げんろういん 元老院 House of Councillors | |||
---|---|---|---|
議会運営 | 三読会制 | 目次 | |
会期制 | |||
種類 | 帝国議会上院 | ||
設立 | 1894年12月1日 | ||
元老院議長 | 花山院惟明(黎明会) | ||
元老院副議長 | 千野安豊(憲政会) | ||
任期 | 公選議員:6年 官選議員:不定 | ||
構成 | |||
定数:220 200(官選) 20(公選) | |||
<元老院院内勢力>(会派別) ■ 黎明会(28) ■ 憲政会(28) ■ 攻学会(25) ■ 丹頂会(25) ■ 硯友会(19) ■ 進士会(14) ■ 交友会(12) ■ 庚辰会(6) ■ 自治倶楽部(15) ■ 為公会(12) ■ 体育議員団(5) ■ 瑞穂社会同盟(5) ■ 無所属(26*1) | |||
元老院委員会 | 特別委員会 | ||
常設委員会 | 予算委員会 請願委員会 懲罰委員会 決算委員会 資格審査委員会 | ||
選挙 | |||
元老院選挙制度 | 官選・互選・全国区制 | ||
前回通常選挙 | 2019年6月19日 | ||
次回通常選挙 | 2025年 | ||
議事堂 | |||
帝国議会議事堂 | |||
概要
元老院は帝国議会の上院に当たる議院で、元院や老院と略される。 一部を除いて公議院と同格の関係にある。元老院議員は元老院議官、または単に議官とも呼ばれる。公選の議員及び非公選の神氏議員・公家・名家議員・官僚系勅任議員・有識者勅任議員等によって構成され、公選の議員には6年に一度の、非公選については数年に一度の議員の再検討が行われる。「良識の府」と呼ばれ、政党が存在しないため公議院のような乱闘騒ぎはほとんど起こらず、冷静で深い議論、政党批判など政党や派閥にとらわれない審議を行う。元老院議員に選ばれる人間は他にも職がある者が多いので、元老院議員に任じられた間は本職を休む事がある。休職できない場合もあるので、その場合は正当な理由であれば毎日登院しなくてもよいとされている。
元老院はその性質上、全体的に保守的であり、改革を遅らせる原因のひとつであるとしばしば指摘される。これまでに2度大きな改革が行われ、1度目には職能代表議員制度、2度目には公選議員制度が定められたものの、依然として保守的であることに変わりはない。現在の政府は、公選の議員を安易に増やすことは、公議院の下位互換になってしまう可能性があるとして、互選議員(職能代表議員)を暫時増やしていく方針を取っている。
元老院は演壇を中心に扇状に議席が広がっており、演壇の後ろには洋風の装飾が施された御簾があり、御簾の向こう側に玉座が置かれている。
元老院議員
元老院議員(元老院議官)は定数が220名であり、200名が非公選、20名が公選議員で構成される。公選議員は550万人の国民から1人の元老院議員を選出する。
- 神族議員
数えの20歳(満19歳)になった神族男子及び女子は神族議員として自動的に元老院議員となる。ただし神族が政争に巻き込まれることを防ぐため、また神族男子は軍人としての地位もあったことから、政争に巻き込まれるのを防ぐため、「軍人の政治不関与」のためにほとんど登院しない。議席は中央に位置する。任期は終身で歳費はない。 - 王族議員
耀王族のうち数えの20歳(満19歳)になった王族男子及び女子は自動的に元老院議員となる。王族議員は20歳になるまでに元老院議員となるか、軍人となるかを選び、どちらかにのみ勤める。また、耀国の選挙に立候補する選択肢もある。そのため神族議員とは異なって日常的に登院し、発言、票決を行う議員が多い。神族に準ずる扱いを受ける王族議員の議席は中央に位置する。任期は終身で歳費はない。 - 勅撰議員
国家に勲労があり、学識のある数え25歳(満24歳)以上の男女から内閣が輔弼して大祝が任命する。官僚、宮中顧問官、財界人、大臣経験者、代議士経験者、元軍人、法曹、元国県市町村首長、会社社長や名族(名族議員)や芸術家、体育会、教育者(大学教授など)、民間人などから選ぶ。勅撰議員は元老院全議席の半分以上を占める。任期は定まっていないが、実際のところは7年に一度選定がされる。 - 互選議員
帝国学士院、帝国芸術院、大瑞穂体育協会、大瑞穂教育会、全瑞穂教職員組合、瑞穂労働総同盟、瑞穂経済聯盟会などの会員が数え25歳(満24歳)以上の男女をそれぞれに互選して内閣に提出、内閣が輔弼し大祝から任命される。互選団体の指定は内閣によって行われる*2。任期は定まっていないが、実際のところは7年に一度選定がされる。 - 公選議員
全国区制によって国民が直接選出する公選の議員。1940年に10議席設けられ、2000年議員法改正では20議席に増やされた。7年に一度は必ず全部改選することとなっており、原則、勅撰議員や互選議員の改選に合わせて選挙が行われる。政府および元老院は、公議院との差別化がはかれないという理由から公選議院をこれ以上増やすことには慎重であるが、主に革新政党からは改革案が提示されている。
元老院院内会派
