耀国(正仮名遣:ようこく、耀国方言:やをくく、正字体:耀國、英語:Yawo state)は、瑞穂唯一の「国」であり、耀島(北洋島)の13会と島嶼部を管轄する広域自治体の一つである。
耀国 | ||
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龍旗 | 龍章 | |
国 | 瑞穂国 | 目次 |
別称 | 耀 北洋 北夷 | |
総督府所在地 | 北平会 | |
最大都市 | 北平会 | |
設置 | 1880年9月1日 | |
前身 | 耀王国(~1880年3月16日) 北平国(1880年3月17日~1880年8月31日) | |
面積 | 11,310.000k㎡ | |
人口 | 272万人 | |
人口密度 | 240人/k㎡ | |
国花 | ナシ | |
国樹 | ナシ | |
国鳥 | トキ | |
耀王 | 德漢詔(光大宮耀王) | |
首長 | 古平明(耀国総督,大耀治平社社長) | |
議会 | 耀国長会 | |
与党 | 大耀治平社 | |
行政区画 | 13会 | |
概要
耀国は耀島に位置する。耀島は、瑞穂国側からは主に北洋島(ほくようじま)、古くは北夷島(ほくいじま)と呼ばれており、現在も耀島と北洋島の二つの表記が並立している。耀国としては一貫して耀島を使っているので現在は国民の間でも耀島の呼称が一般化してきている。耀国は耀国制に基づき、耀国総督を首長、長会を議会とするなど、他県とは異なった制度で自治が行われている。
耀国地図 |
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耀国の地方の単位は「会」や「団」、「衆」である。現在「衆」を称する単位は無い。現在の長会はこれら地方会の12人と総督の合計13人で構成されている。長会は構成人数が少ないためたくさんの事に手が回らないことから、各地方の自治体の権限が強い。
沿革
1880年2月1日に耀王国に欧米列強の進出によって1国での独立が不可能であると考えた何人かの長(おさ)の長会(おさかい)への発議により、それまでの貿易相手国であり、当時近代化をすすめていた瑞穂国に保護と併合を要請することを賛成11、反対1で可決、瑞穂国側は形の上ではこれに応じる形式で耀王国を併合した。ところが実際は、当時既に耀王国に領事館などを設置し、外交では最大の影響力を持っていた瑞穂国としても、併合により太平洋へ進出を進めようと「長」達を金で買収したり、脅して圧力をかけたりした。両国の間では耀国併合条約が結ばれた。瑞穂国は併合後の1880年3月17日、耀王国の首都だった北平を中心として新たに北平国を設置した(北平国の知事は官選)。それと同時に王位は廃位になった。地方区分(会団衆やその下部にある郷)は存続されたが、長会は廃止された。ただし併合に賛成した大関青龍団以外の11人の長はその任を解かれることなく瑞穂国からその会団衆の長として再任用された。1880年9月に北平国は耀国に改称し、それと同時に長会が復活。以降、瑞穂標準語教育が行われ、本土人との同化が進んでいるが、耀国人は瑞穂国へ帰属意識を持ちながら、耀国という「国」にも矜恃、アイデンティティを持っており、独自の文化を守っている。
自治制度
概要
耀国の制度は「耀国制」によって定められ、他県の制度よりも自治権が大きい。これは、耀国がかつて独立国であったことが背景にある。耀国は併合後中央集権制に組み込まれたが、伝統的な制度を惜しみ、自治を求める耀国公民らの働きかけによって、自治制度が確立された。
耀国の首長である総督は公選で選ばれる(長会の議長を兼任する)。市町村は「会」、「団」、「衆」(現在「衆」と称する自治体はない。)などと称し、会や団の長は、公選によって選ばれる。長会は王国時代から続く伝統的な議会制度である。長会は、地方ごとに表決権を振り分け、この表決権を行使する議員を寄合が選ぶ、という形をとる。それぞれの寄合は自分の地域の表決権を行使する議員を選出し、地域一括でこれを行使する。表決は、地域ごとに一括で行使しなければならず、分割して行使することはできない。地方ごとの政策は各長が主宰する公選の議会である「会寄合」、「団寄合」、「衆寄合」が決定している。また、会団の下位にはさらに「郷(ごう,きょう,さと)」とよばれる単位がある。