乗り物/【飛空艇(FF5)】

Last-modified: 2023-07-22 (土) 11:46:50

FF5

FF5に登場する飛空艇古代ロンカ人の知恵の結晶。BGMはそのまま飛空艇
三日月島近くのカタパルトにあり、シド火力船の部品を使って修理してバッツ達の手に渡る。
水の中にあるカタパルトに置いてあった為かエビ系モンスターのクレイクロウがへばりついていたりする。


ロンカ遺跡でシューティング風に砲台と戦ったり、次元の狭間に突っ込んだりと見せ場が多い。
FF3のエンタープライズのように空も飛ぶがにもなる。最終的にはシドの手で潜水艇への変形機能も付く万能な飛空艇。
ちょっと万能すぎる感じもある。


FF5の乗り物は、ボコ以外固有名が出てこない。
改造に改造を加えられてラストまで現役と言う珍しい飛空艇で、さぞかしバッツ一行も愛着が沸こうというものだが、飛空艇にも特に固有の名前は無い。


バッツ一行が第二世界に旅立つ際に事実上乗り捨てられたが、第三世界に世界統合後、ちょうど乗り捨てられていた半島が海に沈んだせいで、海流に乗って再びバッツ一行の下に戻ってくる。

  • 余談だが、航行モードにしたまま海から半島に上陸して第二世界に行っても、第三世界では何故か飛行モードで半島に乗っかっている。
  • エンディングで登場しないこと、飛竜に乗って脱出していたことから、飛空艇は最終的に次元の狭間に乗り捨てられた可能性が高い。勿体ない。

なんとも芸の細かいことに、着水時は水が撥ね、離水時には水滴がきらめく。


NTT出版基礎知識編34、35Pに掲載された設定によると、全長35.7メートル。最高速度毎時72ノット。船体の素材は木材と天然炭素繊維。
大空に輝く天体を目指そうとしたロンカ人の作。
つまりFF4の魔導船のように宇宙に出ることを最終目標にして開発していた。
そのため加速や武装よりも高度重視。飛行高度は8900メートル。
2基搭載されたエンジンは巨大な電磁石とプラズマを利用した斥力発生装置の一種。
プロペラはエンジンとは別系統のタービンで作動する補助装置で、
エンジンが止まっても墜落することなく高度十数メートル程度を浮遊する。

  • 着水時、約3秒で飛行形態から航行形態へと変形する。航行時は水の抵抗であまり速度が出ない。

掲載スペック(特に高度)はアダマンタイトで改造する前なのか後なのかは不明。
改造前だとしたらロンカ遺跡が成層圏並みの高度に浮いていることになる。

  • 仮に成層圏並みだったとしても、土のクリスタルがある遺跡なので、その恵みにより空気などの問題はクリアされると思われる。
    バッツたちが生身で甲板をうろついたり戦闘してたりしても大丈夫だろう。
  • 速度のスペック的に、地球サイズの星で使用した場合、一周に2週間くらいかかる。

左右6門計12門の対地爆撃用の砲台が搭載されているが、基礎知識編の記述によれば300年以上昔に製造された老朽品なので使用不可。

  • ロンカ王国が滅びたのは500年前。基礎知識編とゲーム内の設定の両方を正しいとすれば、後年にロンカ王国とは別の勢力により武装が追加されたことになる。
    製造された数百年後に一度武装化され甦り再び忘れ去られるとは、暁の四戦士なみにドラマを背負った船である。
    • 製造元のロンカ王国と全く別かは不明で、バッツたちの時代でもロンカの末裔がジャコールの町に暮らしている事から、例えば王国滅亡後のロンカ人が武装を追加したといった可能性はあり得る。
  • 300年前という攻略本の記述が単なるミスという可能性もあるが、飛空艇や再起動したロンカ遺跡は稼働しているのに対し、砲台は機能しないという事で、高度な技術の失われた時代の武装として整合性は取れている。
  • 例のセリフはロンカ王国時代の遺物ではなく、300年くらい前に飛空艇を利用した人たちが残した物なのかもしれない。

SFC版ではカタパルトからの発進時、バッツ以外のキャラクターを先頭にしていても着陸後バッツが先頭になっている。
一種のバグ。


SFC版ではアダマンタイトによる改造時、ミドが「飛び上がって、さらにAボタンを押して上空に上がるほうをえらぶのじゃ!」と喋る誤植がある。
「じゃ!」と老人語である事からわかるように、本来はシドの台詞。

  • GBA版から修正された。顔グラフィックが会話主を表示するからであろう。

飛行時の外見は、前作のファルコン号とよく似た形。船体の色とプロペラの形が違う以外はほぼ同じ。


飛竜やボコでも代用可能なハマりポイントあり。
【視聴覚室】

FF5(iOS/Android版)

移動速度が下がってしまった。
本作の移動手段全てに言えることだがアビリティダッシュで加速させることもできる。
が、それでもSFC版より遅いと感じてしまう…。

  • 飛空艇の移動速度は下がったが、フィールド上の徒歩および黒チョコボや飛竜はダッシュで加速できるので、
    総合的な移動速度はスマホ版の方がはるかに速い。

ビッグブリッジに航行モードから上陸できなくなった。


洞窟入口に着陸するハマリバグ、およびカタパルトの上に着陸してテントやセーブが可能となるバグは修正済み。

FF5(ピクセルリマスター版)

プロペラが高速回転していないため、少々見た目に違和感がある。
また、水面での着水&離水時の「キラキラした水しぶき」も再現されていない。