青魔法・敵の技/【レベル~系魔法】

Last-modified: 2021-11-15 (月) 11:51:16

関連項目:アビリティ/【算術】


全般

FF5で初登場した系統の魔法。
~には数字などが入り、大半はその数字のレベルの倍数のキャラに効果が及ぶ。
数はあまり多くなく、結構知られているのもではレベル5デスがある。
因みにFFTAにはレベルDホーリーといった特殊な魔法が存在する。

  • 数字でないものが入っている場合”特殊な条件で設定されている数字”の倍数で適用される。

特定のレベルの相手を対象とした魔法の便宜上の総称。
主に青魔法や敵専用魔法、算術として使用される。

これらの強みは通常の魔法よりも回避する手段が少ないこと、
そして相手全体を対象としていることだろう。

が、別の見方をすれば他の醍醐味がある。
これらの魔法を習得できる時点や、どの敵に有効かを整理していくと
製作者側の意図が見えてくるのだ。
あるダンジョンに到着する想定レベルや強敵に対する救済措置などが。

自作RPGを考えている方には大事な視点ではなかろうか。


一番大事なのは、ボスでも瞬殺したりできる事。
というか、こういうのが出てきたのでボスにもレベルがあると知ったり、
ボスにレベルを設定するゲームが増えたりもした。

  • ただし、シリーズが進むごとに耐性無視効果がだんだん失われてきている。

基本的には敵の魔法だけあり、こちらが使うよりも敵に使われた方が厄介な魔法ではある。


素数であれば安心していい…と思いきや、
レベル?ホーリーレベル素数デスなどがあるため気が抜けない。


2から5のいずれかの倍数に効果がある技がほとんど。
そのため、約数にそれらの数をもたない合成数であれば素数でなくても全ての技が防げる。
それに当てはまるレベルは以下の通り。()内はその数がもつ約数。

  • 49(1、7、49)
  • 77(1、7、11、77)
  • 91(1、7、13、91)

これらの整数は合成数であるため、「レベル素数デス」も防げる。
ちなみに、レベルが1ならほぼ全ての技が防げる(「レベル?ホーリー」などは防げないことがある)。

  • レベル?ホーリーは条件を満たせば上記の合成数でもヒットする。
  • 将来レベル7○○が出てきたら49、77、91にも当てられる。因みに2、3、5、7、素数さえあれば2~100のいずれでもどれか必ず当たる。

60と72は約数が多いためレベル攻撃を受けやすい。

  • 特に60は2、3、4、5の最小公倍数であるためこれら全てを食らってしまう。

強力な魔法ほど、当てはまる倍数が少ない数、すなわち大きい数字が当てられやすい。
特にデスはほとんどの作品で5が当てられている。
簡単に条件を満たされてはいけないとの配慮だろう。


数字の部分は日本語と英語のどっちで読むのが普通なんだろうか?
自分とその周りは昔から日本語(レベルごデス等)だけど、
もしかしたら英語(レベルファイブデス等)が正しいのかも…。


作品によっては、レベルカンストすると特定のレベル系魔法が常時効く状態になってしまうので使ってくる敵相手に少し工夫が必要になる。
神竜にレベル3フレアで葬られたりオメガウェポンにレベル5デスで葬られた人は割といるんじゃなかろうか。


敵によってはレベルが0というのもいる。
こいつには全てのレベル系魔法が通用する。

  • 何?レベルが0ならどのレベル系魔法も通用しないのではないのか!?
  • レベル系魔法の成否の処理を、除算の余りの数でしているならおかしいことではない。
    倍数を割るとすべて余りは0となる。
    0はどの数で割っても余り0となるため、いかなるレベル系魔法でも発動条件を満たすことになる。
    • 解釈にもよるけど、0はあらゆる数の倍数なので余りを持ち出すまでもなく普通に正しい。念のため突っ込んでおくと↑2は某アニメのパロディなので深く考えないように……

FF5


覚えておくと何かと便利なのでラーニングしておこう。


FF5ではリフレクで全て反射されてしまう。
レベル5デスを反射させて回復するなんて技もできるが、あまりお勧めはしない。


初登場のFF5ではパーティーが4人で進行する場面がほとんどであり、キャラの経験値に差がつきにくい。
意識して経験値をずらさないと4人全員レベルが同じなんてことはざらである。
そのため、くらう場合は4人全員が対象になってしまうことも多々ある。
特に「レベル5デス」の場合はいきなり全滅なんてことも。気をつけたい。

  • 同じことはモンスター側にもいえる。混成相手でもとりあえず使ってみると全員が対象だった、という珍事は多い。

ゲーム後半、第三世界レナ離脱イベントは、ピラミッド探索でレベル差を設けてレベル系魔法による一網打尽を防ぐ意図もあると思われる。


青魔法「黒の衝撃」や調合で敵のレベルを調節できるため、効く相手だけでなく普通は効かない相手にも無理やり発動させることができ、最も使い道が広かった。
これ以降は敵のレベルを操作できなくなる(FF6・FF8を除く)ので効く相手に使う程度に留まり、
使用頻度は減っていく。


2chのFF5スレではたまに、レス番が3や5の倍数の書き込みに対して、
例えば「>>10 レス番5デス」等と書き込まれるおふざけが見られる。
FF5プレイヤーの間でレベル~系魔法がいかに印象深いかがうかがえる。