また、耀国長会は条例の代わりに「総督府令」の施行によって一部立法(農業、漁業、林業、開発、教育、環境、健康、内務、消防、地方自治、体育、芸術、運輸、観光、研究、統計、社会福祉、監獄運営など)を行える。稀に総督府令が瑞穂国の法と矛盾する場合があるが、この時は瑞穂国帝国議会が決定を覆す、または大審院が違憲判決を行うことで廃案、廃止できる。逆に、否決されない場合は本国の法律に矛盾しても良いと解釈する。総督府令に関する司法権も、(大審院による終審は本国で行うが)耀国の裁判所が持っている。なお、総督府令は長会が決定し、総督の名において制定する。総督令には、耀国制で認められた自治制度について詳細に規定している「耀国総督府組織法」や、監獄を運営するための「耀国監獄令」などがある。
総督
総督は耀国制及び耀国総督府組織法で定められた耀国の首長。1947年以前は官選、1947年からは公選となっており、耀国公民からの直接選挙によって選ばれ、大祝が任命する。総督は親任官であり、宮中の席次としては太政大臣以下国務大臣や枢密院議長、大審院長、宮内大臣、尚書府大臣、陸軍大将、海軍大将、空軍大将などに次ぐ。総督は耀国の地方議会である長会の議長も務め、長会の議決を経て総督府令を発するなど、耀国内では大きな権限を有する。官選時代の任期は最長6年、民選になってからは最長4年、連続2期まで。なお、「副総督」に当たるのは総督公舎(本国の内閣書記官室に相当)の政務総監である。
代 | 総督 | 期間 | 所属 | 備考 |
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北平国知事 | ||||
- | 田中易文 | 1880年3月17日~1880年8月31日 | 帝国陸軍 | 陸軍大将、武官知事 |
官選総督 | ||||
1 | 宮河院禮胤 | 1880年9月1日~1886年8月31日 | 帝国陸軍 | 陸軍大将、武官総督 |
2 | 牧田惟章 | 1886年9月1日~1892年月31日 | 内務省官僚 | 元内務省地方局官吏 |
3 | 小谷正洋 | 1892年9月1日~1897年12月12日 | 内務省官僚 | 元近衛県官選知事 |
4 | 松本育夫 | 1897年12月13日~1902年3月31日 | 内務省官僚 | 元内務省警保局局長 |
5 | 鄧和弘 | 1902年4月1日~1908年3月31日 | 内務省官僚 | 元内務省地方局官吏 |
6 | 守屋実末 | 1908年4月1日~1914年3月31日 | 内務省官僚 | 衛州守屋家当主、元神祇省近衛県神社局局長、元内務省宗教局官吏 |
7 | 衛門左近守一郎太 | 1914年4月1日~1920年3月31日 | 帝国陸軍 | 陸軍中将、武官総督 |
8 | 德漢興 | 1920年4月1日~1926年3月31日 | 無所属 | 耀王德家初代(11代)当主・光大宮耀王 |
9 | 1926年4月1日~1932年3月31日 | 無所属 | 耀王德家初代(11代)当主・光大宮耀王 | |
10 | 六部令泉 | 1932年4月1日~1938年3月31日 | 無所属 | 平原宮宮司 |
11 | 美里聡 | 1938年4月1日~1942年 | 内務省官僚 | 元内務省地方局官吏 |
12 | 德漢学 | 1942年5月1日~1947年4月30日 | 無所属 | 耀王德家2代(12代)当主・慶安宮耀王 |
公選総督 | ||||
13 | 德漢学 | 1947年5月1日~1951年4月30日 | 無所属 | 耀王德家2代(12代)当主・慶安宮耀王 |
14 | 秦順治 | 1951年5月1日~1955年4月30日 | 大耀治平社 | 大耀治平社社長 |
15 | 杉山英二 | 1955年5月1日~1958年3月11日 | 大耀治平社 | 大耀治平社社長 |
代理 | 高波清 | 1958年3月11日~1958年3月31日 | 大耀治平社 | 政務総監・総督代理、大耀治平社幹事長 |
16 | 田岡迅作 | 1958年4月1日~1962年3月31日 | 耀国進歩党→耀国公民党 | 耀国進歩党総裁→耀国公民党党首 |
17 | 龍立教 | 1962年4月1日~1966年3月31日 | 大耀治平社 | 大耀治平社社長 |
18 | 1966年4月1日~1968年11月25日 | 大耀治平社 | 大耀治平社社長 | |
19 | 祭渡高志 | 1968年11月26日~1972年11月25日 | 耀国公民党 | 耀国公民党党首 |