元老院には、建前上政党が認められていない為、政党よりも緩い集まりの会派が存在する。これらは必ずしも意見を同じくしたものが集まっている訳ではなく、現時点で党議拘束を設ける憲政会以外の会派では親睦会としての活動が主となっている。
会派名 | 補足 |
---|---|
黎明会 | 名家の保守系会派。 |
憲政会 | 名家の会派。党議拘束があり、団結力が強い。保守系。 |
攻学会 | 学者や法曹の会派。現存する最古の院内会派。 |
丹頂会 | 社長や実業家の会派。旧丹頂会と旧経済研究会が合流。 |
硯友会 | 芸術家の会派。 |
進士会 | 官僚系勅選議員の会派。保守系。 |
交友会 | 官僚系勅選議員の会派。革新系。 |
庚辰会 | 1940年、庚辰(こうしん)に結成。勅撰議員による会派。革新系。 |
自治倶楽部 | 各国県首長経験者の会派。 |
為公会 | 保守系公選議員の会派 |
体育議員団 | 体育議員の会派。 |
瑞穂社会同盟 | 革新系公選議員の会派。 |
無所属 | どこにも属さない議員。正副議長及び神族議員、王族議員は無所属。 |
計(定数) | ㅤㅤ |
元老院改革
元老院は、これまでに主に二度の改革を行ってきた。一度目は職能代表の導入、二度目は民選議員の導入である。設立された当初の元老院は、楓国の貴族院をモデルとしており、階級別議会の要素が色濃かった。天正に入り、民主主義への関心が高まると、民衆からの要求として、また革新派元老院議員からの声として、元老院改革が叫ばれるようになった。この改革の流れは、現在まで継続しており、二度の改革に加えて、次の改革を求める声が上がり始めている。民主自由党を初めとする野党は、まずいわゆる名家から元老院議員を任命するのをやめることや、民選枠を増やすことを主張している。しかし、現在の政府与党は民選枠を増やし単なる民選議会になることは両院制の意味が薄くなってしまうとして、慎重な姿勢を示している。その他、社会大衆党は、元老院の凍結を、瑞穂共産党は、元老院そのものの廃止を求めている。
元老院歴代選挙
関連項目
関連項目
地方 | 地方区分 - 信京府(守矢京 - 左京郡? - 右京郡? - 居下郡? - 東亜郡 - 宮門郡? - 錦織郡? - 富兵郡?) - 耀国 - 祝部県? | |
---|---|---|
地理 | 架創遺産 - 国宝 - 神社(神宮) - 城郭 - 寺院 - 御殿 | |
歴史 | 国史 - 元号 - 耀王国 - 近衛京? - 安曇京? - 近衛幕府? - 木曾幕府? - 仁政維新? | |
政治 | 大祝 - 神室 - 王室 - 五官祝(神長官 - 禰宜大夫? - 権祝? - 擬祝? - 副祝?) - 政府 - 内閣 - 枢密院 - 議会(元老院 - 公議院) - 五官会議 - 裁判所? - 政党 - 官軍 - 陸軍?(憲兵? - 近衛師団?) - 海軍? - 海軍航空隊? - 空軍? - 海上保安隊? | |
組織 | 文部省? - 宮内省?(陰陽寮) - 神祇省? - 官立星学技術研究所? - 瑞穂専売公社? | |
経済 | 束 - 国立銀行? - 観光? - 企業 - 宇宙開発? - 発電所 - 鉄道? - 航空 | |
社会 | 瑞穂語 - 法令(憲法) - 学校 - 人物 - 栄典 - 神道? - 各種年齢? | |
体育 | 体育 - 大瑞穂体育協会 - 大瑞穂聯体委員会? - 瑞穂蹴球軍 | |
文化 | 神宮競技大会? - 文部省美術展覧会? - 神長官競書大会? - 官立高等学校柔剣道大会 - 名族協会? - 瑞穂赤卍字社? - 公議院書籍館? - 帝国図書館? - 東洋競技大会? | |
その他 | 架創国家連合(INC) - 瑞穂・ルイス宇宙機関 - 防衛聯合演習- 創作メンバー - 画像フォルダ - 関連項目 | |
清洲国 | ||
---|---|---|
国家 | 清洲国 | |
地方 | 地方区分? - 建京特別市? - 恵州特別市? - 龍河省? - 白山省? - 錦濤省? - 景徳省? - 董園省? - 馬公省? - 高隆省? - 江原省? - 彊化省? - 康安自治省? - 阿蒙省公署委員会? - 嶺北州 | |
地理 | 天地壇? - 革命烈士廟? - 建京神廟? | |
歴史 | 歴史? - 思華民国軍政府 - 思華民国革命政府? - 徳丹聯盟自治政府? - 松韻洞政務委員会? - 董園自治政府? - 高隆自治政府? - 馬公聯合委員会? | |
政治 | 執政 - 参議府? - 国民会議?(国民会議全国委員会 - 国民会議中央選挙委員会?) - 国務院? - 立法院 - 監察院? - 法院? - 政党(清洲国新民会) - 国軍(陸軍? - 海軍? - 空軍? - 憲兵?) - 先鋒隊(本隊? - 水師? - 飛行隊? - 侍衛処? - 中央倶楽部?) | |
経済 | 清洲国束? | |
社会 | 人物 - 法令 - 清洲国約法 - 清洲国政府組織法? - 清洲国組織法? - 嶺北州基本法 | |
文化 | 清洲国体育聯盟? -足球清洲国代表? - 清洲国紅卍字会? - 清洲国煙酒総公司? | |
行事 | 清洲国全国運動会? - 清洲国教育部芸術展? - 東洋競技大会? | |
その他 | 架創国家連合(INC)- 画像フォルダ - 関連項目 | |