レベル2オールド、レベル5デスは対象の耐性を無視する(レベル4グラビガは耐性を無視できない)。
このため、即死耐性を持つ大ボス達でさえ、レベルが5の倍数の状態ならレベル5デスには抗えない。
ただしアンデッドはレベル5デスでもHPが全回復するので通用しない。
常時リフレクの敵もリフレクを解除する手段が無いためこちらのレベル魔法が通用しない。


地味に各種レベル魔法は操った場合敵側にしかかけられない(味方側にかけられない)。
このため操ってラーニングするなら敵をリフレク状態にする手段が必要となる。
反射させた場合は味方側の1人にランダムでかかるため、ラーニングできるキャラを複数用意したい。

  • 味方側が直接使用する場合でも、デフォルトで味方側にかけることはできない。

FF6


FF5と違って味方サイドが使うことはあまり多くない。逆に敵に使われた場合に注意すべき魔法になる。
一応、青魔法の「怪音波」でレベルが下げられるが、即死耐性を持っているとそれも不可能。
本作において即死耐性は、味方は付けにくいものの敵は普通に持っていることが多いので。


魔法回避率は無視するが、耐性は無視できない。
重要な敵のほとんどが耐性を持っているため、実用性はかなり低い。


今作ではこれに限らず「おぼえたわざ」はデフォルト対象が固定(一部全体化の選択は可)となっているので、味方側に直接かける事は出来ない。

FF7


こちらにとって有用なのはレベル4自爆か。「みやぶる」で敵のレベルが分かってしまえばあとは・・・

FF8


レベル?デスはピンチ度で倍数が1から4まで変化する。定番のレベル5デスは敵専用。

  • FF8では最大レベルが99ではなく100なので全員をカンストまで育ててしまうと恐ろしい事になる。

FF9


「レベル3デフレス」の元となるはずの「デフレス」なる魔法は未登場。何気に珍しい。

FF11

アーリマンの特殊技に「レベル5石化」「レベル3石化」という技と、
ケット・シー・ケッヘ」の特殊技「レベル?ホーリー」が存在する。
FF11ではレベル倍数魔法は(今のところ)これだけ。

FF12

敵専用魔法。
ザルエラは全てのレベル魔法を使用する。
それ以外の敵には素数レベルにすれば無効化も可能。


全てのレベル魔法が無効化できるレベルは、1、49、77、91。
レベルが低いと何らかのレベル魔法を受けてしまうので、ザルエラと戦う時は注意。
ザルエラと戦う時は、最低でも、レベルを「3の倍数でも素数でもない奇数(ザルエラのレベルに近いものは小さい順に35,49,55と並ぶ。)」にしておこう。

  • レベルがどうしても避けられ得ない数字のときは状態異常無効化アクセサリで防御しよう。
    睡眠は西陣の帯で、ドンアクは黒帯で。石化中はギリギリまで放置して治療で構わないだろう。逆転は逆利用してしまおう。
    とにかく素数だけは(即死無効化が存在しないため)避ける。
    • 身も蓋もないことを言うとこのゲームはバトル中に装備を変えることができる。
      そして技は、構える→一人ずつエフェクト→発生という流れをとるので
      発生前に装備を変えることで睡眠、ドンアク、石化中は防げてしまう。
      一応キャンセル技が発動してしまうメリット・デメリットはあるものの
      対策がレベル上げなので面倒臭さ、調整にメンバー交代が必要だが
      バトルメンバーを変える自力がないなど利用価値はあると思われる。
      抵抗がない人はやってみるのもいいだろう。

「レベル2スリプル」ではなく「レベル2睡眠」なのが地味に気になる点。
何故これだけ魔法名ではないのか……

  • そもそも上記の表は間違っている。 レベル5はリバースではなく【レベル5逆転】が正しい。

FF14

やはりアーリマン系統や歴代シリーズの敵などが使ってくる。
レベル5石化、レベル5デス、レベルX石化、レベル100フレア、レベル150デス…。
後ろ2つは「攻撃範囲内に居るキャラクターのレベル合計」を参照するかなり特殊な仕様。


「レベル5石化」「レベル5デス」が青魔法としてラーニング可能。

FFT

算術士のジョブコマンド「算術」を使って、
対象範囲として「レベル」と「345素数」を組み合わせればレベル系魔法を再現できる。

FFTA


なお、戦闘中にレベルが上がるので、敵のレベルを弄って当てるということは一応可能。


レベル?SフレアとレベルDホーリーはマップ全体が攻撃範囲となり、敵味方の区別無く攻撃する。
レベル3デフレス、レベル5デスの攻撃範囲は通常の魔法と同じ。

FFTA2

裏魔法として登場。やっぱり範囲は全体で敵味方関係なし。
シャドウフレアも青魔法ではなくなり、ラーニングできるものは無くなった。

TFF

レベルとありながら実際レベルは関係なく、チェイン数で決まる。

チョコボの不思議なダンジョン

この作品では敵専用魔法として登場する。
レベルトリッカーレベルチェッカーが使用する。
効果は本家とは違うものもある。内容は、
レベルトリッカー

レベルチェッカー


武器の追加効果としても【レベル3デス】【レベル4デス】が登場する。