→特技/【黒の衝撃】
→特技/【怪音波】
→青魔法・敵の技/【怪音波】
→アビリティ/【レベルダウン】
FF5
敵単体のレベルを半分にする効果を持つ青魔法。
元のレベルが奇数の場合、端数は切り捨て。
命中率66%。消費MP27。リフレクで反射される。
敵に使われる場合は普通に厄介。こちらのレベルが半減すると、攻撃の威力も激減してしまう。
「FF5の強さはレベルによらない」と言われがちだが、魔法攻撃は敵のレベルがしっかり威力に影響するルールになっている。
敵側の物理倍率は「攻撃回数」というモンスター種ごとの固定値で決まっているので、物理ダメージには確かに影響がない。
- とは言えもともと魔力0の敵も多く、分かりやすい変化としてはリジェネの回復量が落ちるくらいで、能力ダウンに関しては多くの場合有り難味がないと言わざるをえない。
- 効果がない相手としては悪名高いバイオソルジャーなどがいい例。やつのバイオの威力は、バイオの基礎威力80と魔法攻撃倍率の最低保障値である4をかけたもの。要するに「バイオが強いだけ」で使用者は魔法の才能0。黒の衝撃をいくらかけても威力は据え置き。
「黒の衝撃」自体の命中率は微妙なのだが、「敵のレベルを弄れる」という所がミソなのだ。
具体的にはレベル系魔法と組み合わせて使うのが黒の衝撃の主な用法になる。
レベル半減と端数切捨てによって敵のレベルを5の倍数にしてしまえば、レベル5デスでボスも瞬殺。
- 低レベル攻略でレベル5デスをラーニングしたい場合にも出番がある。
ゼザの船団戦のギルガメッシュ(Lv31)や、アトモス(Lv41)、カタストロフィー(Lv71)を瞬殺したい時にはどうぞ。
自分のレベルが5の倍数の時は、レベル5デスを避けるために自分にかけておこう。
端数は切捨てなので、レベルの1の位が"5"の時はこの魔法を1回、"0"の時は2回ほど自分に向けてぶっ放そう。
ラスボスのネオエクスデスにも効く場合がある。
右上はLv81なので1回、左上はLv83なので2回、左下はLv86なので3回でレベル5デスが効くようになる。
どれも元々のレベルが高めなので黒の衝撃が当たりにくいが、一発当たれば2回目以降は当たりやすい。
右下はLv67と低めだが、何回当てても5の倍数にはならない。
- 下2体はそれぞれ別の手段で一発なので、弱体化するのは実質的に上2体だけで十分であろう。
- それでもレベル5デスにこだわるなら、
67→黒の衝撃→33→サムソンパワー→43→黒の衝撃→21→黒の衝撃→10と
調合と組み合わせればいい。
レベル1の相手に使ってもレベル0にすることはできない。
エフェクトとメッセージは出るが、レベル1のまま変化していない。
また、最初からレベル0のグランドマミーに使ってもレベル1になってしまう。
これとは別に敵専用技としてほぼ同じような効果の怪音波が存在し、FF6では青魔法としてもこっちの名前になった。
名前の元ネタは、川久保玲、山本耀司が1982年のパリコレで発表した真っ黒な服についての評価である「黒の衝撃」か。
FF5(GBA版)
GBA版以降は老化の効果が強力になっているので、黒の衝撃とレベル2オールドのコンボもより有効になっている。
- レベル奇数の敵にレベル2オールドを当てたい場合によく利用した。
追加イベントのボスラッシュの全てを知る者に対しては、黒の衝撃→レベル2オールド→バーサクから倒すのが簡単だった。レア盗み狙い時の敵の無力化には、よくこのトリプルコンボを利用した。
追加モンスター勢ではハーデスが使用する。