※オファー条件を満たしていない場合。
Shantotto : まったく、
どういうことですの!?
Shantotto : なぜ、
アジドマルジドがよくて、
わたくしはダメなんですの!?
Shantotto : ウィンダスのフェイス使用許可証を
見せびらかしにくる冒険者がいたら、
ひっ捕まえて、呪ってさしあげなくては!
- ウィンダス石の区のShantottoに話しかける。
どういうことですの!?
Shantotto : なぜ、
アジドマルジドがよくて、
わたくしはダメなんですの!?
Shantotto : あら、[Your Name]。
ちょうどいいときに来ましたわね……。
Shantotto : あなたに命じますわ!
Shantotto : このわたくしと
新魔法「フェイス改」に挑戦し、
みごとに成功させなさい!
はい
いいえ
「フェイス」じゃなくて?
Shantotto : 細かいことは
どうでもいいのですわ!
オーッホホホホホ!
Shantotto : ……あら!
わたくし、ブチ切れますわよ!?
Shantotto : よくぞ、
きっぱりとおっしゃいました。
Shantotto : そう言ったからには、
魔法が失敗した場合、わたくし久々に、
本気になって……しばきたおしますわよ?
は、はい……
やっぱりやめる
Shantotto : オヤマァ!
そんなに怯える必要はございません。
Shantotto : この新魔法のカラクリ。
わたくしには見当がついておりますの。
Shantotto : ほら、わたくしの偽者が
たくさん増えた件を覚えているでしょう?
Shantotto : 実はわたくし、
他にもいくつか、この世界とは別の世界に
旅したことがございましてね。
Shantotto : ここヴァナ・ディールで
ちんまり暮らしているわたくしたちは、
なーんにもわかってなかったことを知りましたの。
Shantotto : わたくしたちが
認識してる世界というのは、
わたくしたちが考えているよりも、
とっても広くて深いのですわ。
Shantotto : そして、世界は
一見バラバラのようでいて、
方法さえわかれば行き来できるのです。
Shantotto : おわかりですこと?
つまり、世界は繋がっているのですわ。
は、はい……
さっぱり!
Shantotto : ばかちんですわね。
Shantotto : ほんとうに
おわかりになっているんですの?
バラバラの世界が、実は繋がっているなら、
バラバラの人と人も、実は繋がっていると
考えられませんこと?
Shantotto : ……ええ、もちろん、
人とは限りませんことね。
生きるもの、すべての心が実は繋がっている……
Shantotto : その繋がりを
魔法に応用できないものかしら?
Shantotto : 例えば、
他人の考えを筒抜けにしてしまう魔法を編み出し、
いちばん痛いところをグリグリするとか。
Shantotto : ……と、そんなことを
考えていましたら、ジュノ魔法学会が
「フェイス」とかいう魔法を
編み出したとか言うじゃありませんの!
Shantotto : 信頼・親愛・友情とか
きれい事をのたまっているようですけど、
心と心の繋がりを利用しているのは明らか。
Shantotto : わたくしの考えを
盗んだに違いありませんわ!
Shantotto : しかも、
しかもですことよ?
Shantotto : わたくしが
フェイスを使用することを
禁じた方がよいと言って……
Shantotto : フェイス用のスクロールを
わたくしに渡しませんでしたのよ!
Shantotto : ……わたくしの
どす黒い考えを盗んだに違いありませんわ!
Shantotto : まったく。
あちらがその気なら、よござんす。
Shantotto : わたくしは、フェイスを
自力で編み出すことにいたしました。
Shantotto : その初めての実験台が、あなた。
ほんとうに光栄なことですわよ、
オーッホホホホホホ!
Shantotto : さぁ、目を閉じて、
命がけで、わたくしのことを考えなさい!
鼻から血と汁が出るほど、考えなさい!
Shantotto : ……。
Shantotto : 失敗、なのかしら?