20 | 莉美扇 | 1972年11月26日~1976年11月25日 | 自治革新の会 | 自治革新の会代表・初の女性総督 |
21 | 大月博人 | 1976年11月26日~1980年3月31日 | 大耀治平社 | 大耀治平社社長 |
22 | 1980年4月1日~1984年3月31日 | 大耀治平社 | 大耀治平社社長 | |
23 | 谷内幸志 | 1984年4月1日~1988年3月31日 | 大耀治平社 | 大耀治平社社長 |
24 | 沓掛将道 | 1988年4月1日~1992年3月31日 | 耀国公民党 | 耀国公民党党首 |
25 | 1992年4月1日~1996年3月31日 | 耀国公民党 | 耀国公民党党首 | |
26 | 峯咲子 | 1996年4月1日~1999年1月2日 | 耀国公民党 | 耀国公民党党首・女性総督 |
代理 | 古田満 | 1999年1月3日~1999年1月2日 | 耀国公民党 | 政務総監・総督代理、耀国公民党幹事長 |
27 | 大関誠 | 1999年2月1日~2002年3月31日 | 大耀治平社 | 大耀治平社社長 |
28 | 2002年4月1日~2006年3月31日 | 大耀治平社 | 大耀治平社社長 | |
29 | 五嶋清隆 | 2006年4月1日~2010年3月31日 | 大耀治平社 | 大耀治平社社長 |
30 | 2010年4月1日~2014年3月31日 | 大耀治平社 | 大耀治平社社長 | |
31 | 劉長明 | 2014年4月1日~2018年3月31日 | 無所属→大耀治平社 | 無所属・大耀治平社推薦で立候補し、当選後入社。大耀治平社参与。 |
32 | 古平明 | 2018年4月1日~2022年3月31日 | 大耀治平社 | 大耀治平社社長 |
33 | 2022年4月1日~現在 | 大耀治平社 | 大耀治平社社長 |
総督府
総督府は他県の県庁に当たる地方行政府であり、耀国総督を長とする。瑞穂国の内閣や省庁に当たる。「掛(ガカリ。総務方掛 など)」が機関の名前で、「頭(トウ。総務頭 など)」は方の長官を指す。総督府内部部局については「耀国総督府組織法」と補足法令によって定められている。
総督府内部部局
- 総督顧問団*1
- 総督公舎*2
- 法制副掛
- 人事副掛
- 北平逓信局
- 王室御用掛
- 洋楽隊
- 総務掛
- 専売副掛
- 環境掛
- 財務掛
- 主税副掛
- 交通掛
- 鉄道院北平鉄道局
- 農商工掛
- 労働掛
- 法務掛
- 学務掛
- 文化副掛
- 体育副掛
- 耀国運動競技協団
総督府所属官署
所属官署は耀国総督府組織法に規定されていない、本国の法令及び総督府令で設置される。本国の出先機関は出先機関は本国の法令と共に総督府令にも従う必要がある。
- 本国出先機関
- 耀国地方自治局
- 北平神道事務局
- 耀国警察部
- 北平禁衛警察署
- 耀国消防団
- 北平労働基準監督署
- 裁判所
- 監獄*3
- 府令設置機関・その他
- 選挙監視団
- 人権保護公員団
- 学務公員団
長会
長会(Yawo State Assembly,長會)は、耀国の一院制の地方議会である。それぞれの会・団で選出される1人または複数の長会代表委員が議員となる間接選挙制。それぞれの会・団には議員数と必ずしも同じではない数の表決権が割り振られており、会・団単位で一括して行使する。それぞれの会・団の選挙後直ぐに代表選挙が行われるため、総選挙などは行われない。また、この制度は総督と議会のねじれ状態が生まれやすい。
おさかい 長会 Yawo State Assembly | ||
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議会運営 | 三読会制 | |
種類 | 一院制 | |
議院 | 長会 | |
議長 | 総督 | |
任期 | 不定 | |
設置 | 1880年9月1日 | |
前身 | 耀王国長会(~1880年3月16日) 北平国拓務院法制局(1880年3月17日~1880年8月31日) | |
構成 | ||
定数 : 59 | ||
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<院内勢力> 執政公社 █総督(1) █大耀治平社(28) 在野公社 █ 耀国公民党(11) █ 民友団(7) █ 北洋民主同盟(4) █ 自治民主党(2) █ 無会派(6) | ||
