FF5 
FF5に登場する飛空艇。古代ロンカ人の知恵の結晶。BGMはそのまま飛空艇。
三日月島近くのカタパルトにあり、シドが火力船の部品を使って修理してバッツ達の手に渡る。
水の中にあるカタパルトに置いてあった為かエビ系モンスターのクレイクロウがへばりついていたりする。
ロンカ遺跡でシューティング風に砲台と戦ったり、次元の狭間に突っ込んだりと見せ場が多い。
FF3のエンタープライズのように空も飛ぶが船にもなる。最終的にはシドの手で潜水機能も付く万能な飛空艇。
ちょっと万能すぎる感じもある。
よくよく考えると飛空艇から船への変形はともかく船から潜水艇への変形は無理がある気がする。
- そこは古代ロンカ人の知恵の賜物と言う事で。
- 潜水艇への変形は古代ロンカ人ではなくシドの功績。
改造に改造を加えられてラストまで現役と言う珍しい飛空艇で、
さぞかしバッツ一行も愛着が沸こうというものだが、特に固有の名前は無い。
というかFF5の乗り物は、ボコ以外固有名が出てこない。
バッツ一行が第二世界に旅立つ際に事実上乗り捨てられたが、第三世界に世界統合後、
ちょうど乗り捨てられていた半島が海に沈んだせいで、海流に乗って再びバッツ一行の下に戻ってくる。
- 余談だが、航行モードにしたまま海から半島に上陸して第二世界に行っても、
第三世界では何故か飛行モードで半島に乗っかっている。
…ひとりでに変形して陸にあがったとでも? - エンディングで登場しないことから、最終的には次元の狭間に乗り捨てられたのだろうか。
- 飛竜に乗って脱出してたので、その可能性は大だな…勿体ない。
着水時は水が撥ね、離水時には水滴がきらめく。なんとも芸の細かいことで…。
全長35.7メートル。最高速度毎時72ノット。船体の素材は木材と天然炭素繊維。
大空に輝く天体を目指そうとしたロンカ人の作。
つまりFF4の魔導船のように宇宙に出ることを最終目標にして開発していた。
そのため加速や武装よりも高度重視。飛行高度は8900メートル。
2基搭載されたエンジンは巨大な電磁石とプラズマを利用した斥力発生装置の一種。
プロペラはエンジンとは別系統のタービンで作動する補助装置で、
エンジンが止まっても墜落することなく高度十数メートル程度を浮遊する。
- 着水時、約3秒で飛行形態から航行形態へと変形する。航行時は水の抵抗であまり速度が出ない。
左右6門計12門の対地爆撃用の砲台が搭載されているが、
300年以上昔に製造された老朽品なので使用不可。
- おそらく製造された数百年後に一度武装化され甦り再び忘れ去られた。暁の四戦士なみにドラマを背負った船である。
- 例のセリフはロンカ帝国時代の遺物ではなく、300年くらい前に飛空艇を利用した人たちが残した物なのかもしれない。
- 地球サイズの星で使用した場合、一周に2週間くらいか…。
- ふと思ったのだが、このスペック(特に高度)はアダマンタイトで改造する前なのか後なのか?
- 改造前だとしたらロンカ遺跡が成層圏並みの高度に浮いていることになるが…海中もそうだが生身で甲板をうろついてたり戦闘してたりして大丈夫なのだろうか。
SFC版ではカタパルトからの発進時、バッツ以外のキャラクターを先頭にしていても着陸後バッツが先頭になっている。
一種のバグ。
SFC版ではアダマンタイトによる改造時、ミドが「飛び上がって、さらにAボタンを押して上空に上がるほうをえらぶのじゃ!」と喋る誤植がある。
「じゃ!」と老人語である事からわかるように、本来はシドの台詞。
- GBA版から修正された。顔グラフィックが会話主を表示するからであろう。
飛行時の外見は、前作のファルコン号とよく似た形。船体の色とプロペラの形が違う以外はほぼ同じ。
飛竜やボコでも代用可能なハマりポイントあり。
【視聴覚室】
FF5(iOS/Android版) 
移動速度が下がってしまった。
本作の移動手段全てに言えることだがアビリティダッシュで加速させることもできる。
が、それでもSFC版より遅いと感じてしまう…。
- 飛空艇の移動速度は下がったが、フィールド上の徒歩および黒チョコボや飛竜はダッシュで加速できるので、
総合的な移動速度はスマホ版の方がはるかに速い。
ビッグブリッジに航行モードから上陸できなくなった。
洞窟入口に着陸するハマリバグ、およびカタパルトの上に着陸してテントやセーブが可能となるバグは修正済み。
FF5(ピクセルリマスター版) 
プロペラが高速回転していないため、少々見た目に違和感がある。
また、水面での着水&離水時の「キラキラした水しぶき」も再現されていない。