルと違い倍速機能の解禁はセーブされない。ゲームを再起動するたびに、またキャンセルボタンを31回押す必要あり。