Shantotto : それなら、仕方ありませんことね。
さあ、目を閉じて、永遠の闇に飲まれなさい?
Shantotto : 思えば、
あなたと出会ったときから
問題のある冒険者だと思っていました。
土足であがりこみ……
殺タルタル未遂事件まで犯し……
Shantotto : え?
その犯人は、わたくしですって?
Shantotto : オホホ、
これは走馬燈用のナレーションなんですから
ちょっと黙ってらっしゃい。
いつのまにか闇の王を倒すまでに。
この地に、星月の力を取り戻してくれました。
Shantotto : この件では、
あなたに100点満点をあげましょう。
アジドマルジドも、面倒をかけたようですしねぇ。
あなたがプリッシュという子を連れてきたことで、
ウィンダスは再び、大混乱になりましたわね。
Shantotto : ヨランオラン博士は、
酔っ払うと、いまだに愚痴りますことよ?
「隠し子なんていない!」と、大声で!
Shantotto : よくよく考えると
おもしろかったので、あの件は
このわたくしが赦しましょう。オホホホ!
アトルガン皇国で、ラグナロクなんて
すてきな事件を引き起こしてくださいましたわね?
Shantotto : あら、あれは未遂だったかしら?
オホホ、そんなことはどうでもよろしい。
Shantotto : わたくし久々に
軍事予算を限度額まで使いまくって、
ああ、たのしか……ごほん、たいへんでしたわ!
わたくしがお供にしていた特注カーディアンに
勝利したこともありました。
Shantotto : あのとき、
マルコヴィチさんだけではなく、あなたも
お休みさせてあげればよかったですわね!
ローズカルテットを倒すという
快挙もなしとげました。
Shantotto : シャントット先生の授業は
どうだったかしら。魔法学校であの人形を
使うよう、コルモル博士に勧めたんですけれど。
Shantotto : あなたがもう少し、
いい宣伝をしてまわってくれていたら、
さっさと起用されていましたのに、まったく……。
どうして、あなたはフェイス改を
成功させなかったんですの?
Shantotto : 星の大樹を助けるために、
わたくしとコルモル博士、ヨランオラン博士で
駆けずりまわったことがあったでしょう?
Shantotto : あのときに、わたくし、
下水くさくなった帽子をあげましたわよね。
そのお礼をするなら、今でしたわよ?
そろそろ、あなたの人生を終わりにして
さしあげましょうかしら……と、あら???
Shantotto : 成功、なのかしら?
Shantotto : オーッホッホホホ!
命の灯火が消えそうになるとき、
バカ力が出るというのは、ほんとうですのね!
Shantotto : よくがんばりました。
あなたは、わたくしの分身が
呼び出せるようになりましたわよ。
Shantotto : 新魔法のカラクリについて
わたくしの見解が間違っていないことが
これで証明されましたわ。
Shantotto : けれども、
まだまだ秘密がありそうですわね……。
Shantotto : まあ、それはおいおい、
あなたがみつけておいきなさい。
スゴイ発見があったら、わたくしに教えなさい!
Shantotto : ……と、
こうしている場合でありませんでしたわ。
さっさとここから出ていきなさいな。
Shantotto : そうしたら、
わたくしを見張っているヒウォンビウォンを
闇の底から、目覚めさせますから。
Shantotto : あまり時間をかけると
殺タルタル未遂事件が、ほんとうの
殺タルタル事件になってしまいますからね!
Shantotto : オーッホホホホホ!
フェイス:シャントットを習得した!
Hiwon-Biwon : ……ウググ……。
Hiwon-Biwon : 闇が……目玉が……
グルグルウウウグググ……。
Hiwon-Biwon : ううん……。
……なんだか、気分が良くなってきたぞ……?
Hiwon-Biwon : なんか、霧が晴れたような気分だ!
肩のあたりも軽くなったし、今までの気分の悪さが
ウソみたいになっちゃったよ!