- ル・ルデの庭・大公宮のJamalに話しかける。
Jamal : ううむ、やはり伝記を
読むだけでは、成功は難しいか……。
Jamal : む。
君はフェイスの体験者だな。
何か言う?
いいえ
いまのは、なにを?
「いいえ」
Jamal : おや、違ったか。
発してる魔力光がそれだったが……
っと、いや、なんでもない。気のせいだ。
「いまのは、なにを?」
Jamal : なに、とある淑女がな
自力で我々が生み出したフェイスを
成し遂げたと噂を耳にしたのでね。
Jamal : わたしもそれに触発され
新たなステージをこうして目指していたのだ。
……そして、簡単ではないというのを
この身で痛感したところさ。
Jamal : 相手を思う力……。
絆を度外視した、知のみで行うフェイス。
成功すれば、伝記などからも偉人を生成できる……
そうなるはずだったのだ。
Jamal : だが、絆の力は不可欠。
ま、目には見えないものだがね。
できて第三者の絆を「盟」として転写するのが
いま到達できる領域、とでもいおうか。
Jamal : だが、いずれは……
Jamal : と、すまないな。
つい語りに熱くなってしまった。
Jamal : おや、ふむ……。
これは興味深い……。
Jamal : なかなか面白い光だ。
……いや、こちらのひとりごとだ。
よいフェイスの使い手とみた、君に
面白いものをあげよう。
Jamal : 未完成のスクロール束。
さきほどいった、第三者の絆を盟として
転写するスクロールだ。
Jamal : 第三者。
つまり、まったくの他人を介し
その者と特定の対象との絆を元に
フェイス生成をしてもらうというものだ。
Jamal : だが、まだまだ研究段階でね
残念ながら、我々が盟と呼ぶ形にするのが
関の山といったところだ。
Jamal : 盟となったスクロールを
フェイスとして使用するためには
各街に派遣されている担当員の協力が必要だ。
手間ではあるが、きっと役に立つだろう。
Jamal : 無論、我々の研究にもな。
Jamal : 絆の力は切っても切れん。
「転写を行う者が、対象とどれだけ
精通しているのか」。この点が成功の鍵ともいえる。
Jamal : 君が「この人だ!」と
思える人物がいたら頼み込んでみるといい。
フェイス自体は生成はされないからな。
例え辺境でも、周りから怪しくはうつらんだろう。
だいじなもの:未完成のスクロール束を手にいれた!
・未完成のスクロール束
フェイスを研究している
ジャマールから入手したスクロールの束。
第三者の絆を「盟」として転写する
スクロールだと言うが……。