議事堂 | ||
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会派
会派名 | 議員数 | 内訳 |
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大耀治平社 | 28 | 大耀治平社 28 |
公民・自治クラブ | 14 | 耀国公民党 11、自治民主党 2、無所属 1 |
民友団 | 7 | 民友団 7 |
北洋民主同盟 | 4 | 北洋民主同盟 4 |
無会派 | 6 | 総督 1、無所属5 |
計(定数) | 59 |
王
「王室」も参照。
王(おう)は瑞穂国の自治体、耀国の文化的象徴である。かつての独立国、耀王国の王室であり、併合後、瑞穂国の神室に準じた扱いを受けている。瑞穂国及び耀国における王と王室の立場については、耀国王室身位令で「耀国及び耀国公民の文化と伝統の象徴」であると定められている。
関連項目
関連項目
地方 | 地方区分 - 信京府(守矢京 - 左京郡? - 右京郡? - 居下郡? - 東亜郡 - 宮門郡? - 錦織郡? - 富兵郡?) - 耀国 - 祝部県? | |
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地理 | 架創遺産 - 国宝 - 神社(神宮) - 城郭 - 寺院 - 御殿 | |
歴史 | 国史 - 元号 - 耀王国 - 近衛京? - 安曇京? - 近衛幕府? - 木曾幕府? - 仁政維新? | |
政治 | 大祝 - 神室 - 王室 - 五官祝(神長官 - 禰宜大夫? - 権祝? - 擬祝? - 副祝?) - 政府 - 内閣 - 枢密院 - 議会(元老院 - 公議院) - 五官会議 - 裁判所? - 政党 - 官軍 - 陸軍?(憲兵? - 近衛師団?) - 海軍? - 海軍航空隊? - 空軍? - 海上保安隊? | |
組織 | 文部省? - 宮内省?(陰陽寮) - 神祇省? - 官立星学技術研究所? - 瑞穂専売公社? | |
経済 | 束 - 国立銀行? - 観光? - 企業 - 宇宙開発? - 発電所 - 鉄道? - 航空 | |
社会 | 瑞穂語 - 法令(憲法) - 学校 - 人物 - 栄典 - 神道? - 各種年齢? | |
体育 | 体育 - 大瑞穂体育協会 - 大瑞穂聯体委員会? - 瑞穂蹴球軍 | |
文化 | 神宮競技大会? - 文部省美術展覧会? - 神長官競書大会? - 官立高等学校柔剣道大会 - 名族協会? - 瑞穂赤卍字社? - 公議院書籍館? - 帝国図書館? - 東洋競技大会? | |
その他 | 架創国家連合(INC) - 瑞穂・ルイス宇宙機関 - 防衛聯合演習- 創作メンバー - 画像フォルダ - 関連項目 | |
清洲国 | ||
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国家 | 清洲国 | |
地方 | 地方区分? - 建京特別市? - 恵州特別市? - 龍河省? - 白山省? - 錦濤省? - 景徳省? - 董園省? - 馬公省? - 高隆省? - 江原省? - 彊化省? - 康安自治省? - 阿蒙省公署委員会? - 嶺北州 | |
地理 | 天地壇? - 革命烈士廟? - 建京神廟? | |
歴史 | 歴史? - 思華民国軍政府 - 思華民国革命政府? - 徳丹聯盟自治政府? - 松韻洞政務委員会? - 董園自治政府? - 高隆自治政府? - 馬公聯合委員会? | |
政治 | 執政 - 参議府? - 国民会議?(国民会議全国委員会 - 国民会議中央選挙委員会?) - 国務院? - 立法院 - 監察院? - 法院? - 政党(清洲国新民会) - 国軍(陸軍? - 海軍? - 空軍? - 憲兵?) - 先鋒隊(本隊? - 水師? - 飛行隊? - 侍衛処? - 中央倶楽部?) | |
経済 | 清洲国束? | |
社会 | 人物 - 法令 - 清洲国約法 - 清洲国政府組織法? - 清洲国組織法? - 嶺北州基本法 | |
文化 | 清洲国体育聯盟? -足球清洲国代表? - 清洲国紅卍字会? - 清洲国煙酒総公司? | |
行事 | 清洲国全国運動会? - 清洲国教育部芸術展? - 東洋競技大会? | |
その他 | 架創国家連合(INC)- 画像フォルダ - 関連項目 | |